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--- statement:20211228scj [2023/03/26 09:21] – michinobumaeda
+++ statement:20211228scj [2023/04/13 19:31] (現在) – [6人の日本学術会議会員候補をすみやかに任命することと、日本学術会議法を「改正」しないことを求めるアピール] michinobumaeda
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 ====== 6人の日本学術会議会員候補をすみやかに任命することと、日本学術会議法を「改正」しないことを求めるアピール ======
-<html><div style="text-align: right;">
+<HTML><div style="text-align: right;">
 日本科学者会議幹事会<br>
 年12月28日
-</div></html>
+</div></HTML>
 日本学術会議が2020年8月31日に推薦した会員候補のうち6人の任命を、菅義偉・前首相が拒否してから1年が経過しました。この間、日本学術会議が推薦したにもかかわらず会員に任命されない、という違法な状態が続いています。そのため、日本学術会議は会員の定数を満たさず、当該領域の研究者が欠けた不正常な運営が続いています。
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   - 6 人の任命拒否をただちに撤回し、すみやかに任命すること。
   - 6 人を任命拒否した理由を説明すること。
-  - 日本学術会議の独立性を否定し、日本学術会議の基本的性格を変質させることに
+  - 日本学術会議の独立性を否定し、日本学術会議の基本的性格を変質させることにつながる、日本学術会議法の「改正」を行わないこと。
-つながる、日本学術会議法の「改正」を行わないこと。
-<html><div style="text-align: right;">
+<HTML><div style="text-align: right;">
 以上
-</div></html>
+</div></HTML>
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 ===== 日本科学者会議幹事会アピール「6人の日本学術会議会員候補をすみやかに任命することと、日本学術会議法を「改正」しないことを求めるアピール」への賛同署名に寄せられたメッセージ =====
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 教育（教育基本法）と学問（日本学術会議法）は戦後日本の国家の在り方（日本国憲法）を根拠づける礎として成り立っている．教育基本法はすでに全面改定され，憲法の改定（改憲）攻勢が加速される中で，学術会議会員候補任命拒否の理由説明すらなされず何一つ解決を見ていないだけでなく，学術会議法の改定が検討される状況が進んでいる．これらの違憲・違法状態を速やかに解決することこそが政府の責任であると考える．
-１．任命拒否は時の政権が行った，国家権力による一方的な現状変更である．このことは，非民主的な行為に値する．
+  - 任命拒否は時の政権が行った，国家権力による一方的な現状変更である．このことは，非民主的な行為に値する．
-２．最大の問題点は，任命拒否理由を明らかにせず，その経緯についても説明がないことである．
+  - 最大の問題点は，任命拒否理由を明らかにせず，その経緯についても説明がないことである．
-３．日本学術会議が創設された意義を改めて認識することが重要である．
+  - 日本学術会議が創設された意義を改めて認識することが重要である．
-４．科学者と対峙し議論することが重要であり，何もせず排除することは，結局は国家の歩みを妨げることに繋がりかねないものである．
+  - 科学者と対峙し議論することが重要であり，何もせず排除することは，結局は国家の歩みを妨げることに繋がりかねないものである．
 日本学術会議は，日本の朝鮮・中国をはじめとする侵略戦争の反省に立って設立されたものと考えます．市民社会や地域社会，また国際社会との対話，交流などを担い，学術振興を推進する役割を担っています．しかしながら近年，日本の学術研究における状況は予算的にも乏しく，とくに若い研究者たちが展望を持てないのではと危惧します．
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 アピールに賛同し内閣総理大臣に次のことを求めます．
-１．６名の会員候補者について速やかに会員に任命すること．
-２．６名の任命をしなかった経緯と判断過程を明らかにし，国民に対する説明責任を果たすこと．
+  - ６名の会員候補者について速やかに会員に任命すること．
-３．日本学術会議を所轄する者として，今後，同会議の独立性と自律性を尊重し，その侵害となるような会員選任過程への介入をしないこと．
+  - ６名の任命をしなかった経緯と判断過程を明らかにし，国民に対する説明責任を果たすこと．
+  - 日本学術会議を所轄する者として，今後，同会議の独立性と自律性を尊重し，その侵害となるような会員選任過程への介入をしないこと．
 政府の意のままにしようとする越権行為は許せません．理由を説明できない違法行為はすぐ改めて下さい．