statement:20230803stateatom
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声明
「ALPS処理水」の海洋放出は許されない
私たちは、東京電力福島第1原子力発電所の事故(2011年)やスリーマイル島事故(1976年)やチェルノブイリ事故(1986年)などの重大事故について、人為ミスや自然災害に起因する事故の原因を科学的に究明し、事故防止の教訓を明らかにしてきました。同時に、国と電力会社の原発推進策の誤りを批判し、責任を追求してきました。しかし、国は、1953年の国連におけるアイゼンハワー・米大統領の原子力平和利用の演説を受けて、「原発安全神話」を形成しながら、科学者や住民の声を聞くことや、科学的な説明もしないまま、国策の名で原発推進の道を暴走してきました。
ここで原発安全神話とは、5重の壁という「多重防護」やIAEA(国際原子力機関)による「深層防護」を指しますが、それらは、「万が一にも起きない」とされていた重大事故が米国・ソ連・日本で起きた現実によって、完全に崩壊したはずでした。すなわち、重大事故により放射性物質が環境に放出され、生命体は被ばくし、直接・間接に死傷しました。原発の危険性は、原子爆弾と同様に、放射線に起因することが明らかになったはずです。
statement/20230803stateatom.1694054237.txt.gz · 最終更新: 2023/09/07 11:37 by mikasatoshiya