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21世紀の大学像を求めて
――競争・管理から共同・自治の大学づくりの提言――
日本科学者会議大学問題委員会編
水曜社、A5判232ページ 2200円+税
大学はいま、18歳人口の減少による「サバイバル」競争、国立大学の独立行政法人化や再編・統合、評価機関による評価など、競争・管理の渦に巻き込まれようとしています。
そこで問われているのは、競争・管理の大学か、共同・自治の大学かということです。
本書は、競争・管理・独立行政法人化の大学観を排し、「知」の拠点としての大学はどうあるべきかということを基本に据えた共同・自治の大学づくりを提起していますので、今後の大学のあり方を検討するための検討素材として大いに活用して下さるようにお願いします。
<本書の内容>
第一部 大学はどうあるべきか−原理的考察−
第1章 大学の理念
第2章 大学の自治
第3章 大学の歴史
第4章 大学と社会
第5章 大学と教育
第6章 大学と研究
第7章 大学と財政
第8章 大学と世界
第二部 大学改革の諸課題と提言
第1章 高等学校教育と大学の接続問題(大学入試)
第2章 大学のカリキュラム・授業と教育条件
第3章 教育の機会均等と学生の学習条件
第4章 大学の研究条件・体制
第5章 大学の組織運営と責任・評価
第6章 大学教職員の地位と権利
第7章 大学の開放と連携
第8章 大学院問題
第9章 教員養成問題
第10章 国際交流
第三部 国立大学の独立行政法人化問題
1.独法化問題の経緯と背景
2.通則法と特例措置
3.独法化の性格と機能
4.未来への改革の課題
資 料
1.大学関連年表(1996年4月〜2000年5月)
2.国立大学の独立行政法人化に対する見解
3.国立大学の独立行政法人化に対する二次見解
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