JSA

シリーズ・シンポジウム
「日本国憲法の21世紀的意義を探る――その1.平和」

         主催:日本科学者会議・憲法問題特別研究委員会

日本科学者会議が改憲に抗して2007年に設置した憲法問題特別研究委員会は,憲法の21世紀的意義を「平和」「人権」「民主主義」「環境」といったジャンルごとに明らかにするため,シリーズでシンポジウムを開催します.
第1回目は「平和」の問題に焦点を当てます.カントに芽生えた平和主義が現代ではどこまで到達しているのか.また,米国の要求に応えて戦争できる国にしようという改憲の意図は,日本政府の憲法解釈とどのような関係にあるのか.さらに,世界の平和運動は憲法第九条の持つ非武装平和の思想とどのように通じ合っているのか.3人の講師から報告をいただき,議論します.振るってご参加ください.

日時 :2008年3月16日(日)13:30〜17:00
 会場 :明治大学駿河台キャンパス,アカデミー・コモン9階309E室
 報告者:北村 実(早稲田大学名誉教授)「平和主義の思想的系譜」
     浦田一郎(明治大学教授)「政府の九条解釈――集団的自衛権の問題を中心に」
     山口 響(一橋大学院社会学研究科博士課程)
「世界の平和運動,九条を活かす抵抗運動」
 参加費:無料
  会員でなくても,どなたでも参加できます.お問い合わせは,下記まで.
日本科学者会議全国事務局:tel:03-3812-1472, fax:03-3813-2363, E-mail:mail@jsa.gr.jp