<扉のことば>戦後の科学者運動と日本科学者会議
川崎健 3
<特集>すばる望遠鏡
ビッグサイエンスとしてのすばる望遠鏡 関口和寛 5
近赤外線カメラCISCO による成果−ビッグプロジェクトへの大学からの参加 岩室史英 10
ビッグサイエンスと広報活動−すばる望遠鏡を例に 渡部潤一 15
女性科学者から見た天文学とすばる望遠鏡 林左絵子 20
<談話室>フィンランドの国歌によせて 村田静子 26
日本学術会議の改革審議 浅見輝男 28
日本学術会議と科学技術政策 池内了 33
事例研究−千葉県銚子における廃棄物処分場(管理型)問題 戸石四郎 37
<読者のひろば>爽論騒論
原発の廃熱は地球の平均気温を上げるか 増田善信 25
<本>『環境展望1999−2000 環境保全型社会への日本の選択』 石神正浩 42
『臓器交換社会−アメリカの現実・日本の近未来』 黒須一恵 42
『日の丸・君が代 50問50答』 久保富三夫 43
『共同研究 広島・長崎原爆被害の実相』 糸魚川淳二 43
<科学者つうしん> 44
<扉のことば>富の蓄積と貧困の蓄積 豊田尚 3
<特集>国立大学の独立行政法人化
<座談会>国立大学の独立行政法人化−国家改造への道− 市橋克哉/山口和孝/上杉三
郎/野村康秀/(司会)五十子満大/(記録)北山雅昭 4
独立行政法人化をめぐって−その本質とねらい− 岩田進午 20
<談話室>絵画を趣味として 若松倫夫 26
日本学術会議50年:歴史的分析の一視点 中塚明 28
東海村核燃料工場(JCO)の臨界事故について 舘野淳・野口邦和 33
よく学び、よく語り合った日本科学者会議1999夏の学校in横浜−60人こす参加で成功
実行委員会 38
<本>木畑洋一編『グローバリゼーション下の苦闘
21世紀世界像の探究』 北村治43
三羽光彦著『六・三・三制の成立』 森透 43
<科学者つうしん> 44
沖縄普天間基地移設に関する声明 日本科学者会議 25
1999年度日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ48
<扉のことば>・希望語れる教育へ 三上満 3
<特集>新しい世代の可能性−21世紀の子ども・青年
21世紀の教育制度と研究課題−転換期にたって 三上和夫
5
子ども・学校・地域−子育て・教育の実践と提言 中野照雄 10
「13歳論」からみた将来社会 村瀬学 15
教育と世代間関係の問題 藤本卓 20
<談話室>スウェーデンに暮らして 松田正久 30
<単発論文>悪法研究−平成の建築基準法改正ラッシュがもたらしたもの 菅野庄一 25
アジア地下水ヒ素汚染調査−NGOの救援活動と専門家集団の役割 柴崎達雄・吉村尚久 32
<第17回九州シンポジウム報告より>諫早湾潮止め後の水域環境の変化
東幹夫 37
<本>食糧政策研究会編『WTO体制下のコメと食糧』
山田定市 42
大日方純夫・山田朗・山科三郎・石山久男著『君たちは戦争で死ねるか−小林よしのり『戦争論』批判』 笹田茂樹 42
蔦川正義・久野国夫・阿部誠編『ちょっとまて公共事業−環境・福祉の視点から見直す』 中嶋信 43
菅野礼司著『科学は「自然」をどう語ってきたか−物理学の論理と自然観−』 小森田精子 43
日本科学者会議創立35周年記念若手研究者懸賞論文募集について
48
科学者つうしん 44
<扉のことば> 湿地の自然環境保全 佐々治寛之
3
<特集>消費者の権利と消費者運動の現在
「消費者宣言」と消費者運動の歩み 久保田裕子
5
消費者運動の現状と今後の課題 日和佐信子 10
消費者の権利と法制度改革 近藤充代 15
食品安全確保のための新しいアプローチ 神山美智子 20
<談話室>閑窓漫語−−混沌の中で 中野藤生 24
<単発論文>生態学からみた遺伝子組み換え作物
大竹昭郎 26
行政の提案する新たな廃棄物処理の方向は何をもたらすか 多羅尾光徳 31
国立大学の定員削減と事務組織の一元化−独立行政法人化との関連を含めて 水野浩雄 36
<読者のひろば>爽論騒論 民科の教訓と科学者会議 志岐常正 41
<本> A.シュネイバーグ/K.A.グールド著(訳者代表:満田久義)『環境と社会−果てしなき対立の構造』
北山雅昭 42
工藤晃・大森昌衛・牛来正夫・中井均著『新版 議事堂の石』 糸魚川淳二 42
北村実著『価値論の視座』 碓井敏正 43
松橋桂子著『楷書の絶唱 柳兼子伝』 川口祐二 43
<科学者つうしん> 44
創立35周年記念若手研究者懸賞論文募集 30
UNESCO、WFSW (世界科学者連盟) など主催 国際シンポジウム「科学、社会そして人権」
参加募集 48
<扉のことば>地域の未来と文化財保護 田中義昭
3
<特集>大学院はどこへ?
大学院教育の課題と展望 細井克彦 5
大学院の現状と課題−−千葉大学大学院の場合 河合秀幸 10
大学院生の学力問題 松山春男15
「留学生10万人計画」の現状と課題 秋山邦裕
20
<談話室>分会シンポジウムで聞いた「五日市憲法」の話
浦崎黎明 26
<単発論文>
<'99 北海道科学シンポジウム報告より>
遺伝子組替え食品の安全性論争 大澤勝次 28
遺伝子組み替え作物の開発推進論拠の批判的検討−−「食料増産=飢餓克服」論とバイオ
テクノロジーの可能性 久野秀二 33
「国民国家批判論」の提起から何を学ぶか−−特集「国民国家論の現状とその批判」を読
んで 佐久間正 38
<本>米澤貞次郎、永田親義著『ノーベル賞の周辺
福井謙一博士と京都大学の自由な学
風』 尼川大作 43
樽谷修・本間慎編『検証「環境ホルモン」』
片山洋子 43
平和と民主主義の希求・確立を逆行させる「国立大学の独立行政法人化」に強く反対する
(声明) 平民研連幹事団体会議 25
日本科学者会議創立35周年記念若手研究者懸賞論文募集について
48
科学者つうしん 44
<扉のことば>・ヴァーチャル・リアリティ(仮想現実)とメディア・リテラシ(媒体解読力) 風呂本武敏
3
<特集:グローバル・スタンダードの光と影>
・可能性としてのグローバリゼイション−グローバリゼイションをどう受けとめるか 碓井敏正 5
・金融業のアメリカンスタンダード批判 高田太久吉 10
・経営のグローバルスタンダード−会計ビッグバンと日本的経営システムの変容 小栗崇資 15
・「競争法の」のグローバル化−アメリカ・モデルの国際化とその限界 土田和博 20
<談話室> ・子育てをめぐる発達環境−変わる保育政策のなかで 金田利子 30
<単発論文> ・日本国憲法が描く「この国の形」 和田進 25
・<第19回環日本海シンポジウムム報告より>コミュニティ形成のエートス−戦前期・金
沢市方面委員の実践から− 橋本和幸 32
・「独立行政法人会計基準」の問題点 野中郁江 37
<本>・二宮厚美著『現代資本主義と新自由主義の暴走』 船越勝 42
・玉川寛治著『『資本論』と産業革命の時代−マルクスの見たイギリス資本主義−
』 中山章 42
・舘野淳著『廃炉時代が始まった−この原発はいらない』 草刈英榮 43
・岡田良之助・伊原陽子訳、笠原十九司解説『南京事件の日々−ミニー・ヴォートリンの日記』 伊藤隆 43
<科学者つうしん>
2000年7月号 (Vol.35 7 通巻390号)
<扉のことば>・映画誕生 100年からさらに新しい世紀へ−欧州連合EUの視聴覚産業振興
政策− 永冶日出雄 3
<特集:北陸地域の社会と自然保護>
・日本列島における大気環境の変化と地域植生に対する影響−北陸地方を一例として−
河野昭一 5
・福井県敦賀市「中池見湿地」保全の現状と課題
森透・笹木智恵子 10
・自然環境と文化遺産を破壊し、治水を混乱させる辰巳ダム建設計画 碇山洋 15
・「呉羽丘陵健康とゆとりの森整備事業」の問題点と富山市民 横畑泰志 20
<談話室> ・紀伊丹生川ダム建設事業を考える 石神正浩 30
<単発論文> ・<鹿児島支部シンポジウム報告より>水の中の目だたぬ生き物たちの価
値 佐藤正典 25
・<第17回九州地方区シンポジウム報告より>「ヨーロッパの周辺事態」としてのコソボ
紛争−NATO空爆の正当性をめぐって− 木村朗 32
・原子力産業における安全確保 浅見輝男 37
<本>・小嶋昭道著『教育科学研究の根拠』 志摩陽伍 42
・大学非常勤講師問題会議編『大学危機と非常勤講師運動』 三輪定宣 42
・牧柾名著『自分を生きる−子どもの権利条約を読む』 鈴木剛 43
・田口正己著『これからのごみ行政−環境先進国への途−』 北山雅昭 43
森喜朗首相の即時退陣を求める決議 48
<科学者つうしん>
<扉のことば> ・休みを取らない首相、組合のない警官 小野理子 3
<特集:戦争論の現在>
・日本の軍事大国化と戦争の新たな形 渡辺治 5
・近代日本と戦争の歴史 岡部牧夫 10
・『戦争論』と昭和天皇讃美の教科書の背後にあるもの 高嶋伸欣 15
・戦後ドイツにおける戦争をめぐる言説 北村浩 20
<単発論文> ・「核兵器撤廃への始動−新アジェンダ連合をめぐって 杉江栄一 25
<談話室> ・橦木講話という集まり 高橋博久 30
<単発論文> ・大学評価機構創設の問題点 三輪定宣 32
・今世紀最後の第13回総合学術研究集会を成功させよう 長砂實 36
・ビジネスモデル特許について 日本科学者会議特許庁分会 38
<本> ・『教員・公務員の業績評価制度を問う−東京都の人事管理制度とその実際』
二宮厚美 43
・『唯臓論』 糸魚川淳二 43
科学者をめぐる情勢と日本科学者会議第36期活動の進め方 日本科学者会議幹事会 44
国立大学の独立行政法人化に対する第二次見解 日本科学者会議 50
<科学者つうしん> 52
<扉のことば> ・普遍と個性−近現代日本教育史をつらぬく基本概念 武田晃二 3
<特集:生命倫理>
・遺伝子医療の生命倫理 森岡正博 5
・臓器移植を考える 倉持武 10
・医療側からみたインフォームド・コンセントの現状と今後の在り方−がん治療を中心に 城戸良弘 15
・バイオエシックスのゆくえ−情報ネットワーク社会における生命倫理の新しい課題− 板井孝壱郎 20
<単発論文> ・日本における生命倫理の課題−求められる公共政策に関する議論 黒須三惠 25
<談話室> ・台湾地震1年−そこから何を学ぶか 室崎益輝 30
<単発論文> ・<鹿児島支部シンポジウム報告より>自然環境と農業 萬田正治 32
・大垣女子短大解雇事件 山田秀樹 37
<本> ・日本科学者会議大学問題委員会編『21世紀の大学像を求めて−競争・管理から共同・自治の大学づくりの提言』 岸本肇 42
・山内俊雄著『性転換手術は許されるのか性同一性障害と性のあり方』 河村重行 42
・子どもと教科書全国ネット21編『教科書攻撃のウソを斬る−「新しい歴史教科書をつくる会」がねらうもの』 船寄俊雄 43
・三国英実著『アジアの食料・農産物市場と日本−市場の国際化と食料・環境問題』 太田和宏 43
<科学者つうしん> 44
不公正で非民主的な選挙制度の改革を求める(声明) 平和と民主主義のための研究団体連絡会議第13回代表者会議 48
<扉のことば> ・男女共同参画その後 利谷信義 3
<特集:医療と薬>
・わが国の医療制度における医薬品をめぐる諸問題 上田広蔵 5
・医薬分業と薬剤師の役割 寺岡章雄 10
・日本で根拠に基づく薬物治療を行うには 浜六郎 15
・国民のための医薬品のあり方 小薮幹夫 20
2000年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項 25
<談話室> ・三人の恩師 後藤仁敏 26
<単発論文> ・河川事業の転換と住民運動−吉野川第十堰住民運動の意味− 中嶋信 28
・特許重視の時代と大学 日本科学者会議特許庁分会 33
・激甚災害と個人補償−この国と自治体は何のためにあるのか 出口俊一 38
<本> ・『薬の支配者』 池上幸江 43
・『遺伝子組み換え作物に未来はあるか』 生井兵治 43
<科学者つうしん> 44
第36期『日本の科学者』編集委員会の発足にあたって 48
<扉のことば> ・水俣病と国立大学の独立行政法人化 岩田進午 3
<特集:「食料・農業・農村基本法」の理念転換の行方>
・食料政策と国内農業 冬木勝仁 5
・デフレ時代の日本農政:新基本法の歴史的位置 玉真之介 10
・歴史の転換期における日本農法・日本農学 徳永光俊 15
・農村政策の政策体系としての評価−農村政策で農地を守ることができるのか 安藤光義 20
<単発論文> ・国立試験研究機関の独立行政法人化と研究条件 近藤輝男 25
<談話室> ・穏やかな挑戦 馬淵綾子 30
<単発論文> ・阪神・淡路大震災が問いかけた科学のあり方 室崎益輝 32
・災害法・災害対策をめぐる世紀末的焦点と21世紀災害法学 池田恒男 37
<本> ・山口英昌編著『最新 暮らしの中の環境問題Q&A−水・空気・食品・生活・健康』 飯塚勝 42
・小山重郎著『害虫はなぜ生まれたのか−農薬以前から有機農業まで』 石栗義雄 42
・中塚明著『歴史家の仕事 人はなぜ歴史を研究するのか』 大日方純夫 43
・渡辺義晴先生追悼遺稿集刊行会編『しまなみを越えて−渡辺義晴先生追悼遺稿集』 鈴木剛 43
2000年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項(概要) 36
<科学者つうしん> 44
投稿規定 9
<扉のことば> ・右から左へ 一海知義 3
<特集:21世紀エネルギー問題を考える>
・21世紀におけるエネルギー政策の理念とシナリオ−持続可能なエネルギー構造の実現に向けて 和田武 5
・太陽・風力エネルギーでエコハウス居住実験 高木史人 10
・水素エネルギー社会に向けて 布田潔 15
・原子力発電と核燃料サイクルの現状と展望 岩井孝 20
<談話室> ・世紀末−夢と悪夢 堀孝彦 26
・原水爆禁止2000年世界大会・科学者集会 核兵器のない21世紀へ−科学者のイニシアチブを! 北村実 28
・世界科学者連盟第18回総会とシンポジウムの報告 西岡啓二 33
・NGOミレニアム・フォーラム−21世紀への課題 沢田昭二 38
<本> ・松竹伸幸著『「基地国家・日本」の形成と展開』 三村和則 25
・金子勇著『社会学的創造力』 浅野慎一 25
・参議院の選挙制度改悪に強く反対する 日本科学者会議常任幹事会 14
<科学者つうしん> 40
『日本の科学者』総目次2000年 44