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2025年
2025年8月号特集論文「ひきこもりの長期・高齢化と家族への支援―ひきこもりつつ豊かな人生を」を読んで
ひきこもり実態調査で本人(145名)と家族(466名)の調査をしていますが,本人調査と家族調査に重なりはあるのでしょうか.
ひきこもりが長期化して高齢化している実態を知りました.就労自立を目標にしないで,その人の生き方を支援するというのは,大切なことだと思いました.実際にそのような支援活動も行われていることを知りました.しかし,なかなか支援が届いていない人が多いことは,問題だと思います.まわりの人もそういう実態を知って,地域で支援していくことも大切だと思いました.
(岐阜支部・太田和子)
2025年1月号特集「フリースクールを考える ー公教育制度のゆらぎと生きる・育つ権利」を読んで
全体としては、フリースクールを子どもの居場所づくりという視点からとらえた記事が多く、現状の学校教育になじめない子どもたちがいるという事実をみれば、これはもちろんその通りで、この点に、フリースクールがもつ大きな意義がある、ということは疑問の余地はないと思う。 同時に、フリースクールをオルタナティブ教育の一翼を担うものとしてとらえるならば、フリースクールにおける教育を学校教育として認めることと、法令によって担保されている学校教育との関係が問われる等の課題があるように思う。 そして、これらのことを含めて、今回の特集は、フリースクールの問題を考えることが、通常の学校のあり方を問うことにつながらざるを得ないという思いを強くもった。ぜひ、本特集に続く特集の企画をお願いしたい。 (千葉支部・尾高進)
jjs/readerscomments2025.1761707606.txt.gz · 最終更新: 2025/10/29 12:13 by sasakuramariko