JSA

『日本の科学者』1998年 目次

1998年1月号(Vol.33 ・1 通巻 360号)
<扉のことば>図書館整備の視点と公的責務 塩見昇 3
<特集>情報化社会と図書館
 情報化時代を迎えた大学図書館の課題 海野敏 5
 県立図書館の役割と情報公開 前田章夫 10
 いま、学校図書館は 永井悦重 15
 地域に根ざした公共図書館−「暮らしのなかに図書館 を」滋賀県下の実践から−
 古賀秀男 20
<談話室>タタールスタンのカザンを訪ねて 木村英亮 26
90年代財界の教育政策と任期制 万羽晴夫 28
任期制導入の必要条件−特に法的視点から− 木崎安和 33
日本科学者会議'97 夏の学校の報告−科学者と社会との関わりをめぐって− 97夏の学校
実行委員会 38
産業構造の変化と東北地域 神田健策 43
<書評>青木孝寿著『改訂版 松代大本営−歴史の証言』 堀重雄 48
    桂敬一編『新聞 転機に立つ新聞ジャーナリズムのゆくえ』 立石芳夫 49
<情報> 50
<投稿規定> 25
日本科学者会議研究基金への協力のお願い 56
<科学者つうしん> 51
1998年2月号(Vol.33 ・2 通巻 361号)
<扉のことば>「もののけ姫」と橋本改革 加茂利男 3
<特集>公共事業の転換−公共性を回復するための制度変革と運動
 財政構造改革と公共事業政策の転換 梅原英治 5
 水資源開発事業の「公共性」を問う 森瀧健一郎 10
 大規模公共事業と住民参加 礒野弥生 15
 公共事業の転換と地方自治−地方自治体による改革の方向− 角橋徹也 20
<談話室>平和教育雑感 外山英昭 26
行革会議の国研独立行政法人化論を批判する 松井安俊 28
諫早湾干拓問題についての日弁連の意見 外井浩志 33
環境問題の新段階と東北地域−東北地方区シンポジウム環境問題報告から− 松山力
38
大学改革と非常勤講師 竹添敦子 43
<書評>西條八束監修・三河湾研究会編『とりもどそう豊かな海 三河湾−「環境保全型
開発」批判』 寺井久慈 48
 大雪山のナキウサギ裁判を支援する会編『大雪山のナキウサギ裁判』 高畑滋 49
 沖縄県平和委員会編『親子で学ぶ−沖縄の戦跡と基地』、名護市平和委員会・沖縄県平
和委員会編『日本の宝ヤンバルと珊瑚の海に海上基地はいらない!』 菅進 50
行政改革会議最終報告について(事務局長談話) 56
<情報> 25
<科学者つうしん> 51
1998年3月号(Vol.33 ・3 通巻 362号)
<扉のことば>転換期と科学活動 西川栄一 3
<特集>日本の科学技術政策と研究開発のあり方
国立大学の現状−民営化の危機を前にして− 池内了 5
 「科学技術基本法」下の農林水産省試験研究機関と研究者 農水省つくば研究者グルー
プ 10
 日本の「技術開発力」を考える 野村康秀 15
 科学技術基本法体制下の科学技術予算 明石博行 20
<談話室>イタイイタイ病とカドミウム汚染環境対策に関する国際シンポジウムへの道
 倉知三夫 26
「評価システム」確立の真意と危険性 伊藤正彦 28
21世紀への試み−日韓共同ワークショップ報告 橋本信 33
12総学プレシンポ「佐渡の開発と自然環境保全に関するシンポジウム」の報告 立石雅昭
 38
ロシア船籍重油流出事故の科学的視点と対応−重油流出事故に取り組んだ経験を通して−
 田崎和江 43
国立試験研究機関の独立行政法人化の問題点 岡田安正 48
<書評>坂東昌子・功刀由起子編『性差の科学』 根岸泰子 50
声明 国立試験研究機関の独立行政法人化に反対する 日本科学者会議 14
1997年度日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ 56
<情報> 25
<科学者つうしん> 51
1998年4月号(Vol.33 ・4 通巻 363号)
<扉のことば>『大衆の反逆』と『エリートの反逆』の間 吉田傑俊 3
<特集>変化しつつある労働市場・労働関係
変動する労働関係−構造変容の歴史と論理− 田端博邦 5
 スウェーデンにおける労働関係の変化 篠田武司 10
 アメリカにみる労働市場の変化 仲野(菊地)組子 15
 日本的経営の変化 青木圭介 20
<談話室>フランス社会−ストライキとデモの意義と効用 北川善英 26
ユネスコ・高等教育の教育職員の地位に関する勧告 深山正光 28
沖縄米軍海上基地学術調査と科学者の社会的責任 河井智康 33
「立山の花めぐり」に登場する花たち 増田恭次郎 38
JSA ・研究者と地域−青森支部八戸分会の実践から− 高橋秀直 42
<書評>渡辺治著『現代日本の帝国主義化−形成と構造』 米田貢 47
    古澤聡司・入谷敏男・伊藤武彦・杉田明宏著『語りつぎ未来を拓く平和心理学』
 草野滋之 48
 岩淵孝著『現代世界の資源問題入門』 糸魚川淳二 49
 山口英昌編著『これでわかる食の安全読本−食品添加物・残留農薬・輸入行政はいま』
 樋口寿 50
<情報> 25
<科学者つうしん> 51
1998年5月号(Vol.33 ・5 通巻 364号)
<扉のことば>研究者と研究補助者 八瀬清志 3
<特集>大学改革の中の非常勤講師問題
大学非常勤講師問題とは何か−パートの大学教員の大群− 菊地重秋 5
 専業非常勤講師の労働条件差別を隠蔽する諸事情 福田拓司 10
 大学改革のなかの非常勤講師問題−大阪電気通信大学にみる教育改革と非常勤講師問題
− 温井信正 15
 日本型組合、非常勤講師組合、社会的公正−非常勤講 師組合との連帯の可能性を求め
て− 碓井敏正 20
<談話室>うれうべき「理科教育」のゆくえ 大津八郎 26
もう一つの南極観測 宇井啓高 28
<第17回環日本海シンポジウム報告より>
 シベリア開発と公害・環境問題−東シベリア・バイカ ル湖地域を例に− 徳永昌弘
32
 過疎地域における住民自治と地域振興−弥栄町野間地区の住民組織を事例として− 多
田憲一郎 37
 新潟原発・住民投票・環境問題を考える 小林昭三 42
大学院新入生のみなさんへ−JSA で研究者としての自分を磨こう 青木和光 47
日本科学者会議編『GUIDEBOOK 研究の世界』いよいよ刊行! 日本科学者会議「若手研究
者育成のためのガイドブック」 編集委員会 48
梶雅範著『メンデレーエフの周期律発見』 井山弘幸 49
飯盛信男著『規制緩和とサービス産業』 中嶋信 50
<情報> 25
<科学者つうしん> 51
1998年6月号(Vol.33 ・6 通巻 365号)
<扉のことば>アメリカ的民主主義と自由思想 南博 3
<特集>脳科学のいま、そしてこれから
「脳と行動」の研究史と将来の展望 久保田競 5
MRI,PET,EEG,MEG などの非侵襲的測定法による脳の働きの研究 外池光雄 10
 脳老化と痴呆の研究 安藤進 15
ニューロイダルネットによる脳機能のシミュレーショ ン−人工知能とニューラルネッ
トの統合アプローチ 西野哲朗 20
<談話室>私の歩んだ道−社会的責任を果たすため 岡林一夫 26
脳と過労死−強い慢性ストレス刺激による動物や人間の脳反応 刈田啓史郎 28
中国広州、西安、北京に大学を訪ねて 寺田博之 33
首都機能移転と地域商工業 日高定昭 38
地域経済振興運動と中小商工業者の役割 八幡一秀 42
<書評>淡路剛久・寺西俊一編『公害環境法理論の新たな展開』 北山雅昭 47
井山弘幸著『鏡の中のアインシュタイン−つくられる科学のイメージ』 中川直哉 48

五十嵐敬喜・小川昭雄著『公共事業をどうするか』 笠原義人 49
西村有史著『開業医が歩んだ長い道−エイズ患者診ます』 小早川義尚 50
<情報> 25
<科学者つうしん> 51
1998年7月号(Vol.33 ・7 通巻 366号)
<扉のことば>「大学改革」の忘れ物 望田幸男 3
<特集>今日の感染症−実態の把握とよりよい対策のために
 エマージング感染症の動向 山内一也 5
 増えつつある結核感染症とその問題点 中村玲子 9
 文明病としてのレジオネラ感染症 吉田真一 13
 輸入感染症の現状とその対策 北村敬 17
 病院・学校の給食現場からみた感染症対策をめぐって 北田ヒデ子 21
<談話室>情報公開に係る住民訴訟について 松原邦明 26
<教育シリーズ第1回>教育シリーズの企画にあたって 編集委員会 28
乳幼児の発達環境と保育 清水民子 29
任期制制導入は、なぜ・どのように急がれたか−群馬大学における経験から 齋藤安史
34
介護保険の課題 芝田英昭 39
資格外就労外国人・超過滞在外国人における医療保障問題−緊急を要する医療からみる保
障の現状− 山田亮 44
<書評>高谷清・武内一・植田章編『障害者の健康と医療保障』 村田輝夫 49
ノルベルト・ボッピオ著、片桐薫・片桐圭子訳『右と左:政治的区別の理由と意味』岡林
信一 50
日本の平和と民主主義を危うくする「戦時米軍支援法案」に強く反対する(声明) 平和
と民主主義のための研究団体連絡会議幹事団体会議 56
<情報> 25
<科学者つうしん> 51
1998年8月号(Vol.33 ・8 通巻 367号)
<扉のことば>日本学術会議の強化を−「行政改革」論議のなかで− 中塚明 3
<特集>再び沖縄から−21世紀に沖縄は何を求めるか
新ガイドライン体制と沖縄 大城保英 5
沖縄全県自由貿易地域構想の問題点 来間泰男 10
海上基地に反対する名護市民の闘い 新崎盛暉 15
沖縄から拓く21世紀−米軍基地をめぐる3年間のたたかいが示した成果と展望 亀山統
一 20
<談話室>沖縄の自然環境 渡久山章 26
<教育シリーズ第2回> 中学校の現場から 大谷猛夫 28
規制緩和と航空行政 石崎祥之 33
世界に広げよう非核・平和の輪−茨城大学非核宣言制定10周年 野田二次男 38
人類の未来を拓く科学・文化の創造的発展を 大家も若手も12総学、新潟へ 加村崇雄・
立石雅昭 40
科学者をめぐる情勢と日本科学者会議第34期の運動の進め方 日本科学者会議幹事会 4

<書評>ジョージ・H・セージ著、深澤宏訳『アメリカスポーツと社会−批判的洞察−』
  川口晋一 50
最近の教員養成政策に関する見解 日本科学者会議幹事会 49
<情報> 25
<投稿規定> 32
<科学者つうしん> 51
1998年9月号(Vol.33 ・9 通巻 368号)
<扉のことば>外来生物の導入と自然生態系の保全 村上陽三 3
<特集>環境考古学−自然科学からのアプローチ
環境考古学とは 十菱駿武 5
地震考古学 寒川旭 10
人間−環境関係史のための植生復元 辻誠一郎 15
骨から食物を読む 米田穣 20
<談話室>奥羽本線と鉄道林−奥羽山脈をはじめて越えて1世紀 粟野宏 26
<教育シリーズ第3回>子どもたちの「荒れ」をどう克服するか 今泉博 28
90年代金融危機と不良債権処理 米田貢 33
林業の現状と国有林野問題−林政審議会答申批判− 野口俊邦 38
<書評>ジーモン・ヴィーゼンタール著、下村由一・山本達夫訳『ナチ犯罪人を追う−S.
ヴィーゼンタール回顧録』 古賀秀男 43
 日本科学者会議『GUIDEBOOK 研究の世界』 神谷章生 43
核兵器廃絶運動のいっそうの発展を−インド・パキスタンの核実験に当面して− 日本科
学者会議 25
<科学者つうしん> 44
1998年10月号(Vol.33 ・10通巻 369号)
<扉のことば>科学者の言うこと 尾池和夫 3
<特集>市民セクターの可能性
市民セクターと社会経済システムの発展 藤田暁男 5
市民セクターと行政−パートナーシップの形成をめざして− 日詰一幸 10
 企業の社会貢献とNPO−新たな時代への転換に向けて− 島田京子 15
 新しい非営利法人制度の成立とこれからの市民セクター 山岡義典 20
大学審議会「中間まとめ」に対する見解−ひろく討議を呼びかけるために− 日本科学者
会議大学問題委員会 25
<談話室>ニュージーランドツアーの印象記 鈴木健之 26
<教育シリーズ第 4回>子どもの成長と青少年・大学生問題 溝田忠人 28
教育職員免許法「改正」の問題点と教育政策のねらい 三輪定宣 33
アフリカ野生生物保護運動の30年 小原秀雄 38
<書評>関口鉄夫著『ゴミは田舎へ?−産業廃棄物への異論・反論・Rejection(拒否) 』
小林詢 43
向江強著『民衆のたたかいと思想 百姓一揆・大塩平八郎・・・』 村田路人 43
1998年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項 (概要)  9
<投稿規定> 14
<科学者つうしん> 44
1998年11月号(Vol.33 ・11通巻 370号)
<扉のことば>自然環境保全の視点 八木静夫 3
<特集>四国の環境問題−地域の模索から何を学ぶか
 瀬戸内法25年の検証 村上博 5
環境アセス制度の欠陥と改革の方向 石井愃義 10
高知県の産廃処分場建設問題 高知大学友野哲彦研究室 15
環境保全型産業への転換と地場産業の経営戦略 鈴木茂 20
<談話室>魚類の脳研究から見えるもの 宗宮弘明 26
<教育シリーズ第 5回>混迷状況にある家庭教育の考察 奥田實 28
<教育シリーズ>第 1回〜第 5回の概要とお願い 『日本の科学者』編集委員会 33
原水爆禁止1998年世界大会・科学者集会−核兵器廃絶と科学者の役割− 森瀧健一郎 3

雇用・労働関係の変質化とその今日的意味 加藤佑治 39
<書評>清水修二・舘野淳・野口邦和編『動燃・核燃・2000年』 渡辺昂 25
    河北新報社オリザの環取材団『オリザの環』 宮川勝 25
アメリカの未臨界核実験強行に対する抗議電 日本科学者会議 24
核兵器廃絶のための国際行動 世界科学者連盟第65回執行評議会 48
<科学者つうしん> 44
1998年12月号(Vol.33 ・12通巻 371号)
<扉のことば>規制緩和 本間重紀 3
<特集>国際的な金融再編の新展開
 1970年代以降のドル体制とマネーフロー 奥田宏司 5
 アメリカにおける金融再編 高田太久吉 10
欧州における金融再編成 史上最大の銀行M&A で統合化進む 奥村皓一 15
金融再編と独占的結合 鈴木健 20
<談話室>ユニークな教科書作りに挑戦して−『法史学への旅立ち』編集記− 矢野達雄
 26
<教育シリーズ第 6回>吉備高原学園高等学校の新しい取り組み−全寮制高校 三澤和昭
 28
〔てがみ〕<教育シリーズ第 3回>「子どもたちの『荒れ』をどう克服するか」を読んで
荻野ノリ子 33
「日本科学者会議 '98夏の学校in北海道」の報告−地域にこだわりぬいた企画で新たな方
向性−  '98夏の学校in北海道実行委員会 35
今日の自治体政策と離島・農山漁村−公共事業依存から内発的発展へ− 保母武彦 40

リサイクル法体験記−「路上観察」のすすめ 三戸信人 44
<書評>種村完司著『心−身のリアリズム』 河野勝彦 25
   都留重人著『科学的ヒューマニズムを求めて』 篠田武司 25
戦争への道か、平和への道か−「新ガイドライン関連法案」に反対しよう 日本科学者会
議 34
研究委員会設置の提案募集 日本科学者会議研究企画部 56
<科学者つうしん> 48
『日本の科学者』総目次1998年 56


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