statement:20220311ukraine_aichi
見解・声明など » ウクライナ侵攻への声明 | PDF
ロシアによるウクライナ侵攻に抗議します
去る2022年2月24日、ロシア軍がウクライナへの軍事侵攻を開始しました。現在もウクライナでは、ロシア軍が市民の住居やインフラ、公共施設への激しい攻撃を続けており、多くの罪のない人たちが死傷すると共に、暖房や食事などの人々の最低限の生活基盤が破壊されて人道的危機が広がっています。
ロシアは国際連合において、「国際の平和及び安全の維持に関する主要な責任」を負う安全保障理事会の常任理事国を務めています。そのロシアがウクライナの主権と人々の平和のうちに生きる権利を侵害したことは許されません。ロシアは直ちに軍事作戦を中止し、ウクライナ領内から軍を撤退させなければなりません。
また、プーチン大統領は核兵器の保有を誇示し、その使用を示唆したと伝えられています。これはウクライナ人とロシア人自身を含む全人類への挑戦であり、唯一の戦争被爆国でもある日本にいる私たちは、これを絶対に許すことはできません。
私たちは、日本をはじめとする国際社会の各国に対して、平和的手段によってロシアによる軍事侵攻を終結させるよう、全力をあげることを求めます。
2022年3月11日
日本科学者会議・愛知支部幹事会
statement/20220311ukraine_aichi.txt · 最終更新: 2023/04/13 19:35 by michinobumaeda