JSA

日本科学者会議福井支部主催 9月例会
「第30回原子力発電問題全国シンポジウム報告会―原子力発電と地震災害―」

日本科学者会議の「全国原子力発電問題シンポジウム」は1972年に北海道岩内で第1回が開催され、今回で30回を迎え、去る9月6−7日の両日金沢市内で開催されました。石川県における原子力発電問題は41年を経過しました。今回のシンポジウムでは、原子力発電の歴史を振り返りつつ、エネルギー・原子力発電の状況・問題点と、原子力発電所の地震災害の2つが中心課題として取り上げられました。このシンポジウムに参加された報告者の山本氏に話題提供していただき、これからのエネルギー問題、その中での原子力問題、そして最近多発している地震災害との関係などについて、参加者と一緒に考えたいと思います。
多くの研究者・市民の方々の参加をお願いします。院生・学生の参加も大歓迎です。

日時:2008年9月30日(火)18時00分―20時00分
場所:福井大学総合研究棟氈E8階「知能処理演習室」
(正門正面の13階建ての8階です。エレベーター降りて左折、すぐ右の教室です)
報告者:山本富士夫氏(福井大学工学部名誉教授)
<参加費無料>

事務局:〒910-8507
福井市文京3−9−1 福井大学大学院(教職大学院)森透研究室
            電話・ファックス 0776−27−8725
            e-mail:moriアットマークedu00.f-edu.fukui-u.ac.jp

日本科学者会議福井支部・福井大学教職員組合
・福井大学9条の会 三者共催

映画「靖国」の 自主上映会

<趣旨>
マスコミ等で話題になっています映画「靖国」を三者共催で自主的に上映いたします。試写会用のDVDを「上映を支える弁護士の会・福井」からお借りして上映します。いろいろなお立場でご自分の目で鑑賞されることをおすすめします。関心のある方はぜひともおいで下さい。
今後、福井市のメトロ劇場で7月12日から25日まで上映される予定です。

日時:2008年7月1日(火)18時00分―20時30分
場所:福井大学教育地域科学部1号館1階大会議室                          
参加費:無料

<日本科学者会議福井支部事務局>
〒910-8507
福井市文京3−9−1 福井大学教育地域科学部 森透研究室
              電話・ファックス 0776−27−8725
              e-mail:mori@edu00.f-edu.fukui-u.ac.jp

福井支部 7月例会
「文化の視点からとらえなおす数学教育」

報告者:佐分利 豊氏(福井大学教育地域科学部理数教育講座)
日 時:2006年7月11日(火) 18時〜20時
場 所:福井大学教育地域科学部1号館 3階「小会議室」
参加費:無料
多数の皆様のご参加をお待ちしております。
<報告者のコメント>
 今日広まりつつある総合学習の起源は、学び手にとっての学びの意味、理解のコンテクストを重要視するというところにあるのでは
ないでしょうか。「学びの意味、理解のコンテクスト」は、学び手の文化と切り離してとらえることのできないものであると考えま
す。そうした視点に基づく海外での数学教育の流れの一端を紹介させていただこうと思います。


  憲法フォーラム in Fukui


日時:2005年12月8日(木) 午後6〜8時
場所:福井大学アカデミーホール (入場無料)
主催:日本科学者会議福井支部
講演:福井大学教職員組合

映画「日本国憲法」を見て、自由に話し合う研究会です。
お誘い合わせの上、皆様ぜひご参加下さい!
映画「日本国憲法」のホームページは→ http://www.cine.co.jp/kenpo/about.html

(以下、ホームページから概要抜粋)
戦後60年目を迎えた2005年、自衛隊のイラク派兵をきっかけに憲法についての踏み込んだ
議論がはじまりました。国内のあまりに性急な改憲への動きを、世界に視野を広げて見つ
め直す、それがこの映画の出発点でした。憲法とは誰のためのものか、戦争の放棄を誓っ
た前文や第9条をどう考えるのか。本作品は、憲法制定の経緯や平和憲法の意義につい
て、世界的な知の巨人たちが語った貴重なインタビュー集です。

 日本科学者会議福井支部・春の研究集会

テーマ
福井県敦賀市中池見湿地の保全とNPO法人「ウェットランド中池見」
−市民・行政・企業の協働とパートナーシップを求めて−


日時:3月26日(土) 13時−16時

場所:福井大学教育地域科学部1号館11講義室報告

    基調報告  森 透(福井大学)
   「市民の立場から」  笹木智恵子(NPO法人理事長)
   「中池見湿地の教材つくり」  伊東千晴(福井大学学生)

問い合わせ先:
 日本科学者会議福井支部
 福井市文京3−9−1
 福井大学教育地域科学部
 村野井均

  05 「2.11福井県集会」
  −子どもたちを戦争に行かせないために−

◇日 時 2月11日(金)午前10時〜12時

◇場 所 県教育センター 4階ホール (NHK福井放送局 筋向かい)

◇報 告

  「国民保護」法制をめぐる 県内の動き   島 田 広 弁護士

◇講 演
  憲法・教育基本法を生かすために  立正大学 法学部教授 金子 勝 氏
     ●プロフィール
       国民の「幸福」のために、世界と日本の憲法問題を科学的に解明しようと、
       憲法学、政治学、社会科学論を専攻。
        趣味は漫画と落語。漫画も文化の一つ。落語は日本の民衆の心の表現。
      「 その話術は講義の話術に通 じると述べておられます。
     ●著 書  『やさしい憲法をお母さんへ』 『おかあさんと語る教育基本法』 など

   「建国記念の日」のこと
 「建国記念の日」は、どうして2月11日なのでしょうか?「神武天皇が即位した日」だから、というのが大きな根拠と されています。戦前は「紀元節」と呼ばれ、天皇の治世を祝っていました。
 しかし、こんな決め方は、天皇が元首でなくなった今の日本に、ふさわしいでしょうか? 神武天皇が実在したという、科学的根拠はありません。
 休日となった1966年以来、「建国記念の日」は『国民主権を否定するもの』と全国各地で多くの人々が『不承認』を唱え、集会を開いています。
 福井でも、平和と民主主義を守るため、毎年欠かさず集会を開き、時々の重要な問題について学習し訴えています。

             (連絡先)福井県高教組 0776-23-0473

福井支部9月例会
 市町村合併と市民運動 一鯖江市の場合一

報告者:鯖江市をのこす会  北出 芳久
日時:9月6日(月) 18:00〜20:00
場所:福井大学(文京キャンパス)
   総合研究棟8階知能処理演習室

【講演概要】
 「合併」をめぐって三度の住民投票請求署名運動に揺れた鯖江市では、今年3月辻市長が「合併」断念を表明して「福井市等5市町村の合併」は白紙に戻されました。「合併」をめぐり1年8ケ月間続いた市長と市民の網引きはここに終わりを告げ、鯖江市は当面、合併せずに単独で行くことになりました。この間、「合併」について、なにが論争の焦点となったか、住民を直接請求の市民運動にまで突き動かしたものはなにか、市町村合併に共通する問題点と鯖江市独自の条件について考えます。

 ご関心のある方はどなたでも、会員・非会員を問わず、ご参加ください。

問い合わせ先:
 日本科学者会議福井支部
  910−8507 福井市文京3−9−1
          福井大学教育地域科学部 村野井均
         Tel&Fax 0776-27-8736

 

 

日本科学者会議福井支部講演会
      鳥インフルエンザから
    日本の畜産と食糧事情を考える

 鳥インフルエソザは、京都府での発生農場である浅田農産会長夫妻の自殺の報道は事の重大さに大きな波紋を投げかけた。鳥インフルエンザは人畜共通伝染病であり、しかも感染拡大が早いだけに、国民に大きな不安を呼び起こした。それは、人への感染が爆発釣に拡がった例が過去にあるからである。1918年に発生し2000万〜4000万人が死亡したスペインカゼ、あるいは香港カゼなどの3回のインフルエンザは、すぺて鳥由来のウイルスであった。
 国内では、鳥インフルエンザの発生は1925年以来79年ぷりに発生した。2004年1月に山□県阿東町、2月大分県九重町、京都府丹波町。ウイルスは同じくH5N1型と判明。未だ感染経路は明らかではなく、渡り鳥ではないかといわれている。感染力が高いだけに発生源から半径30km内の養鶏農家の卵、鶏などの移動禁止と発生した農家はもちろんのこと、圏内の農家にとっても大きな被害を被った。
 間題・課題として、
   @国・自治体の対応、
   A周辺庄民およぴ養鶏農家に及ぼす影響、
   Bカラスから高病原性鳥インフルエソザが見つかる、
   C小羽数飼育の学校にも影響を及ぼす、
   D家畜伝染予防法の届け出および罰則(現法では所有者には届け出を義務付けていない)、
   E風評被害
   F外国に依存している日本の食料、
   G食の安全・安心、
等々がある.私は地方の研究機関において、鶏に関わる研究・問題点を30数年間取り組んできた。その経験を中心に、これらの問題・課題について明らかにしたい。

日時:平成16年5月15日(土〉14:00〜16:00
場所:福井大学アカデミーホール(文京キヤンバス)
講師:加藤技術士事務所 所長 加藤武市氏
            (元福井県畜産研究所 研究員)

参加無料。多くの方々のご参加をお待ちしています。

【間合せ先】 福井支部 事務局長 小倉久和
       (福井大学工学部知能システム工学科)
         TEL&FAX:0776・27・8582
        email:ogura@i.his.fukui-u.ac.jp

 

 
日本科学者会議 福井支部 設立32周年記念 市民公開シンポジウム

   「福井のまちづくりを考える」
   - 住民と商業者によるくらしの創造をめざして -


2004年3月14日(日)14:00〜17:00
福井大学(文京キャンパス) 総合研究棟I 13階 大会議室


コーディネータ 小川雅人(福井県立大学地域経済研究所、
基調講演    小川雅人 まちづくり・中小企業経営)
シンポジスト  本多昭一(福井大学教育地域科学部、建築・まちづくり)
浅井 光((株)まちづくり福井 常務取締役)
前川和美(チャレンジショップ経営者 
フラワーショップ リュミエール)
木本茂樹(ガレリア元町商店街協同組合 青年部長)
参加費 500円(当日受付で)
主 催 日本科学者会議福井支部

いっしょに,福井のまちづくりについて考えましょう。
どなたでもお気軽にご参加下さい。
連絡先:福井支部事務局 福井大学工学部知能システム工学科 小倉久和 気付
fax: 0776-27-8582 e-mail: ogura@i.his.fukui-u.ac.jp

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  市民公開シンポジウムの企画と参加の呼び掛け
              2004.2.6 支部事務局長 小倉久和
日本科学者会議福井支部は支部結成32周年を迎えました。32周年記念事業として、福井のまちづくりをテーマとして、市民公開シンポジウムを開催します。コーディネータの小川先生は、まちづくり・中小企業経営の指導の専門家・実践家として、全国各地でまちづくり・商店街の活性化に直接かかわってこられた方です。本多先生も、建築家として全国各地のまちおこし・まちづくり運動にかかわってこられました。他のシンポジストの方も福井のまちで実際に活動されてきている方々で、強い主張を持っておられます。本多先生によれば、上からの行政主導の「都市計画」に対するアンチテーゼとしての下からの「まちづくり」ですが、いまでは行政側も「まちづくり」と言う言葉を使うようになっています。商店街を形成している経営者が、地域の住民や消費者が、そして、行政が、それぞれが智慧を働かせ、福井のまちが住みよいまちとなるにはどうすればよいのか、考えていきたいと思います。
私が福井の街に住むようになって15年になりますが、振り返ってみると、大きく変わった、という印象がありません。たとえば、この5年あまりの間に大和田地区は大きく変貌しました。しかし、福井の街の状況は基本的には変わっていない気がします。福井に来る前、私は別の地方都市に10年近く住んでいました。その街の中心部にはかなりの規模のアーケード付き商店街があり、休日にはかなりにぎわっていて、私もしばしばでかけました。2年ほど前に久しぶりに彼の地を訪れました。その商店街は1つのブロックがまるごと変わっていたりして大きな変貌を見せていましたが、それでも商店街の雰囲気は以前の延長にあるような気がしました。福井に初めてきたとき、こういった商店街がほとんどみんな1つ屋根の下にあるのに驚きました。ピア、ベル、アピタ、・・・。大和田のコパも似たようなコンセプトです。そして悪いことに、車がないと大変不便です。しかも、商店街と文化施設が完全に断ち切られているのです。この状況はいまでも変わっていません。下馬の図書館や美術館はバスでは大変不便ですし、音楽堂もそうです。大和田地区も車がないとかなり不便です。
昨年開催した支部例会で、10月に本多先生、11月は小川先生に、まちづくりをメーンテーマにしてそれぞれ講演して頂きました。本多先生は、まちづくりにおける住民運動・大衆運動とそこにおける専門家の役割を柱に、各地のまちづくりの事例と21世紀のまちづくり運動の展望についてお話しされました。小川先生は、中小企業経営とまちづくりの専門家の目からみて、福井の中小企業が元気になるためにはどういう視点が必要なのか、具体的に分析して頂きました。まちづくりのリーダを育てることの重要性を強調されていたのが印象に残っています。これらの例会で、行政主導でなく住民の立場から、商業者が自分たちの力で、地域住民を巻き込んで、行政の積極的な支援を得て、まちづくりに取り組むことが重要であることを認識しました。
本シンポジウムに、多くの関心ある方々の参加を呼び掛けます。