
第26回原子力発電問題シンポジウム
東京電力の損傷隠し事件を契機に、東京電力の17基の原発全てが運転を停止するという異常事態が発生し、電力需要のピークを迎える夏には、東京で大停電
が発生するのではないかと危ぶむ声も聞かれます。東京電力は休止していた火力発電の立ち上げなどを行っていますが、原子力発電も含めて、東京の(あるいは
日本全国の)電力供給体制はどのようになっているのでしょうか。
「電力供給の危機」はまた「原発は福島や新潟の問題」と考えている消費地東京の住民が、原子力問題を初めとするエネルギー問題について真剣に考える好機
でもあります。
そこで今年の原発シンポジウムを、「原発運転停止で首都圏の電力供給は大丈夫か」を中心テーマに、電力の大消費地東京で行うこととしました。暑い最中で
はありますが、熱き討論を行おうではありませんか。みなさんの参加を期待しております。
メインテーマ:原発運転停止で首都圏の電力供給は大丈夫か
日 時:2003年8月24日午前10時〜午後5時
場 所:東京、中央大学理工学部
内 容:下記のような小テーマで報告と討論を行います。
@原発運転停止と東京大停電の可能性(電力供給体制、自由化問題、エネルギー政策を検討するためのシンクタンクの必要性など)
A東電事故隠しと維持基準問題、応力腐食割れの研究の現状、技術者の論理と市民の論理とのギャップ
B安全審査、規制行政のあり方について
C電源三法施行30年
主 催:日本科学者会議原子力問題研究委員会
参加費:1500円(要旨集を含む)
参加申込方法:
参加ご希望の方は、参加申込書に必
要事項を記入し、原子力問題研究委員会宛にお送りください(FAX可)。
〒113-0034 東京都文京区湯島1-9-15 茶州ビル9階
日本科学者会議原子力問題研究委員会
TEL:03-3812-1472 FAX:03-3813-2363