岡山支部・緊急学習講演会「原発とエネルギー問題」
(岡山・倉敷市民会館 2F大会議室)
緊急学習講演会
「原発とエネルギー問題」
主催 日中友好協会倉敷支部・日本科学者会議岡山支部ほか共催
講師 野口邦和先生
日本大学専任講師、理学博士、研究者、日本科学者会議会員
(専門)原子力、放射線防御学、環境政策、その他著書多数
日時 2011年5月21日(土)
午後1時半から4時まで(講演は2時−3時予定)
場所 倉敷市民会館2階大会議室
震災発生からほぼ一ヶ月 原発はどうなるのか?
放射能の汚染がとうとう外洋へ流れ出しました。
何が起きているのか?
いつまでつづくのか?
「日本の原発は世界一安全」と公言してきたのにどうしたのか?
放射能は閉じこめることが出来るのか?
農業や漁業はどうなるのか?
原発がダメならエネルギーは大丈夫か?
東北の事故はこちらへも影響するのではないか?
お隣の中国の原発事情は?
−−−−−
「よもやま話の会」のお知らせ
テーマ:「錯体化学:色と左右の話」
日 時:12月7日(月)17:30〜18:40
場 所:岡山大学理学部1号館11講義室
講 師:小島正明氏
(岡山大学大学院自然科学研究科機能分子化学専攻)
金属錯体とは、金属イオンのまわりに、分子あるいはイオンが規則的に結合したものです。
金属に結合(配位)した分子、イオンは配位子といわれます。血液が赤いのも、植物の葉が
緑色であるのも、それぞれ鉄錯体およびマグネシウム錯体によります。このように、錯体は
私たちに身近な存在です。金属錯体の美しい色は人々の興味をひきつけてきました。また、
錯体の中には右手と左手の関係のように互いに鏡像の関係にあるもの(光学異性体)が存在します。
今回は、色と光学異性を中心にした錯体化学を紹介していただきます。
参加費無料です。
教員、学生、市民の皆様のご参加をお待ちしております。
問い合わせ:http://sky-geocities.jp/jsa_okayama/index.ht
−−−−−
日本科学者会議(JSA)第16回総合学術研究集会プレシンポジウム
「研究者の『権利・地位宣言』・『倫理綱領』」(案)の概要と作成の経過
広木 詔三 氏
(JSA権利問題委員会委員,名古屋大学大学院情報科学研究科 専門:森林生態学)
とき: 11月27日(月) 午後5時30分から6時40分
ところ:岡山大学農学部1号館1階 第3講義室
内容
近年、研究における捏造や技術上の倫理に関わる不祥事が目立っています。 しかしながら、「科学者の責任」に関する声明は、第二次世界大戦後まもなく、 世界科学者連盟が『科学者の憲章』の中で提起しています。戦争や大量虐殺や
原水爆の惨禍の反省にたったものです。ユネスコは1974年に「科学研究者の 地位に関する勧告」を出しています。日本学術会議も科学者の行動綱領を今年の10月に策定しました。
日本科学者会議は、権利問題委員会を中心として、研究者の権利と地位に ついての検討を行ってきました。今年(2006年)の第37回定期大会で、標記のタイトルが『案』として採択されました。その後、会の内外からさまざまなコメント
や批判をいただいています。それらのコメントに対する権利問題委員会の中間的なまとめも行っています。
『案』は、まえがきとしての「制定にあたって」、「研究者の権利・地位宣言」および 「研究者の倫理綱領」からなっています。来年(2007年)のJSA第38回定期大会で
正式に採択することを目指し、多くの支部や会員に討議していただくよう提起しています。その後も、会内外から多くの意見が寄せられつつあります。本例会では、 『案』について概説するとともに、これまでに寄せられた意見等を簡単に紹介し、
討論の素材にしていただければと思います。
−−−−−
第1部: 第116回生物資源化学特別セミナー
「ヒトゲノムにおける選択的スプライシング」
第2部: 男女共同参画セミナー
「男女ともに輝く大学を目指して」
講師:長浜バイオ大学バイオサイエンス学部
学部長 郷 通子 教授
日時;9月27日(月) 第1部 16:30-16:30/ 第2部 16:40-17:40
会場:岡山大学農学部 第1番講義室(I号館1階)
通常1つの遺伝子には1つのタンパク情報が記述されているが、ヒトをはじめとした高等生物では、1つの遺伝子に複数のタンパク情報が記述されていることがある。この仕組みには選択的スプライシングが大きく関わっている。真核生物の遺伝子には、タンパク質の情報が記述されていないイントロンという領域が存在する。特定のタンパク質の情報だけが記述されたmRNAが生成されるには、このイントロン領域を取り除くスプライシングという工程があるが、このイントロンの除去の方法が複数通りあることによって、複数のタンパク質が生成されることがある。この仕組みが選択的スプライシングである。
今回は、長浜バイオ大教授の郷先生にヒトノゲム解読から明らかになりつつある選択的スプライシングの仕組みをお話ししていただきます。第2部では先生が関わってこられた男女共同参画社会実現に向けた取り組みと課題をお話ししていただき、気軽に討論したいと考えています。
世話役:岡山大学大学院自然科学研究科
(兼担)農学部生物資源化学講座
微生物遺伝子化学分野 稲垣 賢二
岡山支部ホームページ
−−−−−
第22回日本科学者会議中国ブロックシンポジウム開催要綱
開催日:2004年 9月11日(土) 10:00-17:30
場所:岡山大学創立50周年記念館(岡山市津島中1-1-1) 2階 大会議室
参加費:無料(どなたでもご参加頂けます.ただし,準備の都合上事前に登録をお願いします.)
主催:日本科学者会議中国地区会議(岡山,広島,山口,島根,鳥取)
共催:日本科学者会議岡山支部 後援:岡山大学職員組合
シンポジウム:「大学の未来を拓く」
1)大学の法人化
教員の勤務形態について-裁量労働制だけが唯一ではない-(広島大・吉田 修 氏)
法人化で労働条件がどのように変わったのか(広島大・小笠原 亨 氏)
独法化後4年目の現実-(独)水産大学校の場合-(水産大・浜田 盛承 氏)
法人化と大学改革の課題-大学憲章作りを目指して-(岡山大・中富 公一 氏)
2)大学改革(学部・大学院改組、法科大学院、教育学部の再編 etc)
自然科学系大学院の改組計画について(岡山大・北村 修二 氏)
地方における法科大学院の役割(岡山大・岡田 雅夫 氏)
島根大学ロースクールの現状と課題(島根大・岡崎 勝彦 氏)
教育学部の再編(鳥取大・藤田 安一 氏)
3)大学における教育(学生の活性化、高校・大学連携、学力低下問題 etc)
学生を生き生きさせる授業および取り組み(愛媛大・和田 寿博 氏)
教育改善に学生の力を(岡山大・竹内靖雄氏)
スーパーサイエンスハイスクールの取り組みと高校・大学連携(岡山一宮高・進藤 明彦 氏)
新学習要領における高校化学教育の問題点(岡山朝日高・非常勤講師・東 俊一郎 氏)
日程:
10:00-10:05 開会の挨拶
10:05-11:20 特別講演:京都大学名誉教授,京都産業大学理学部教授
益川敏英氏「学問のタイムスケールを考える」
11:30-17:30 シンポジウム「大学の未来を拓く」(12:40-13:40 昼食、交流会:弁当代1000円)
18:00-20:00 懇親会(会費:3000円 岡山大学生協会館ピーチユニオン)
(連絡先:日本科学者会議岡山支部事務局 岡山大学 稲垣賢二 Tel&Fax (086) 251-8299)
問い合わせ&参加申込み先:日本科学者会議岡山支部事務局 岡山大学・院・自然科学 稲垣賢二
Tel&Fax (086) 251-8299 E-mail:kinagaki@cc.okayama-u.ac.jp
岡山支部ホームページ
−−−−−
日本科学者会議岡山支部大会と講演会のお知らせ
とき:6月14日(月)午後5時30分〜6時30分 よもやま話の会
午後7時00分〜8時30分 2004年度支部大会
ところ:岡山大学農学部1号館1階第2番講義室
★★★講演会(よもやま話の会)★★★
スーパーサイエンスハイスクールの取り組みと大学との連携について
進藤 明彦氏(岡山県立岡山一宮高校教諭)
とき:6月14日(月)午後5時30分〜6時30分
ところ:岡山大学農学部1号館1階第2番講義室
参加費無料です。非会員の教職員, 院生, 学生, 市民, 高校生の参加大歓迎。
今回は,一宮高校教諭の進藤氏に,現在同校で行われているスーパーサイエンスハイスクールとしての様々な取り組みと高校と大学の連携について,話題提供をして頂きます。
同 校に1999年度に新設された理数科は,知識偏重の受験対策中心の教育ではなく,将来科学・技術分野で活躍する夢を持った生徒を受け入れ,その能力を伸ばすため,大学との連携も視野に入れた教育を行っています。
2002年度には,文部科学省のスーパーサイエンスハイスクールにも指定され,基礎学力を重視しながら,大学教官が高校の授業で講演を行ったり,高校生が大学の研究室で研究指導を受けるような授業により,先端科学に触れ,興味・関心を引き出し,生徒の主体的な研究活動を通して,論理的思考力や創造性を伸ばす教育を実践しています。
こうした取り組みは国内外から注目されており,進藤先生ご自身もこの度米国で開催された国際学生科学フェアにおいてExcellence in Teaching
Awardを受賞されました。このフェアの模様についてもご紹介頂く予定です。教職員, 院生, 学生, 市民のみなさまふるってご参加下さい。
連絡先:日本科学者会議岡山支部事務局 稲垣賢二 (岡山大学農学部)
Tel&Fax (086) 251-8299