日本の科学者 総目次
Vol30(1995) Vol31(1996) Vol32(1997) Vo133(1998) Vol34(1999)
Vol35(2000) Vol36(2001) Vol37(2002) Vol38(2003) Vol39(2004)
Vol.30 No.1(通巻324号)1995.1
<扉のことば>授業時間割を見直す 立川涼
<特集>食の安全性と健康
特集まえがき
合成化合物質と食品汚染 神山美智子
食品のリスク評価は可能か 川口啓明
現代の食料市場経済と食料の安全性 千葉燎郎
食生活と健康 江指隆年
<談話室>新潟の酒 嶋悌司
<戦後50年シリーズ>第1回 戦後50年、憲法の空洞化と定着 浜林正夫
「新しい学力観」と学校・教師 岩辺泰吏
子供たち−−ロシアと日本 田中泰子
ベトナムの障害児教育を“足”でさぐる 藤本文朗・森澤允清
<書評>小山重郎著『530億匹の闘い ウリミバエ根絶の歴史』 中村方子
日本科学者会議原子力問題研究委員会編『Q&Aプルトニウム』 伊藤敬一
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.30 No.2(通巻325号)1995.2
<扉のことば>自然史学のゆくえ 糸魚川淳二
<特集>国際経済「協調」と摩擦
特集まえがき
国際経済秩序の転換期を考える 坂井昭夫
貿易と多国籍企業−−日米経済摩擦と「協調」−− 井上博
国際金融協力の舞台と実態 今宮謙二
「日本的経営」の国際化と労使関係 黒田兼一
<文献紹介>国際経済の「協調」と摩擦を考える 溝端佐登史
<談話室>俺は「やる気のある農民」か? 渡部直人
<戦後50年シリーズ>第2回 日本の素粒子物理学の50年 沢田昭二
戦後物理学の50年−−物性 渡辺昂
プルトニウムの価格と「余剰プルトニウムを持たない」政策 舘野淳
見てきたロシア経済の現実 大崎平八郎
長良川河口堰差止訴訟第一審判決について 近藤真
科学者も確定申告権を行使しよう! 三木義一・松岡基子
<書評>須藤清次著『環境論・自然史と文化I』 稲生勝
福岡県自治体問題研究所・日本科学者会議福岡支部編『コメ問題を学ぶ・生産者と消費者の連帯を求めて』 梅木利巳
1994年度日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ
<科学者つうしん>
Vol.30 No.3(通巻326号)1995.3
<扉のことば>環日本海研究への期待 保母武彦
<特集>日本海とは何か−−その自然を見る
特集まえがき 4
日本海の成立 高安克己・瀬戸浩二
日本海地域の植生の変遷 山野井徹
日本海の魚類相 本間義治
日本海の気象特性 石森繁樹
<談話室>星空教室 高橋芳弘
<戦後50年シリーズ>第3回 在日外国人の50年 前田朗
メガ(MEGA)事業の現状と課題 鳥居伸好
「大学における平和教育」第4次調査報告 堀孝彦・伊藤武彦
歴史にとどめられなかった幌内川ダム決壊問題 国府谷盛明
<書評>佐貫浩著『平和を創る教育 平和と人権のための教育学試論』 渡辺誠一
片平洌彦著『構造薬害』 黒須三惠
声明 村山内閣の国民生活破壊の政策に抗議し、 科学者の社会的責任を果たそう
「阪神大震災」にあたって 日本科学者会議事務局長
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.30 No.4(通巻327号)1995.4
<扉のことば>「理想」と「真実」を殺すものは誰だ? 並木美喜雄
<阪神大震災緊急レポート>
「阪神大震災」に関する声明 日本科学者会議
震災復興のための提言 日本科学者会議兵庫支部・兵庫県労働運動総合研究所
阪神大震災 災害地を歩く 中山俊雄
<特集>理数離れする若者たち
特集まえがき
科学・技術教育について思うこと 三浦基弘
数学嫌いを生む教育と数学好きを生み出す教育 森川幾太郎
国民のための理科教育はどうあるべきか 滝川洋二
欧米でも進む「理科離れ」 稲生勝
物理教育関連3学会会長声明と数学教育関連4学会声明から 森川幾太郎
<談話室>カリフォルニア農業とその農産物市場としての日本 高木正見
<戦後50年シリーズ>第4回 戦後50年の情勢と大学改革 三輪定宣
緒方宅電話盗聴事件東京地裁判決をめぐって−−警備警察の権力犯罪を断罪し、神奈川県、国の責任に加え警察官個人にも賠償命令−− 弓仲忠昭
武田薬品での22年争議の中で獲得してきた女性研究者の地位の向上 西田陽子・川島芙美子
臓器移植医療への願い 本庄重男
<書評>石館三枝子著『遺伝子のふしぎ』 橋本雄之
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.30 No.5(通巻328号)1995.5
<扉のことば>大学院生が求めるもの 大島堅一
<特集>若手研究者の主体的成長と戦後科学の発展
特集まえがき
戦後日本の生化学と若手研究者 山岸明彦
1970年代の哲学研究と若手研究者 牧野広義
戦後経済学の軌跡と科学者運動 関根猪一郎
戦後歴史学の軌跡と「いま」 新井孝重
<談話室>多国籍フラットのキッチンから 柴田弘子
<戦後50年シリーズ>第5回 戦後50年の日本の化学 梶雅範・菊地重秋・徳元琴代
<ミニ特集:続発する“いじめ”−−その表れ方と原因>
“いじめ”の現代的状況と求められる対応 花島政三郎
子どものいじめと学校・教師 春日井敏之・岸康裕
「いじめ」と子どもの人権 古沢常雄
失業対策事業の今日的意義−−「失業対策制度調査研究報告」で調査研究されたもの−− 大須眞治
<書評>石城謙吉・福田正巳編著『北海道・自然のなりたち』 糸魚川淳二
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.30 No.6(通巻329号)1995.6
<扉のことば>アメリカの冷戦態勢の継続と日本 佐藤昌一郎
<特集>戦後50年−−沖縄はいま
特集まえがき
沖縄・自治体の平和施策 仲地博
沖縄戦と基地沖縄 安仁屋政昭
アメリカの軍事戦略に即応する基地『オキナワ』 野原全勝
沖縄における革新統一の伝統と知事選の勝利 伊志嶺善三
<読者のひろば>爽論騒論 臓器移植について思うこと 黒須三惠
<談話室>絶滅に瀕した野生動物を救うとは? 並木美砂子
<戦後50年シリーズ>第6回 日本の医学・50年 児玉昌彦
生命倫理学の或る理論傾向 竹内章郎
五たび勝訴の東京電力思想差別事件について 南雲芳夫
「日立製作所残業拒否解雇事件」再論−−企業社会の現状と男女差別に関連して−− 後藤道夫
<書評>岩佐茂著『環境の思想−−エコロジーとマルクス主義の接点−−』 鳥居伸好
河合幸尾編『「豊かさの中の貧困」と公的扶助』 武田洋
児玉昌彦著『ヒポクラテスの午睡』 岩田進午
<情報>
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.30 No.7(通巻330号)1995.7
<扉のことば>寺田寅彦の「天災と国防」に学ぶ 高橋詢
<特集>阪神大震災−−科学者の検証と提言
特集まえがき
地震のメカニズム−−兵庫県南部地震の特徴 石川有三
震災復興への道 出口俊一
阪神大震災復興と地震防災の提言−−そのとりまとめの経過と提出について−− 藤井陽一郎
震災ボランティア体験と現地での観察 林弘文
<談話室>ブナの結実周期をさぐる 広木詔三
<戦後50年シリーズ>第7回 戦後50年 科学者の権利と地位をめぐって 伊ヶ崎暁生
大学改革の課題と大学教育実践−−授業観の転換を 前島康男
道路の環境影響評価における騒音予測の問題点−−道路騒音の独断的予測方法批判−− 中川武夫
冷害と不況に揺れる農村地域の高校生の進路状況と地域の課題−−宮城県栗原郡の事例から−− 佐藤幸也
<書評>石橋克彦著『大地動乱の時代−−地震学者は警告する』 児玉昌彦
鈴木健夫著『痴呆症はここまで良くなる』 菅信
桂敬一著『日本の情報化とジャーナリズム』 岩切信
<科学者つうしん> <投稿規定>
Vol.30 No.8(通巻331号)1995.8
<扉のことば>科学者よ、今こそ貴方の出番です! 肥田舜太郎
<特集>被爆50年とこれからの課題
特集まえがき
被爆50周年とヒロシマの動き 宇吹暁
原子爆弾被害者の理論 齋藤紀
被爆者援護法の意義と問題点 田村和之
<談話室>ボランティア元年・阪神大震災 仲上健一
<戦後50年シリーズ>第8回 核問題50年 中島篤之助
核時代の50年と核兵器禁止 杉江栄一
マダガスカル島沖に鯨を追う 関口圭子
学会誌などに見るさしえの変遷−−明治時代の例 糸魚川淳二
<アメリカだより>Mega State 山谷洋二
<書評>夏目啓二著『現代アメリカ企業の経営戦略』 本田浩邦
<日本科学者会議第30回定期大会報告>
<科学者つうしん>
Vol.30 No.9(通巻332号)1995.9
<扉のことば>常温核融合−−その苦き現実と幻 渡辺昂
<特集>テレビ科学番組はどう作られるか
特集まえがき
NHKスペシャル「生命40億年はるかな旅」−−の問題点 後藤仁敏
NHK「アインシュタイン・ロマン」における思想的な問題点 安孫子誠也
科学ジャーナリズムの問題点 稲生勝
1995年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項
<談話室>「男」と「女」のイメージ 近藤健二
<戦後50年シリーズ>第9回 地球科学の歩みと課題 大森昌衛
空港問題の視点 森田優己
非典型な物質群−−その興味深さと分類・整理 山部恵造
科学技術基本法案と日本の科学・技術 野村康秀
世界科学者連盟第16回総会 ダカール声明
<書評>田代洋一編著『論点 コメと食管 自由化は絶対か』 中村寿子
池永満著『患者の権利』 児玉昌彦
声明 フランスの核実験再開に抗議し、いまこそ核兵器の全面禁止・廃絶を 日本科学者会議
大震災やオウム事件などを利用した反憲法的な「危機管理体制」づくりに反対する 平民研連
<科学者つうしん>
<教員公募>
第31期『日本の科学者』編集委員会の発足にあたって
Vol.30 No.10(通巻333号)1995.10
<扉のことば>原点 山部恵造
<特集>シベリア抑留問題と東北農民の戦後50年
特集まえがき
戦後50年と捕虜問題 藤田勇
「満州開拓」移民と東北農村 楠本雅弘
満州農業移民の営農実態と漢族・朝鮮族−−A氏『三股流物語・或る満州開拓団員の青春行状記』を素材として−− 坂下明彦
ソ連抑留と東北の兵たち 斎藤六郎
<談話室>工業高等専門学校の教育事情 久松俊一
<戦後50年シリーズ>第10回 生命分子論の50年−−分子生物学から遺伝子工学へ 宗川吉汪
夫婦の姓を考える 二宮周平
蔵王県境移動国賠事件−−31年目の逆転勝訴の意義 佐藤欣哉・岩鼻通明
兵庫県南部地震−−大阪平野周辺の地震被害と地形・地質との関連−− 内山高・角谷邦明・橋本定樹
<書評>アンソニー・スミス著、巣山靖司監訳『20世紀のナショナリズム』 松尾光喜
歴史教育者協議会編『知っておきたいフィリピンと太平洋の国々』 糸魚川淳二
東海高等教育研究所編『何のための大学評価か』 飯塚勝
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.30 No.11(通巻334号)1995.11
<扉のことば>21世紀型のユニークな国際会議「第6回世界湖沼会議−−霞ヶ浦'95 」 田渕俊雄
<特集>現代進化論の諸相
特集まえがき
化学進化から生物進化へ 石神正浩
細胞の進化 福田哲也
進化論の展開 稲生勝
<談話室>ブーメランの魅力 西山豊
<戦後50年シリーズ>第11回 戦後50年の日本農業 橋本玲子
世界科連私記(I) 塩田庄兵衛
科学教育に望まれるもの 菅野禮司
「神秘」にひかれる子どもたち 大谷猛夫
<エンゲルス没後100年>
エンゲルスと私 大沼正則
私とエンゲルス 河井智康
<書評>岩田進午著『土は生命の源』 粕淵辰昭
<科学者つうしん>
Vol.30 No.12(通巻335号)1995.12
<扉のことば>日本科学者会議創立30周年に思う 本間慎
<特集>日本科学者会議の30年
<座談会>「未来への可能性を求めて」 児玉昌彦・沢田昭二・本谷勲・山岸明彦・山口歩 〔司会〕本田浩邦
日本科学者会議略年表1965年〜1995年
<JSA活動の横顔>
総合科学としての災害科学 藤井陽一郎
簡易測定法による大気汚染測定運動 藤田敏夫
研究者の権利を守る闘い−−通研での37年 山部恵造
<談話室>チョモランマ訪問記 野口邦和
<戦後50年シリーズ>第12回 唯物論哲学の50年 岩佐茂
世界科連私記(II) 塩田庄兵衛
ロシア社会 どこから(Otky a) どこへ(Ky a)−−第3回ロシア研究現地ゼミナール 藤井茂
<情報>大学教員の任期制について
<書評>関正夫著『21世紀の大学像 歴史的・国際的視点からの検討』 森川幾太郎
北住炯一著『ドイツ・デモクラシーの再生』 小野清美
大田昌秀沖縄県知事へのメッセージ 日本科学者会議
<科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次324号〜335号
Vol.31 No.1(通巻336号)1996.1
<扉のことば>日本経済はいまどこにいるのか 龍昇吉
<特集>日本経済の針路を見直す
特集まえがき
不況の向こうに何が見えるか 山口義行
金融の自由化・国際化と日本経済・異常円高と不良債権を産み出したもの 鳥畑与一
クリントン通商政策と日米関係 萩原伸次郎
雇用・賃銀・労働時間の現状と展望 鳥居伸好
<情報>科学技術基本法が国会で可決
<談話室>ダーウィン爆撃と戦後50年 上田恵介
<戦後50年シリーズ>第13回 公害・環境問題の50年 本谷勲
製造物責任法の意義と課題 中村雅人
消費者教育の動向と課題 鶴田敦子
<第21回瀬戸内シンポジウム報告より>1994年渇水による水道被害について 森瀧健一郎
<書評>松本淳治著『眠りと夢を科学する』 河野貴美子
ビクター・B・シェファー著/内田正夫訳『環境保護の夜明け・アメリカの経験に学ぶ』 本田浩邦
<読者のひろば>爽論騒論
<科学者つうしん>
<投稿規定>
Vol.31 No.2(通巻337号)1996.2
<扉のことば>韓国で考えたこと 甲斐道太郎
<特集>博物館−−これまでとこれから
特集まえがき
日本の博物館−−これまでとこれから 糸魚川淳二
学芸員の将来 松岡敬二
地域活動と博物館 十菱駿武
博物館をどう利用するか−−つくる立場から 里見親幸
<文献紹介>博物館の本 糸魚川淳二
<談話室>サルにも利き手はあるのか? 武田庄平
<戦後50年シリーズ>第14回 戦後50年の日本経済と男女平等 森岡孝二
<第21回瀬戸内シンポジウム報告より>瀬戸内海の水圏環境の推移 松田治
科学・オカルト・理科離れ 仲本章夫
道路問題にみる住民運動 永田親義
ノーベル平和賞とパグウォッシュ会議 沢田昭二
<書評>藪内武司著『日本統計発達史研究』 森川幾太郎
<情報>
<科学者つうしん>
1995年度日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ
Vol.31 No.3(通巻338号)1996.3
<扉のことば>分権と参加のシステムを 宮本憲一
<特集>日本科学者会議創立30周年記念国際シンポジウム「アジアにおける科学・技術の交流, 協力」
国際シンポジウム「アジアにおける科学・技術の交流, 協力」の概要と特徴 河井智康
日本の戦争責任−−歴史と日本の認識 タン・チーベン
第2次世界大戦下における日本医学界の戦争責任−−非人道的人体実験を基礎としたBCGを用いた結核予防 美馬聡昭・安井重裕・国中るみ子・金川博史・片平洌彦
新興アジア・太平洋地域の環境開発による負担−−人間生態系に与える開発の歪み テュック・ヤコブ
アジアにおける農業技術交流・協力の問題点−−合鴨農法の経験から 萬田正治
<談話室>言語起源と精神のエコロジー 尾関周二
<戦後50年シリーズ>第15回 宇宙物理の50年 佐藤文隆
電子顕微鏡で有機分子をみる 八瀬清志
幼児の早期教育について考える 本屋禎子
科学技術基本法の意義と課題・試論 松井安俊
国際交流と軍事研究−−94年線形加速器国際会議での経験から 浦野隆夫
<書評>日本科学者会議編『科学者の権利と地位−−科学者・研究者・技術者の権利問題に関する資料と解説−−』 浜林正夫
関春南・唐木国彦編『スポーツは誰のために 二一世紀への展望』 森川貞夫
オウム真理教への破壊活動防止法適用に反対する声明 日本科学者会議
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.31 No.4(通巻339号)1996.4
<扉のことば>都市と農業のことなど 小川浩八郎
<特集>日本農業の発展をめざして
特集まえがき
後継者問題をめぐって 宇佐美繁
中国の食糧事情と中国政府の対応 厳善平
環境保全型農業の技術的展望 塩谷哲夫
日本農業発展の社会的経済的道筋 大嶋茂男
<情報>
<談話室>神戸を忘れまい 山部恵造
<戦後50年シリーズ>第16回 日本の教育50年 大槻健
高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏洩事故について 市川富士夫
<ミニ特集>公開市民講座「仙台の留学生は今どうしているか? 」
なぜ留学生か 高橋礼二郎
留学生問題のいろいろ 山崎誠
全国各地で留学生問題市民講座の開催を 大村泉
<書評>中島篤之助著『二一世紀のエネルギーと環境』 渡辺昂
秋葉繁夫著『広がる数と形の世界』 菅野禮司
播磨信義著『ルポルタージュ 英国版 人権を守る人々』 前田朗
平井幸広著『湖の環境学』 糸魚川淳二
<科学者つうしん>
Vol.31 No.5(通巻340号)1996.5
<扉のことば>数学は弁証法的か 秋葉繁夫
<特集>エリートとは何か
特集まえがき
<座談会>エリートとは何か 稲生勝・小川勉・山崎準二 〔司会〕鳥居伸好
イギリスにおけるエリート教育 渡辺誠一
オウム真理教とエリート 安齋育郎
新しいエリート像を求めて−−雑感風の問題提起 北川隆吉
<情報>
<談話室>ケニアの学校訪問記 木村良夫
<戦後50年シリーズ>第17回 考古学の50年 石部正志
日本有機農業運動−−その先進的役割 ダリル・モエル
少年審判の事実認定における司法と福祉−−調布事件を契機にして 葛野尋之
原爆放射線の遺伝的影響 丸屋博
<書評>尾関周二著『現代コミュニケーションと共生・共同』 吉田正岳
村瀬裕也著『哲学と教育・東洋思想の窓から』 岩間一雄
岩崎允胤著『西洋哲学史I(ギリシャ・ポリス社会の哲学)』、『西洋哲学史II(ヘレニズム・ローマ期の哲学)』 島崎隆
薬害エイズ問題の全容解明・全面解決を求める声明 日本科学者会議
<科学者つうしん>
Vol.31 No.6(通巻341号)1996.6
<扉のことば>「地球温暖化」の進行と日本農耕地の衰退 平田煕
<特集>現代社会を問う−−社会の発展によせて
特集まえがき
社会主義のゆくえ 長砂實
現代世界の基本構造 矢澤修次郎
社会運動の地殻変動 清野正義
社会構成体論と歴史学の新傾向 星乃治彦
<談話室>FAO世界食糧シンポジウムに参加して 今井健
<ミニ特集>大学教員の任期制を考える
大学教員任期制の問題点 三輪定宣
若手研究者と大学教員任期制 中野暢夫
アメリカの大学における任期制の実態と日本 中山茂
沖縄・民主・人権・平和 高良鉄美
教育における競争の現状−−その諸要因を掴むために 長谷川裕
<書評>原善四郎著『人と金属のあゆみ』 那須稔雄
田中正著『物理学と自然の哲学』 金子元久
<科学者つうしん>
<投稿規定>
Vol.31 No.7(通巻341号)1996.7
<扉のことば>内部告発のすすめ 中田直人
<特集>現代の家族論
特集まえがき
家族の変貌と病理 種村完司
家庭と学校とのあいだ 八木三男
現代の家族関係と反社会的宗教カルト・若者が家を捨てて宗教カルトに求めたもの 山口和孝
家庭生活と女性の自立 浅野富美枝
<情報>
<談話室>私の地域社会創り 荒井成彦
破壊活動防止法の論理と構造 足立昌勝
核兵器使用の違法性と国際司法裁判所の勧告的意見 牧田幸人
巻原発と住民自治 秋田周
サンクト・ペテルブルクからの手紙 加藤志津子
<書評>畑明郎著『琵琶湖の10年』 中村寿子
菅野禮司ほか7名著『科学と自然観』 渡辺昂
日本科学者会議創立30周年記念広告
<科学者つうしん>
Vol.31 No.8(通巻343号)1996.8
<扉のことば>子どもと住環境 瀬渡章子
<特集>戦争責任と戦後補償
特集まえがき
戦争責任論の現在 吉田裕
国家指導者としての天皇の<戦争責任> 山田朗
立憲主義と戦争責任−−日本国憲法の場合 横田力
戦後補償問題の現在−−日本軍「慰安婦」問題を中心に 前田朗
<情報>
<談話室>沖縄に来て思うこと 亀山統一
環境を破壊する石炭火力発電所急増計画 石炭火力発電所の環境影響に関する研究会
イカ肝臓で測る海の汚染 梅津武司
干潟の保全と博多湾の人工島埋立計画 安東毅
第11回総合学術研究集会の成功に向けて 武居洋
<書評>大谷禎之介・大西広・山口正之編『ソ連の「社会主義」とは何だったのか』 宮田和保
<日本科学者会議第31回定期大会報告>
科学技術基本法に基づく科学技術基本計画に関する要望 日本科学者会議
声明 中国の核実験に抗議し、すべての核兵器の廃絶と戦争のない平和な世界の実現を 日本科学者会議
<科学者つうしん>
Vol.31 No.9(通巻344号)1996.9
<扉のことば>情報化と主体形成 山田定市
<特集>いまメディアを考える−−その課題と可能性
特集まえがき
メディア社会のいま 伊藤守
マスメディアと公共性−−TBS問題と多チャンネル化の視角から−− 須藤春夫
電子メディアと障害者のあらたなコミュニティー 佐々木夏実
メディア・コミュニティの光と影−−民主主義、身体性、エコロジーの観点から−− 尾関周二
<情報>
<談話室>JR新快速電車の窓ガラス崩壊事故に遭遇して−−環境問題と安全問題の接点 後藤隆雄
官官接待追及と市民運動−−定着するか自律市民の自治体監視活動−− 高橋利明
国有林を荒廃させる会計方式 笠原義人
樹木年輪による環境変化の推定に関する諸問題 福岡義隆
ニュージーランドの経済改革と科学研究 河内洋佑
<書評>中村方子著『ミミズのいる地球−−大陸移動の生き証人』 松井安俊
遠藤町子作/本間玲子監修『ステファニー−−エイズとともに生きた日系アメリカ人少女の物語』 池上幸江
日本科学者会議創立30周年記念広告
日米安保共同宣言と米軍基地のための土地とりあげ特別立法に反対する声明 平民研連
<科学者つうしん>
第32期『日本の科学者』編集委員会の発足にあたって
Vol.31 No.10(通巻345号)1996.10
<扉のことば>核兵器と国際司法裁 山田英二
<特集>九州とアジア−−その結びつきと交流への視点
稲作の起源と伝播−−日中文化交流の底流 藤原宏志
長距離移動性イネウンカ類にみるアジアと日本の結びつき 渡邊朋也
東シナ海の資源管理−−海からの発想−− 松田恵明
地域に根ざした地方分権モデル−−九州とアジアとの交流への一実験 川原紀美雄
ポール・ランジュバン=没後50年によせて 伊藤隆
現代日本の行政官僚システム 堀雅晴
裁判記録の公開と学問の自由 石塚伸一
東京・日の出町廃棄物最終処分場汚水漏れ問題 本間慎
「国際貢献論」から非武装平和主義へ−−平和のための国民的エートスの覚醒を−− 伊藤恭彦
<書評>高津勝著『現代ドイツスポーツ史序説』 高橋幸一
米国科学アカデミー編/池内了訳『科学者をめざす君たちへ』 渡辺昂
1996年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.31 No.11(通巻346号)1996.11
<扉のことば>教養教育の未来 村瀬裕也 3
<特集>アジアのエネルギー消費の増大と環境問題
特集まえがき
中国における経済発展と大気汚染−−都市と農村における石炭利用と住民の健康被害 浅沼信治
繰り返されるアジアへの公害輸出−−フィリピンの石炭火力発電所公害 鈴木光弘・小島延夫・南里隆宏
アジアのエネルギー・環境問題 大島堅一
環境技術分野におけるアジア諸国との国際協力 田山伸幸
<情報>
<談話室>英国の冤罪事件と救援運動あれこれ 播磨信義
<ミニ特集>科学技術基本法を考える
科学技術基本法の基本的性格−−要約的解説−− 明石博行
「科学技術基本計画」は何を解決するか? 野村康秀
科学技術基本計画と国立研究所 大淵薫
安保「再定義」と平和憲法の立場 小沢隆一
阪神・淡路大震災被災者の今 木村良夫
<書評>紀学仁主編/村田忠禧訳/藤原彰・粟屋憲太郎解説『日本の化学戦−−中国戦場における毒ガス作戦』 橋本誠一
和光大学授業研究会著『語りあい 見せあい大学授業』 糸魚川淳二
萩原伸次郎著『アメリカ経済政策史−−戦後「ケインズ連合」の興亡』 本田浩邦
沖縄「代理署名」裁判における最高裁の不当判決に抗議する 日本科学者会議
<科学者つうしん>
<投稿規定>Vol.31
No.12(通巻347号)1996.12
<扉のことば>環境論とエントロピー 須藤清次
<特集>地震はなぜ起きるのか
地球内部のダイナミクス−−マントル対流と巨大地震の発生−− 青木治三
活断層と直下型地震 伊藤潔
地震予知は可能か? 石橋克彦
災害復興の課題と方向 室崎益輝
<情報>
<談話室>薬害エイズと国家検定 川中正憲・本間玲子
原水爆禁止1996年世界大会・科学者集会「人類と核兵器廃絶」の報告 大竹昭郎
狂牛病問題−−現代医学・獣医学・生物学への挑戦 小林好作・藤谷英男
教養部を廃止した「大学改革」−−回想がてらの考察 中野藤生
<書評>牧野富夫著『人間らしい生活と賃金』 鳥居伸好
野口邦和著『山と空と放射線』 渡辺昂
大阪教育文化センター環境教育研究会編『大阪の環境教育−−公害・環境教育の25年』 岩田好宏
日本科学者会議創立30周年記念広告
世界科学者連盟第17回総会「核兵器完全廃絶」に関する決議
研究委員会設置の提案募集
<科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次336号〜347号
Vol.32 No.1(通巻348号)1997.1
<扉のことば>社会保障の長いトンネル 真田是
<特集>これからの大学論−−めざすべき大学は?
<座談会>これからの大学論−−めざすべき大学は? 寺崎昌男・長野八久・浜林正夫 〔司会〕飯塚勝
大学の自己評価と大学の自治 細井克彦
大学教員の任期制をめぐって 加藤重樹
<談話室>分数−−この悩ましきもの 森川幾太郎
世界科学者連盟シンポジウム「科学、倫理、社会」の報告 湯淺精二
世界科学者連盟第17回総会報告 北村実
子どもの権利条約に基づく日本政府報告書をめぐって 佐々木光明
いま なぜ シデコブシか 糸魚川淳二
<書評>兵庫県震災復興研究センター編『大震災と人間復興−−生活再建への道程』 大屋鍾吾
纐纈厚著『日本海軍の終戦工作−−アジア太平洋戦争の再検証−−』 山田朗
吉田ルイ子フォトエッセイ/林晃史解説『南アフリカの新しい風』 松尾光喜
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.32 No.2(通巻349号)1997.2
<扉のことば>社会の原理を問い直す 篠田武司
<特集>高齢化社会を考える
豊かな高齢化社会への視点 横山寿一
介護問題がなげかけるもの 加藤薗子
震災と高齢者 上田耕蔵
ライフスタイルの転換と高齢者−−運動の体験のなかから 上坪陽
<談話室>茶道と経済学 鳥居伸好
「'96夏の学校in神戸」に約70名−−幅広い参加者と密度ある内容に新局面を開く−− '96夏の学校in神戸実行委員会
モンゴルの科学研究見たまま 坂巻幸雄
ナショナル・トラストとイギリス経済−−望むべき国民経済を求めて−− 四元忠博
今日の教育事情にたいする脳科学からの警告 渡植貞一郎
<書評>にいがた県民教育研究所編『新潟県の子育て百科 '96にいがたの子ども白書』 川合章
三国英実編『今日の食品流通』 平井正文
岩鼻通明著『出羽三山の文化と民俗』 伊藤清郎
1996年日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ
<情報>
<科学者つうしん>
<投稿規定>
Vol.32 No.3(通巻350号)1997.3
<扉のことば>蘆溝橋事件60周年に思う 二宮淳一郎
<特集>薬害のない未来をめざして
薬害の歴史から見た薬害エイズ問題の特質と今後の課題 片平洌彦
血友病患者のHIV感染と医療の役割 西畠信
「薬害エイズ」の社会的構造とその責任 牧野忠康
薬害エイズ訴訟の和解と恒久対策 安原幸彦
<談話室>疾病媒介種のイエバエはいま 三原実
私立大学と大学教員任期制問題−−学問の自由の擁護は大学教員の社会的責務 喜里山博之
温暖化防止を目指すデンマークとドイツのエネルギー対策 和田武
消費税率上昇が家庭経済に与える影響分析 村田洋
中池見湿地保全活動の現状 長田勝・森透
<書評>保母武彦著『内発的発展論と日本の農山村』 有永明人
亀山純生・後藤道夫・中西新太郎・中村行秀編『離脱願望−−唯物論で読むオウムの物語』 片山善博
<読者のひろば>爽論騒論
日本本土の沖縄化をめざす実弾砲撃演習場移転計画に反対する声明 日本科学者会議
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.32 No.4(通巻351号)1997.4
<扉のことば>イタイイタイ病裁判後の4半世紀 畑明郎
<特集>「自由主義史観」を考える−−その内容・論理・運動の批判的検討
歴史の偽造「自由主義史観」の批判 岩井忠熊
近現代史見直し論争と教科書問題−−最低限の社会的モラルにも欠ける藤岡氏の言動− 高嶋伸欣
いわゆる「自由主義史観」の思考論理 村瀬裕也
「自由主義史観」の行きつく先 北村実
<談話室>酒酔いの科学的人間論 長谷場健
永続するマイワシ資源の大移動−−持続可能な漁業の新たな課題−− 松田裕之
金融機関の効率性と公共性 藤田安一
300万kW風力発電システムの構築 永井實・天久和正
環境教育と公害問題−−水俣病問題を考える 油谷朝子
日本科学者会議創立30周年記念出版『科学と人間』で討論を巻き起こそう! 本谷勲
<書評>小西悟著『現代に生きるファウスト』 中村方子
荒川弘著『エネルギー3つの鍵 経済・技術・環境と2030年への展望』 青山政利
声明 「任期制」の導入・法制化に反対する 日本科学者会議
大学教員・研究者への「任期制」導入・法制化に反対する運動を一層発展させよう(アピール)
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.32 No.5(通巻352号)1997.5
<扉のことば>大学院生は研究者か? 青木和光
<特集>若手研究者と任期制
<座談会>若手研究者と任期制 石原洋介・斉藤吉広・安野愈・山田雅弘 〔司会〕北山雅昭
国立研究所に任期制を採用したら何が起こるか 宮本宏
「大学教員の任期制」とは何か−−教育・研究の活力の源泉たりうるか 岡村遼司
<談話室>ミュージカル『I LOVE 憲法』の公演活動にとりくんで 杉浦公昭
ナホトカ号油流出事故に関連して 在田正義
木造住宅におけるシロアリ防除のあり方 鈴木憲太郎
体系的な技術者養成をめざして−−日本高専学会の設立 梅津清二
<第16回環日本海シンポジウム報告より>(その1)
鳥取大地震と岩美鉱山の朝鮮人労働者 岩谷東亜
18世紀日本民衆の見た朝鮮人 池内敏
<書評>杉田聡著『クルマが優しくなるために』 粟野宏
西条八束・奥田節夫編『河川感潮域−−その自然と変貌』 糸魚川淳二
笠原義人編『よみがえれ 国有林』 八木健三
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.32 No.6(通巻353号)1997.6
<扉のことば>50年目の日本国憲法 森英樹
<特集>税・財政と国民生活
現代日本における財政危機の展開 龍昇吉
財政危機と社会保障構造改革 武田宏
財政危機下で進む大企業の強蓄積 大橋英五
財政民主主義の税制改革 内山昭
<資料>「大学の教員等の任期に関する法律案」の概要
<談話室>「おれはひとりの修羅なのだ」−賢治の全体像への糸口− 山部恵造
憲法を考える−−日本国憲法50年の生理から 山下健次
ユネスコ「暴力についてのセビリア声明」の今日的意義−−平和創造のための科学的メッセージ−− 杉田明宏
<第16回環日本海シンポジウム報告より>(その2)
サハリン州の森林管理の現況 藤原滉一郎
中国東北部の森林資源と環日本海交流 井口隆史
<読者のひろば>爽論騒論
<書評>大木一訓著『産業空洞化にどう立ち向かうか』 伍賀一道
<情報>
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.32 No.7(通巻354号)1997.7
<扉のことば>つけは早く払いたいものだ 海部宣男
<特集>21世紀の科学−−自然の進化
生命の起原研究小史−−点描と展望 長野敬
物質(有機物・無機物)の起源と進化 中川直哉
星と惑星の起源−−宇宙と生命の起源への天文学のアプローチ 田村元秀
銀河の形成と進化の観測的研究 山田亨
<談話室>一事不再理 山田和也
憲法施行50年と女性の権利 杉井静子
クローン動物の周辺 外池光雄
転換途上のダム事業−−行政手続き改革の基本視点−− 中嶋信
米新戦略を想定した日米共同演習コープ・ノース96-1 佐藤裕二
<書評>米沢富美子著『科学する楽しさ 21世紀のチャレンジ』 小森田精子
スタロセリスカヤ・ニキーチナ著/伊藤隆訳『ポール・ランジュバン伝』 小岩ケイ子
唯物論研究協会編『終末の時代を超える』 藤谷秀
「大学教員等の任期に関する法律案」の国会上程に抗議する(声明) 日本科学者会議
研究公務員の「任期制」法制化に反対する声明 日本科学者会議
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.32 No.8(通巻355号)1997.8
<扉のことば>憲法とは何か 渡辺洋三
<特集>日米安保について考える
アメリカの世界戦略と日米軍事同盟 浅井基文
日本の現代帝国主義化と日米安保 渡辺治
日米安保と法体系一元化の指向−−駐留軍用地「改正」法の制定が意味するもの− 久保田穣
日米安保を支える財政支出 鳥居伸好
<談話室>フロンティアからの眺め 児玉昌彦
大学生の平和意識−−「セビリア声明」との関連−− 伊藤武彦・杉田明宏・中川作一
発明者の特許権共有は、大発明を生みだすか? 野村康秀
<書評>村上陽三著『クリタマバチの天敵−生物的防除へのアプローチ』 中村方子
<日本科学者会議第32回定期大会報告>
参議院本会議での「大学の教員等の任期に関する法律案」の採決強行に抗議する 大学教員・研究者への任期制導入の法制化に反対する全国連絡会議
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.32 No.9(通巻356号)1997.9
<扉のことば>星占いと「地球温暖化」ストーリー 丸山健人
<特集>いま、スポーツを考える
変化するスポーツを取り巻く問題群 山下高行
身体とコミュニケーション 久保健
スポーツと権力−−人民スポーツ運動における権力の問題 功刀俊雄
スポーツと社会運動−−ドイツ連邦共和国の場合 高津勝
<談話室>研究者と、インターネットのある市民社会 渡部昇
教育改革と大学をめぐる情勢−−その特徴と問題−− 三輪定宣
プルサーマル−−プルトニウムの愚かな利用法−− 舘野淳
<ミニ特集>第22回瀬戸内シンポジウムより
21世紀の瀬戸内像を探る−−第22回瀬戸内シンポジウムの報告 岩本智之
卸電力の自由化と瀬戸内のエネルギー基地化 梅本哲世
なお続く瀬戸内埋立 伊藤護也
公害・災害からの再生まちづくり 塩崎賢明
<書評>野尻湖発掘調査団編著『最終氷期の自然と人類』 大森昌衛
<情報>
<科学者つうしん>
<投稿規定>
第33期『日本の科学者』編集委員会の発足にあたって
Vol.32 No.10(通巻357号)1997.10
<扉のことば>真の嘘つきは誰か 浅見輝男
<特集>現代社会とジェンダー
フェミニズムとジェンダー−−現代フェミニズムの課題−− 安川悦子
無償労働とジェンダー 服部良子
社会福祉とジェンダー 渋谷敦司
工場法とジェンダー−−「保護」の論理のパラドクス−− 竹内敬子
<談話室>21世紀の太陽エネルギーと科学者の役割 河野勝泰
大学教員任期制の導入を許すまい 沢田昭二
「動燃アスファルト固化処理施設事故」に何を学ぶべきか 日本科学者会議原研分会動燃事故研究グループ
愛媛玉串料訴訟の経過と意義 高田義之
マルチメディアのそもそも論 山部恵造
愛知万博−−自然との共生は可能か 糸魚川淳二
<書評>石本真著『物質から生命へ−生化学のすすめ』 中川直哉
外村彰『ゲージ場を見る−電子波が拓くミクロの世界』 渡辺昂
1997年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項
<情報>
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.32 No.11(通巻358号)1997.11
<扉のことば>傍流と主流 丹生潔
<特集>食料危機と日本農業・北海道農業
WTO体制は「食料問題」を救えるか 飯澤理一郎
「飽食日本」の落とし穴 河合知子
低い食料自給率と「豊か」な食生活−「食農分離」から「食農同根」へ− 岩崎徹
北海道農業に可能性はあるか 松木靖
<談話室>「複雑系」現象 姫宮利融
原水爆禁止1997年世界大会・科学者集会「核兵器廃絶と科学者の役割−核兵器のない21世紀をめざして」の報告 今野宏
CTBT下におけるアメリカの核兵器開発 角田道生
数学教育から見た日本の教育政策の問題点−「飛び入学」問題が示すもの− 浪川幸彦
日本科学者会議宮城支部公開市民講座 21世紀の日本の学校教育 塩谷勝・田中武雄
<読者のひろば>爽論騒論
<書評>南塚信吾著『義賊伝説』 古賀秀男
<情報>
<科学者つうしん>
日本科学者会議研究基金募金への協力のお願い
Vol.32 No.12(通巻359号)1997.12
<扉のことば>日本の海洋生物を守る危機管理体制を問う 谷山鉄郎
<特集>自然保護の現状と「自然の権利」−野生生物との共生を考える
生物多様性の保全−生態学の視点から 鷲谷いづみ
米国における「自然の権利」訴訟の動向 関根孝道
自然の権利訴訟と環境法の枠組み 山田隆夫
日本における環境影響評価法の制定 宇佐見大司
<談話室>六ケ所村のチューリップ畑から 菊川慶子
核兵器廃絶条約の締結に向けて−「モデル核兵器条約」とはなにか 浦田賢治
第47回パグウォッシュ会議の報告 沢田昭二
火力発電所アセスメントの限界と課題−中部電力・碧南火力発電所等のアセスメントを事例として 中川武夫
<ミニ特集>東京大気汚染公害裁判
東京に青空をとりもどすために−東京大気汚染公害裁判をめぐって 鶴見祐策
医師の立場から東京大気汚染公害裁判にかかわって 吉沢敬一
<参考>一患者の報告から 渡辺朋枝
<書評>諏訪兼位著『裂ける大地 アフリカ大地溝帯の謎』 八木健三
西川正雄・松村高夫・石橋俊時著『もう一つの選択肢−社会民主主義の苦渋の歴史』 神谷章生
アジア・太平洋地域での戦争に日本を動員するための「新ガイドライン」に反対する声明 日本科学者会議
<情報>
<科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次348号〜359号
Vol.33 No.1(通巻360号)1998.1
<扉のことば>図書館整備の視点と公的責務 塩見昇
<特集>情報化社会と図書館
情報化時代を迎えた大学図書館の課題 海野敏
県立図書館の役割と情報公開 前田章夫
いま、学校図書館は 永井悦重
地域に根ざした公共図書館−「暮らしのなかに図書館を」滋賀県下の実践から− 古賀秀男
<談話室>タタールスタンのカザンを訪ねて 木村英亮
90年代財界の教育政策と任期制 万羽晴夫
任期制導入の必要条件−特に法的視点から− 木崎安和
日本科学者会議'97夏の学校の報告−科学者と社会との関わりをめぐって− '97夏の学校実行委員会
産業構造の変化と東北地域 神田健策
<書評>青木孝寿著『改訂版 松代大本営−歴史の証言』 堀重雄
桂敬一編『新聞 転機に立つ新聞ジャーナリズムのゆくえ』 立石芳夫
<情報>
<投稿規定>
日本科学者会議研究基金への協力のお願い
<科学者つうしん>
Vol.33 No.2(通巻361号)1998.2
<扉のことば>「もののけ姫」と橋本改革 加茂利男
<特集>公共事業の転換−公共性を回復するための制度変革と運動
財政構造改革と公共事業政策の転換 梅原英治
水資源開発事業の「公共性」を問う 森瀧健一郎
大規模公共事業と住民参加 礒野弥生
公共事業の転換と地方自治−地方自治体による改革の方向− 角橋徹也
<談話室>平和教育雑感 外山英昭
行革会議の国研独立行政法人化論を批判する 松井安俊
諫早湾干拓問題についての日弁連の意見 外井浩志
環境問題の新段階と東北地域−東北地方区シンポジウム環境問題報告から− 松山力
大学改革と非常勤講師 竹添敦子
<書評>西條八束監修/三河湾研究会編『とりもどそう豊かな海 三河湾−「環境保全型開発」批判』 寺井久慈
大雪山のナキウサギ裁判を支援する会編『大雪山のナキウサギ裁判』 高畑滋
沖縄県平和委員会編『親子で学ぶ−沖縄の戦跡と基地』、名護市平和委員会・沖縄県平和委員会編『日本の宝ヤンバルと珊瑚の海に海上基地はいらない!』 菅進
行政改革会議最終報告について(事務局長談話)
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.33 No.3(通巻362号)1998.3
<扉のことば>転換期と科学活動 西川栄一
<特集>日本の科学技術政策と研究開発のあり方
国立大学の現状−民営化の危機を前にして− 池内了
「科学技術基本法」下の農林水産省試験研究機関と研究者 農水省つくば研究者グループ
日本の「技術開発力」を考える 野村康秀
科学技術基本法体制下の科学技術予算 明石博行
<談話室>イタイイタイ病とカドミウム汚染環境対策に関する国際シンポジウムへの道 倉知三夫
「評価システム」確立の真意と危険性 伊藤正彦
21世紀への試み−日韓共同ワークショップ報告 橋本信
12総学プレシンポ「佐渡の開発と自然環境保全に関するシンポジウム」の報告 立石雅昭
ロシア船籍重油流出事故の科学的視点と対応−重油流出事故に取り組んだ経験を通して− 田崎和江
国立試験研究機関の独立行政法人化の問題点 岡田安正
<書評>坂東昌子・功刀由起子編『性差の科学』 根岸泰子
<声明>国立試験研究機関の独立行政法人化に反対する 日本科学者会議
1997年度日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.33 No.4(通巻363号)1998.4
<扉のことば>『大衆の反逆』と『エリートの反逆』の間 吉田傑俊
<特集>変化しつつある労働市場・労働関係
変動する労働関係−構造変容の歴史と論理− 田端博邦
スウェーデンにおける労働関係の変化 篠田武司
アメリカにみる労働市場の変化 仲野(菊地)組子
日本的経営の変化 青木圭介
<談話室>フランス社会−ストライキとデモの意義と効用 北川善英
ユネスコ・高等教育の教育職員の地位に関する勧告 深山正光
沖縄米軍海上基地学術調査と科学者の社会的責任 河井智康
「立山の花めぐり」に登場する花たち 増田恭次郎
JSA・研究者と地域−青森支部八戸分会の実践から− 高橋秀直
<書評>渡辺治著『現代日本の帝国主義化−形成と構造』 米田貢
古澤聡司・入谷敏男・伊藤武彦・杉田明宏著『語りつぎ未来を拓く平和心理学』 草野滋之
岩淵孝著『現代世界の資源問題入門』 糸魚川淳二
山口英昌編著『これでわかる食の安全読本−食品添加物・残留農薬・輸入行政はいま』 樋口寿
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.33 No.5(通巻364号)1998.5
<扉のことば>研究者と研究補助者 八瀬清志
<特集>大学改革の中の非常勤講師問題
大学非常勤講師問題とは何か−パートの大学教員の大群− 菊地重秋
専業非常勤講師の労働条件差別を隠蔽する諸事情 福田拓司
大学改革のなかの非常勤講師問題−大阪電気通信大学にみる教育改革と非常勤講師問題− 温井信正
日本型組合、非常勤講師組合、社会的公正−非常勤講師組合との連帯の可能性を求めて− 碓井敏正
<談話室>うれうべき「理科教育」のゆくえ 大津八郎
もう一つの南極観測 宇井啓高
<第17回環日本海シンポジウム報告より>
シベリア開発と公害・環境問題−東シベリア・バイカル湖地域を例に− 徳永昌弘
過疎地域における住民自治と地域振興−弥栄町野間地区の住民組織を事例として− 多田憲一郎
新潟原発・住民投票・環境問題を考える 小林昭三
大学院新入生のみなさんへ−JSAで研究者としての自分を磨こう 青木和光
日本科学者会議編『GUIDEBOOK 研究の世界』いよいよ刊行! 日本科学者会議「若手研究者育成のためのガイドブック」編集委員会
<書評>梶雅範著『メンデレーエフの周期律発見』 井山弘幸
飯盛信男著『規制緩和とサービス産業』 中嶋信
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.33 No.6(通巻 365号)1998.6
<扉のことば>アメリカ的民主主義と自由思想 南博
<特集>脳科学のいま、そしてこれから
「脳と行動」の研究史と将来の展望 久保田競
MRI、PET、EEG、MEGなどの非侵襲的測定法による脳の働きの研究 外池光雄
脳老化と痴呆の研究 安藤進
ニューロイダルネットによる脳機能のシミュレーション−人工知能とニューラルネットの統合アプローチ 西野哲朗
<談話室>私の歩んだ道−社会的責任を果たすため 岡林一夫
脳と過労死−強い慢性ストレス刺激による動物や人間の脳反応 刈田啓史郎
中国広州、西安、北京に大学を訪ねて 寺田博之
首都機能移転と地域商工業 日高定昭
地域経済振興運動と中小商工業者の役割 八幡一秀
<書評>淡路剛久・寺西俊一編『公害環境法理論の新たな展開』 北山雅昭
井山弘幸著『鏡の中のアインシュタイン−つくられる科学のイメージ』 中川直哉
五十嵐敬喜・小川昭雄著『公共事業をどうするか』 笠原義人
西村有史著『開業医が歩んだ長い道−エイズ患者診ます』 小早川義尚
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.33 No.7(通巻366号)1998.7
<扉のことば>「大学改革」の忘れ物 望田幸男
<特集>今日の感染症−実態の把握とよりよい対策のために
エマージング感染症の動向 山内一也
増えつつある結核感染症とその問題点 中村玲子
文明病としてのレジオネラ感染症 吉田真一
輸入感染症の現状とその対策 北村敬
病院・学校の給食現場からみた感染症対策をめぐって 北田ヒデ子
<談話室>情報公開に係る住民訴訟について 松原邦明
<教育シリーズ>第1回 教育シリーズの企画にあたって 『日本の科学者』編集委員会
乳幼児の発達環境と保育 清水民子
任期制制導入は、なぜ・どのように急がれたか−群馬大学における経験から 齋藤安史
介護保険の課題 芝田英昭
資格外就労外国人・超過滞在外国人における医療保障問題−緊急を要する医療からみる保障の現状− 山田亮
<書評>高谷清・武内一・植田章編『障害者の健康と医療保障』 村田輝夫
ノルベルト・ボッピオ著/片桐薫・片桐圭子訳『右と左:政治的区別の理由と意味』 岡林信一
日本の平和と民主主義を危うくする「戦時米軍支援法案」に強く反対する(声明) 平和と民主主義のための研究団体連絡会議幹事団体会議
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.33 No.8(通巻367号)1998.8
<扉のことば>日本学術会議の強化を−「行政改革」論議のなかで− 中塚明
<特集>再び沖縄から−21世紀に沖縄は何を求めるか
新ガイドライン体制と沖縄 大城保英
沖縄全県自由貿易地域構想の問題点 来間泰男
海上基地に反対する名護市民の闘い 新崎盛暉
沖縄から拓く21世紀−米軍基地をめぐる3年間のたたかいが示した成果と展望 亀山統一
<談話室>沖縄の自然環境 渡久山章
<教育シリーズ>第2回 中学校の現場から 大谷猛夫
規制緩和と航空行政 石崎祥之
世界に広げよう非核・平和の輪−茨城大学非核宣言制定10周年 野田二次男
人類の未来を拓く科学・文化の創造的発展を 大家も若手も12総学、新潟へ 加村崇雄・立石雅昭
科学者をめぐる情勢と日本科学者会議第34期の運動の進め方 日本科学者会議幹事会
<書評>ジョージ・H・セージ著/深澤宏訳『アメリカスポーツと社会−批判的洞察−』 川口晋一
最近の教員養成政策に関する見解 日本科学者会議幹事会
<情報>
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.33 No.9(通巻368号)1998.9
<扉のことば>外来生物の導入と自然生態系の保全 村上陽三
<特集>環境考古学−自然科学からのアプローチ
環境考古学とは 十菱駿武
地震考古学 寒川旭
人間−環境関係史のための植生復元 辻誠一郎
骨から食物を読む 米田穣
<談話室>奥羽本線と鉄道林−奥羽山脈をはじめて越えて1世紀 粟野宏
<教育シリーズ>第3回 子どもたちの「荒れ」をどう克服するか 今泉博
90年代金融危機と不良債権処理 米田貢
林業の現状と国有林野問題−林政審議会答申批判− 野口俊邦
<書評>ジーモン・ヴィーゼンタール著/下村由一・山本達夫訳『ナチ犯罪人を追う−S.ヴィーゼンタール回顧録』 古賀秀男
日本科学者会議『GUIDEBOOK研究の世界』 神谷章生
核兵器廃絶運動のいっそうの発展を−インド・パキスタンの核実験に当面して− 日本科学者会議
<科学者つうしん>
Vol.33 No.10(通巻369号)1998.10
<扉のことば>科学者の言うこと 尾池和夫
<特集>市民セクターの可能性
市民セクターと社会経済システムの発展 藤田暁男
市民セクターと行政−パートナーシップの形成をめざして− 日詰一幸
企業の社会貢献とNPO−新たな時代への転換に向けて− 島田京子
新しい非営利法人制度の成立とこれからの市民セクター 山岡義典
大学審議会「中間まとめ」に対する見解−ひろく討議を呼びかけるために− 日本科学者会議大学問題委員会
<談話室>ニュージーランドツアーの印象記 鈴木健之
<教育シリーズ>第4回 子どもの成長と青少年・大学生問題 溝田忠人
教育職員免許法「改正」の問題点と教育政策のねらい 三輪定宣
アフリカ野生生物保護運動の30年 小原秀雄
<書評>関口鉄夫著『ゴミは田舎へ?−産業廃棄物への異論・反論・Rejection(拒否) 』 小林詢
向江強著『民衆のたたかいと思想 百姓一揆・大塩平八郎』 村田路人
1998年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項 (概要)
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.33 No.11(通巻370号)1998.11
<扉のことば>自然環境保全の視点 八木静夫
<特集>四国の環境問題−地域の模索から何を学ぶか
瀬戸内法25年の検証 村上博
環境アセス制度の欠陥と改革の方向 石井愃義
高知県の産廃処分場建設問題 高知大学友野哲彦研究室
環境保全型産業への転換と地場産業の経営戦略 鈴木茂
<談話室>魚類の脳研究から見えるもの 宗宮弘明
<教育シリーズ>第5回 混迷状況にある家庭教育の考察 奥田實
<教育シリーズ>第1回〜第5回の概要とお願い 『日本の科学者』編集委員会
原水爆禁止1998年世界大会・科学者集会−核兵器廃絶と科学者の役割− 森瀧健一郎
雇用・労働関係の変質化とその今日的意味 加藤佑治
<書評>清水修二・舘野淳・野口邦和編『動燃・核燃・2000年』 渡辺昂
河北新報社オリザの環取材団『オリザの環』 宮川勝
アメリカの未臨界核実験強行に対する抗議電 日本科学者会議
核兵器廃絶のための国際行動 世界科学者連盟第65回執行評議会
<科学者つうしん>
Vol.33 No.12(通巻371号)1998.12
<扉のことば>規制緩和 本間重紀
<特集>国際的な金融再編の新展開
1970年代以降のドル体制とマネーフロー 奥田宏司
アメリカにおける金融再編 高田太久吉
欧州における金融再編成 史上最大の銀行M&Aで統合化進む 奥村皓一
金融再編と独占的結合 鈴木健
<談話室>ユニークな教科書作りに挑戦して−『法史学への旅立ち』編集記− 矢野達雄
<教育シリーズ>第6回 吉備高原学園高等学校の新しい取り組み−全寮制高校 三澤和昭
<てがみ>教育シリーズ第3回「子どもたちの『荒れ』をどう克服するか」を読んで 荻野ノリ子
「日本科学者会議'98夏の学校in北海道」の報告−地域にこだわりぬいた企画で新たな方向性− '98夏の学校in北海道実行委員会
今日の自治体政策と離島・農山漁村−公共事業依存から内発的発展へ− 保母武彦
リサイクル法体験記−「路上観察」のすすめ 三戸信人
<書評>種村完司著『心−身のリアリズム』 河野勝彦
都留重人著『科学的ヒューマニズムを求めて』 篠田武司
戦争への道か、平和への道か−「新ガイドライン関連法案」に反対しよう 日本科学者会議
研究委員会設置の提案募集 日本科学者会議研究企画部
<科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次360号〜371号
Vol.34 No.1(通巻372号)1999.1
<扉のことば>二つの大学像−大学審とユネスコ 浜林正夫
<特集>ダイオキシン汚染とゴミ問題
我が国のダイオキシン汚染の現状 脇本忠明
ダイオキシン汚染問題と焼却処理 田口正己
母乳のダイオキシン汚染 池上幸江
ドイツ循環経済・廃棄物処理とダイオキシン 北山雅昭
<文献紹介>ダイオキシン類に関する本 中川直哉・池上幸江
<談話室>近藤薫樹先生と科学的人間論 亀山孝二
<教育シリーズ>第7回 CAP−子どもへの暴力防止プログラム−富山における実践活動 越野誠子
大学審答申「21世紀の大学像」−効率主義の行方− 細井克彦
広島・長崎原爆の放射線とDS86 沢田昭二・永田忍・安野愈
<書評>川人博著『過労自殺』 神谷章生
テリー・イーグルトン著/森田典正訳『ポストモダニズムの幻想』 北村浩
<科学者つうしん>
Vol.34 No.2(通巻373号)1999.2
<扉のことば>科学者と労働者・市民との共同行動の発展を 西田陽子
<特集>市民生活とエネルギー問題
エネルギー浪費型社会からの脱却 青山政利
住居とエネルギー−省エネルギー住宅の試み− 逸見次郎
食糧システムにおけるエネルギーの利用 宇田川武俊
交通輸送とエネルギー 西川栄一
<談話室>新しいクリーンエネルギーシステム 亀山秀雄
<教育シリーズ>第8回 人間のぬくもりのある学校を−21世紀の教育・学校を考える− 石井建夫
阪神・淡路大震災後の被災市民の健康アンケート結果の健康モデルからの検討 後藤隆雄
平和心理学の現状と課題 伊藤武彦
大学審議会答申「21世紀の大学像と今後の改革方策について−競争的環境の中で個性が輝く大学−」についての見解 日本科学者会議
1998年日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ
ロシア、アメリカの未臨界核実験、アメリカのイラク攻撃に対する抗議 日本科学者会議
<科学者つうしん>
Vol.34 No.3(通巻374号)1999.3
<扉のことば>大事故のおしえ 石森繁樹
<特集>地方分権と市民の現在
「地方分権」改革の現状 白藤博行
大阪衛星都市における分権化の現状と展望 森裕之
情報公開を求める市民−住民主権の時代をめざして− 藤永のぶよ
地域産業政策の政治的条件−中小企業都市東大阪を事例として− 桑原武志
<談話室>インド映画に惹き寄せられて 永冶日出雄
<教育シリーズ>第9回 父母・住民の学校参加をすすめる教育運動 坂口祐梁・山田信克
地球外文明の探査 横尾広光・中川直哉
10年目を迎える東京支部個人会員の活動 日本科学者会議東京支部個人会員世話人会
<書評>水野浩雄著『天災予知は可能か−予測の科学と人々の暮らし』 丸山健人
碓井敏正著『現代正義論』 大西広
ユルゲン・クチンスキー著/照井日出喜訳『クチンスキー回想録1945-1989正統派の異端者』 北村実
ヨアヒム・ヒルシュ著/木原滋哉・中村健吾訳『国民的競争国家−グローバル時代の国家とオルタナティブ』 高屋正一
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.34 No.4(通巻375号)1999.4
<扉のことば>生活関係における民主主義 飯田哲也
<特集>世代間コミュニケーションの病理
世代連鎖と親子関係 信田さよ子
子どもと教師の間に介在するもの 竹内常一
少年の非行現象の底流 加藤幸雄
世代間コミュニケーション・民主化・エコロジー 尾関周二
<談話室>動物のルーツを求める中国の旅 大森昌衛
<教育シリーズ>第10回 大学生の自尊感情(self-esteem)について−ジェンダー心理学的視点から− 東清和
第48回パグウォッシュ会議とスチューデント・ヤング・パグウォッシュ 沢田昭二
物質収支から見たわが国の診断と処方 松川康夫
日本科学者会議への期待が高まっている今果たすべき役割の大きさにふさわしい組織を作るために会員拡大にご協力下さい 伊藤達夫
<本>泉邦彦著『化学汚染−しのびよる健康障害』 北山雅昭
唯物論研究協会編『教育・共同・平等』 藤井啓之
<科学者つうしん>
Vol.34 No.5(通巻376号)1999.5
<扉のことば>公共事業−見直しの視点 中山徹
<特集>大学院重点化
<座談会>大学院重点化 大西広・内藤林・早川弘道・山本義彦 〔司会〕小早川義尚
大学院重点化政策の系譜 三輪定宣
<談話室>戦国武士の「自分史」 新行紀一
<教育シリーズ>第11回 新自由主義体制と21世紀の教育像、学校・大学像−市場原理・競争原理の教育で子ども・青年はどうなるか 新村洋史
「中山間」地域の実態と若干の政策的問題提起 西山文四郎
埼玉のダイオキシン汚染と闘って 杉浦公昭
<本>リチャード・バーン著/小山高正・伊藤紀子訳『考えるサル−知能の進化論−』 河野貴美子
前田利夫著『最新科学のキーワード』 田所啓弘
声明 大学の自主性と民主主義を脅かす「学校教育法等一部改正案」に反対する 日本科学者会議
日本科学者会議第33回定期大会開催のお知らせ
<科学者つうしん>
Vol.34 No.6(通巻377号)1999.6
<扉のことば>狭い地球、そんなに急いでどこへ行く 鶴田満彦
<特集>化学物質のリスク管理をめざして
はんらんする化学物質の脅威 泉邦彦
内分泌攪乱物質問題の現状と課題 川添禎浩
産業活動と化学物質−事業者に課せられた課題と今後の取り組み− 伊東巌
化学物質の法的管理とPRTR 梶山正三
<教育シリーズ>第12回 「教育問題」の学問的・学際的解明を−教育シリーズの「まとめ」に代えて− 鈴木剛
<談話室>インターネットと共同・共有の思想−ウェブ作成の経験から− 赤間道夫
第12回総合学術研究集会(於新潟)−科学者運動の継承と発展にむけ、総学の成果を具体的な運動へ 第12回総合学術研究集会実行委員会
科学者の権利問題の所在と背景 大森昌衛
<本>岩井忠熊著『近代天皇制のイデオロギー』 宮地正人
P.R.ウォレス著/荒牧正也・粟屋かよ子・沢田昭二訳『量子力学にパラドックスはない−−量子のイメージ』 中野藤生
高等教育3研究所編『大学ビッグバンと教員任期制』 山辺真人
地学団体研究会大阪支部編『大地のおいたち−神戸・大阪・奈良・和歌山の自然と人類』 前山研志
<科学者つうしん>
Vol.34 No.7(通巻378号)1999.7
<扉のことば>21世紀と共生文化 北住炯一
<特集>現代日本社会と社会意識の変容
変わる現代日本の勤労者意識 中西新太郎
現代の生活様式と消費者意識 成瀬龍夫
1990年代における価値観のゆらぎ 岩佐茂
<談話室>鷹の渡りと句会 米川五郎
フィリピンの包括的農地改革計画と多国籍企業−ドール社の場合− 中村洋子
広島・長崎原爆の遠距離被爆者と入市被爆者の急性放射線症状 田中熙巳・高橋健
負の遺産−PCB汚染の新たな問題− 小野塚春吉
万博の環境影響評価と今後の環境政策の動向 松田裕之
声明 国立試験研究機関の独立行政法人化を中止し、基礎・応用・開発のバランスのとれた研究体制の抜本的強化を 日本科学者会議
<本>清水修二著『NIMBYシンドローム考−迷惑施設の政治と経済』 角田道生
八木浩司・齋藤宗勝・牧田肇著『白神の意味』 河村重行
新ガイドライン関連法案の衆議院通過に抗議し、参議院における廃案をめざす研究教育団体共同アピール
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.34 No.8(通巻379号)1999.8
<扉のことば>リスク評価と差し止め 牛山積
<特集>広島平和記念都市建設法の50年
平和記念都市建設法からのまちづくり−広島における都市建設の基本理念をどうするか 石丸紀興
元大正屋呉服店(広島市レストハウス)の保存 河瀬正利
被爆の実相をどう伝えるか−初期の原爆遺跡存廃論議に学ぶ− 宇吹暁
「ひろしま」を受け継ぐ−広島の平和教育 舟橋喜惠
<談話室>留学生との交流で思うこと 笠原義人
文学研究のおもしろさ 竹添敦子
シックハウス・シンドロームとその対策 入江建久
<本>松村文武・藤川清史著『“国産化”の経済分析−多国籍企業の国際産業連関』 置塩信雄
基礎経済科学研究所編『新世紀市民社会論−ポスト福祉国家政治への課題』 松尾匡
<日本科学者会議第33回定期大会報告>
声明 通信の秘密を侵し、国民のプライバシーと人権を侵害する危険性のある「通信傍受法案」(盗聴法案)に強く反対する 日本科学者会議
<科学者つうしん>
Vol.34 No.9(通巻380号)1999.9
<扉のことば>歴史の転換の新しい目印 安川悦子
<特集>国民国家論の現状とその批判
「国民国家」をめぐって 北村実
国民国家の論じ方によせて 宮地正人
「ドイツ国民国家」批判とその問題水域 望田幸男
脱国民国家論覚書き 岩井忠熊
「グローバリゼーション」の時代−中東からの視点 栗田禎子
<談話室>地方分権−これからどうするか 重森曉
今なぜ少年法「改正」か 前田朗
高齢者・障害者の住宅改善に関する課題とアプローチの方法 鈴木晃
オオタカとシデコブシ−再び「愛知万博」を問う 糸魚川淳二
<本>川合章・室井力編『教育基本法 歴史と研究』 鈴木剛
中嶋信・橋本了一編『転換期の地域づくり』 蔦川正義
第35期『日本の科学者』編集委員会の発足にあたって
<科学者つうしん>
Vol.34 No.10(通巻381号)1999.10
<扉のことば>農業の基本法と農学 宮村光重
<特集>代替医療を考える
相補・代替医療の現状と問題点 渥美和彦
21世紀は統合医療−そして健康科学の確立へ 幡井勉
代替医療からみた日本の医療行政と医学教育 丁宗鐵
高齢社会に向けた今後の医療 折茂肇
1999年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項
<談話室>代替医療に思う−私の漢方薬研究の経験から 野口衛
新ガイドライン関連法の成立と日本国憲法 倉持孝司
持続可能な建築構法への変革 増田一眞
新しい成年後見制度への期待と不安 金澤彰
<本>岡本三夫・横山正樹編『平和学の現在』 堀孝彦
杉本貴代栄著『ジェンダーで読む福祉社会』 池上幸江
声明 「日の丸・君が代」の法制化の強行に強く抗議する 日本科学者会議
<科学者つうしん>
Vol.34 No.11(通巻382号)1999.11
<扉のことば>原爆忌に、あらためて核廃絶を思う 安野愈
<特集>平和の文化−西暦2000年平和の文化国際年にむけて
平和の文化国際年について 伊藤武彦
平和の文化と日本の暴力文化 藤田秀雄
子ども・青年の暴力文化を平和の文化へ−平和心理学の視点から− 杉田明宏
平和の文化と日本の文化運動 草野滋之
<談話室>日本における平和博物館の発展と課題 安齋育郎
「大学における平和教育」第5次調査報告 日本科学者会議平和・軍縮教育研究委員会
アメリカにおける都市再開発と近隣集団−住民参加の視点から 立石芳夫
士幌高原道路問題と生物多様性保全 高畑滋
国立大学の独立行政法人化に対する見解 日本科学者会議
<本>依光良三著『森と環境の世紀−住民参加型システムを考える』 笠原義人
端山好和著『エネルギー資源論』 坂巻幸雄
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.34 No.12(通巻383号)1999.12
<扉のことば>建築とまちづくり民主化への30年 本多昭一
<特集>日本の住宅政策を考える
日本の住宅政策批判 岸本幸臣
高齢社会の居住政策の課題 三宅醇
「改正」建築基準法の住まいづくりに与える影響 片方信也
「住宅品質確保促進法」の問題点 平本重徳
<談話室> 都市の景観の保護と自治体の課題 上原公子
日本学術会議50周年を迎えて−『日本学術会議50年史をめぐって』− 加藤幸三郎
原水爆禁止1999年世界大会・科学者集会 核兵器廃絶・人権・平和教育−科学者の役割を問う 林弘文
<随想>細胞に聞く人のこころ−一研究者の心に熟せる思い 横室公三
<本>日本物理教育学会近畿支部編/菅野禮司監修『よみがえれ理科教育−市民的教養の自然科学をめざして−』 中野元裕
堀孝彦・遠藤智夫著『「英和対訳袖珍辞書」の遍歴−目で見る現存初版15本』 伊藤昌太
<科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次372号〜383号
Vol.35 No.1(通巻384号)2000.1
<扉のことば>戦後の科学者運動と日本科学者会議 川崎健
<特集>すばる望遠鏡
ビッグサイエンスとしてのすばる望遠鏡 関口和寛
近赤外線カメラCISCOによる成果−ビッグプロジェクトへの大学からの参加 岩室史英
ビッグサイエンスと広報活動−すばる望遠鏡を例に 渡部潤一
女性科学者から見た天文学とすばる望遠鏡 林左絵子
<談話室>フィンランドの国歌によせて 村田静子
日本学術会議の改革審議 浅見輝男
日本学術会議と科学技術政策 池内了
事例研究−千葉県銚子における廃棄物最終処分場(管理型)問題 戸石四郎
<読者のひろば>爽論騒論
原発の廃熱は地球の平均気温を上げるか 増田善信
<本>日本科学者会議公害環境問題委員会「環境展望」編集委員会編『環境展望1999-2000−環境保全型社会への日本の選択』 石神正浩
レネイ・フォックス、ジュディス・スウェイジー著/森下直貴・倉持武二・窪田倭・大木利夫訳『臓器交換社会−アメリカの現実・日本の近未来』 黒須三惠
歴史教育者協議会編『日の丸・君が代50問50答』 久保富三夫
沢田昭二ほか著『共同研究 広島・長崎原爆被害の実相』 糸魚川淳二
<科学者つうしん>
Vol.35 No.2(通巻385号)2000.2
<扉のことば>富の蓄積と貧困の蓄積 豊田尚
<特集>国立大学の独立行政法人化
<座談会>国立大学の独立行政法人化−国家改造への道− 市橋克哉・山口和孝・上杉三郎・野村康秀 〔司会〕五十子満大 〔記録〕北山雅昭
独立行政法人化をめぐって−その本質とねらい− 岩田進午
<談話室>絵画を趣味として 若松倫夫
日本学術会議の50年:歴史的分析の一視点 中塚明
東海村核燃料工場(JCO)の臨界事故について 舘野淳・野口邦和
よく学び、よく語り合った日本科学者会議1999夏の学校in横浜−60人こす参加で成功 実行委員会
<本>木畑洋一編『グローバリゼーション下の苦闘−21世紀世界像の探究』 北村治
三羽光彦著『六・三・三制の成立』 森透
沖縄普天間基地移設に関する声明 日本科学者会議
1999年度日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.35 No.3(通巻386号)2000.3
<扉のことば>希望語れる教育へ 三上満
<特集>新しい世代の可能性−21世紀の子ども・青年
21世紀の教育制度と研究課題−転換期にたって 三上和夫
子ども・学校・地域−子育て・教育の実践と提言 中野照雄
「13歳論」からみた将来社会 村瀬学
教育と世代間関係の問題 藤本卓
悪法研究−平成の建築基準法改正ラッシュがもたらしたもの 菅野庄一
<談話室>スウェーデンに暮らして 松田正久
アジア地下水とヒ素汚染調査−NGO の救援活動と専門家集団の役割 柴崎達雄・吉村尚久
<第17回九州シンポジウム報告より>諫早湾潮止め後の水域環境の変化 東幹夫
<本>食糧政策研究会編『WTO体制下のコメと食糧』 山田定市
大日方純夫・山田朗・山科三郎・石山久男著『君たちは戦争で死ねるか−小林よしのり『戦争論』批判』 笹田茂樹
蔦川正義・久野国夫・阿部誠編『ちょっとまて公共事業−環境・福祉の視点から見直す』 中嶋信
菅野禮司著『科学は「自然」をどう語ってきたか−物理学の論理と自然観−』 小森田精子
日本科学者会議創立35周年記念若手研究者懸賞論文募集について
<科学者つうしん>
Vol.35 No.4(通巻387号)2000.4
<扉のことば>湿地の自然環境保全 佐々治寛之
<特集>消費者の権利と消費者運動の現在
「消費者宣言」と消費者運動の歩み 久保田裕子
消費者運動の現状と今後の課題 日和佐信子
消費者の権利と法制度改革 近藤充代
食品安全確保のための新しいアプローチ 神山美智子
<談話室>閑窓漫語−混沌の中で 中野藤生
生態学からみた遺伝子組み換え作物 大竹昭郎
行政の提案する新たな廃棄物処理の方向は何をもたらすか 多羅尾光徳
国立大学の定員削減と事務組織の一元化−独立行政法人化との関連を含めて 水野浩雄
<読者のひろば>爽論騒論
民科の教訓と科学者会議−川崎健氏の「扉のことば」にふれて− 志岐常正
<本>A.シュネイバーグ/K.A.グールド著 (訳者代表:満田久義)『環境と社会−果てしなき対立の構図』 北山雅昭
工藤晃・大森昌衛・牛来正夫・中井均著『新版議事堂の石』 糸魚川淳二
松橋桂子著『楷書の絶唱 柳兼子伝』 川口祐二
日本科学者会議創立35周年記念若手研究者懸賞論文募集について
<科学者つうしん>
Vol.35 No.5(通巻388号)2000.5
<扉のことば>地域の未来と文化財保護 田中義昭
<特集>大学院はどこへ?
大学院教育の課題と展望 細井克彦
大学院の現状と課題−千葉大学大学院の場合 河合秀幸
大学院生の学力問題 松山春男
「留学生10万人計画」の現状と課題 秋山邦裕
<談話室>分会シンポジウムで聞いた「五日市憲法」の話 浦崎黎明
<'99北海道科学シンポジウム報告より>遺伝子組替え食品の安全性論争 大澤勝次
遺伝子組み替え作物の開発推進論拠の批判的討−「食料増産=飢餓克服」論とバイオテクノロジーの可能性 久野秀二
「国民国家批判論」の提起から何を学ぶか−特集「国民国家論の現状とその批判」を読んで 佐久間正
<本>米澤貞次郎・永田親義著『ノーベル賞の周辺福井謙一博士と京都大学の自由な学風』 尼川大作
樽谷修・本間慎編『検証「環境ホルモン」』 片山洋子
平和と民主主義の希求・確立を逆行させる「国立大学の独立行政法人化」に強く反対する(声明) 平民研連幹事団体会議
日本科学者会議創立35周年記念若手研究者懸賞論文募集について
<科学者つうしん>
Vol.35 No.6(通巻389号)2000.6
<扉のことば>ヴァーチャル・リアリティ(仮想現実)とメディア・リテラシ(媒体解読力) 風呂本武敏
<特集>グローバル・スタンダードの光と影
可能性としてのグローバリゼイション−グローバリゼイションをどう受けとめるか 碓井敏正
金融業のアメリカンスタンダード批判 高田太久吉
経営のグローバルスタンダード−会計ビッグバンと日本的経営システムの変容 小栗崇資
競争法のグローバル化−アメリカ・モデルの国際化とその限界− 土田和博
日本国憲法が描く「この国の形」 和田進
<談話室>子育てをめぐる発達環境−変わる保育政策のなかで− 金田利子
<第19回環日本海シンポジウム報告より>コミュニティ形成のエートス−戦前期・金沢市方面委員の実践から− 橋本和幸
「独立行政法人会計基準」の問題点 野中郁江
<本>二宮厚美著『現代資本主義と新自由主義の暴走』 船越勝
玉川寛治著『『資本論』と産業革命の時代−マルクスの見たイギリス資本主義』 中山章
舘野淳著『廃炉時代が始まった−この原発はいらない』 草刈英榮
岡田良之助・伊原陽子訳/笠原十九司解説『南京事件の日々−ミニー・ヴォートリンの日記』 伊藤隆
<科学者つうしん>
Vol.35 No.7(通巻390号)2000.7
<扉のことば>映画誕生100年からさらに新しい世紀へ−欧州連合EUの視聴覚産業振興政策− 永冶日出雄
<特集>北陸地域の社会と自然保護
日本列島における大気環境の変化と地域植生に対する影響−北陸地方を一例として− 河野昭一
福井県敦賀市「中池見湿地」保全の現状と課題 森透・笹木智恵子
自然環境と文化遺産を破壊し治水を混乱させる辰巳ダム 碇山洋
呉羽丘陵健康とゆとりの森整備事業の問題点と富山市民 横畑泰志
<鹿児島支部シンポジウム報告より>水の中の目立たぬ生き物たちの価値 佐藤正典
<談話室>紀伊丹生川ダム建設事業を考える 石神正浩
<第17回九州シンポジウム報告より>「ヨーロッパの周辺事態」としてのコソボ紛争−NATO空爆の正当性をめぐって− 木村朗
原子力産業における安全確保 浅見輝男
<本>小嶋昭道著『教育科学研究の根拠』 志摩陽伍
大学非常勤講師問題会議編『大学危機と非常勤講師運動』 三輪定宣
牧柾名著『自分を生きる−子どもの権利条約を読む』 鈴木剛
田口正己著『これからのゴミ行政−環境先進国への途』 北山雅昭
森喜朗首相の即時退陣を求める決議
<科学者つうしん>
Vol.35 No.8(通巻391号)2000.8
<扉のことば>休みを取らない首相、組合のない警官 小野理子
<特集>戦争論の現在
日本の軍事大国化と戦争の新たな形 渡辺治
近代日本と戦争の歴史 岡部牧夫
『戦争論』と昭和天皇讃美の教科書の背後にあるもの 高嶋伸欣
戦後ドイツにおける戦争をめぐる言説 北村浩
核兵器撤廃への始動−新アジェンダ連合をめぐって− 杉江栄一
<談話室>しゅ木講話という集まり 高橋博久
大学評価機構創設の問題点 三輪定宣
今世紀最後の第13回総合学術研究集会を成功させよう 長砂實
ビジネスモデル特許について 日本科学者会議特許庁分会
<本>自治体人事制度研究会編『教員・公務員の業績評価を問う−東京都の人事管理制度とその実態』 二宮厚美
後藤仁敏著『唯臓論』 糸魚川淳二
科学者をめぐる情勢と日本科学者会議第36期活動の進め方 日本科学者会議幹事会
国立大学の独立行政法人化に対する第二次見解 日本科学者会議
<科学者つうしん>
Vol.35 No.9(通巻392号)2000.9
<扉のことば>普遍と個性−近現代日本教育史をつらぬく基本概念− 武田晃二
<特集>生命倫理
遺伝子医療の生命倫理 森岡正博
臓器移植を考える 倉持武
医療側からみたインフォームド・コンセントの現状と今後の在り方−がん治療を中心に 城戸良弘
バイオエシックスのゆくえ−情報ネットワーク社会における生命倫理の新しい課題− 板井孝壱郎
日本における生命倫理の課題−求められる公共政策に関する議論 黒須三惠
<談話室>台湾地震1年−そこから何を学ぶか 室崎益輝
<鹿児島支部シンポジウム報告より>自然環境と農業 萬田正治
大垣女子短大解雇事件 山田秀樹
<本>日本科学者会議大学問題委員会編『21世紀の大学像を求めて−競争・管理から共同・自治の大学づくりの提言』 岸本肇
山内俊雄著『性転換手術は許されるのか−性同一性障害と性のあり方』 河村重行
子どもと教科書全国ネット21編『教科書攻撃のウソを斬る−「新しい歴史教科書をつくる会」がねらうもの』 船寄俊雄
三国英実編『アジアの食料・農産物市場と日本−市場の国際化と食料・環境問題−』 太田和宏
不公正で非民主的な選挙制度の改革を求める(声明) 平民研連
<科学者つうしん>
Vol.35 No.10(通巻393号)2000.10
<扉のことば>男女共同参画その後 利谷信義
<特集>医療と薬
わが国の医療制度における医薬品をめぐる諸問題 上田広蔵
医薬分業と薬剤師の役割 寺岡章雄
日本で根拠に基づく薬物治療を行うには 浜六郎
国民のための医薬品のあり方 小藪幹夫
<談話室>三人の恩師 後藤仁敏
河川事業の転換と住民運動−吉野川第十堰住民運動の意味 中嶋信
激甚災害と個人補償−この国と自治体は何のためにあるのか 出口俊一
特許重視の時代と大学 日本科学者会議特許庁分会
<本>儀我壮一郎著『薬の支配者』 池上幸江
柳下登監著・塚平広志・杉田史朗著『遺伝子組み換え作物に未来はあるか』 生井兵治
2000年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項
第36期『日本の科学者』編集委員会の発足にあたって
<科学者つうしん>
Vol.35 No.11(通巻394号)2000.11
<扉のことば>水俣病と国立大学の独立行政法人化 岩田進午
<特集>「食料・農業・農村基本法」の理念転換の行方
食料政策と国内農業 冬木勝仁
デフレ時代の日本農政:新基本法の歴史的位置 玉真之介
歴史の転換期における日本農法・日本農学 徳永光俊
農村政策の政策体系としての評価−農村政策で農地を守ることができるのか 安藤光義
国立試験研究機関の独立行政法人化と研究条件 近藤輝男
<談話室>穏やかな挑戦 馬淵綾子
阪神・淡路大震災が問いかけた科学のあり方 室崎益輝
災害法・災害対策をめぐる世紀末的焦点と21世紀災害法学の課題 池田恒男
<本>山口英昌編著『最新 暮らしの中の環境問題Q&A−水・空気・食品・生活・健康』 飯塚勝
小山重郎著『害虫はなぜ生まれたのか−農薬以前から有機農業まで』 石栗義雄
中塚明著『歴史家の仕事 人はなぜ歴史を研究するのか』 大日方純夫
渡辺義晴先生追悼遺稿集刊行会編『しまなみを越えて−渡辺義晴先生追悼遺稿集』 鈴木剛
2000年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項(概要)
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.35 No.12(通巻395号)2000.12
<扉のことば>右から左へ 一海知義
<特集>21世紀エネルギー問題を考える
21世紀におけるエネルギー政策の理念とシナリオ−持続可能なエネルギー構造の実現に向けて 和田武
太陽・風力エネルギーでエコハウス居住実験 高木史人
水素エネルギー社会に向けて 布田潔
原子力発電と核燃料サイクルの現状と展望 岩井孝
<談話室>世紀末−夢と悪夢 堀孝彦
原水爆禁止2000年世界大会・科学者集会 核兵器のない21世紀へ−科学者のイニシアチブを! 北村実
世界科学者連盟第18回総会とシンポジウムの報告 西岡啓二
NGOミレニアム・フォーラム−21世紀への課題 沢田昭二
<本>松竹伸幸著『「基地国家・日本」の形成と展開』 三村和則
金子勇著『社会学的創造力』 浅野慎一
参議院の選挙制度改悪に強く反対する 日本科学者会議常任幹事会
<科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次383号〜395号
Vol.36 No.1(通巻396号)2001.1
<扉のことば>総合科学技術会議の発足に思う 岩佐茂
<特集>素粒子研究の最前線
エネルギーの極限に挑む 長島順清
究極の統一理論を求めて 坂東昌子
21世紀の素粒子物理学 駒宮幸男
素粒子物理が宇宙の開闢を解く 佐藤勝彦
<談話室>「何となく」という日常性 村山士郎
シリーズ「新世紀を拓く」の連載開始にあたって 船寄俊雄
<シリーズ:新世紀を拓く(1)>脳の科学 河野貴美子
「研究の方法」に院生の強い関心−「JSA夏の学校2000inKYOTO」− 近藤宏一
<本>花井信著『製糸女工の教育史』 三上和夫
大西勝明・井上照幸・山下東子著『情報通信−グローバル化する21世紀のデジタル・インダストリー』 宮川勝
人類史の画期にあたり科学者運動を大きく発展させるために 研究者、大学院生の日本科学者会議へのご入会を心からよびかけます
第37・38期研究委員会設置の提案募集
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.36 No.2(通巻397号)2001.2
<扉のことば>20世紀後半の化学 中川直哉
<特集>現代社会と少年犯罪
少年法「改正」をどう見るか−迷走する少年非行・少年法問題 前田朗
90年代日本における少年期暴力の社会的脈略 中西新太郎
今日の少年非行から見えるもの 野田正人
少年事件の裏にあるもの−新競争主義への反抗− 折出健二
<談話室>ナショナル・トラストを訪ねて−望むべき国民経済を求めて 四元忠博
<シリーズ:新世紀を拓く(2)>ビッグサイエンス 河合秀幸
シリーズ「新世紀を拓く」:今後の予定 船寄俊雄
ナチズム・戦争の記憶とドイツの現在−ベルリン・ホロコースト警告碑とユーゴ空爆をめぐる論争から− 南守夫
ベトナム中部における1999年水害−被害調査とハザードマップ作り− 立石雅昭・平井幸弘・海津正倫
<本>藤本武著『イギリス貧困史』 岡田章宏
斉藤弘子・鶴田敦子・朴木佳緒留・丸岡玲子・望月一枝・和田典子著『ジェンダー・エクィティを拓く家庭科』 井上恵美子
第37・38期研究委員会設置の提案募集
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.36 No.3(通巻398号)2001.3
<扉のことば>メディア統合と新しい公共性概念 丸山不二夫
<特集>危機に立つ大学と教員養成
独立行政法人化と教育系大学・学部の統廃合問題 森田竜義
教育職員養成審議会の描く教師像 山口和孝
学力低下問題と日本の教育・教員養成 小林昭三
教育基本法見直しと教員養成 土屋基規
<シリーズ:新世紀を拓く(3)>環境法の課題 北山雅昭
<談話室>数学的思考法−文系学生に葉荘の転換を教える 西山豊
第50回パグウォッシュ会議「戦争の原因を消滅させるために」 沢田昭二
国立大学の独立行政法人化と「国立大学法人」問題 三輪定宣
<本>水谷洋一(CASA気候変動戦略研究会座長)編著『2010年地球温暖化防止シナリオ』 林智
真下悟・灰田宗孝・平山達著『水といのちの解体新書』 田所啓弘
21世紀生協理論研究会編『現代生協革命の展望−古い協同から新しい協同へ』 木村忠彦
賀来健輔・丸山仁編著『ニュー・ポリティクスの政治学』 北村浩
<科学者つうしん>
Vol.36 No.4(通巻399号)2001.4
<扉のことば>自由と規律 吉岡龍馬
<特集>コンピュータと科学
コンピュータ・シミュレ−ションによる分子設計・反応制御 平尾公彦
DNA分子の折り畳み:モデルと実像 吉川研一
不均一系(多成分多相系)と複雑系化学物理 牛木秀治
コンピュータ実験から見た新しい宇宙像 宮路茂樹
<シリーズ:新世紀を拓く(4)>森林病理学の到達点と展望 亀山統一
<談話室>大学紛争の今日的意味 松川康夫
大学自治と法人格−ドイツの大学制度を参考に− 岡田正則
キルケゴールVS.ヘーゲル−アブラハムを巡って− 東城国裕
<本>谷江武士・青山秀雄著『電力産業−自由化と原発で転機を迎える電力産業』 宮原恒あき
村瀬裕也著『人間と道徳』 高田純
村上哲生・西條八束・奥田節夫著『河口堰』 糸魚川淳二
香坂隆夫+難病のこども支援全国ネットワーク編『腎臓病の子どもたち』、勝呂宏+難病のこども支援全国ネットワーク編『ぜんそく・アトピーの子どもたち』 池上幸江
<科学者つうしん>
Vol.36 No.5(通巻400号)2001.5
<扉のことば>21世紀初頭の若者思潮 千喜良稔
<特集>わが国の科学技術政策−科学技術基本法・基本計画と教育・研究−
新保守改革と科学技術基本法体制の新局面−産業政策・科学技術政策・学術政策の今日的状況− 明石博行
第2期科学技術基本計画の問題点 日本科学者会議科学・技術政策委員会科学技術基本計画検討ワーキンググループ
TLOと大学における産学連携をめぐる若干の問題 木本忠昭
独立行政法人に変わる国立研究機関 日本科学者会議国公立試験研究機関問題委員会
<談話室>過疎地域における子育て支援−鹿児島県南薩地域での調査から− 郷地二三子
<シリーズ:新世紀を拓く(5)>哲学史から反−新自由主義と平等主義へ 竹内章郎
学習が参加であるということの意味−科学教育の国際的パラダイム変換といきいき実験 川勝博
電波天文学の創生と発展 鷹野敏明
<本>中西啓之・篠崎次男・石川満著『介護保険と住民運動』 堀江紀子
トーマス・ゴールド著/丸武志訳『未知なる地底高熱生物圏−生命起源説をぬりかえる−』 石神正浩
「新しい歴史教科書をつくる会」主導の歴史・公民教科書申請本の非科学性・非民主性を憂慮する声明 日本科学者会議
日本科学者会議第34回定期大会開催のお知らせ
2000年度日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ
<科学者つうしん>
Vol.36 No.6(通巻401号)2001.6
<扉のことば>1000バイのイカ 羽渕脩躬
<特集>環境の価値とはなにか?
環境の破壊と貧富の差の拡大 瀬戸昌之
環境の価値と諸科学の総合 山根卓二
環境政策は環境の価値を反映できるか 栗山浩一
<シリーズ:新世紀を拓く(6)>新・歴史と民族の発見−Is a「新しい日本人」possible? 星乃治彦
有明海のノリ被害と諫早湾干拓 東幹夫
<談話室>標本が語る人間の叡智 小林身哉
相対主義的科学論と理科の「教育改革」 田辺勝義
愛知万博−これまでとこれから 糸魚川淳二
総合学術研究集会の四半世紀をふりかえる 林智
<本>倉地克直・沢山美果子編『男と女の過去と未来』 曽根ひろみ
青木俊昭・齋藤雅道・青山悦子著『流通』 宮川勝
『日本の科学者』編集委員会からのお願い
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.36 No.7(通巻402号)2001.7
<扉のことば>政策科学と政策批判−林業政策を例として 笠原義人
<特集>新養生訓
養生論の原像とその歴史的射程 寺崎弘昭
こころの健康:身体論から 齋藤孝
現代版食養生 池上幸江
スポーツを楽しむ 樋口満
<シリーズ:新世紀を拓く(7)>私の「政治学」の原点−偶然の中の「必然」? 神谷章生
<談話室>韓国の家族・女性・ネットワーク 山根真理
科学者運動・住民運動−中海干拓問題から考える− 保母武彦
九州南部から南西諸島の自然と人々の暮らし−植物たちのメッセージ− 堀田満
<本>浅見輝男著『データで示す 日本土壌の有害金属汚染』 本間慎
野村秀和編著『生協への提言−難局にどう立ち向かうか−』 玉置雄次郎
前田朗著『戦争犯罪論』 増子捷二
浜六郎他著『薬のチェックは命のチェック』 寺岡章雄
<科学者つうしん>
『日本の科学者』編集委員会からのお願い
Vol.36 No.8(通巻403号)2001.8
<扉のことば>米国の大学の学内保育所を尋ねて 石渡眞理子
<特集>地域から見すえる核と平和
核兵器廃絶をめざすNGOの動向 鎌田定夫
長崎原爆松谷訴訟の意義と残された課題 富塚明
日蘭戦争原爆展への軌跡 平野伸人
軍事化の現段階と佐世保の位置−軍事フェティシズム時代からの脱却を求めて− 川原紀美雄
<談話室>「本」という贈り物 沢山美果子
<シリーズ:新世紀を拓く(8)>戦後史の中の戦争責任問題 吉田裕
<日本科学者会議第34回定期大会報告>
<科学者つうしん>
第25回原子力発電問題全国シンポジウムin札幌のお知らせ
原水爆禁止2001年世界大会・科学者集会のお知らせ
Vol.36 No.9(通巻404号)2001.9
<扉のことば>業績主義の蔓延を憂い、学際的人間学の発展を願う 増子捷二
<特集>歴史教育と教科書
20世紀における日本の教科書問題 安田浩
「新しい歴史教科書をつくる会」教科書の思想的特質 山田朗
国際比較のなかの歴史教育と教科書 二谷貞夫
ナショナリズムの「癒し」と「覚醒」の歴史教育に抗して 目良誠二郎
<談話室>独立行政法人化−3カ月後の産総研 八瀬清志
<シリーズ:新世紀を拓く(9)>タウニュートリノ研究と大学 丹羽公雄
中国東北部 (旧満州) における戦争遺跡の日中共同調査 菊池実
九州の地震災害と環境 角田寿喜
<研究室から>お茶のルーツ 大森正司
<本>橋本紀子・朴木佳緒留・村瀬幸浩編『ジェンダーフリーの絵本−こんなのへんかな?』『ジェンダーフリーの絵本−生きるってすてき』 井上えり子
望田幸男・碓井敏正編『グローバリゼーションと市民社会−国民国家は超えられるか』 北村実
<科学者つうしん>
第37・38期『日本の科学者』編集委員会の発足にあたって 船寄俊雄
Vol.36 No.10(通巻405号)2001.10
<扉のことば>学問の自由と大学の自治 伊ヶ崎暁生
<特集>財政赤字をどうするか
財政赤字と維持可能な社会 鶴田廣巳
財政再建不能論と低利・百年国債の日銀引き受け 岩下有司
社会保障と財政、国民の負担−充実した公的介護制度を展望して 横山純一
地方財政赤字と地方自治 平岡和久
<談話室>住民投票 都丸泰助
<シリーズ:新世紀を拓く(10)>社会構造変容と教育−「教育改革」と教育学 乾彰夫
原水爆禁止2001年世界大会・科学者集会の報告「科学者と市民の共同で21世紀早期の核兵器廃絶を」 中須賀徳行
日本を滅ぼす教育−大学の教員養成教育の現場から理科教育の将来を考える− 板垣秀幸
<研究室から>マグマの含水量を見積もる試み 浜田盛久
<本>TEES研究会編『「大学における教員養成」の歴史的研究−戦後「教育学部」史研究−』 岡野勉
上田耕一郎著『戦争・憲法と常備軍』 森田満夫
<科学者つうしん>
「遠山プラン」に対する見解 日本科学者会議
小泉首相の靖国神社参拝に強く抗議し、今後の首相・閣僚の参拝中止を求める(事務局長談話)
2001年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要綱(概要)
<投稿規定>
Vol.36 No.11(通巻406号)2001.11
<扉のことば>「靖国神社小泉参拝」の客観的目的・効果は何か 片平洌彦
<特集>人と野生生物の共存
絶滅の危機にある野生生物の現状と保護対策の問題点 小原秀雄
ダムや大規模宅地開発などによる生物多様性の減少−とくに猛禽類に重点をおいて 吉田正人
日本の絶滅危惧植物種−海洋島の固有種と中心に− 小野幹雄
人間活動とプランクトン:深海のプランクトンを探る 菊池知彦
<談話室>キャンパス・セクシュアル・ハラスメントに取り組む 武田万里子
<シリーズ:新世紀を拓く(11)>心理学の自分史 白井利明
現代警察法の論理と警察法改正 原野翹
分子進化と表現形進化の関係−生命の本質− 白井浩子
<研究室から>学生が自主的に学ぶ環境をどうつくるか 奥村弘
<本>日本科学者会議編『科学者・研究者・技術者の権利白書−その理念と実態−』 宮川清三郎
保母武彦著『公共事業をどう変えるか』 糸魚川淳二
<科学者つうしん>
2001年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項(概要)
<読者のひろば>爽論騒論
Vol.36 No.12(通巻407号)2001.12
<扉のことば>時代を読む−太平洋戦争開戦60年− 飯田克平
<特集>現代日本の民主主義
新しい民主主義を考える視点−政治哲学の議論から− 伊藤恭彦
議会制民主主義と選挙制度 藤野美都子
住民投票の挑戦−参加・熟慮・情報公開− 上田道明
日常のなかの民主主義−現代日本の市民社会と民主主義− 上田竜作
<談話室>等身大の地震地質−生活感覚にあった調査が必要− 清水大吉郎
<シリーズ:新世紀を拓く(12)>社会学から社会環境論へ 浅野慎一
「まちづくりと交通」を考える−大都市におけるモータリゼーションの論理と交通政策の課題− 近藤宏一
<研究室から>共同作業としての学生指導−稚内北星学園大学 斉藤吉弘
<読者のひろば>爽論騒論 遺伝子組み換え植物への不信感 多羅尾光徳
政府の安全無視−企業擁護行政は「狂牛病」だけではない−Natureの評論紹介 浅見輝男
<本>野中郁江・山口不二夫・梅田守彦著『私立大学の財政分析ができる本』 中嶋佐恵子
飯田哲也・中川順子・浜岡政好著『新 人間性の危機と再生』 木下孝司
米軍によるアフガニスタンへの軍事攻撃について−軍事攻撃で国際的テロリズムを根絶することはできない−(事務局長談話)
「新しい『国立大学法人』像について(中間報告)」に対する見解 日本科学者会議
<科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次396号〜407号
Vol.37 No.1(通巻408号)2002.1
<扉のことば>教育と福祉 雑感 高浜介二
<特集>現代若者論
若者の「無力感」の構造 小木曽洋司
労働・職業訓練の視点からみる現代の若者の状況−東京建築カレッジの若者像 渡辺顕治
「ひきこもり」と若者文化 斎藤環
現代若者論と世代の概念 鈴木剛
<談話室>オランダの都市と交通 中西啓之
<シリーズ:新世紀を拓く(13)>宇宙100億年の物質進化をさぐる 青木和光
21世紀初等の高等教育政策と国立大学独立行政法人 細井克彦
二つの毛澤東神話 岩間一雄
<本>鈴木茂著『ハイテク型開発政策の研究』 仲村政文
野口邦和著『放射能のはなし』 市川富士夫
後藤仁敏文/後藤美樹子絵『歯のはなし なんの歯この歯』 岩倉政城
岡川恵美子著『リキ丸の テニスがくれた贈り物』 石神正浩
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.37 No.2(通巻409号)2002.2
<扉のことば>紛争の平和的解決力 上柳敏郎
<特集>ナノテクノロジー
ナノ構造を観察する−走査型プローブ顕微鏡 森田清三
化学がつくるナノの世界−ナノ材料とナノ空間− 大久保達也
ナノテクノロジーの医療への展開−遺伝子ベクターとして機能するナノ構造デバイスの構築− 片岡一則
ナノテクノロジーをめぐる科学・技術政策の動き 松井安俊
<談話室>日本の宇宙開発の曲がり角に立って 的川泰宣
<シリーズ:新世紀を拓く(14)>ファイトテクノロジーと精密農法 澁澤栄
「研究の方法」「研究と家庭の両立」に院生の強い関心−「JSA夏の学校2001inNARA」 「JSA夏の学校2001」実行委員会
<研究室から>「タウニュートリノの研究と大学」を読んで 河合秀幸
<本>日本科学者会議・科学と教育研究委員会編『自然科学と教育−理科ではダメだよ!』 青山政利
古在由秀・川島誠一郎・富永健・久留都茂子・猿橋勝子編『MY LIFE』 伊藤順子
2001年度日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ
「テロ対策」に便乗し、平和憲法を踏みにじって「戦争国家」を作ろうとするあらゆる策動に強く反対する(声明) 日本科学者会議
アメリカの未臨界核実験(オーボエ7)に強く抗議する 日本科学者会議
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.37 No.3(通巻410号)2002.3
<扉のことば>こどもたちへの愛を 秋葉英則
<特集>地方自治体の開発と財政問題−主として空港問題から
空港整備計画の現状と問題点−主として近畿地方を事例に− 中山徹
関西空港開港後の環境と財政 岩本智之
神戸市財政と空港問題 池田清
びわこ空港の費用・便益分析 近藤学
南紀白浜空港の歴史と現状・問題点 高田由一
<シリーズ:新世紀を拓く(15)>生命の科学−生命と時間 小笠原卓
<談話室>『日本の科学者』編集の一断面 糸魚川淳二
薬害ヤコブ病の加害責任と今後の研究・運動課題 片平洌彦・松山順子・小松喜子・浅川久恵・牧野忠康
2001年に日本に発生した牛海綿状脳症 葛西栄二
地域に根ざす教員養成を破壊する教員養成系大学・学部の統合・再編に反対する−「国立の教員養成系大学・学部の在り方に関する懇談会報告書」に対する見解 日本科学
者会議大学問題委員会
<本>福井県大野の水を考える会編『生命の水』 岩田進午
新日本出版社編集部編『光を求めて扉を開かん−ハンセン病元患者たちのたたかい』 福田修
広瀬隆著『アメリカの巨大軍需産業』 堀江一之
岡倉古志郎著『忘れえぬ人々−回想の八十八年』 船寄俊雄
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
<科学者つうしん>
Vol.37 No.4(通巻411号)2002.4
<扉のことば>歴史意識を問い直そう 松田之利
<特集>家族はどこへ行くのか
現代日本の家族と性別役割分業のゆくえ 浅野富美枝
家族の現在と未来〜法制度の視点から 二宮周平
家族の中の「個」と共同 中西新太郎
家族論のゆくえ 大日方純夫
<シリーズ:新世紀を拓く(16)>21世紀の都市計画学 中山徹
<談話室>留学回顧と今日の学生たち 中嶋佐恵子
豊かさとは何か?〜モンゴル遊牧民の取り組みから考える 今岡良子
有明海異変と大規模公共事業 蔦川正義
<研究室から>アイガモ稲作の実習で「アイガモを殺して食べる」そして技術と命と環境について考える 太田弘一
<本>中村方子著『ミミズに魅せられて半世紀』 中村敏枝
松尾匡著『近代の復権−マルクスの近代観から見た現代資本主義とアソシエーション』 大西広
中山徹著『公共事業改革の基本方向』 八瀬清志
依光良三著『流域の環境保護−森・川・海と人びと−』 稲生勝
<読者のひろば>爽論騒論 教育学部の再編・統合問題について 水野浩雄
米英共同未臨界核実験に対する抗議文 日本科学者会議
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.37 No.5(通巻412号)2002.5
<扉のことば>大学教育の目的 伊藤達夫
<特集>今、大学院生は
<座談会>今、大学院生は 中村聡・横山哲朗・鈴木未来・杉本佳子・松下正和・初田竜也 〔司会〕稲生勝・近藤宏一
<若手研究者へのメッセージ>
すべての人の人間的生存のために 長野八久
問題意識、仮説、取り組みの持続−「つながり」の豊かな住環境の研究− 西村一朗
<談話室>鴎外の異文化体験−ジェンダーの視角から 金子幸代
<シリーズ:新世紀を拓く(17)>科学論・自然哲学への道程 稲生勝
旧石器捏造問題をとおしてみる考古学のありかた 小野昭
産業技術総合研究所の独法化の現段階 岡田安正
<本>韓立新著『マルクスとエコロジー』 吉田傑俊
山岸清隆著『森林環境の経済学』 笠原義人
高橋弘著『日本の巨樹・巨木−森のシンボルを守る』 八瀬清志
畠山武道著『自然保護法講義』 石神正浩
書籍進呈のお知らせ 『日本の科学者』編集委員会
<読者のひろば>爽論騒論 3月号談話室「『日本の科学者』編集の一断面」を読んで 石原静子
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
「新しい『国立大学法人』像について(最終報告)」に対する見解 日本科学者会議
<科学者つうしん>
Vol.37 No.6(通巻413号)2002.6
<扉のことば>女性研究者の存在は科学の質を高める 田中恒子
<特集>日本の教育改革−歴史と展望
教育理念の過去と未来 伊ヶ崎暁生
教育史における日本の学校と改革の可能性 中野光
高等教育の歴史と展望 細井克彦
教育行政改革の現状と課題 平原春好
<談話室>書と成人の学習 末本誠
<シリーズ:新世紀を拓く(18)>ゴム・エラストマー材料の新展開 池田裕子
グローバル化時代のイスラム世界−「文明の対話」と中東和平 中西久枝
<研究室から>A HOUSE IS NOT A HOME−路上生活 者の居住支援 中島明子
<本>高橋理喜男著『絵本の中の都市と自然』 伊藤順子
清野政明著『防災への道しるべ 揺れる大地』 水野浩雄
J・エーレンベルク著/吉田傑俊監訳『市民社会論−歴史的・批判的考察−』 岩佐茂
戸塚章介著『明日へのうた−語りつぐ日立争議−』 神山智美
書籍進呈のお知らせ 『日本の科学者』編集委員会
有事法制に反対する声明 日本科学者会議
14総学分科会で論文発表をしよう!
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.37 No.7(通巻414号)2002.7
<扉のことば>或る共生概念 富井利安
<特集>日韓共催サッカーワールドカップと現代スポーツ
グローバル・メディア・コンテンツとしてのW杯 大野晃
2002FIFAワールドカップとサッカーサポーター活動 山下高行
ワールドカップと日本サッカーの競技力の向上 須佐徹太郎
日韓共催としてのW杯 西尾達雄
<談話室>平和研究所宣言13年の歩み 堀重雄
<シリーズ:新世紀を拓く(19)>ジェンダー視角からの家族と労働の社会学 木本喜美子
報復戦争と自衛隊海外派遣−憲法学の立場から 木下智史
日本国憲法「第九条」の原理と可能性−「有事立法」・「改憲」を阻止するために− 金子勝
<本>松下孝幸著『シャレコウベが語る 日本人のルーツと未来』 梶雅範
片倉比佐子著『天明の江戸打ちこわし』 大日方純夫
井内美郎・岩松暉・大矢曉・徳岡隆夫・湯浅泰久編著『明日を拓く地質学−現場に応える地質学へ−』 糸魚川淳二
A・ドブソン著/松野弘監訳『緑の政治思想−エコロジズムと社会変革の理論−』 北村浩
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
有事関連三法案に反対する学者・研究者共同アピール運動への賛同のお願い
有事法制三法案に反対する声明 平民研連幹事団体会議
<科学者つうしん>
Vol.37 No.8(通巻415号)2002.8
<扉のことば>同時多発テロ以後−ブッシュ政権の核政策の危険性と日本 武居洋
<特集>国際社会のなかの日本
グローバリゼーションと国際秩序 鶴田満彦
「空洞化」を促進する財界の対アジア戦略 石川康宏
日本は過去を「克服」できるか−戦争責任と補償問題 林博史
高等教育「国際化」の行方−立命館アジア太洋大学からの予感− 金丸裕一
<談話室>平和を望む東大生 福成洋
<シリーズ:新世紀を拓く(20)>地球深部の構造・物質・ダイナミクス 入舩徹男
地球温暖化対策をめぐる最近の国内外の動き 歌川学
<本>長田好弘著『「IT革命」を考える』 堀江一之
小貫雅男著『菜園家族レボリューション』 伊藤隆
日本科学者会議公害環境問題研究委員会・「環境展望」編集委員会編『環境展望Vol.2 環境保全型社会への日本の選択』 大島堅一
大日方純夫著『はじめて学ぶ日本近代史上−開国から日清・日露まで』 功刀俊洋
科学者をとりまく情勢と日本科学者会議第38期活動の進め方について 日本科学者会議幹事会
2002年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項(概要)
科学者の権利および地位の保障を求める声明 日本科学者会議
<科学者つうしん>
Vol.37 No.9(通巻416号)2002.9
<扉のことば>言葉と科学 廣森勝久
<特集>科学理論の転換とは何か−パラダイム論争からサイエンス・ウォーズへ
サイエンス・ウォーズとサイエンス・スタディーズ 稲生勝
今日から見たパラダイム論争 岩淵剛
クーンとその後継者たち:閉じた科学から開かれた科学へ 安孫子誠也
科学理論の転換構造 梅林誠爾
<談話室>富士川の合戦と『平家物語』 松島周一
<シリーズ:新世紀を拓く(21)>技術者倫理に期待を込めて 菊地重秋
教育学からの青年論〜若者と青年との間〜 大村惠
瀬戸内海の海砂問題と砂堆の形成 井内美郎
<本>日本科学者会議編『異議あり 新しい「国立大学法人」像』 浦野俊夫
特殊法人「行革」を考える国民会議編『特殊法人「行革」で、どうなる国民の生活−小泉「行革」の虚と実』 浦崎黎明
生田周二著『差別・偏見と教育−人権教育への疑問』 梅田修
田代洋一著『日本に農業は生き残れるか−新基本法に問う−』 八瀬清志
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
第38期『日本の科学者』編集委員会の出発にあたって 船寄俊雄
<科学者つうしん>
Vol.37 No.10(通巻417号)2002.10
<扉のことば>おとなの学びをめぐる問題 千野陽一
<特集>ITと国民生活
<IT革命>批判−社会理論的側面を中心に 飯島伸彦
電子自治体と地方自治 黒田充
ITと障害者−その可能性と課題 佐々木夏実
電子コミュニケーションによる藤前干潟保全運動の情報発信−世論形成のためのNPOの役割 松浦さと子
<談話室>教育実践研究の「知のあり方」を求めて 久田敏彦
<シリーズ:新世紀を拓く(22)>制度と人間と教育と−教育学研究の途上で考える 鈴木剛
原水爆禁止2002年世界大会・科学者集会の報告「今こそ核兵器廃絶を−世界軍事化の波をこえて」 風呂本武敏
自衛隊のNBC(核・生物・化学)兵器対処研究−特に生物兵器への対処研究について− 安部愃三
<研究室から>“教育”なるものへのこだわり 佐久間正夫
<本>関東弁護士会連合会公害対策・環境保全委員会編(編集代表・梶山正三)『弁護士がみた北欧の環境戦略と日本−「予防原則の国」から学ぶもの』 神山智美
伊藤喜良著『東国の南北朝動乱−北畠親房と国人−』 峰岸純夫
2002年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項(概要)
<科学者つうしん>
Vol.37 No.11(通巻418号)2002.11
<扉のことば>いま、「臨床」を問う 折出健二
<特集>学力問題への提言−諸学問分野からの見解
今日の学力議論の特質 汐見稔幸
子どもの学びを支えるために 岩田好宏
日本の教育社会と学力問題 久富善之
大学入試から見る学力問題 竹内久顕
理工系から見た学力問題−ひとりよがりの初中等理科教育− 渡辺正
語学教育からみる学力問題 近江猛
学校教育と科学の社会的機能 北林雅洋
歴史認識と学力 大日方純夫
政治的教養・市民・学力−現代民主主義論の視角から− 北村浩
「学力」問題を哲学から見る 島崎隆
理系学生の「理科の学力低下」の問題 河合秀幸
<談話室>ポーランドから見た日本 姫宮利融
<シリーズ:新世紀を拓く(23)>理論化学・化学反応の量子論 加藤重樹
適応と種分化による生物の進化−白井論文の批判を通して 広木詔三
マーシャル諸島ロンゲラップ島民の核実験被害 野口邦和
<本>上村順子著『「心の傷」を見つめて−女性精神科医のレポート』 伊藤順子
П.M.エルドニエフ・Б.M.エルドニエフ著/山崎昇・保坂秀正訳『数学の統合的指導法』 廣森勝久
エンゲルス著/秋間実訳『反デューリング論』上・下 稲生勝
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
<科学者つうしん>
Vol.37 No.12(通巻419号)2002.12
<扉のことば>心と体と社会の健康を高める食生活を考える 江指隆年
<特集>科学研究者の権利を再確認する
科学者の権利−この10年 日本科学者会議科学者の権利問題委員会
科学者・教育者の権利の国際基準 浜林正夫・丹生淳郷
行政主導による都立4大学の統廃合と法人化案は何をもたらすか? 五十子満大
最近の私大教員解雇事件の概要 片山信之
NTTのR&D 戦略と研究開発労働者の状態 長田好弘
<談話室>石炭火力発電所の問題解明に関与して 鈴木光弘
<シリーズ:新世紀を拓く(24)>関数の代数的独立性 西岡啓二
<研究室から>「共同」するゼミの試み 高橋英児
<読者のひろば>爽論騒論 「学力問題特集」への感想 石原静子
<緊急レポート>日本原子力研究所・核燃サイクル開発機構の統合問題 岩井孝
<本>水俣病被害者・弁護団全国連絡会議編『水俣病裁判全史』全5巻 猪飼隆明
米英両国のイラク攻撃に強く反対し、国連を通じての平和的解決を求める(声明) 日本科学者会議
<科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次408号〜419号
Vol.38 No.1(通巻420号)2003.1
<扉のことば>原爆症認定訴訟をめぐって 野口邦和
<特集>ヒトゲノム
ヒトゲノム研究とその課題 清水信義
ヒトゲノム対話 宗川吉汪
遺伝子医療−幹細胞による再生医療の可能性 福田哲也
遺伝子情報における生命倫理問題 黒須三惠
<談話室>阿波の遍路散歩道 福澤健治
<シリーズ:新世紀を拓く(25)>文化人類学からみたジェンダー研究 川原ゆかり
日本の支援による初めてのベトナム障害児教育教員養成−ホーチミン市師範大学障害児教育学科第一回卒業式を終えて− 藤本文朗・森澤允清・斎藤文夫
戦後改革期における教育課程編成と教師−広島県・本郷地域教育計画を中心に− 福井雅英
<本> 片山善博著『自己の水脈−ヘーゲル「精神現象学」の方法と経験』 小池直人
中塚明著『これだけは知っておきたい 日本と韓国・朝鮮の歴史』 八瀬清志
銚子の自然誌編集委員会編『銚子の自然誌−生き物と環境のガイドブック』 本谷勲
岩井忠正・岩井忠熊著『特攻−自殺兵器となった学徒兵兄弟の証言』 大日方純夫
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
薬事行政の中核的業務を民間に委ねる「独立行政法人医薬品医療機器総合機構法案」に強く反対する(声明) 日本科学者会議
書籍進呈のお知らせ(第3回)
第39・40期研究委員会設置の提案募集
<科学者つうしん>
<投稿規定>
Vol.38 No.2(通巻421号)2003.2
<扉のことば>教育学について思う 宮野安治
<特集>山陰の古代遺跡の保存と自然保護
山陰地方における文化財保存運動の成果と課題 田中義昭
山陰の遺跡と弥生社会像の転換−妻木晩田遺跡の調査成果によせて− 松木武彦
遺跡と里山の一体的保全−妻木晩田遺跡の事例にもとづいて− 八木俊彦
妻木晩田遺跡の保存運動 松本正孝
<談話室>セクシャル・ハラスメント被害者を守って 屋富祖建樹
<リーズ:新世紀を拓く(26)>地域貢献と学生 友野哲彦
初期人類進化をめぐる最近の諸問題 後藤仁敏
鹿児島国際大学三教授懲戒解雇事件の性格と支援の呼びかけ−研究者の人権擁護と「市民的ネットワーク」− 鹿児島国際大学三教授を支援する全国連絡会
<研究室から>微粒子工学の基礎と応用 神谷秀博
<本>吉岡吉典著『日本の侵略と「歴史教科書」』 伊藤喜良
小倉寛太郎著『自然に生きて』 宮川清三郎
<科学者つうしん>
<投稿規定>
Vol.38 No.3(通巻422号)2003.3
<扉のことば>日本の民主的スポーツ運動:1963-2003 伊藤高弘
<特集>アメリカの世界戦略と日本
グローバリゼーション下の日米経済関係 今宮謙二
ブッシュ政権の核兵器使用計画 杉江榮一
「核態勢見直し報告」の虚構と地下貫通核爆弾の危険性 沢田昭二
アメリカの世界戦略と日本の有事法制 河井智康
<談話室>偏差値70の哀しみ 山本敏郎
<シリーズ:新世紀を拓く(27)>スポーツの社会史 坂上康博
ゲノムビジネスと遺伝子特許 隅蔵康一
「ケア」をめぐる問題点 上野哲
放射性物質による環境汚染を防ぐために 浅見輝男
<本>佐藤真人・中谷武・菊本義治・北野正一著『日本経済の構造改革』 徳重昌志
東京高等教育研究所・日本科学者会議『大学改革 論の国際的展開−ユネスコ高等教育勧告宣言集』 佐久間英俊
伊ヶ崎暁生著『学問の自由と大学の自治』 船寄俊雄
パブリックリソース研究会編『パブリックリソースハンドブック−市民社会を拓く資源ガイド』 八瀬清志
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
<科学者つうしん>
北朝鮮のNPT脱退宣言に当たっての声明−核兵器廃絶こそが今日の世界平和の焦点である− 日本科学者会議平和問題研究委員会
Vol.38 No.4(通巻423号)2003.4
<扉のことば>ノーベル賞雑談 長田好弘
<特集>薬害肝炎
薬害肝炎訴訟 山崎健
ウイルス肝炎と集団訴訟−一医師の立場から− 与芝真
肝炎の医原的性格と厚生行政の責任 安井重裕
衛生行政の無作為が起因する肝炎の蔓延:公衆衛生研究の立場から 西三郎
<談話室>漢字のくくり 魚住和晃
<シリーズ:新世紀を拓く(28)>タンパク質の立体構造から生命の仕組みを探る 山縣ゆり子
「武力攻撃事態対処法案」の構造 金子勝
「危害分析重要管理点」方式による食のリスク管理の課題−牛肉の生産流通過程のHACCPシステムを中心として 佐々木悟
<研究室から>学び続ける人々と出会う旅 井上えり子
<本>菅野禮司著『科学はこうして発展した−科学革命の論理』 岡本正志
西條八束著『内湾の自然誌−三河湾の再生をめざして』 稲生勝
あなたも投稿しませんか−若手研究者の会員の方々へ 『日本の科学者』編集委員会
<科学者つうしん>
<投稿規定>
Vol.38 No.5(通巻424号)2003.5
<扉のことば>毛沢東の予言 安井三吉
<特集>学位
日本の学位制度−小史の試み− 寺崎昌男
近年の学位制度改革の動向と直面する課題−学位をデグリーとして機能させるために− 舘昭
自然科学系における学位と就職問題−一研究室での経験から 森井俊行
教育学系連合大学院における博士学位 田中喜美
<談話室>紀伊丹生川ダム建設の中止について 石神正浩
<シリーズ:新世紀を拓く(29)>民俗学の再生へ向けて 島村恭則
公立大学法人化のゆくえ 光本滋
若手研究者・大学院生の研究交流−「JSA夏の学校2002in山形蔵王」− 「JSA夏の学校2002」実行委員会
<読者のひろば>爽論騒論 科学的に気になる表現 菅野禮司
<本>長崎誠三著『作られた証拠−白鳥事件と弾丸鑑定』 今野宏
田口正己著『現代ごみ紛争−実態と対処』 青木和光
岩崎允胤著『日本近代思想史序説(明治期前篇)』上・下 大日方純夫
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
日本科学者会議第35回定期大会開催のお知らせ
2002年度日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ
<科学者つうしん>
Vol.38 No.6(通巻425号)2003.6
<扉のことば>環境・公害と教育 石崎健二
<特集>大リストラを斬る!
小泉構造改革と戦後史的リストラ 二宮厚美
純粋持株会社NTTの11万人リストラの実態 岩崎俊
非正規・不安定就業とともに生きる−雇用流動化と若年層の意識をめぐって 中西新太郎
大学のリストラと国家産業戦略への従属 細井克彦
今日のリストラをどう見るか−労働運動からの視角 大木一訓
<談話室>素材の発見−文人としての資格と認識− 塩見邦彦
<シリーズ:新世紀を拓く(30)>環境経済学の課題 大島堅一
食の国際化と食品添加物行政 三浦敏明
名護市総合計画における内発的発展の模索 横山哲朗
<研究室から>エンゲルスの「唯物史観」再考−歴史の「一般法則」をめぐって 北村寧
<本>森章著『ロシア会計の歴史と現代』 谷江武士
塩田庄兵衛著『二十一世紀へのバトン−塩田庄兵衛の八十年』 船寄俊雄
<科学者つうしん>
あなたも投稿しませんか−若手研究者の会員の方々へ− 『日本の科学者』編集委員会
Vol.38 No.7(通巻426号)2003.7
<扉のことば>学会地図−科学者コミュニティ−の指標 坂東昌子
<特集>光(ひかり)
ひかりと物質 堀江一之
マン・マシン・インターフェースとしてのディスプレイ 八瀬清志
光診断学の幕開けとその未来 田村守
<談話室>現場における新高等学校学習指導要領 佐藤恒久
<シリーズ:新世紀を拓く(31)>X線科学新時代を目指して 富江敏尚
90年代のEU共通運輸政策における自然環境情報収集の有効利用 天野圭二
食品安全行政の法原理 徳田博人
宇宙史における地球文明 小暮智一
書籍進呈のお知らせ(第4回) 『日本の科学者』編集委員会
<本>円道まさみ著『アメリカってどんな国?』 大西広
京都大学教育学部第二期生有志著<教育学者たちの自分史>『あの頃の子どもたち−五十年後から見た−戦中戦後の教育体験』 太田素子
鰺坂真著『科学的社会主義の世界観−社会と生きかたを見つめて』 南有哲
前田朗著『ジェノサイド論』 石神正浩
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
<科学者つうしん>
米国の先制攻撃戦略に加担する「有事法制」法案に強く反対する 日本科学者会議
「平和と民主主義」の確立に背く危険な「国立大学法人法案」の廃案を強く求める(声明) 平民研連幹事団体会議
Vol.38 No.8(通巻427号)2003.8
<扉のことば>私にとっての原爆体験 佐藤裕二
<特集>異議あり!!「戦争国家」への道
「日米安保条約」体制の改変と国家改造 金子勝
教育の国家主義化−教育基本法「改正」問題を中心に− 三輪定宣
新聞は戦争責任を忘れたのか−マスメディアの体制化の一考察 島田三喜雄
有事法制と国民生活の「国家監視」化 倉持孝司
<談話室>和歌山市における産業廃棄物中間処理施設建設反対運動 山崎由可里
<シリーズ:新世紀を拓く(32)>研究と科学者運動についての想い・三題−研究上の論争・論争の存立基盤の研究・研究における方法論− 小沢隆一
<研究室から>すばる望遠鏡での観測の話 青木和光
<本>瀬戸昌之著『環境学講義−環境対策の光と影』 宮川清三郎
桜井善雄著『水辺の環境学C 新しい段階へ』 高山進
広木詔三編『里山の生態学−その成り立ちと保全のあり方』 稲生勝
和田寿博・河音琢郎・上瀧真生・麻生潤著『学びの一歩−大学の主人公になる』 足立泰久
<日本科学者会議第35回定期大会報告>
<科学者つうしん>
第26回原子力発電問題シンポジウムのおしらせ
Vol.38 No.9(通巻428号)2003.9
<扉のことば>日本における理科教育とセンター試験 佐々木厚
<特集>「日本人」とは何か
日本人起源論の史学史 工藤雅樹
人骨から日本人ルーツを探る 松下孝幸
「日本人」はどうつくられたか 大日方純夫
法律学的日本人−「ネーション・ステート」について考える 広渡清吾
<談話室>「ヨーロッパ・スポーツ憲章」の改正−セクシャル・ハラスメントと児童虐待 功刀俊雄
<シリーズ:新世紀を拓く(33)>環境倫理への美学的アプローチ 三崎和志
自然は内在的価値をもつか−環境倫理論争をめぐって 高田純
北海道経済から見た「地域定住権」の課題 奥田仁
<本>鈴木聡著『世代サイクルと学校文化−大人と子どもの出会いのために』 山田康彦
西尾達雄著『日本植民地下朝鮮における学校体育政策』 橋本伸也
新原昭治著『「核兵器使用計画」を読み解く−アメリカ新核戦略と日本』 堺英二郎
一海知義著『閑人侃語』 船寄俊雄
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
2003年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項(概要)
<科学者つうしん>
<投稿規定>
Vol.38 No.10(通巻429号)2003.10
<扉のことば>冷戦期の議論の見直し 山崎正勝
<特集>宇宙論
進化する宇宙論 須藤靖
宇宙背景放射測定の最前線(WMAPの成果) 小松英一郎
遠方超新星による宇宙膨張の測定 安田直樹
宇宙の地図を作る 嶋作一大
[コラム]どうなった?宇宙年齢問題 須藤靖
[用語解説] 青木和光
<談話室>「研究者病」とその薬 落合滋子
<シリーズ:新世紀を拓く(34)>学ぶに値する「自然科学教育の実践」を求めて 吉埜和雄
株主価値重視のコーポレートガバナンス 高田太久吉
日本ケミファにおける技術者・研究者の権利侵害について−製薬企業における研究者の業績剽窃と抹消事件− 丹生淳郷
<研究室から>自分なりの情熱を教育研究の原点に 矢ヶ崎克馬
<本>東京建築カレッジ「池袋北口職人大学」編集委員会編『池袋北口職人大学』 鈴木剛
暉峻淑子著『豊かさの条件』 伊藤順子
<科学者つうしん>
第39期『日本の科学者』編集委員会の出発にあたって 船寄俊雄
Vol.38 No.11(通巻430号)2003.11
<扉のことば>教育基本法の危機は憲法の危機 浪本勝年
<特集>わが国の地震防災研究の到達点−関東地震80周年にあたり
特集まえがき 藤井陽一郎
日本列島の地震とその予知研究 茂木清夫
関東地方の地震 岡田義光
東海地震防災対策の幾つかの問題点 石橋克彦
東南海・南海地震に備えて 安藤雅孝
<談話室>「新たな共同性」をひらくことばの教育〜沖縄比較研究の試み〜 村上呂里
<シリーズ:新世紀を拓く(35)>ナノテクノロジー 井上貴仁
原水爆禁止2003年世界大会・科学者集会の報告「人類の岐路に立ち核兵器と戦争のない未来を展望する」 三井斌友
自衛隊の『日本軍』化−「改正 自衛隊法」の考察− 金子勝
<本>曽根ひろみ著『娼婦と近世社会』 長島淳子
上田信著『トラが語る中国史−エコロジカル・ヒストリーの可能性』 石神正浩
上野俊樹著『上野俊樹著作集』全5巻 佐久間英俊
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
<科学者つうしん>
Vol.38 No.12(通巻431号)2003.12
<扉のことば>禁煙教育のすすめ 宗川吉汪
<特集>地域と共に生きる大学
ある市立短期大学の軌跡 前田憲
地域主体の環境保全型農業への取り組み−大潟村における研究者と農業者の共同研究プロジェクト− 近藤正
庄内地方におけるカラス公害への対策 後藤三千代
精神障がい者の作業所づくり 相沢與一
地域と共に歩む長野大学 石原剛志
黒部川の出し平ダムおよび宇奈月ダムから排出されるヘドロと漁業問題 田崎和江
兵庫県南部地震による地震被害とその教訓 田結庄良昭
大学を核とした新しいまちづくりの試み 飯野公央
諫早湾干拓と有明海異変 東幹夫
21世紀の平和研究の課題と平和問題ゼミナールの試み 木村朗
基地の島で平和を考える−学習と教育実践の20年− 堺英二郎
<談話室>変革期のロシア考古学に想う 加藤博文
<シリーズ:新世紀を拓く(36)>21世紀の薬学と生薬学をめざして 牧野利明
イラク戦争と中東の未来 栗田禎子
<研究室から>産業考古学と技術史教育〜産業遺産の保存と活用〜 高橋伊佐夫
<読者のひろば>爽論騒論 専門学校における教職員・学生の権利を巡って〜福祉系専門学校の実態から〜 湯澤哲也
<本>日本科学者会議思想・文化研究委員会編『道徳を問い直す−『国民の道徳』批判』 堀孝彦
中山徹・杉山隆一・保育行財政研究会編著『保育所の第三者評価−どこが問題か』 渡邉保博
長田好弘著『近代科学を築いた人々』上・中・下 青木和光
佐々木稔編『火縄銃の伝来と技術』 梶雅範
書籍進呈のお知らせ(第5回)
あなたも投稿しませんか−若手研究者の会員の方々へ 『日本の科学者』編集委員会 <科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次420号〜431号
Vol.39 No.1(通巻432号)2004.1
<扉のことば>研究者と科学的健康法 片平洌彦
<特集>技術者の倫理、企業のモラル問題
技術者倫理の歴史的背景 菊地重秋
技術者倫理教育−その必要性、目的、方法、課題− 札野順
企業倫理と技術者倫理 出見世信之
<談話室>中国の大学事情管見 太田幸男
<シリーズ:私の大学院時代>第1回 獣医学から自然史科学へ−紆余曲折の野生動物学 横畑泰志
<緊急企画:公立大学はいま>公立大学改革における諸問題−横浜市立大学の場合− 藤山嘉夫
若手研究者・大学院生の研究交流−「JSA夏の学校2003in愛知」− 「JSA夏の学校2003in愛知」実行委員会
原爆放射線急性症状の発症率から実効的被曝線量を推定する 沢田昭二
<本>北村洋基著『情報資本主義論』 平野健
大西広著『グローバリゼーションから軍事的帝国主義へ−アメリカの衰退と資本主義世界のゆくえ』 松尾匡
金子勝・木村康子著『おかあさんと語る教育基本法〜子どもたちのすこやかな成長のために』 伊藤順子
横井久美子著『ゆるゆるふっくり』 堀江一之
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
2003年度日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ
<シリーズ:私の大学院時代>にご寄稿ください 『日本の科学者』編集委員会
<科学者つうしん>
Vol.39 No.2(通巻433号)2004.2
<扉のことば>科学としての技術学 こうじ谷信三
<特集>高齢社会と健康
社会疫学から見た健康 近藤克則
百寿者研究からわかった長寿者の現状と要因 権藤恭之・広瀬信義・増井幸恵
高齢者の「からだ」とのつきあい方 原田奈名子
口腔から見た高齢者の健康 岩倉政城
<談話室>『日本の科学者』編集雑話 船寄俊雄
<シリーズ:私の大学院時代>第2回 女性研究者草分け時代から男女共生時代への狭間で 木幡洋子
<緊急企画:公立大学はいま>都立四大学の「廃止」・新大学「設立」をめぐる事態−石原都政の大学支配− 乾彰夫
「技術者倫理」の現状と背景 稲生勝
<研究室から>交流する研究・教育活動をめざして 榊原禎宏
<本>大阪経済大学地域政策学科編著『フィールドワークのすすめ−アクティブ地域政策学』 和田寿博
千場茂勝著『沈黙の海−水俣病弁護団長のたたかい』 木崎安和
<科学者つうしん>
石原都政の「大学改革」を厳しく批判し、強く抗議する 日本科学者会議
自衛隊のイラク派兵に断固として反対する 日本科学者会議
Vol.39 No.3(通巻434号)2004.3
<扉のことば>チンパンジーはちんぱんじん 石神正浩
<特集>放射性廃棄物
わが国における核燃料サイクルをめぐる問題点 舘野淳
高レベル放射性廃棄物の地層処分 本島勲
高レベル放射性廃棄物処分場の立地問題−公募という名の利益誘導− 清水修二
廃炉問題とクリアランス 日本科学者会議原研分会検討グループ
核兵器の解体に関する諸問題 中島篤之助
<談話室>日本の食卓と消費者運動の課題 佐久間英俊
<シリーズ:私の大学院時代>第3回 有意義な大学院生活を送るために 森隆昌
<緊急企画:公立大学はいま>「大阪府大学改革」と公立大学「法人」化の諸問題 大久保博志
学会地図−−科学者コミュニティーの指標 坂東昌子
<本>木下紀正・八田明夫著『地球と環境の科学』 吉門洋
[新訂版]日曜の地学20 神奈川の自然をたずねて編集委員会編著『神奈川の自然をたずねて』 大森昌衛
岩佐茂・島崎隆編著『精神の哲学者ヘーゲル』 岩淵剛
検定外中学校理科教科書をつくる会(執筆代表:左巻健男)『新しい科学の教科書−現代人のための中学理科』全3巻 菊谷秀臣
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
<読者のひろば>爽論騒論 『日本の科学者』1月号特集「技術者の倫理、企業のモラル問題」を読んで 西村直樹
<科学者つうしん>
日本科学者会議第15回総合学術研究集会(京都)
瀬戸内から拓く永続可能な世界−第26回瀬戸内シンポジウムin大阪
Vol.39 No.4(通巻435号)2004.4
<扉のことば>環境保全に経済価値を 松井安俊
<特集>少子化を考える
労働から見た少子化 川口和子
少子化のもたらす経済的意味 森脇丈子
少子化社会と家族形成:先進諸国における二つのデモグラフィック・レジーム? 福田亘孝
<談話室>平和の文化と平和システム 藤田秀雄
<シリーズ:私の大学院時代>第4回 自然の哲学的探究−宿題ばかりの院生時代− 稲生勝
<緊急企画:公立大学はいま>兵庫県における県立大学の統合問題 木村良夫
ブッシュの戦争犯罪を裁く−アフガニスタン国際戦犯民衆法廷(ICTA)− 前田朗
領有権問題と野生生物保護−特に尖閣諸島魚釣島の野生化ヤギ問題を中心に 横畑泰志
<研究室から>教育なくして研究なし 三沢和彦
<本>河井智康著『原爆開発における人体実験の実相−米政府調査報告を読む』 梶雅範
小林惟司著『寺田寅彦と地震予知』 藤井陽一郎
平林久・久保田競ほか12名著『自然の謎と科学のロマン』上・下 浜田盛久
汐見稔幸著『おーい父親 PartT[子育て篇]』 青木和光
<読者のひろば>爽論騒論 未来を拓く科学者の役割−“大学問題”に触れて 志岐常正
<科学者つうしん>
<投稿規定>
Vol.39 No.5(通巻436号)2004.5
<扉のことば>女性科学者とこども−研究条件をつくろう 田崎和江
<特集>ポストドクター研究者
ポストドクター研究者制度の現状 青木和光・小河勉・多羅尾光徳・友田滋夫
ポストドクター研究者増加の背景と問題点 三輪定宣
<若手研究者による実態レポート>
理論天文学ポスドク事情−個人的観点から 長島雅裕
プロジェクト型ポスドク 堀越篤史
私のポスドク経験に関するレポート 山崎学
産総研におけるポスドクの現状 反保衆志
「イバラの道」を突っ走れ! 藤木興
<談話室>パソコン 宮川清三郎
<シリーズ:私の大学院時代>第5回 現実を見据える目:研究と実践の院生生活 太田和宏
医療技術者教育における人体解剖実習の意義 小林邦彦
大田堯と本郷地域教育計画−−コミュニティ・スクールの歴史的経験 福井雅英
<本>尾関周二著『言語的コミュニケーションと労働の弁証法−現代社会と人間の理解のために−』 稲生勝
亀山統一・大城保英・佐次田勉・宮城義弘著『ジュゴンが危ない−米軍基地建設と沖縄の自然−』 神山智美
戸木田嘉久著『労働運動の理論発史』上・下 丹下晴喜
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
<読者のひろば>爽論騒論 「技術者の倫理、企業のモラル問題」特集と鳥インフルエンザ事件 宗川吉汪
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.39 No.6(通巻437号)2004.6
<扉のことば>研究教育の場にふさわしい就業規則を 木本忠昭
<特集>市町村合併と地方自治
市町村合併・地方自治構造改革政策とその背景 進藤兵
都市部における合併問題 三橋良士明
中山間地域市町村の合併問題と地方行財政の課題 多田憲一郎
市町村合併のなかで問われるまちづくり−富山市中央通り商店街における「フリークポケット」の成果を通して 遠州敦子
身の丈にあったサービスと経済循環のしくみづくり(長野県栄村) 竹下登志成
<談話室>「ドグマ人類学」雑感 鈴木剛
<シリーズ:私の大学院時代>第6回 確率解析学の発展期を振り返って 大倉弘之
核廃絶運動論の新たな展開−直面する緊急課題と今後の展望 渡植貞一郎
北海道B型肝炎訴訟の報告 奥泉尚洋・安井重裕
<研究室から>地球温暖化によるわが国周辺の気候変化予測−黒潮が親潮を駆逐する! 佐藤康雄
<本>薄井和夫著『はじめて学ぶマーケティング[基礎篇]現代のマーケティング戦略』、『はじめて学ぶマーケティング[応用篇]マーケティングと現代社会』 佐久間英俊
「研究者の権利・地位宣言」(仮称)作成のための権利侵害、権利状況調査のアンケートにご協力下さい 日本科学者会議
<科学者つうしん>
Vol.39 No.7(通巻438号)2004.7
<扉のことば>新規採用高校教員の学力 河合秀幸
<特集>青年の新しい変化をどうみるか
世代問題から見た現代青年・若者論 鈴木剛
青年の新たな動向と青年問題研究の課題 伊藤彰男
働く青年の新しい変化−首都圏青年ユニオンの活動と知識人の役割 笹山尚人
<談話室>これから体育はどうあるべきか 西尾達雄
<シリーズ:私の大学院時代>第7回 カミオカンデ実験からニュートリノ研究へ 梶田隆章
染色体DNAのダイナミクス 一柳健司
清国お雇い日本人教師−−中島半次郎を中心に 経志江
<本>白井利明著『大人へのなりかた−青年心理学の視点から』 高橋登
望田幸男著『ナチスの国の過去と現在−ドイツの鏡に映る日本』 山本啓一
持続可能な文明」実現へのロードマップを−第15回総合学術研究集会を11月に京都で開催 安齋育郎
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
<科学者つうしん>
世界科学者連盟(WFSW)リスボンシンポジウム「科学、知、そして市場」に参加しよう!(2004年10月21-23日) 日本科学者会議国際部
Vol.39 No.8(通巻439号)2004.8
<扉のことば>『心のノート』の文章について 八本木浄
<特集>テロ根絶と人間の安全保障
テロリズムの論理と行動 熊野直樹
テロ根絶と国際連帯の課題 中野洋一
「人間の安全保障」と日本国憲法 根本博愛
<談話室>みんなで生きる意思の確認を 青山政利
<シリーズ:私の大学院時代>第8回 化学から科学史へ 梶雅範
ハルコックと「生活形式」の民主主義−デンマーク型「共同市民性」の哲学 小池直人
大学非常勤講師の実態と社会的公正 江尻彰
<研究室から>・障害をもつ人の人権と共生社会の研究にたずさわって 武川眞固
<本>土居靖範・近藤宏一・榎田基明著「京都の交通 今日と明日」パート4『LRTが京都を救う−都大路まちづくり大作戦』 吉見宏
山崎修嗣著『戦後日本の自動車産業政策』 麻生潤
科学者をとりまく情勢と日本科学者会議第40期活動の進め方について 日本科学者会議幹事会
2004年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項(概要)
原水爆禁止2004年世界大会・科学者集会のお知らせ
大学政策の抜本的な転換を強く求める−国立大学法人の発足にあたって− 日本科学者会議
「戦争する国」づくりのための日本国憲法第9条改悪に強く反対し、第9条の堅持を求める 日本科学者会議
<科学者つうしん>
Vol.39 No.9(通巻440号)2004.9
<扉のことば>ケナフとミネラルウォター 糸魚川淳二
<特集>学術における男女共同参画をどうすすめるか
男女共同参画基本法の5年間 利谷信義
学術分野におけるポジティヴ・アクション―法的問題点と日本の課題 辻村みよ子
学術における男女共同参画について−日本学術会議と国大協の取り組み− 池内了
男女共同参画学協会連絡会の発足の経緯と活動 小舘香椎子
名古屋大学における「男女共同参画」の取り組み 束村博子
早稲田大学での保育所設置の取り組みについて 松本麻里
<談話室>ドブリーデン! 遠い国、チェコを訪ねて 前田耕治
<シリーズ:私の大学院時代>第9回 技術と歴史の経済学:加藤邦興ゼミナール 河邑肇
国際連合『人間の安全保障』論の意義と問題点 石川捷治
米国の医療保障と健康格差−医療の市場化は何をもたらすか 高山一夫
<本>朝日吉太郎編著『グローバル化とドイツ経済・社会システムの新展開』 島崎晴哉
F・マグドフ、J・B・フォスター、F・Hバドル編/中野一新監訳『利潤への渇望−アグリビジネスは農民・食料・環境を脅かす』 村上良一
日本科学者会議教育基本法と科学教育研究委員会編『教育基本法と科学教育−子どもと教育基本法を守るために』 本谷勲
細井克彦著『戦後日本高等教育行政研究』 船寄俊雄
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
第40期『日本の科学者』編集委員会発足にあたって 稲生勝
<科学者つうしん>
Vol.39 No.10(通巻441号)2004.10
<扉のことば>「収縮」への道を論じ合おう 田中雄三
<特集>廃棄物とリサイクル
日本の廃棄物とリサイクル問題 畑明郎
崩壊する産廃政策−青森・岩手県境不法投棄事件に見る「違法の合法化」 高杉晋吾
廃棄物処分場の環境問題−敦賀・栗東・千葉などの事例から 坂巻幸雄・石川孝織
ダイオキシン・環境ホルモン問題の「巻き返し」を検討する−ダイオキシンは安全か?− 小野塚春吉
<談話室>地方で憲法裁判に取り組んで 小栗実
<シリーズ:私の大学院時代>第10回 マイペース研究のすすめ 青木和光
「『新たな共同性』をひらくことばの教育〜沖越比較研究の試み〜」 村上呂里
北米東部先住民研究の史的唯物論的意味 大西広
<研究室から>フィールド系研究室の悩み 上田恵介
<本>村瀬裕也著『東洋の平和思想』 稲生勝
島村英紀著『公認「地震予知」を疑う』 水野浩雄
あたなも投稿しませんか−若手研究者の会員の方々へ 『日本の科学者』編集委員会
公立大学のあり方を問う 日本科学者会議
<科学者つうしん>
Vol.39 No.11(通巻442号)2004.11
<扉のことば>ストックホルム条約への期待 泉邦彦
<特集>「生命」をどう見るか
ヒトゲノム配列決定完了とゲノム科学の今後の展開 橋本雄之
生命の特性と生物多様性 広木詔三
平和時および戦争時における医師の生命観−人工妊娠中絶、検死、戦争犯罪を素材にして 山本啓一
生命lifeを真剣に考える−生命を巡る具体と抽象 竹内章郎
<談話室>雑感−戦争と平和と科学と経済と環境− 青山勳
<シリーズ:私の大学院時代>第11回 遅々たる歩みを振り返って 森下宏美
七生養護学校問題と東京都の教育行政 中嶋みさき
原水爆禁止2004年世界大会・科学者集会の報告「市民とともに核兵器も環境破壊も許さない世界を築く」 中川益夫
<本>青木和光著『物質の宇宙史−ビッグバンから太陽系まで』 梶雅範
日本科学者会議公害環境問題研究委員会「環境展望」編集委員会編『環境展望vol.3 サステイナブル社会への日本の選択』 勝野英明・稲生勝
飯盛信男著『サービス産業』 佐久間英俊
吉川惣司・矢島道子著『メアリー・アニングの冒険−恐竜学をひらいた女化石屋』 大森昌衛
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.39 No.12(通巻443号)2004.12
<扉のことば>金メダル 岩見基弘
<特集>心配される身体と食と農
ヒトと動物の共通感染症−特に動物由来感染症の現状と対策− 酒井健夫
食品の安全をめぐる新たな動向 池上幸江
子どもの食生活は今 西村一郎
米政策改革と食糧の安定 冬木勝仁
<談話室>生殖補助医療と『すばらしい新世界』 池上順
分子生命科学の新時代−部分から全体を再構築する試み− 石浜明
日本学術会議法の改正について 広渡清吾
<研究室から>生物多様性という魔法のことば 山根正気
<読者のひろば>爽論騒論 初期人類の起源について−サヘラントロプスはヒト科か?− 広木詔三
<本>後藤道夫・渡部治・他編『講座 戦争と現代』全5巻 青木哲夫
2004年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項(概要)
<科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次432号〜443号