昨年の学校教育法等の改訂により、この4月以降、各大学・短大・高専(以下単に大学)にはどのような変化が現れたのか、あるいは現れなかったのかが問われ、大学の管理運営のあり方がかつてなく深刻な問題を呼び起こしております。
今ほど、大学の「再生」ともいうべき本来の姿を取り戻し、大学関係者に課せられた社会的使命を果たすうえで、政府・財界の大学・高等教育政策に対する対抗政策を打ち出すことが求められている時はないといっても過言ではありません。国民の負託に応え、社会的責任を果たしていくうえで、大学が置かれている生の姿を客観的に明らかにし、実態を正確に把握することが必要です。
全国の大学が現在どのような状況におかれているのかについて、昨年度に引き続きアンケート調査を実施します。
今回のアンケートは、「即応版」と「詳細版」の2段構えで実施することとしました。「即応版」については、可能なかぎり速やかに対応していただき、「詳細版」については情報入手の手立てを講じていただく時間を考慮して年内または遅くとも来年1月初旬を目処にご回答ください。