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jjs:readerscomments2024 [2024/05/09 21:45] – 作成 mikasatoshiyajjs:readerscomments2024 [2025/03/05 11:58] (現在) naganoyatsuhisa
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 ====== 2024年 ====== ====== 2024年 ======
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 +<h2>2024年11月号特集論文「近畿地区と滋賀県内のPFAS汚染」を読んで</h2>
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 +大阪府の黒さ(汚染状況)にびっくりしました。岩出市は、紀ノ川を水道水源にしているのでは無い珍しい自治体なのに紀の川市と同レベルという理由が知りたいです。湯浅町とみなべ町には産廃残土置き場でもあるのかしら、と思いました。
 +また和歌山市に住んでいます。自宅も井戸水の方が美味しいし、夏には冷たく、冬は暖かいので使用していますが、これで良いのかなあ、と思っています。井戸水と水道水のどちらも使用可能です。どちらを使えばPFASの危険が減らせるのか知りたいのですがが、今回の特集では解決できませんでした。
 +インターネットで調べると、PFASは「98%は汚染源不明」と出てきます。私企業は“やりたい放題”、公営事業は“我関せず”という状態を少しでも動かさないといけないのでは無いでしょうか?今後も特集を企画してもらいたいと念じております。
 +(大阪支部・島影美鈴)
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 +<h2>2024年10月号<特集>大学教員・研究所職員の雇用と労働」全般について</h2>
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 +大学,小学校,研究機関等における雇用,労働条件の劣悪な現状がよく理解できた.ただ,このような事態を生じさせてきた,貧弱な日本の教育財政・施策について,1本論説がほしかった.他の号で特集されてきたかも知れないが,こうした簡潔な論説が併読できれば,本号の訴求力がより深まったのではなかろうか.
 +(鹿児島支部・岡田猛)
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 +孫が大学進学をするタイミングのこの特集を目にした.大学教育の実情・問題点を知ることができ,市民読者にも有意義な特集であった.
 +(沖縄支部・富本盛彦)
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 +<h2>2024年10月号金井保之「理化学研究所における雇用と研究 ―使い捨てられる研究者・技術者」を読んで</h2>
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 +科学研究は,行う前から結果がわかっているものではない.結果がわかっていたり,予想が可能であったりすれば,科学研究をする意義は大きくしぼんでしまう.どうなるか予想できないのが科学研究である.
 +そうであるなら,時間で簡単に区切ってしまうような科学研究は本物ではないはずである.任期制は,科学研究を阻害するものである.
 +(三重支部・菊谷秀臣)
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 +<h2>2024年10月号川中浩史「産業技術総合研究所の雇用と人材育成 ―科学技術立国を目指すイノベーション」を読んで</h2>
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 +産総研での取り組みは注目すべき面がいろいろある.とりわけ不安定雇用の弊害を除去するために常勤の正規職員として採用されるということだが,これは極めて大切に思われた.
 +研究者が研究成果を上げるためには,金・暇・自由,そして安定が求められる.ただ資金が潤っているというだけで研究成果は上がらない.今後の産総研の発展を見守りたい.
 +(三重支部・菊谷秀臣)
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 +<h2>2024年10月号「若手たちの沈黙 ―若手女性研究者としての経験から」を読んで</h2>
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 +古い私たちの世代が若手研究者のころは,集まって,言いたいことを言っていましたが,だんだんタコツボ化とか言われるようになり,分断や孤立が進んできたのかと思いました.私の勤務していた条件の悪い私大で残っている若い研究者は,上のいうことにじっと耐え忍んで,生き抜いているように感じます.「おわりに」にあるように,若手研究者の方々が手を取り合って,問題解決に向っていって欲しいと思います.
 +(岐阜支部・太田和子)
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 +<h2>2024年6月号特集「環境アセスメントはどうあるべきか」を読んで</h2>
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 +京都支部では毎月1回,『日本の科学者』の読書会を行なっている.7月23日実施の読書会で以下の感想が出された.
 +小島論文:この読書会では,p. 3 の「図1 環境影響評価法に基づく手続き」について議論がされた.準備書や評価書への説明会において,住民側から強い意見が出た場合,その意見がどのように反映されるのか,また,フィードバックの過程は描かれていないが,例えば,事業者や自治体とは異なる第三者機関に評価を委ねるようなシステムはないのかが疑問点として挙げられた.また,他の諸国でのアセスメントはどのように行われているか,世界標準のアセスメントはどのようなものかという質問があった.
 +桜井論文:沖縄問題への国民・研究者・メディアの関心の向け方と問題性の理解,共感的行動への不信・不満がきこえます.・上間陽子氏の(教育学者・沖縄在住・在職)「・・・この国は私たちを守らない.そしてあなたは今日も沈黙している」(京都新聞24.7.17)の記事もあるが,胸が痛いです.
 +夏原論文:夢洲は可燃性ガスの噴出だけでなく,地震による津波対策の不十分さなど,不特定多数の人を招くには,安全性に問題のある土地ではないか.原状回復に30年かかる事業を実施するほどの意義があるのか.環境影響だけでなく,経済性やインターネット時代における開催意義など,どこから見ても開催はおかしい.海外の環境アセスメントの事例の調査の必要がある.
 +(京都支部・左近拓男)
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 +<h2>2024年6月号特集論文夏原由博「2025大阪・関西万博の環境アセスメント」を読んで</h2>
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 +著者は,万博のテーマ「いのち輝く未来社会」との対比で,会場となった夢洲の環境アセスメントの経緯と問題点について解説した.(1)大阪湾の生物環境の重要性とその軽視,(2)夢洲選定とその環境アセスメントの法律要件遵守の杜撰さ,(3)夢洲再生に向けた方策の3点について,大変分かりやすく書かれている.(1)では,大阪湾の埋立の歴史まで遡って,夢洲一帯が希少鳥類にとっていかに重要な水辺を提供していたかが述べられている.(2)では,安倍政権下で政治と経済優先で強引に万博会場が決められた経緯とそのためにアセスメントの手続きがないがしろになった様子がよく描かれている.(3)では,著者が会長を務める大阪自然環境保全協会が,独自に夢洲の生物を調査したうえで,独自の環境影響評価準備書を作成した内容が説得力を与えている.単に批判するだけでなく,環境負荷をできる限り軽減し,万博終了後の夢洲再生プランまで提案している点が好ましく感じた.
 +(京都支部・前田耕治)
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 +<h2>2024年4月号 藤井正希「多文化共生社会と平和主義(憲法9条)の関連性に関する研究―群馬県に住む外国人労働者を通して考える」を読んで</h2>
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 +今後日本も移民を受け入れていく国になるべきだという方向性には賛成します.しかし,日本人に対するアンケートにもあるように,国民がそれを受け入れられる体制を作っていくのが大変だと思います.これまでのように安い労働力として使っていくという受け入れ方では問題が起こってくると思います.
 +海外協力に行った経験では,JICAの職員は,国際協力を通して平和貢献していくという意識を強く持っていることを感じました.
 +(岐阜支部・太田和子)
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 +少子高齢化,労働力問題が深刻で日本の人口が減少していることが外国人の労働力を必要としていることは事実です.そしてこの傾向はますます強まることでしょう.そうなれば,当然多文化の許容ということになります.私たちが外国人と平和な関係になるのはこれからも重要な課題です.
 +このための9条の役割が大きいことを本論文は指摘しています.それなら9条はこういうことにどう関連しているのでしょうか.私は著者が言おうとしていることが外国人に対する尊敬の念ではないかと思われてなりません.
 +尊敬の念なくして,外国人の外国人労働者に対する問題点の解決はなされないでしょう.
 +(三重支部・菊谷秀臣)
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 +<h2>2024年3月号特集「遺伝子操作の生物学とその社会的実装」を読んで</h2>
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 +京都支部では毎月『日本の科学者』の読書会を開催している.4月例会が4月23日に開催され6名が参加した.以下,読書会での議論の様子を紹介する.
 +久米鏡花氏の論文 "生物のもつ力を活用した遺伝情報の操作技術"では,遺伝子操作の基礎についてわかりやすく解説している.最近の進展で様々な手法が急速に確立してきていることが分かる.遺伝子組み換えの技術の発展の流れとゲノム編集との関連はどうなのか.今後の発展にも期待したい.
 +楠見健介氏の論文"植物・作物を対象とした遺伝子操作"によると,天然の場合でも突然変異は起こるが,食物となる穀物や果実でゲノム編集によってどの程度突然変異の確率が変わるか数値的・統計的な解析も欲しい.今回の話は高校生の息子に聞きながら理解しようとしたが,なかなか奥が深い.高校レベルの生物でも,ゲノムのテーマは,かなりやっているようだ.
 +椿真一氏の論文 "遺伝子組換え農作物の拡大の問題とオルタナティブ"では,質疑の論点として,(1)遺伝子組換えと残留農薬の危険性の区別,(2)GM食品の安全性の科学的,医学的判断と政府・消費者庁の規制の根拠の関係,(3)食品表示制度の義務表示と任意表示の基準の妥当性,の各点が提起された.参加者からは,遺伝子組換え自身が食品として直接は影響しないが,長い年月による影響は未知の部分があるという意見が出された.
 +(坂本宏・京都支部)
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 +私は遺伝子操作が作物に与える影響について以前より関心を持っていたが,なぜか他の課題のため永らく忘れていた.今回の特集が私にその警告を示しているように思い少し勉強した.私の専門分野から遠く理解がすすまなかったが,「図形雑学」の援助で少し前進したのでここで報告する.遺伝子操作といっても私の関心は遺伝子操作組み換え農作物だが,それが人類に与える悪い影響が意識の根底にあり漠然とした不安がいまだにつづいている.多くの報告者もこの問題を意識的に追求していてほっとした.しかし決定的な事象はいまだ登場していなく,むしろ研究が大きく変化し今では大学の卒論にも登場するといった勢いのようである.問題が顕在化してももはや食い止めることは不可能な情勢のようである.この技術はアメリカを中心に進められているが,非遺伝子組み換えトウモロコシを確保するJA全農の取り組みなどが希望を与える取り組みではと思う.また医学への取り組みも進んでいるようで難病の解決などに応用できれば少しは前向きにとらえられるように思われる.科学技術の発展が人類の幸せとどうかかわるのか,核兵器の問題と同種の課題をもたらしているように思う.
 +(垣内伸彦・愛知支部)
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 +<h2>2024年3月号 伊佐智子「日本における人工生殖技術(ART)の実状とその社会的意義―公平な評価の必要性と適切な少子化問題解決策」を読んで</h2>
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 +確かに生殖補助医療は少子化対策としては有効ではないと思います.しかし,子供のできにくい夫婦が自分の子どもを持ちたい願いは強くあると思うので,経済的負担を減らすために保険適用することは賛成できます.この論文にもあるように,成功率が低いとか,先天異常が起こりやすいことは,きちんと説明する必要がありますし,そういう情報を発信していかなくてはいけないと思います.若い人たちに生殖可能期間のこととか健康に生活する大切さなどは教育していく必要はあると思います.しかし,社会のために自己実現をあきらめて子どもを産めと強制はできないでしょう.若くても結婚して子どもを育てられる経済的な基盤や制度を整えることが大切ではないかと思います.
 +(太田和子・岐阜支部)
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 <h2>今後の特集について</h2> <h2>今後の特集について</h2>
jjs/readerscomments2024.1715258724.txt.gz · 最終更新: 2024/05/09 21:45 by mikasatoshiya

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