JSA

中国地区シンポジウム
未来の環境とエネルギーを考える

日時:12月20日(土)13時から17時まで
場所:山口大学理学部1階 第3セミナー室
   JR山口線湯田温泉駅から徒歩25分趣旨
 「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)第四次評価報告書において、化石燃料の大量使用が地球温暖化の主因と考えられており、大幅な排出削減の必要性が指摘されています。本シンポジウムにおいては、「低炭素社会」の実現に向けて、様々な分野の研究者や一般市民とともに、「未来の環境とエネルギー」を考えます。

プログラム
13時 開会挨拶
13時10分
基調講演  「地球温暖化問題の最近の動向」上園昌武(島根大学)
14時
事例報告1 「地球温暖化とエネルギー問題」山本 晋(岡山大学)
14時30分 休憩
14時40分
事例報告2 「バイオマスエネルギーで輝くおやじのライフスタイルをめざして」 藤田 充(鳥取・賀露おやじの会)
事例報告3 「大学院生と立ち上げた『わしらの街にペレットを』」佐藤高晴(広島大学)
事例報告4「みどりが都市を冷やす」山本晴彦(山口大学)
16時10分 休憩
16時20分 総合討論
17時 閉会
参加申込:当日受付
参加費:無料
日本科学者会議中国地区シンポジウム実行委員会
電話 0836−85−9450

第23回中国地区シンポジウム・プログラム

日時:11月11日(土)午後2時〜
場所:広島大学東千田校舎302号教室

(1)友寄英隆(『経済』編集長)、基調講演「小泉−安倍”構造改革”と新自由主義」  
 *友寄先生は、批判的、民主的な立場から経済問題に切り込んできた雑誌『経済』の編集長を長くお務めですが、ご自身すぐれた経済学者でもいらっしゃいます。今回は、近著『新自由主義とは何か』(新日本出版社 2006年)の著者として、基調講演をご担当いただきます。

(2)管野正之(広島大学大学院社会科学研究科後期博士課程)、「“格差社会”を生きる若者たち――フリーター選択の構造と過 程」
 *菅野さんは社会学を学ぶ、広島大学の院生で、大阪を主な対象として、フリーター、ニートなど、”構造改革”のなかで、「負け 組」となった若者の生態を丹念に調査されています。

(3)新谷一幸(広島修道大学法学部教授)、「迫り来る”監視社会”−『共謀罪』を考える−」
 *新谷先生は刑法がご専門で、多くの冤罪事件などの調査・研究に従事されておられます。また、冤罪被害者救済運動にも関わっておられます。今回のシンポでは、広い視野で、安倍政権が目指す刑法”改革”の問題点についてご講演いただきます。


(4) 丹羽徹(大阪経済法科大学法学部教授)、「教育基本法”改正”と新自由主義」
 *丹羽先生は、憲法・教育法がご専門、一貫して「子どもの権利」の視角から教育問題を研究されておられます。 代表的なお仕事として・「心(こころ)のノート」と子どもの権利」、『法学セミナー』2004年7月号、38-41号・『自由・平等・民主主義と憲法 学』(共編)、大阪経済法科大学出版部、1998年

(5)李東碩(イー・トンソク:広島大学大学院総合科学研究科助教授)、「東アジ ア平和創出のための日韓共同体構築の課題」
  *李先生は、国際経済学がご専門。東アジア諸国の経済関係をご研究ですが、その傍 ら、韓国や日本の市民団体の交流に尽力なさっておられます。

中国地区憲法9条フォーラム
シンポジウム「もし憲法9条がなかったなら−市民と科学者の責任−」

 2005年11月26日(土)14:00〜18:00
 会場:広島大学東千田校舎501講義室(広島市中心部・電停「赤十字病院前」すぐ)

 講師と演題:
  浅井基文(広島市立大学広島平和研究所長)「国際平和にとっての第9条」
  井原勝介(岩国市長)「国のかたち」
  高橋昭博(元広島平和記念館館長)「憲法9条は被爆者の命です」
  石口俊一(弁護士、広島大学教授)「9条改憲をめぐる情勢と広島の運動
                       −弁護士としてのかかわり」
  吉田 修(広島大学教授):「『平和に群がる人びと:大学現場の理念と内実」

 主催:シンポジウム実行委員会、日本科学者会議中国地区、日本科学者会議広島支部