高齢者・障害者の人権保障研究委員会

活動の計画・目標・行事など

「49・50・51期のおもな研究テーマや活動予定

当面は介護中心。

お知らせ

『介護福祉科学(仮)』の書籍作りを,若手を含めて進めています。

目次(案):
 1. 当事者はどう考えているか
 2. この科学のキーワードと統計指数
 3. 歴史
 4. 事例を通しての介護実践
   @重症心身障害者 A認知症 B難病 Cターミナルケア
 5. 介護過程と展開
 6. 政策 
   @制度 A財政 B人材養成
 7. 介護と文化

興味のある方は,ご連絡のうえ,研究会にご参加ください。
次回研究会
日時:3月4日(日)午後1時〜
会場:京都女子大学石田一紀研究室
連絡先:(委員長)藤本文朗 TEL 075-541-5270

最近の活動

『日本の科学者』2015年5月号(Vol.50 No.5)「科学者つうしん」〈委員会コーナー〉から

若手研究者をまじえて本づくり

この委員会は2011年6月号『日本の科学者』で特集「日本の介護の社会化を問う」に執筆した20代,30代,50代,70代の関西の研究者が中心になり,その年発足,数年かけて昨年秋に若手が中心になり,「未来につなぐ療育・介護労働―生活支援と発達保障の視点から」(クリエイツかもがわ)を出版した(学術書).

そして,この4月,これらのメンバーに医療関係者が加わり,教科書として「介護福祉学の招待―地球包括ケア時代への基礎資料」(クリエイツかもがわ)を出した.

関西レベルの人びと中心の委員会活動になりがちなので,全国レベルの活動として,この春「障害児の教育権保障と教育実践の課題―養護学校義務制実施に向けた取り組みに学びながら」(群青社,ISBN:978-4-434-20211-7)の学術論文集の出版にこぎつけた.

いずれも,発達保障の立場での本づくりに,この委員会の会員がかかわり,若い人びとが参加する本づくりである.

他の分野の科学と違い,この分野はJSAでなくては取り組めず,諸科学の協力なしに本づくりはできません.

来年,京都で行われる第21回総合学術研究集会では委員会主催のシンポジウムを行い,この分野の全国からの参加を期待したい.発表テーマなどありましたら,藤本(FAX075-541-5270)へ.今のところ「介護福祉への人材養成」が急務の国民的課題として考えている.一度他の委員会の活動に学び合う場を作ってほしい.
(藤本文朗)

「47・48期のおもな研究テーマや活動予定」

 介護労働者が200万人に達し、ハローワークでの求人は多くとも労働条件が悪く失業者も手を出さない状況のなか、さらに10年先には数十万人単位の介護労働者不足が予測される。高齢者介護の社会化、介護労働の社会化と人材育成に関して研究・検討をすすめる。(2011年7月)