日本の科学者 総目次
Vol20(1985) Vol21(1986) Vol22(1987) Vo123(1988) Vol24(1989)
Vol25(1990) Vol26(1991) Vol27(1992) Vol28(1993) Vol29(1994)
Vol.20 No.1(通巻204号)1985.1
<扉のことば>科学をどう発展させるか? 半谷高久
<特集>食品添加物は安全か
食品添加物の食糧経済的背景 宮村光重
化学薬品の総合規制 福島要一
食品添加物などの複合作用に関する理論的考察 藤原邦達
食品添加物を減らす運動 戸田清
食品添加物使用削減運動の現状と課題 藤原一也
<科学の新展開>発生生物学の新展開 若原正己
米輸入と減反 河相一成
パラダイム論の有効性と有害性−−伊藤氏のコメントに関連して 西田周作
日本学術会議第13期会員選出のうごき−−登録学術研究団体の申請審査について
<書評>依光良三著『日本の森林・緑資源』 奥地正
勝俣鎮夫著『一揆』 中小路純
森下二次也監修『講座 現代日本の流通経済』第3巻、第4巻、第5巻 安藤政武
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.20 No.2(通巻205号)1985.2
<扉のことば>戦後占領期のエピソード 玉木英彦
<特集>学術情報システム−−情報入手方式の転換と研究者・大学図書館
学術情報システムでは応え得ない−−効率優先よりも全体の充実を 松田上雄
研究者と学術情報システム 田中一
学術情報システムと「総合安保構想」 飯山賢治
<談話室>ブラジル滞在記 武井幸雄
<科学の新展開>トップ・クォーク? 小沼通二
酸性雨 杉村行勇
熱帯農学研究を考える 中筋房夫
和辻倫理学と戦後史 山田洸
<書評>中川鶴太郎著『ゴム物語』 畑敏雄
佐藤定幸著『多国籍企業の政治経済学』 和田幸子
伊東信著『巨船沈没』 渡辺健次
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.20 No.3(通巻206号)1985.3
<扉のことば>近代化機器とわが国の科学 野沢保
<特集>電子顕微鏡
電子顕微鏡の機能とは何か 岡田正和
“材料科学”はなぜ電子顕微鏡を必要とするか 吉田博行
自然の状態で生体物質はみえるか 村上悟
電子顕微鏡の画像処理−−酵母マイクロボディの結晶体に局在する酵素を視る 大隈正子
イラン・イラク戦争−−イスラームの視角から 森垣啓土
<第三世界の文学>ラテンアメリカの文学−−小説を中心に 山蔭昭子
イネの2期作の試み−−日本農業の将来について想う 西山岩男
<書評>ロビン・フェデン著/四元忠博訳『ナショナル・トラスト−−その歴史と現状』 牛山積
暉峻衆三著『日本農業問題の展開(上・下)』 橋本玲子
三宅泰雄著『戦争と平和と科学者と』 竹花義郎
<科学者つうしん>
Vol.20 No.4(通巻207号)1985.4
<扉のことば>学校で教えるべきこと、家庭でしつけるべきこと 原正敏
<特集>ベトナム戦争から10年
ベトナムにおける抗米救国闘争総括の現状 古田元夫
アメリカ合衆国におけるベトナム戦争総括の現状 藤本博
<談話室>イギリスに維新史料をたずねて 宮地正人
<科学の新展開>あるき・み・きく歴史学−−現地調査にもとづく中世村落景観の復原 服部英雄
<第三世界の文学>現代アフリカの文学 片岡幸彦
北九州市経済の鉄鋼独占−−民主的転換をもとめて 三輪俊和
軍学協同に反対するシステム作りを!−−シンポジウム「日本の科学と軍事研究」報告 佐藤和夫
歴史学からみた天皇制 安良城盛昭
公害健康被害補償制度の改悪に反対し、被害者救済のための改善をもとめるアピール
<書評>佐藤和夫他著『市民社会の哲学と現代』 竹内章郎
梅村芳樹著『ジャガイモ−−その人とのかかわり』、小林仁著『サツマイモのきた道』 高畑滋
田口富久治著『現代世界の危機の構造』 岡村茂
<科学者つうしん>
<世界のうごき>
Vol.20 No.5(通巻208号)1985.5
<扉のことば>若い研究者に期待する 岩崎允胤
<特集>学問を進める気概−−研究者をめざす人へ
触媒理論への道 野村瞳
現代の危機と哲学の要求 佐藤和夫
一つの国家論入門−−社会科学を志す人びとへ 加藤哲郎
発見への気概−−カルロ・ルビア博士に惹かれて 村木綏
<談話室>「湯川中間子論五十年」に想う 佐藤文隆
最近の大学生をどう見るか 岩間一雄
高度情報通信システムと日米摩擦(下) 宮脇孝久
ソフトウェアをどう考えるか 石沢篤郎
新しい「特別研究員制度」とその問題点 全国大学院生協議会中央事務局
<書評>蔵原惟人著『歴史のなかの弁証法』 村瀬裕也
鈴木正著『知の在野精神』 清真人
<科学者つうしん>
<世界のうごき>
Vol.20 No.6(通巻209号)1985.6
<扉のことば>科学と技術 横道英雄
<特集>構造主義をめぐって
フーコーと「反人間主義」−−哲学的構造主義の一断面 石川光一
構造主義としての文化人類学−−レヴィ=ストロースを中心にして 山室哲
構造主義と国家論−−「構造主義的マルクス主義」の国家把握 吉村勉
言語学と構造主義−−現代の言語状況と言語研究 山口幸二
<談話室>ヴァイオリンの話 巣山靖司
原爆被害者の基本要求と研究者の役割 浜谷正晴
パラダイム論と唯物弁証法 柴谷篤弘
大学一般教育における数学教育の新しい試み 木村良夫
反核を訴える7000人の科学者たち−−国際チェイン・レターその後 伊藤嘉昭
<書評>M.ゴールドスミス著/山崎正勝・奥山修平訳『バナールの生涯』 中川直哉
中瀬寿一著『住友財閥形成史研究』 麻島昭一
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<JSA出版だより>
Vol.20 No.7(通巻210号)1985.7
<扉のことば>“新しい歴史学”−−個別科学の領域について 黒田俊雄
<特集>日本の林業−−森林の再生をめざして
日本林業の現状と将来 小関隆祺
国際環境と育林技術からみた日本の森林、林業のあり方 赤井龍男
森林保護の研究−−病・虫・獣による被害を防ぐために 前田満
木質材料製造技術の現状と木材工業の再生 大熊幹章
1975年以降の日本におけるベトナム研究 酒井いづみ
<談話室>鉄の古代史の2冊の書物 原善四郎
最近の日仏共同海溝調査について 飯山敏道他
人間−環境系と科学技術 木下紀正
経団連の公健法「見直し」論の問題点−−大気汚染の健康影響を中心として 日本科学者会議公害・環境問題委員会
<書評>佐々木享著『大学入試制度』 鈴木俊夫
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.20 No.8(通巻211号)1985.8
<扉のことば>婦人研究者問題 久留都茂子
<特集>核廃絶と科学者
<対談>核廃絶と科学者運動−−パグウォッシュ運動をめぐって 牧二郎・杉江栄一
被爆40周年の医学的総括 武居洋
レーガン核政策とSDI 立花誠逸
軍縮交渉をめぐる現状と問題点 渡辺久丸
<談話室>気象研での原水爆調査グループの活動 藤田敏夫
「専門技術職」問題と大学の研究・教育体制 細野米市
<書評>三土修平著『基礎経済学−−マル経と近経の断絶に悩む人のために』 佐藤良一
<日本科学者会議第20回定期大会報告>
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<てがみ>
第21期編集委員会の発足にあたって 高木昭作
Vol.20 No.9(通巻212号)1985.9
<扉のことば>臨教審の「自由化」は教育を救えるか 銀林浩
<特集>なぜアフリカに飢餓が
アフリカの気候と乾燥化−−サヘルの砂漠化 吉野正敏
アフリカの飢餓の現状 花園耕治
アフリカの飢餓の原因とその解決について考える 巣山靖司
<談話室>水俣病を学ぶ旅 原田正純 <科学の新展開>巨視的世界の動的現象と熱力学の法則 北原和夫
沖縄のウリミバエ巨大増殖工場建設にかかわって 仲盛広明
<私の方法論>裏がえしの方法論−−私の生活と意見 中川鶴太郎
パラダイム論の哲学−−科学に自由を 藤田晋吾
<書評>中沢信午著『遺伝学の誕生−−メンデルを生んだ知的風土』 松代愛三
坂井昭夫著『軍拡経済の構図』 萩原伸次郎
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
Vol.20 No.10(通巻213号)1985.10
<扉のことば>民衆史運動と歴史研究−庄司吉之助を偲んで 大石嘉一郎
<特集>海洋と人間
海洋法の歴史と現状 田中昌一
200カイリ制度と漁業資源 川崎健
海洋汚染−瀬戸内海の例から 月舘潤一
海洋関係術語集−−生物学の立場から 清水潮
<談話室>イエスズメの侵略 石城謙吉
今日の子どもの特徴と臨教審第一次答申 高浜介二
産学共同は大学にとってカンフルかアヘンか−−静岡大学共同研究取扱規則制定をめぐって 西垣定治郎
スウェーデンの家族政策と家族法 金谷千慧子
<書評>松葉正文著『金融資本と社会化−−ワイマル初期ドイツ金融資本分析』 富沢賢治
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<JSA出版だより>
Vol.20 No.11(通巻214号)1985.11
<扉のことば>国定研究? 高木修二
<特集>日本文化と近代化
日本文化の特徴 尾上新太郎
アフリカ文化と日本文化 G.C.ムアンギ
「日本近代化」論と伝統 森藤一史
原子力発電問題についての新潟アピール
<談話室>地表が地図を模倣する 堀淳一
<科学の新展開>宇宙の誕生を探る 小玉英雄
音楽と社会、文化 柴田仁
服部之総『新鸞ノート』の原点 橡川一朗
もう一つの「下北」−−動燃事業団の核廃棄物貯蔵計画と北海道幌延町 神沼公三郎
<最近の大学問題>61年度文部省概算要求にみる教育臨調 畠山英高
<書評>北川隆吉・貝沼洵著『日本のエリート』 島田修一
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
Vol.20 No.12(通巻215号)1985.12
ヒロシマ・ナガサキ被爆40周年にあたり日本の科学者から世界の科学者に訴える
<特集>核兵器の完全禁止・廃絶をめざす国際学術シンポジウム
核兵器の完全禁止・廃絶をめざして(基調報告) 核兵器の完全禁止・廃絶をめざす国際学術シンポジウム実行委員会
核兵器をいかにして無力化するか アランM.ディン
新しい平和の創出 ジャン-マリ・ルゲ
全面核戦争の及ぼすもの−−医師として考える 1 短期的影響 ウイリアム・コルディコット
全面核戦争の及ぼすもの−−医師として考える 2 長期的影響 ヘレン・コルディコット
核兵器の違法性を告発し科学者倫理コードの制定を訴える C.G.ウィラマントリ
シンポジウムをふりかえって 北村実
社会主義と文学−−現代中国文学の一様相 相浦
声明 ふたたび「国家秘密法」の制定に反対する
<談話室>“あとがき”のあとがき 浅見徹
<書評>吉川寛著『遺伝子操作』 美濃部侑三
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次204号〜215号
Vol.21 No.1(通巻216号)1986.1
<扉のことば>40年前の長崎 早川幸男
<特集>非核宣言都市
非核都市宣言の理念と目的 林茂夫
ヨーロッパの非核宣言都市の状況 佐藤昌一郎
日本における非核宣言都市の実態−−山梨県甲府市のばあい 伊東壮
日本における非核宣言都市の実態−−福山市からのレポート 井上正信
勢力均衡と政治的リアリスト−−G.F.ケナンと永井陽之助氏の差 斉藤勝弥
<談話室>密航して本土に学んだ頃 本永寛昭
新八八艦隊構想と海上自衛隊戦略 大西広
<教育は今>学校現場と「日の丸・君が代」−−全国調査の報告をもとに 梅津通郎
<核兵器の完全禁止・廃絶をめざす国際学術シンポジウム報告>
核問題40周年の総括 山田英二
ヒバクシャの医療と原水禁運動 武居洋
広島・長崎の被爆の実相の見直しと“核の冬”研究の意義と限界について 安齋育郎
<書評>橋本玲子著『日本農政の戦後史』 中安定子
<科学者つうしん>
Vol.21 No.2(通巻217号)1986.2
<扉のことば>みどり(緑)の主張 平井篤造
<特集>80年代後半の教育
戦後教育改革と臨教審 井深雄二
子ども・生徒の人権と臨教審批判の理論枠組 今橋盛勝
学ぶ主体の形成をめざす教育の課題 中西新太郎
IPPNWのノーベル平和賞受賞を記念して 飯島宗一
VDT労働と健康障害 西山勝夫
教育臨調を先取りする新構想大学−−静岡県立大学問題 本間重紀
<談話室>民衆出版物からみたパリ・コミューン 松井道昭
基礎なしに成功した日本の技術革新!? 梶谷敬
<核兵器の完全禁止・廃絶をめざす国際学術シンポジウム報告>
核廃絶と科学者 沢田昭二
核時代の現段階と科学者の社会的責任 岡倉古志郎
<書評>岩田進午著『土のはなし』 飯村康二
日比野正己著『「学生時代」熱中宣言』 仲本章夫
<科学者つうしん>
<世界のうごき>
<てがみ>
Vol.21 No.3(通巻218号)1986.3
<扉のことば>自然史的地球から人間史的地球へ 松井愈
<特集>今日の沖縄
沖縄戦の今日的意義 石原昌家
米軍機騒音の地域住民へ与える影響−−とくに学校教育環境に関連して 平良一彦・城間茂・宮城重二
アメリカ軍基地と沖縄経済−−一つの断面 来間泰男
<談話室>日ソ経済学者シンポジウムあれこれ 柴垣和夫
航空機の安全性を考える−−日航機事故に関連して 日本科学者会議航空宇宙技術研究所分会
ハレー彗星と太陽系 小暮智一
Meson50−−中間子論50周年記念国際会議 坂東昌子・登谷美穂子
第6回総合学術研究集会−−人間の生存と進歩のためのプログラム提示をめざして 河野通博・志岐常正
知的所有権制度の国際的動向−−特許を中心に 加藤英一
<書評>外山知徳著『住まいの家族学』 渡辺光雄
<本の紹介>
<科学者つうしん>
Vol.21 No.4(通巻219号)1986.4
<扉のことば>「憲法擁護・非核宣言」自治体の区長として 青山良道
<特集>社会科学の新傾向
政治体制論の動向−−ネオ・コーポラティズム論を中心に 形野清貴
民族自決権と戦後日本の国際法学 堤淳夫
新従属論の意義と限界 中嶋慎治
現代国家と社会学理論の変容 清野正義
<談話室>東西両ドイツを訪ねて 島崎隆
<科学の新展開>植物の弱毒ウイルス−−研究の現状と方向 西口正通
電源三法と地域経済−−電源立地の経済効果分析 遠藤宏一
レーザーの有用性と危険性 友清彬昶
<書評>日本科学者会議編『テクノポリスと地域開発』 瀬川久志
日本科学者会議編『原子力発電−−知る・考える・調べる』 庄野義之
巣山靖司著『世界平和と「勢力均衡」論』 杉江栄一
<科学者つうしん>
Vol.21 No.5(通巻220号)1986.5
<扉のことば>創造的科学の推進のために−−地球科学を例として 加納博
<特集>若手研究者の自立をめぐって
なぜ、歴史を研究するのか 大日方純夫
保育問題・発達研究・婦人研究者運動 清水民子
教育学の可能性、もしくは可能性としての教育学 寺崎弘昭
若手研究者に向けて−−電気通信研究所にて 藤田和夫
巨大地震に備えて−−総合科学としての防災技術を 鈴木浩平
長野市“地附山”の地すべり災害 八木健三
<談話室>牛糞の塔 松井透
「ソフトは無償でいくらでも複製可能」か?−−石沢篤郎氏の主張はどのように現実から遊離しているか 細野紀夫
<書評>ウイリアム・タブ著/宮本憲一ほか訳『ニューヨーク市の危機と変貌−−その政治経済学的考察』 清野正義
松村文武著『現代アメリカ国際収支の研究−−アメリカン・ネットワークの検証』 坂井昭夫
押田勇雄編 ソーラーシステム研究グループ著『都市のゴミ循環』 奥山修平
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.21 No.6(通巻221号)1986.6
<扉のことば>社会的通念とは 寺沢恒信
<特集>梅雨
梅雨研究の歴史的レヴュー 加藤内蔵進
気象衛星から見た日本の梅雨 中澤哲夫
梅雨と災害 奥田穣
化学工学研究の方法論と哲学の論理−−均相反応を伴う混合に関する研究から 高尾征治
わが国の技術論について 鳥居廣
<談話室>“ウサギ小屋”をつくる−−家族3人が力をあわせて 安田至誠
解放の神学 澄田健一郎
<資料>日本科学者会議の活動:1980−1985(年表)
<書評>小原秀雄著『人〔ヒト〕に成る』 半谷高久
中村静治著『生産様式の理論−−現代経済学批判』 荒川泓
<科学者つうしん>
Vol.21 No.7(通巻222号)1986.7
<扉のことば>薬を良くするには 上田亨
<特集>近畿の水圏
瀬戸内シンポジウムの15年 布施慎一郎
琵琶湖の水質問題 吉岡龍馬
琵琶湖総合開発と地域生活 鈴木紀雄
紀の川分水問題 森川博
<談話室>ネバド・デル・ルイス火山の噴火 河内晋平
<科学の新展開>行動生態学と動物の社会 粕谷英一
日仏KAIKO計画−−潜水艇ノティールによる潜航調査 飯山敏道、他
横浜市六浦・上行寺東遺跡の保存運動にかかわって−−市民と研究者の共同作業としての 千々和到
<資料>VDT作業に関するあるべき労働条件 西山勝夫
<書評>日本住宅会議編『1986年版住宅白書』 城谷豊
加藤哲郎著『国家論のルネサンス』 清野正義
<科学者つうしん>
<世界のうごき>
<てがみ>
Vol.21 No.8(通巻223号)1986.8
<扉のことば>受信から発信の時代へ 柴田徳衛
<特集>SDI
SDIと科学者−−物理学者の論議と行動をめぐって 沢田昭二
日本のSDI協力とその欺瞞性 岡田安正
アメリカの軍事戦略とSDI−−先制攻撃を準備するその本質 川本謙一
科学研究費制度の変化と日本学術会議 大森昌衛
<談話室>小倉金之助の『科学の指標』をよむ 鈴木正
<核兵器の完全禁止・廃絶をめざす国際学術シンポジウムに参加して>
「防衛的防衛」論争についての感想 巣山靖司
若手研究者の責任について 堀雅晴
<日本科学者会議第21回定期大会報告>
<書評>木原正雄・小野秀生・道下敏則編『21世紀への原子力−−問われる原子力政策の選択』 市川富士夫
<科学者つうしん>
第22期編集委員会の発足にあたって 本谷勲
Vol.21 No.9(通巻224号)1986.9
<扉のことば>科学の細分化と若手研究者 長岡洋介
<特集>「天皇制を考える歴史家の集い」から
天皇の代替わりと国民統合−−1926〜1928年の場合を素材に 中島三千男
前近代における民衆の変革意識と天皇−−幻想の「王」と「王孫」意識をめぐって 佐々木潤之介
「現人神」とローマ皇帝神格化−−天皇ははたして人間になったのか 弓削達
日本の商業用原発の15年の総決算−−山積する矛盾の実態 中島篤之助
平和のための学校教育の原理を考える−−人間の尊厳と「方法としての平和」について 佐貫浩
高校における平和教育実践−−15年戦争の学習を中心に 浅川保
教育改革の現在−−臨教審第2次答申を中心に 田子健
<書評>静岡大学「経済劇」フォーラム編『舞台の上の経済学』 西田美昭
<談話室>ソ連社会主義の標語「一人は万人のために、万人は一人のために」への疑問 服部知治
<科学者つうしん>
Vol.21 No.10(通巻225号)1986.10
<扉のことば>終戦の日に思う 早川和男
<特集>急増する外国人留学生と大学
急増する外国人留学生と貧困な対応 渋谷一夫
自然科学系大学院留学生受け入れ校の悩み 山下興亜・伊藤嘉昭
外国人留学生を教えて 小林龍馬
農学系外国人留学生を受け入れて考えたこと 有馬泰紘
広島原爆の威力の新知見 野口邦和・安齋育郎
<談話室>ボリビアでの生活から 武岡洋治
臨教審と大学再編問題−−もう始まっている危険な「改革」 副島健義
教員養成−−その現状と問題 前島康男
教科書裁判第1次訴訟控訴審判決と教育の自由 高津芳則
東京都環境科学研究所における研究職から一般行政職への強制配置転換問題−−事態の発生から人事委提訴まで 飯田靖雄・小野塚春吉
<書評>田中修著『日本資本主義と北海道』 伊藤武夫
山崎不二夫編著『明日の利根川』 田渕俊雄
スティーブ・J.ハイムズ著/高井信勝監訳『フォン・ノイマンとウィーナー』 伊藤隆
<科学者つうしん>
Vol.21 No.11(通巻226号)1986.11
<扉のことば>二律背反 飯島衛
<特集>学校とはなにか
学校と人間・人格の形成 村山紀昭
学校とは何か−−教育行政学の視点から 浦野東洋一
学校と平等と−−不平等問題の社会学的考察 宮島喬
校内暴力の克服をめざす学校づくり 川辺克己
<談話室>分子生物学あれこれ 美濃部侑三
<「天皇制を考える歴史家の集い」から>
近代アジアの政治変革と君主制−−日本・朝鮮・タイ 宮嶋博史
<国際フォーラム・世界科連第14回総会>
科学を平和と福祉のために−−国際フォーラム「科学・技術・平和」に参加して 日本科学者会議代表団
世界科連第14回総会報告 塩田庄兵衛
科学・技術・平和の関係 加藤邦興
大学問題シンポジウム「臨教審と高等教育『改革』」 浜林正夫
<書評>日本科学者会議編『現代の技術と社会』 亀山寛
<科学者つうしん>
Vol.21 No.12(通巻227号)1986.12
<扉のことば>21世紀談議: 社会的責任を担う「冷飯」研究 西山夘三
<特集>宇宙開発
太陽系空間と惑星探査−−宇宙船による探査の現状と将来 由紀聡平
日本の宇宙開発の歩みと課題 松本明
人類の宇宙への進出 大坪孔治
現代数学の話題−−4次元多様体とゲージ理論 松本幸夫
チェルノブイリ原発事故シンポジウムに参加して 野口邦和
チェルノブイリ原発事故の警告−−日本の原発だけが「安全」か 中原純・岡本良治・森茂康
澄田健一郎牧師の「解放の神学」に寄せて−−期待と21世紀への展望 小牧久時
<書評>日本科学者会議編『環境アセスメントの復権』 佐々木雅幸
杉江栄一著『軍縮と平和の論理』 鶴野晃
松田智雄著『音楽と市民革命』 巣山靖司
舟橋喜恵著『ヒュームと人間の科学』 渡部峻明
<科学者つうしん> 『日本の科学者』総目次216号〜227号
Vol.22 No.1(通巻228号)1987.1
<扉のことば>日本国民のソ連認識 大崎平八郎
<特集>京都問題
京都の政治反動と「京都浮上」の諸政策 清野正義
財界の地域戦略と新国家主義−−「建都千二百年記念事業」について 鈴木良
「国際日本文化研究センター」の経過と問題点 黒田治夫・釘貫和則
「京都国体」の現状と展望 草深直臣
国鉄解体をめぐる諸問題 土居靖範
被害者救済の責務を放棄する環境行政−−公害健康被害補償制度改悪問題 西川栄一
<談話室>動物実験と動物愛護 杉山幸丸
日本で過ごした1年半−−私の留学印象記 J.C.エイチソン
わが国の原子力防災計画はこれでよいか−−チェルノブイリ原発事故に学んで 鶴野晃
<書評>巣山靖司著『第三世界の変革−−チリ革命とイラン革命の比較研究』 花園耕治
高城和義著『パーソンズの理論体系』 石田徹
<科学者つうしん>
Vol.22 No.2(通巻229号)1987.2
<扉のことば>史実と空想 磯貝正義
<特集>博物館
日本の博物館と研究−−小さい博物館,瑞浪市化石博物館を例として 糸魚川淳二
県立総合博物館における調査研究−−福井県立博物館を例にして 東洋一
大学博物館について 渡辺誠
博物館学芸員として考えたこと 岡本素治
「国際日本文化研究センター」の設立とそのイデオロギー 釘貫和則・上田浩
<談話室>集団主義と社会主義と共産主義の標語 副島種典
青森県下北半島の「核半島」化阻止のために−−第12回原発問題シンポジウム報告 末永洋一
カオス−−不規則自然現象への新たなアプローチ 長島弘幸
<書評>ウイリアム・J.ブーロド著/江畑謙介訳『SDIゲーム−−スターウォーズの若き創造主たち』 伊藤隆
S.D.B.ピッケン、福島要一共著『環境と思想−−その歴史と現在』 山下淳志郎
皆村武一『イタリアの戦後改革−−戦後経済序説』 松野周治
剣持一己著『ハイテク災害』 橋本良仁
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.22 No.3(通巻230号)1987.3
<扉のことば>知床国立公園森林問題によせて 八木健三
<特集>民間研究者の生きがい
「技術立国」路線下の研究開発体制をめぐる諸問題 植村幸生
TQC(全社的品質管理)の本質と民間企業の技術者・研究者−−職場の技術者・研究者の生きがいを求めて 長田良夫
民間企業での研究活動と科学者運動への期待 秋本実
民間企業技術者・研究者の運動の歴史と展望−−東京支部民間企業会員懇談会の活動を中心に 佐藤宏
平和教育と環境教育 林智
ハイテク工場と公害−−有機溶剤による地下水汚染を中心に 鈴木茂
<談話室>エスペラント 田村竹男
東京都環境科学研究所における研究職から一般行政職への強制配置転換問題−−代表世話人から東京都環境保全局長への手紙 半谷高久
<書評>伊藤亜人・大村益夫・梶村秀樹・武田幸男編『朝鮮を知る事典』 北島万次
<科学者つうしん>
Vol.22 No.4(通巻231号)1987.4
<扉のことば>大島三原山噴火災害を考える 大屋鍾吾
<特集>生物化学兵器<6総学分科会より>
生物・化学兵器の廃絶を 日本科学者会議医療と薬害問題研究委員会
現代における生物兵器の問題点−−旧日本軍の教訓を踏まえて 常石敬一
BC兵器の開発と禁止協定 福島要一
BC兵器と国際条約 藤田久一
<談話室>四つの『日暮硯』 笠谷和比古
<科学の新展開>ヒトの疾病の分子遺伝学的研究と遺伝子銀行 橋本雄之
大学の文書館 小川千代子
水俣病における国・県の責任 水俣病訴訟弁護団弁護士 板井優・松野信夫・村山光信・加藤修
<6総学参加論文>ニューサイエンスはサイエンスか? 町田茂
シンポジウム「NO!“国家秘密法”」報告 国家秘密法の怖さと研究・教育への影響が明らかに 河井智康
<書評>古川貞雄著『村の遊びの日−−休日と若者組の社会史』 高木昭作
ディーター・グラツァー、ルート・グラツァー編著/安藤実・斉藤瑛子訳『ベルリン・嵐の日々1914〜1918−−戦争・民衆・革命』 小此木真三郎
<科学者つうしん>
Vol.22 No.5(通巻232号)1987.5
<扉のことば>どのような社会を目指すか 内田一郎
<特集>若手研究者にむけて:日本の学問・文化
国際化と日本文化論 岩井忠熊
日本における物理学 小出昭一郎
実生活に根を張った学風の確立を!−−私の体験回顧からの若き研究者への提言 石原忠男
天気予報の科学−−気象学 丸山健人
私の中国文学研究 伊藤敬一
<談話室>情報紙に見るソ連の市民生活 岡田進
コレステロールと栄養−−動脈硬化予防の視点から 村松敬一郎
日本の軍事費膨張 安藤実
足尾鉱山簀子橋鉱さい堆積場の安全問題 小林芳正
「ゆとり」の不平等−−東京都生計分析調査の数値から 大沢真理
<書評>ベー・エム・ゲッセン著/秋間実・稲葉守・小林武信・渋谷一夫訳『ニュートン力学の形成−−プリンキピアの社会的経済的根源』 荒川泓
<科学者つうしん>
「大学審議会設置法案」に反対しその撤回をもとめる声明 日本科学者会議
Vol.22 No.6(通巻233号)1987.6
<扉のことば>愛−−言葉の回復 林謙次郎
<特集>日本の哲学・アジアの哲学
野呂栄太郎と唯物弁証法−−1920年代における一般的状況のなかで 岩崎允胤
朝鮮実学とその担い手たち 小川晴久
中国哲学界の現状と友蘭哲学 後藤延子
仁斎学の哲学的・倫理学的性格 村瀬裕也
<談話室>ベルギー滞在記 平田豊
税制「改革」−−何が「改革」されるのか 三木義一
富山県における自然保護運動−−最近の二、三の運動をめぐって 鈴木邦雄
ヘーゲルの『大論理学』を読んで 高尾征治
<書評>折出健二著『人格の自立と集団教育』 鈴木秀一
杉本・関下・藤原・松村編『現代世界経済をとらえる』 杉野幹夫
高取憲一郎著『心理学のネルサンス−−ヴィゴツキー理論の展開』 中村和夫
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
Vol.22 No.7(通巻234号)1987.7
<扉のことば>いま改めて『衛生』を問う 丸山博
<特集>現存社会主義の新たな選択−−政治と法のアスペクト
ペレストロイカのソ連−−あらたな革命の年 稲子恒夫
ポーランドにおける80年代改革の構造 小森田秋夫
ユーゴスラビアにおける「政治改革」の動向 竹森正孝
ハンガリーにおける政治改革と理論的焦点 早川弘道
中国における経済改革と法の改革 土岐茂
まとめにかえて−−社会主義諸国における改革運動の歴史的文脈 藤田勇
<談話室>断想−−物理学会年会で 中野藤生
「名大平和憲章」制定と今後の展望 冨田宏治
地域に平和ピラミッドを−−平和形成体試論 西森茂夫
福井工大不当解雇事件勝利判決 高木秀男
知床問題の論点 石城謙吉
<書評>松井やより著『女たちのアジア』 山本義彦
<科学者つうしん>
Vol.22 No.8(通巻235号)1987.8
<扉のことば>戦争と軍事の遺跡を平和のシンボルに 山崎俊雄
<特集>平和と核廃絶をめざして
アジアにおける米ソの核戦略と日本 巣山靖司
ABM条約とSDI 川崎昭一郎
核兵器実験の今日的意味と核兵器廃絶の展望 安齋育郎
第3回国連軍縮特別総会の展望 杉江栄一
平和・軍縮教育の現状と展望 藤田秀雄・堀孝彦
フレンチ・ポリネシア−−「核」そして独立と開発の課題 林智・林美代子
<日本科学者会議第22回定期大会報告>
<書評>原正敏著『現代の技術・職業教育』 向山玉雄
大沼正則著『科学史を考える』 高山進
<科学者つうしん>
Vol.22 No.9(通巻236号)1987.9
<扉のことば>「食生活改善運動」の残効 大谷省三
<特集>農産物輸入と農業政策
多国籍アグリビジネスの食糧戦略 江尻彰
共通農業政策の現段階 吉井政治
発展途上諸国の農業と日本−−タイ農業・農民の問題を中心に 森井淳吉
日本のコメ問題 平井正文
臨教審と大学審議会法案 上野俊樹
東京大学の「改革」動向について 横山伊徳
ゴルバチョフと歴史的記憶−−文学の立場から 武藤洋二
知床の択伐問題 大金永治
ミニシンポジウム「科学技術政策を考える」の報告 広重昇
<談話室>断章二つ−−松寿園・朝日事件にかかわって 松島栄一
<書評>R.ディグラス著/藤岡惇訳『アメリカ経済と軍拡』 新岡智
<科学者つうしん>
Vol.22 No.10(通巻237号)1987.10
<扉のことば>科学・技術の軍事化の危険 木原正雄
<特集>四全総と国土・環境問題
四全総と国土・環境問題 北川隆吉
国有林経営の危機と森林・国土環境問題 笠原義人
世界の環境運動と日本 ハーヴィA.シャピロ
人間生存のための平和・国土・環境政策 里中聖一
<談話室>電子体温計の落とし穴 西山豊
大学の自主改革と臨教審 浜林正夫
基礎語の意味研究と古典の読解−−「なか」と「うち」 日野資純
「改革」路線下のソビエト演劇 桜井郁子
農林水産省試験研究機関における新たな再編・合理化 小河孝
<書評>宮本憲一監修 地域開発研究会編『国際化時代の都市と農村』 大槻眞一
川端正久著『アフリカ危機の構造』 室井義雄
日本科学者会議編『SDI−−スターウォーズの科学・政治・経済』 菊地重秋
<科学者つうしん>
<てがみ>
<緊急声明>公害健康被害補償法「改正」法案の徹底審議と根本的再検討を要望する
Vol.22 No.11 (通巻238号)1987.11
<扉のことば>教育と研究との統一 川口弘
<特集>大学教育問題
政府・財界の“改革”方向 浜林正夫・植村幸生
大学改革とFaculty Development 堀地武
真の教育『改革』を求めて−−経済学教育研究会の場で考えたこと 藤岡惇
東海ブロックにおける高校・大学の連携−−入学者選抜問題を真正面にすえて 村上俊雄
<談話室>川鉄公害訴訟12年の結審を迎えて 朝生邦夫
1986年伊豆大島噴火災害とその合同現地調査 藤井陽一郎
科学者・技術者も「平和の波」の一翼へ−−1987年原水爆禁止世界大会・科学者集会報告 原善四郎
オートメーションと機械発達法則−−大沼正則氏提起の「特殊高度」によせて 長田好弘
情報技術の発展とイデオロギー攻勢 大沼正則
<書評>中村雅秀編著『累積債務の政治経済学』 中本悟
山崎真秀編『現代教育法の展開−−その領域と課題』 室井力
大野陽朗著『ことば 人間 宇宙』 吉田文和
井ケ田良治著『法を見るクリオの目−−歴史と現代』 堤史朗
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.22 No.12(通巻239号)1987.12
<扉のことば>創立22年に思う 美園繁
<特集>精神障害
現代社会における精神障害 野中猛
精神医学研究の現状 松田一太郎
イタリア革新自治体にみる精神医療改革 日野秀逸
老人性痴呆の成因研究へのアプローチ 柴田博
<談話室>社会主義経済学者学会(CSE)に出席して 鶴田満彦
大学教職員賃金を通じて見た人勧制度の問題点−−「科学性」・「客観性」はどこに? 西田美昭・大沢真理・佐口和郎
いま、国立研に問われているもの−−13号答申「国立研の中長期的あり方」におしつぶされないために 岩田進午・松井安俊・野崎稔
第18回低温物理学国際会議(LT-18)を終わって−−“高温超伝導”その行方 渡辺昂
<科学者つうしん>
日本科学者会議へのごあんない
『日本の科学者』総目次228号〜239号
Vol.23 No.1(通巻240号)1988.1
<扉のことば>「公正」について 加藤一夫
<特集>科学の啓蒙
<座談会>科学の啓蒙 池上惇・大沼正則・小出昭一郎・仲本章夫
<談話室>「苦労を泣かせるな」−−丸岡秀子さんの言葉 森川辰夫
<第9回日本海シンポジウムより>
日本海沿岸地域開発の決算書−−21世紀へ向けての回顧と展望 保母武彦
秋田における地域開発の推移−−秋田湾開発からテクノポリスへ 後藤美千男
富栄養化と環境保全型農林水産業 佐原甲吉
ミッシェル・フーコーの知の分析−−考古学と系譜学の行き着くところ 河野勝彦
<書評>宮村光重著『食糧問題と国民生活』 河相一成
ジェラミー・バーンスタイン著/長沢光男訳『ベル研−−AT&Tの頭脳集団』 伊藤隆
播磨信義著『憲法をいかす努力−−戦後山口の憲法』 小栗実
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.23 No.2(通巻241号)1988.2
<扉のことば>「たろ」物語 寿岳章子
<特集>日本経済の焦点
日本経済の国際的位置 藤原貞雄
日本資本主義の「金融肥大化」と「空洞化」−−1987年世界株式恐慌との関連で 米田貢
経済と軍事における情報化 小林正人
日米経済摩擦の激化と「日本的特質」の将来 関下稔
<談話室>東芝ココム事件−−スクリューの騒音について 武井幸雄
<第16回瀬戸内シンポジウムより>
地中海地域における地域開発と環境問題−−インフラストラクチャーの影響 アルマンド・モンタナーリ
四全総と内発的発展−−瀬戸内の開発を中心として 宮本憲一
構造主義とはなにか?−−その有効性と問題点 北村実
夢追い作家の蛻変−−王安憶と「小鮑荘」 釜屋修
<書評>都留重人著『経済の常識と非常識』 篠原三郎
<科学者つうしん>
Vol.23 No.3(通巻242号)1988.3
<扉のことば>「ハイテク」時代への波瀾 中野藤生
<特集>公設研究機関の科学者−−その運動と生きがい
公設試験研究機関と科学技術情勢−−主に工業系機関について 愛賢司・高木信幸・芝忠
臨調行革下の公立試験研究機関の現状と今後の課題−−静岡県の試験研究機関の動き 静岡支部試験研究機関会員グループ
地方行革と研究機関統廃合問題 小川政則
全国公設試験研究機関職員連絡会議(全公試連)について 河村洋
<談話室>EC並み−−北海道からの報告 吉田武彦
<第16回瀬戸内シンポジウムより>本四架橋にともなう諸問題 鈴木茂
第13回原子力発電問題シンポジウム「地域社会と原発を考える」を終えて 神阪博通
<1987年原水爆禁止世界大会・科学者集会より>
被爆者は原爆を「受忍」しない−−日本被団協「原爆被害者調査」が語ること 浜谷正晴
被爆者援護のために−−被爆者医療の立場から 山下兼彦
「黒い雨」再調査と被爆者援護・連帯運動 増田善信
科学者の倫理的=社会的責任−−倫理学の立場から 堀孝彦
科学者の社会的責任について−−法学の立場から 櫻木澄和
<書評>宇佐美誠二郎序/谷山治雄・鷲見友好・佐藤昌一郎・安藤実・中村義勝共著『いま「税制改革」を考える』 坂本忠次
「平和教育のための手引書」編集委員会編『高校生のための核読本』 入江良三郎
教育職員養成審議会答申「教員の資質能力の向上方策等について」に関する見解と関連法案の国会提出の中止をもとめる声明
<科学者つうしん>
Vol.23 No.4(通巻243号)1988.4
<扉のことば>道徳と道徳教育を考える 城丸章夫
<特集>私立大学の改革問題
早稲田大学における改革と展望−−「将来計画」をめぐる諸軌道によせて 早川弘道
「石巻専修大学」設立問題と大学民主化 五十公野渉
龍谷大学の新学部設置と機構改革 萬井隆令
近畿大学における将来構想と管理運営をめぐる問題 平木敬三・神野稔・奥村俊勝
<談話室>出生数に見るチェルノブイリ原発事故の影響−−ギリシャの場合 野口邦和
<第16回瀬戸内シンポジウムより>第1分科会「意識調査にみる瀬戸内像」報告 磯部作
「新」学術会議をふり返って 寺沢恒信
日本学術会議に期待する 大森昌衛
第7回総合学術研究集会へのよびかけ 小川修三・鶴田満彦
<書評>泉邦彦著『恐るべきフロンガス汚染−−ふりそそぐ紫外線の脅威』 穂積弘一
高島善哉著『時代に挑む社会科学−−なぜ市民制社会か』 柳沢遊
総合研究大学院にかんする見解
<科学者つうしん>
Vol.23 No.5(通巻244号)1988.5
<扉のことば>「公開・民主・自主」の三原則 岩尾裕純
<特集>現代科学・技術と若手研究者
先端技術研究の嵐の中で 吉田武彦
国際化時代と研究者の条件−−今こそ脚下照覧のこと 浜口晴彦
学問研究の現状と大学院生の一見解 峰朋生
東大における「大学院重点大学」化と大学院生 藤原純
大阪市立大学「改革構想」と大学院生の課題 志井三郎
理系大学院生の実態−−アンケートによる分析・広島大学の例 日本科学者会議広島大学理学部院生班
<談話室>葦のずいから 棚橋克弥
ソ連のペレストロイカにおける対外政策の問題点 巣山靖司
変わりつつあるモスクワの十日間 J.J.ストーン(原善四郎翻訳)
都市開発と相模川 浅井昭三
首都圏の生活用水はダムを増設しなくても確保できる 武井茂夫
<書評>福島要一著『「学者の森」の四十年(下)』 小沼通二
上野俊樹・鈴木健編『現代の国家独占資本主義』上・下 柿本国弘
日本AALA連帯委員会編『アパルトヘイト−−南アフリカの現実』 山崎圭一
<科学者つうしん>
Vol.23 No.6(通巻245号)1988.6
<扉のことば>日本語の将来をどう考えるのか? 正木進三
<特集>ハイテク・バイテクの虚像と実像
先端技術と「ハイテク・バイテク論」 木本忠昭
「高度情報通信」技術の内容とその導入をめぐる動き 日本科学者会議武蔵野分会幹事会
ハイテク・ロボットと工学研究者 日本科学者会議機械技術研究所分会
「バイオテクノロジー」と農業研究 入江良三郎
臨教審・教員政策と初任者研修法案・教員免許法改正案 三輪定宣
国立大学の「活性化」=「教員評価システムの形成」か 伊藤敬
<談話室>ペレストロイカのソ連農村を訪ねて 重富健一
「民営化」の世界的動向 佐中忠司
海洋開発と人工島構想の諸問題−−静岡県清水市の事例から 土居英二
<書評>星野貞夫著『ヒトの栄養 動物の栄養』 神立誠
<科学者つうしん>
Vol.23 No.7(通巻246号)1988.7
<扉のことば>科学における分析と総合−−生化学における方法の発展 田川邦夫
<特集>四全総下の大都市問題−−大阪の地盤沈下を考える
国際化、「ソフト化」時代の大阪産業の構造 木下滋
地域経済の空洞化と大都市財政−−大阪府財政の現況を中心に 重森暁
大阪大都市圏農業の展望 樫原正澄
圏域構造からみた大阪大都市圏 加茂利男
<談話室>潜水調査について 布施慎一郎
<第2回ミニシンポジウム「科学・技術政策を考える」より>
科学技術会議13号答申の問題点 野村康秀
13号答申後の国立試験研究機関の組織再編−−農林水産省の例 守山弘
コメント:「13号答申」と労働運動の民主的強化−−思想信条、良心の自由の課題を中心にすえて 長田好弘
小惑星の衝突と地球磁場の反転−−Physics Today誌より 抄訳・言葉の解説 河内洋佑
<書評>松石勝彦著『資本論の方法』 奥谷浩一
渓内謙著『現代社会主義を考える−−ロシア革命から21世紀へ』 大江泰一郎
国際防災旬年についての我々の見解 日本科学者会議災害問題研究委員会
<科学者つうしん>
Vol.23 No.8(通巻247号)1988.8
<扉のことば>住居基本法を求めて 後藤滋
<特集>平和へのうねり−−世界および日本
INF条約について 川崎昭一郎
ラウンド・テーブル「核兵器廃絶と現局面における科学者の役割」 北村実
「大学における平和教育」第2次調査中間報告−−とくに平和教育の内容と方法について 堀孝彦・伊藤武彦
高校生平和ゼミナール運動 森田俊男
<談話室>中世遺跡保存問題と一の谷中世古墳群 保立道久
環境問題としての都市気温上昇の実態とその考察 後藤隆雄
松枯れ問題に関する一論点 日本科学者会議岐阜支部生活環境委員会
<書評>森田俊男編著『非核自治体 抗議・学習・連帯』 折出健二
海部宣男著『電波望遠鏡をつくる』 高橋芳弘
中嶋貞雄著『超伝導』 中野藤生
<日本科学者会議第23回定期大会報告>
<科学者つうしん>
第24期編集委員会の発足にあたって 関恒義
<てがみ>
Vol.23 No.9(通巻248号)1988.9
<扉のことば>日本中の大学に天文教室を作ろう 森本雅樹
<特集>医薬品と安全性
転換期の日本経済と医薬品産業 儀我壮一郎
「市場開放」と医薬品の安全性確保 片平洌彦
漢薬をめぐる問題−−その有効性・安全性確保にふれて 川瀬清
<談話室>高温超伝導発見に関わる話 高重正明
安保体制と日米摩擦 松田竹男
現代唯物論の課題−−非合理主義思想の批判と新しい合理性概念を求めて 碓井敏正
わが国水田農業の技術的展望 塩谷哲夫
核物質防護をめぐる10年間の闘い 日本原子力研究所労働組合
<書評>森野勝好著『発展途上国の工業化』 中嶋慎治
松村文武著『債務国アメリカの構造』 神沢正典
声明 「消費税」導入を目的とする税制「改革」に反対する 日本科学者会議
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
Vol.23 No.10(通巻249号)1988.10
<扉のことば>大学について思うこと 小川修三
<特集>産業構造の変化と雇用問題
労働戦線統一問題の歴史と現段階 塩田庄兵衛
産業「空洞化」をどう把握するか−−労働問題研究からのアプローチ 大木一訓
雇用構造の変化と賃金類型 中原弘二
最近の労働時間制論 津田美穂子
<談話室>ハンガリー訪問記 角瀬保雄
日本の地震の前兆現象 浜田和郎
国立天文台の発足と私たちの声明 池内了
国公立試験研究機関における若手研究者の養成 粕渕辰昭
発展途上国での科学技術協力−−空から降りて地に立てるか 高畑滋
<書評>上原信博編著『先端技術産業と地域開発』 鈴木茂
日本科学者会議シリーズ《21世紀への跳躍》の紹介
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.23 No.11(通巻250号)1988.11
<扉のことば>世界人権宣言を考える 長谷川正安
<特集>今日の自然保護運動
野生動植物の保護 小原秀雄
千歳川放水路計画とその問題点 神山桂一
北八甲田における観光リゾート政策と自然保護 松原邦明
射水丘陵(富山県)開発問題と自然保護 鈴木邦雄
<談話室>アメリカの草の根民主主義 楠井敏朗
霞ヶ浦の富栄養化と今後の水質保全対策 田渕俊雄
非核平和に生きる人権宣言のために−−覚書 高木昌彦
中学校における部活問題 村瀬裕也
<書評>編集代表泉邦彦・省部晶『自然を考える』 奥山修平
日本科学者会議編『円高・ドル安と日本経済』 新岡智
田代洋一著『日本に農業はいらないか』 大木茂
<日本学術会議だより>
<科学者つうしん>
日本科学者会議シリーズ《21世紀への跳躍》の紹介
<世界のうごき>
声明 日本科学者会議常任幹事会
<てがみ>
Vol.23 No.12(通巻251号)1988.12
<扉のことば>地図の“境界”に思う 大森昌衛
<特集>21世紀へ、水産大国日本のゆくえ
水産物の輸入問題−−輸入の急増と構造変化 増井好男
魚類養殖の歩んだ道とその教訓 河井智康
日本の沿岸再評価論 佐々木克之・松川康夫
日本漁業の展望 大海原宏
<談話室>戦後開発のツケが海浜に 木ノ瀬紘一
<科学の新展開>フラクタル−−複雑な図形を識別する 本田勝也
シアン流出事故をくり返さないために 杉浦公昭
社会福祉改革論の問題点−−措置制度改革論批判 田村和之
あらたな段階をむかえた核物質防護問題 日本原子力研究所労働組合
<科学者つうしん>
日本科学者会議《21世紀への跳躍》シリーズの紹介
『日本の科学者』総目次240号〜251号
Vol.24 No.1(通巻252号)1989.1
<扉のことば>天皇の代替わり 後藤靖
<特集>今日の教育問題と人間の発達
新教育課程政策の人間観・発達観を克服する視点 志摩陽伍
民主的人格形成の現代的課題 川合章
今日の青年の自己形成について 高垣忠一郎
子どもの発達と教育を考える−−今日の子どもの状況から 池谷壽夫
<談話室>世界史の「激動期」と科学者の社会的責任 石原忠男
こぼれ話 光GENJIの長時間番組 山下淳志郎
鹿児島国際火山会議−−科学と地域社会との関わり 角田寿喜・小林哲夫
白神山地・青秋林道問題と科学者の責務 牧田肇
<「経済の時代」から「技術の時代」へ>の意味するもの−−坂本賢三著『先端技術のゆくえ』批判 山口歩
被爆者問題で熱心な討論−−原水爆禁止1988年世界大会・科学者集会での討論の紹介 原善四郎
<書評>渡辺光雄・中村民也著『住み方を創る』 外山知徳
コメニウス著/井ノ口淳三訳『世界図絵』 古沢常雄
福田博著『複合材料入門』 柳沢正圀
日本科学者会議《21世紀への跳躍》シリーズの紹介
<科学者つうしん>
天皇問題に関連する声明発表等の諸活動(日本科学者会議関係)
Vol.24 No.2(通巻253号)1989.2
<扉のことば>チェルノブイリ事故3周年目を迎える 小野周
<特集>天皇制と日本文化論
「日本文化論」と西田・和辻哲学の再評価 岩崎允胤
日本文化の国際性をめぐって−−日本文化論による天皇制の基礎づけを批判する 岩井忠熊
文化人類学と天皇制 鰺坂真
国家像の展開と天皇制イデオロギー 岩間一雄
象徴天皇制の行方 北村実
象徴天皇制の原意−−憲法的考察 浦田賢治
<談話室>日本語のローマ字表記 丸山健人
アメリカにおける金融資本研究の発展 高田太久吉
「生活科」の構想とその思想的背景 兵藤友博
Xデー・フィーバーの組織化と支配体制 山本義彦
<書評>日本科学者会議創立20周年記念21世紀への跳躍・関恒義編『日本と世界』 浜林正夫
<日本学術会議だより>
<科学者つうしん>
消費税法案撤回・リクルート疑惑解明・竹下内閣総辞職を要求する声明 日本科学者会議
教免法の改悪に反対する声明
Vol.24 No.3(通巻254号)1989.3
<扉のことば>富栄養化問題に関連して思うこと 西條八束
<特集>地球規模の公害環境問題
公害環境問題の動向とこれからの課題 西川栄一
農薬の地球規模汚染と人の健康 安藤満
自動車交通の低公害化と社会的選択の方向−−深刻化する自動車交通災害の解決へむけて 伊瀬洋昭
環境を守るこれからの住民運動−−その理念と実際 西村忠行
<談話室>地学教育の発展のために−−森本雅樹氏の意見にこたえて 佐瀬和義
<第10回日本海シンポジウムより>
水辺政策のあり方をさがる−−第10回日本海シンポジウム全体会から 保母武彦
名水の湧き出る雪のまちの再生に向けて−−雪国大野市の地下水問題 宮本重信
汽水湖の淡水化による底生動物群集の変遷 井上晴夫
素粒子論の新展開は可なりや?−−物は何からできているか−−(上) 坂東昌子
<書評>菅野禮司・向江強・小森田精子・牧野哲・岩崎允胤・佐藤任著『東の科学 西の科学』 有尾善繁
<科学者つうしん>
天皇死去にあたって(声明) 日本科学者会議
本島長崎市長による「天皇の戦争責任」発言をめぐる事態について 日本科学者会議長崎支部常任幹事会
Vol.24 No.4(通巻255号)1989.4
<扉のことば>日本経済の「点と線」 戸木田嘉久
<特集>生涯特集と高等教育
生涯学習政策と高等教育計画 藤岡貞彦
住民の学習と大学教育開放センター 田川清
放送大学の現状と課題 小玉美意子
イギリスにおける高等教育改革と成人・継続教育 姉崎洋一
<談話室>改訂された放射線障害防止関連法令についての疑問 林茂
核軍拡の経済的基盤 木原正雄
日米同盟の進展と核廃絶問題 関恒義
<第7回九州シンポジウムより>テクノポリスその後 鈴木茂
素粒子論の新展開は可なりや?−−物は何からできているか−−(下) 坂東昌子
<書評>E.ジェルピ・海老原治善編『生涯教育のアイデンティティ』 新海英行
21世紀への跳躍・岩崎允胤編『文化の現在』 黒田俊雄
21世紀への跳躍・中川直哉編『物質の進化』 高橋詢
豊田利幸著『SDI批判』 伊藤隆
<科学者つうしん>
<てがみ>
大学審議会「大学院制度の弾力化について(答申)」にかんする見解 日本科学者会議大学問題委員会
Vol.24 No.5(通巻256号)1989.5
<扉のことば>「哲学する心」 山下淳志郎
<特集>現代科学・技術と若手研究者
<座談会>現代科学・技術と若手研究者 上野俊樹・小磯深幸・小森田精子・関恒義・古橋健二・峰朋生・山岸明彦 〔司会〕中野藤生
<談話室>「反原発」講演会、参加の記 林智
大学教員と自宅待機命令−−四天王寺国際仏教大学事件をめぐって 西谷敏
<第7回九州シンポジウムより>
「造船危機・円高不況」下の造船大企業行動と地域経済−−長崎県を例に 足立浩
地場産業:大川家具の現状と課題 大石芳裕
長崎市長の「天皇の戦争責任」発言をめぐって−−長崎からのリポート 佐久間正
河合隼雄氏の評価について−−岩崎允胤「『日本文化論』と西田・和辻哲学の再評価」への疑問 岩崎信彦
<書評>日本科学者会議創立20周年記念21世紀への跳躍・宗川吉汪編『生命の展開』 田川邦夫
門村浩・岡田弘・新谷融編著『有珠山 その変動と災害』 八木健三
<科学者つうしん>
<てがみ>
天皇葬儀にあたって(声明) 日本科学者会議
Vol.24 No.6(通巻257号)1989.6
<扉のことば>パプア・ニューギニアにミミズを求めて 中村方子
<特集>日本経済と日米科学技術協力協定
日本資本主義と高度技術先端産業 北村洋基
アメリカの軍事技術開発と日本−−FSX共同開発 奥山修平
日米科学技術協力の法的諸問題 松田竹男
秘密特許とハイテク囲い込み 日本科学者会議東京支部特許庁分会
<談話室>ぼくにとっての社会主義 暉峻衆三
千葉川鉄公害訴訟判決の意義 牛山積
千葉川鉄公害訴訟判決について−−「あおぞら裁判」14年目の勝利判決 朝生邦夫
地域文化の崩壊 劒持清一
<第10回日本海シンポジウムより>中海・宍道湖の自然史−−8年間の研究のまとめから 徳岡隆夫・大西郁夫・高安克己
<書評>日本科学者会議創立20周年記念21世紀への跳躍・本谷勲編『変貌する環境』
<科学者つうしん>
Vol.24 No.7(通巻258号)1989.7
<扉のことば>分野間の風通し 町田茂
<特集>いまふたたび「人間」を考える−−7総学分科会
現代の人間観について 尾関周二
自然と人間をつなぐもの 荒井成彦
「利便憧憬」は文明とともに生まれた 林智
人の活動と効率概念 西川栄一
利便性追求は人類の本性ではない 本谷勲
<人間哲学>と<科学>とのかかわり ゆかわやすお
<談話室>一般教育をどう教えるか 中村孝
猿害とその対策 藤井尚教
ニホンザルのスギ花粉症 中村伸・峰沢満・後藤俊二
<第17回瀬戸内シンポジウムより>
瀬戸大橋の騒音公害と住民の対応 磯部作
オレンジ輸入自由化と瀬戸内農業 相原和夫
リゾート開発の背景と問題点 福田善乙
『21世紀への跳躍』刊行と日本科学者会議30周年への期待 藤井陽一郎
岩崎信彦氏の寄稿に答えて 岩崎允胤
<書評>全気象労働組合編『天気予報はどうなっているか』 小森長生
大学等における学術研究の推進について−研究設備等の高度化に関する緊急提言−(勧告) 日本学術会議
<新刊紹介>
<科学者つうしん>
Vol.24 No.8(通巻259号)1989.8
<扉のことば>フランス革命200年と現代 浜林正夫
<特集>非核の政府と平和運動
「非核の政府を求める会」の運動 渡辺洋三
原爆被害者援護法制定と被爆者運動 伊東壯
核軍拡をめぐる問題点−−沖縄近海水爆水没事件にふれて 安齋育郎
SSDをめぐる問題 藤田久一
<談話室>日本語のローマ字表記 河内洋佑
<日本科学者会議第24回定期大会報告>
日本科学者会議創立20周年記念「21世紀への跳躍」論評1高度に発達した資本主義から社会主義へ 米田貢
<科学者の眼>傍観的コンピュータ考 中野藤生
<書評>藤田久一編『軍縮条約・資料集』 杉江栄一
声明 中国での流血の武力弾圧に抗議する 日本科学者会議
<科学者つうしん>
第25期編集委員会の発足にあたって 関恒義
Vol.24 No.9(通巻260号)1989.9
<扉のことば>私立大学の課題 柴田政利
<特集>新石垣空港問題を考える
新石垣空港建設計画をめぐる経緯と問題点 福仲憲
石垣島・白保サンゴ礁海域における生態系の諸問題−−2種の定住性スズメダイが白保礁地で果たしている役割 安元実
白保の海の豊かさを探る 渡久山章
<談話室>ポーランドをかいま見て 岩田進午
大学改革と教授会自治の確立−−中京女子大学4教授懲戒処分事件を対象に 新村洋史
パソコンと学校教育−−鹿児島県の現状報告と展望 遠矢守・三仲啓
東西技術移転とココム規制の問題点 森野勝好
いま、なぜ経済制裁なのか−−アパルトヘイト廃止のために 佐々木建
心理学における最近の奥行視研究 林部敬吉
<科学者の眼>核エネルギー利用の未来について 中島篤之助
大学院拡充の鍵は何か 原正敏
<書評>環境アセスメント研究会・多摩地域研究会編『圏央道建設計画の総合アセスメント』 西川栄一
<科学者つうしん>
<新刊紹介>
<てがみ>
Vol.24 No.10(通巻261号)1989.10
<扉のことば>21世紀の社会主義は? 小出昭一郎
<特集>国際政治と第三世界
国際政治学の再検討 巣山靖司
従属理論における革命 岡野内正
第三世界の民族と国家 河合恒生
国際社会における文化的位相−−『悪魔の詩』を通して 森垣啓土
<談話室>中国社会主義の自家撞着 島居一康
南太平洋ムルロア環礁におけるフランスの核実験による放射能汚染と人体被害−−アトキンソン報告1)の批判的紹介 加納博・中谷敏太郎・山岡剛・川野辺英昭
<科学者の眼>地球的規模の環境問題の意味するもの 本谷勲
<ミニ特集:民間企業技術者・研究者問題研究会第7回合宿討論集会より>
開発現場からみた技術者の成長 秋村理
企業の求める創造性とその矛盾 佐藤宏
研究者の成長について−−「自覚的、民主的」ということに関連して 長田好弘
<書評>井上吉男・伊東維年編著『先端産業と地域経済』 久野国夫
河野通博・加藤邦興編著『阪神工業地帯−過去・現在・未来』 木下滋
非核の政府を求める会著『核軍拡の経済学』 米田貢
<科学者つうしん>
Vol.24 No.11(通巻262号)1989.11
<扉のことば>アメリカの博物館 諏訪兼位
<特集>苦悩する北海道−−その産業構造と主体形成
北海道の産業構造と雇用・失業問題 木村保茂
北海道農業の苦境と模索 三島徳三
北海道におけるリゾート開発と自然保護 八木健三
北海道の主体形成 山田定市
科学者運動と「連合」路線 小河孝
<談話室>人類の生存のために−−三宅島の闘いから学ぼう 杉浦公昭
北海道移民の定着と移動 平井松午
原水爆禁止1989年世界大会・科学者集会の報告 置塩信雄・巣山靖司
ふたたび、河合隼雄氏の評価について−−岩崎允胤氏の所説にたいする疑問 岩崎信彦
<科学者の眼>農書による日本人像 岩田進午
<書評>植村幸生著『科学技術政策論』 慈道裕治
<科学者つうしん>
<新刊紹介>
Vol.24 No.12(通巻263号)1989.12
<扉のことば>今日の産学協同について思う 永田忍
<特集>社会主義圏における改革問題
中国における「小共同体」企業と「単位体制」社会−−経済改革・民主運動を規定する基礎過程の考察 荒木武司
現代中国政治の構造的特質−−民主主義的変革の可能性をめぐって 西村成雄
経済ペレストロイカの現状 岡田進
ペレストロイカのレニングラード、みたまま、きいたまま 小野堅
中国で、そして日本で−−方励之の講演集にふれて 森岡孝二
<談話室>ナショナルトラスト探訪 本谷勲
<ミニ特集:圏央道評価書総批判シンポジウムより>
改めて圏央道の環境アセスメントを批判する 大和田一紘
大気汚染・逆転層を考える 藤田敏夫
「圏央道の環境影響評価書」批判−−騒音の予測と評価に関する諸問題 池舘和江
<科学者の眼>地域再生に総体的視点を 山下淳志郎
日本科学者会議創立20周年記念『21世紀への跳躍』論評2物質の進化と生命の展開をめぐって 前田みね子
<書評>大西広著『「政策科学」と統計的認識論』 山口正之
新日本出版社編集部編『ネオ・マルクス主義−−研究と批判』 鈴木健
アルフレート・グロセール著/土倉莞爾・氏家伸一・富岡宣之訳『欧米同盟の歴史』上・下 巣山靖司
核兵器廃絶・非核三原則法制化・被爆者援護法制定に関する要望書 日本科学者会議
核兵器全廃決議および核兵器使用禁止協定等の締結に関する要望 日本科学者会議
<科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次252号〜263号
Vol.25 No.1(通巻264号)1990.1
<扉のことば>ネパールの森林を見て感じたこと 前田禎三
<特集>国土利用と農林業の役割
わが国の自然条件と農業 岩田進午
水田輪作できり拓く日本農業の可能性 中島征夫・佐藤了
国土利用に根ざした日本畜産の可能性 加納春平
農林業の役割と国民的合意の方向 永田恵十郎
<談話室>Joliot-Curie賞を受賞して 広根徳太郎
世界科学者連盟第15回総会報告 原善四郎
第15回WFSW総会シンポジウム「軍縮・開発・環境に関する国際科学協力」 湯淺精二
現工業化社会からの脱却をめざして 後藤隆雄
<科学者の眼>アインシュタインとマンハッタン計画 江尻有郷
選挙権・外人登録・住民登録・戸籍制度 河内洋佑
職場からみたJSA活動と会員拡大 日本科学者会議北海道支部北農試班
<書評>池内了著『宇宙進化の構図』 小森長生
中山研一著『脳死・臓器移植と法』 田中肇
渡辺洋三編『現代日本の法構造』 横田力
大学審議会報告「大学教育部会における審議の概要について」に関する見解 日本科学者会議大学問題委員会
<新刊紹介>
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.25 No.2(通巻265号)1990.2
<扉のことば>医学の使命 松本淳治
<特集>自然科学教育の現状と問題
日本における理科教育の歴史 真船和夫
戦後学習指導要領の変遷とこれからの理科教育−−とくに高校物理を中心にして 久保田芳夫
一般の人びとに対する自然科学教育の課題 川口啓明
モノばなれを克服するための自然科学教育 羽島謙三
コンピュータの教育利用の有効性をめぐって 佐々木享
<科学者の眼>すべての主張は根拠である 上野俊樹
<談話室>講義中の私語対策 植村幸生
日本論の状況−−P.デールの日本特殊性論批判を中心に 岩間一雄
<ミニ特集:中国地方区シンポジウム報告より>
過疎地老人の願いと自治体の苦闘−−島根県美濃郡匹見町の場合 松野光伸
鳥取県西部大山地域のリゾート開発問題 藤井嘉儀
農村リゾートと農業経営−−山口県阿武郡阿東町の「船方総合農場」 高橋伯昌
「産業構造調整」下の企業城下町・玉野市−−リゾート開発は造船に代わって町を再活性化しうるか? 森滝健一郎
<書評>佐藤静夫著『昭和文学の光と影』 風見梢太郎
世界科学者連盟第15回総会採択・デルフィ宣言−1989年10月7日
<科学者つうしん>
<日本学術会議だより>
Vol.25 No.3(通巻266号)1990.3
<扉のことば>リゾート開発と地方自治体 長崎明
<特集>大学留学生の急増
東京大学における留学生受け入れの現状 黒岩晰子
国立大学における留学生問題の現状と課題−−長崎大学を中心に 柳田泰典
大学別科からみた留学生問題 宮原彬
立命館大学の外国人留学生の現状と課題 阿曽沼一成・上野俊樹
大学院における留学生問題 森山日出夫
<談話室>戦後政治史のミステリー−−田中角栄は弁護士だったか 木下威
種個体群の食物連鎖系における生態学 瀬戸昌之
<座談会>大学・研究所における非核・平和宣言の発展のために 河井智康・坂巻幸雄・沢田昭二・杉山民二・鈴木章万・森下輝夫 〔司会〕榊原道夫
<科学者の眼>ニューラルネットワークと人間の脳 下間一成
<書評>谷江武士著『自主管理企業と会計−−ユーゴスラヴィアの会計制度』 森章
52声明(長崎市長銃撃事件に関して) 日本科学者会議
「即位の礼」・「大嘗祭」に対する声明 日本科学者会議
<新刊紹介>
<科学つうしん>
Vol.25 No.4(通巻267号)1990.4
<扉のことば>学問の民主化再考 西田周作
<特集>いま、文化と学問を考える
現代学問論の課題 平野喜一郎
現代社会と思想の課題 河野勝彦
思想・文化の今日的条件 岩佐茂
「科学技術革命」論再考 現代科学論の一課題 大沼正則
<談話室>東欧社会主義の前途 井手啓二
松川事件に学ぶもの−−なぜ「松川資料室」をつくったか 伊部正之
遺跡保存と地域開発−−吉野ケ里遺跡の発見と工業団地計画 蔦川正義
<ミニ特集:第7回四国シンポジウム報告より>
リゾート開発と地方都市−−徳島海洋パーク計画の顛末 中嶋信
瀬戸大橋開通後の香川の地域開発−−外来型発展からの脱却をめざして 田村彰紀
県際収支改善のための観光開発と産業構造のあり方−−高知県を例にして 池田啓実
高知県手結港マリンタウンプロジェクトと大手の浜群生サンゴの保護 高橋次郎
第8回総合学術研究集会へのよびかけ 川崎健・刈田啓史郎
<科学者の眼>思想形成について考える 巣山靖司
<書評>吉田傑俊著『現代思想論−−プレモダン・モダン・ポストモダン批判』 河野公平
中村静治著『唯物史観と経済学』 下山房雄
岡倉古志郎著『非同盟研究序説』 南野泰義
<科学者つうしん>
<世界のうごき>
Vol.25 No.5(通巻268号)1990.5
<扉のことば>最近における日本の賃金水準(名目)の国際比較 藤本武
<特集>若手研究者の成長と科学者運動
<座談会>若手研究者の成長と科学者運動 井上久義・加藤重樹・長谷川哲夫・細金恒男・三宅明正・渡辺治 〔司会〕米田貢
<談話室>サラ金とクレジット 花谷薫
産業用センサの動向 吉田裕道
現代制御理論とロバスト制御 河野通夫
地球規模環境問題をめぐる動きと我われの課題 西川栄一
すさまじい開発行政のもとで、最高のダム水質を追求する 武井茂夫
<科学者の眼>「勿体ない!」ということから 神山桂一
<書評>菊井禮次著『現代国際政治構造論』 斎藤勝弥
<新刊紹介>
<科学者つうしん>
<世界のうごき>
Vol.25 No.6(通巻269号)1990.6
<扉のことば>主要決定の所在 置塩信雄
<特集>一般教育−−その理念と現実
人文・社会分野の現状と課題 島居一康
一般教育と専門教育のはざま 大西直毅
教養部改組のフィロソフィー 中田実
大学における語学教育の目的 滝沢正彦
外国語教育から見た一般教育(ある対話) 平山令二
<談話室>三宅島の闘い−−自然を守る闘争としても学ぶものが 末松三郎
半導体レーザとはどんなものか 向井誠二
<ミニ特集:第5回東京科学シンポジウム報告より>
最新鋭ジェット旅客機B747-400の安全技術上の問題点−−現場航空機乗員から見たハイテク機の安全性 飯田祐三
多発するニアミス−−航空管制官からの警告 全運輸省労働組合航空部門委員会
<科学者の眼>教師の人権と多忙 山田正敏
科学者大草重康氏の業績 小林芳正
<書評>粟屋憲太郎著『東京裁判論』 横田力
東京唯物論研究会編『豊かさを哲学する』 寺西俊一
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.25 No.7(通巻270号)1990.7
<扉のことば>女性研究者問題とわたし 塩田庄兵衛
<特集>女性研究者問題
婦人研究者問題の現状と将来 柴田悦子
科学者運動と女性研究者問題−−日本科学者会議のとりくみ 石月静恵
自然科学研究と女性研究者問題 小森田精子
ライフサイクル調査にみる婦人研究者の地位と業績 吉岡いずみ
<談話室>ひとつの会員拡大策 服部知治
大嘗祭−−その歴史と思想的意味 土方和雄
食品の品質管理と検査 藤原一也
<ミニ特集:「子供の成長と環境」シンポジウム報告より>
なぜ、野生の自然をのこすのか? 本谷勲
生きものの住む水空間(ビオトープ)づくりを通しての地域社会の発展 守山弘
国連・子どもの権利条約と子どもの発達・環境 林量俶
<科学者の眼>政府の家庭対策と厚生白書 橋本宏子
<書評>医療の充実をめざす山口県連絡会編『地域医療への模索』 片平洌彦
西野勉著『経済学と所有』 松石勝彦
第8回総合学術研究集会
天皇制批判の封殺をめざす右翼勢力の暴力行為を糾弾し、国民主権と政教分離をまもるための奮闘を誓う声明
<新刊紹介>
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<日本学術会議だより>
Vol.25 No.8(通巻271号)1990.8
<扉のことば>「国際防災の10年」と地球環境 藤井陽一郎
<特集>核兵器廃絶と被爆者援護法
被爆者援護法の法的側面について 池田真規・内藤雅義
「原爆死」の実相と生存者の苦しみ 浜谷正晴
ヒバクシャの医学的諸問題 武居洋
「被爆者援護法」の制定と核兵器廃絶 小西悟
<談話室>教育における性善説と性悪説 西山豊
窒素固定をめぐる話 宮下清貴
<日本科学者会議第25回定期大会報告>
<科学者の眼>大学の評価について 木村忠彦
<書評>石田頼房編『大都市の土地問題と政策』 川瀬光義
<科学者つうしん>
第26期編集委員会の発足にあたって 巣山靖司
Vol.25 No.9(通巻272号)1990.9
<扉のことば>瀬戸内シンポジウムの20年 河野通博
<特集>研究者の権利侵害について考える
科学者の権利と学問研究の自由 伊ヶ崎暁生
研究者の権利擁護の現段階−−企業研究所の学問の自由を課題に 長田好弘
私立大学における権利闘争 高木秀男
東京都環境科学研究所における研究職の強制配転問題−−事件の発生から解決に至る経過を振り返って 小野塚春吉・飯田靖雄
研究者の権利と国民の権利−−武田薬品における解雇と差別に反対する闘い−− 西田陽子
<談話室>「社会主義」は消えず−− 長砂實
「自粛の強制」から「奉祝の強制」へ−−即位礼、大嘗祭の意図するもの 浜林正夫
<ミニ特集:近畿地方区「ゴルフ場問題を考える」シンポジウム報告より>
ゴルフ場の開発と環境問題 盛岡通
ゴルフ場で使われる農薬の問題点 石田紀郎
政府・財界の90年代戦略−−新・日本列島改造計画とリゾート開発計画 水津雄三
大文字山ゴルフ場建設計画ついにストップ 澤井清
<科学者の眼>いま、先人の学問への姿勢を思う−−三浦梅園の場合 河野公平
<書評>渡辺治著『戦後政治史の中の天皇制』 森藤一史
日米安保条約30年にあった改めてその廃案を求める声明 日本科学者会議
<世界のうごき>
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.25 No.10(通巻273号)1990.10
<扉のことば>東南アジアから見た世界 須藤清次
<特集>これでいいのか首都圏改造
首都圏改造の実態 大屋鍾吾
首都圏改造の経済的背景 小沢辰男
東京の“金融都市化”と中小企業 永山利和
住民にとっての首都改造 標博重
<談話室>コンピューターウイルスと「生命」 川辺邦彦
「日米構造協議」の意味するもの 鈴木健
公的規制問題と日米構造協議 上野俊樹
公共放送の理想のかげに−−いまNHKで起こっていること 高原純二
大企業のための大学院変革−−大学院飛び級制度導入を考える 長野八久
愛媛県立津島高校憲法授業捜査問題 田村譲
<科学者の眼>地球規模の環境問題と大学再編 笠原義人
<書評>的川泰宣著『宇宙へのはるかな旅』 江尻有郷
<新刊紹介>
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.25 No.11(通巻274号)1990.11
<扉のことば>ソ連の現状につき思うこと 山口慶四郎
<特集>暖かくなる地球−−その原因・影響・対策
地球温暖化はどのようにしておこるのか 増田善信
地球温暖化と地球環境の変化−−地球表層の炭素循環と海洋の役割 杉村行勇
地球温暖化とそれがもたらす影響−−とくに植物と農業への影響を中心に 内嶋善兵衛
「地球温暖化問題」の政治経済的構図 寺西俊一・水谷洋一
<談話室>『日本の科学者』のレフェリー制について 関恒義
「生活科」にみる国家主義教育の拡大 佐藤幸也
民間企業の研究者からみた今日の工業所有権をめぐる諸問題 佐藤宏
北海道におけるゴルフ場を中心としたリゾート開発の現状と住民運動 内山勝人
<科学者の眼>大学生と漢字 大沼正則
大学の民主的評価システムの確立をめざして 粟野宏
『科学全書』の企画をお送り下さい 『科学全書』編集委員会
<書評>河村望著『資本論における社会と人間』 清野良栄
浜林正夫・土井正興・佐々木隆爾編『世界の君主制』 山口孝道
今谷明著『室町の王権』 村井章介
「日本科学者会議研究基金」募金へのご支援・ご協力を訴えます 日本科学者会議研究基金募金委員会
声明 中東問題を利用した憲法違反・軍国主義復活の策動に反対する 日本科学者会議
<新刊紹介>
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.25 No.12(通巻275号)1990.12
<扉のことば>生物学の社会的責任 佐藤七郎
<特集>高齢化社会をむかえる
「長寿社会」の二つの「構造」 川口弘
高齢化と社会保障・社会福祉 江口英一
老いと健康 堀口淳
高齢者とまちづくり 日比野正己
<科学者の眼>無脊椎動物ヘモグロビンの世界 後藤寿夫
<談話室>生きがいのある老後 山川新二郎
大学審議会と国立工学系大学改革の現状 山辺真人
<ミニ特集:第17回東海シンポジウム「留学生問題」報告より>
留学生に「日本」をどう教えるか−−「日本事情」の原理と内容について 三浦陽一
留学生教育について−−三重大学の例から 中畠孝幸
日本語教育の授業における留学生問題−−静岡大学の場合 竹腰道子
研究体制と留学生問題 岡本尚
<書評>安藤次男著『アメリカ自由主義とニューディール−−1940年代におけるリベラル派の分裂と再編』 久保山和人
声明 中東問題を利用した憲法違反の自衛隊海外派遣に反対し平和的な紛争解決を訴える 日本科学者会議
「中東危機」を利用した自衛隊の海外派遣に反対する声明 平和と民主主義のための研究団体連絡会議幹事団体会議
<情報>
<科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次264号〜275号
Vol.26 No.1(通巻276号)1991.1
<扉のことば>8総学を終えて 川崎健
<特集>医療問題を考える
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染被害救済訴訟と国・製薬企業の責任 佃俊彦
肝炎はなぜ広がったのか−−ずさんな予防接種行政を裁く 美馬聰昭
過労死認定闘争のなかで学ぶ 田尻俊一郎
慢性水俣病、20年のとりくみ−−メチル水銀汚染の全貌を明らかにし、すべての被害者の救済をめざして 藤野糺
<談話室>破壊と死 在田正義
米ソ協調とイラクのクウェート侵攻 巣山靖司
薬剤師職能の変遷と現代医療への貢献 川瀬清
<ミニ特集:第11回日本海シンポジウム報告より>
白山麓における内発的地域振興の課題 佐々木雅幸
中山間地農村における自主的開発の事例と明暗 星野四郎
農山村再生への課題 保母武彦
<科学者の眼>科学者は傍観者であってよいのか 小森長生
日本は中東危機の平和的解決を世界によびかけ国際的役割を果たそう 日本科学者会議
<世界のうごき>
<新刊紹介>
<文献紹介>
<科学者つうしん>
Vol.26 No.2(通巻277号)1991.2
<扉のことば>ゴルフ場問題で科学者に寄せられた期待 長井武雄
<特集>「豊かな社会」と人権論の再構成
現代日本社会における権利のありよう 渡辺治
今日の労働運動と労働者の基本権 西谷敏
社会構造の変化と社会保障を受ける権利 緒方章宏
現代の教育政策と教育基本権 成嶋隆
<科学者の眼>ファジイ理論−−そのブームと「近代合理主義への反乱」論に思う 山辺真人
<談話室>トトロのふるさとを守る 広井敏男
<ミニ特集:原水爆禁止1990年世界大会・科学者集会>
原水爆禁止1990年世界大会・科学者集会の報告 木原正雄・木本忠昭
激動する国際情勢と軍縮の課題 武者小路公秀
日米安全保障条約の新局面 木原正雄
大学正課体育の動向と大学体育の課題 神野稔・山田文男
大学審議会・大学教育部会及び大学院部会の「審議の概要(その2)」等に対する意見 日本科学者会議大学問題委員会
<書評>矢作弘・大野輝之著『日本の都市は救えるか−−アメリカの「成長管理」政策に学ぶ−−』 大屋鍾吾
世界平和の危機に際して、すべての会員によびかける 日本科学者会議幹事会
<日本学術会議だより>
<情報>
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.26 No.3(通巻278号)1991.3
<扉のことば>歴史から学ぶこと 斎藤二郎
<特集>現代技術の課題
技術開発をめぐる情勢の特徴−−歴史に逆行する研究開発の軍事化 奥山修平
今日求められる新しい科学・技術政策の形成のために 野村康秀
環境保全型生産を目指す技術の開発利用について 西川栄一
情報通信システムの信頼性−−システムの急速な導入および労働条件とのかかわりから 吉田忠則・長田好弘
<談話室>『文学部唯野教授』を読む−−西部・筒井・エーコ、赤井恵子
巨大加速器の建設にどう取り組むか 早川幸男
現局面の足尾鉱さい堆積場問題−−災害予防・住民・科学者にかんする一つの経験 藤井陽一郎
<第17回東海シンポジウム「留学生問題」報告より>留学生問題の現状と課題−−名古屋大学の場合 新海英行
大沼正則氏に論証つきの批判をもとめる−−『情報・通信技術』報告集 大沼報告の「山下幸男の機械発達論」について 山下幸男
大学の民主的評価 石田博樹
大学・大学院の統制的「評価」と格差付け「重点的整備」 山辺真人
科学者の印税等の必要経費は44% 三木義一
<科学者の眼>現代資本主義は社会主義のめざすべき計画経済であるのか? 米田貢
<書評>ヴィクトル・ファリアス著/山本尤訳『ハイデガーとナチズム』 長沢高明
湾岸戦争に関する声明 日本科学者会議/大阪支部/島根支部/日本科学者会議事務局長談話
<新刊紹介>
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.26 No.4(通巻279号)1991.4
<扉のことば>国境のない経済への動き 関恒義
<特集>地球環境と21世紀への選択−−原子力発電問題を中心に
地球環境問題と原子力発電 泉邦彦
チェルノブイリ原発事故、白ロシアからの報告−−被曝・環境汚染調査に参加して 中島篤之助
チェルノブイリ原発事故にかんする医学レポート 小林千枝子
地球環境問題とエネルギー技術開発 石川本雄
<談話室>受難者の後光 武藤洋二
<1991年1月15日緊急シンポジウム「中東危機の平和的解決への展望」より>イラク問題−−平和的な解決への展望 土生長穂
「職務発明」の特許権をめぐる諸問題−−佐藤宏論文へのコメント 加藤英一
「本来特許権はその企業に属するべきもの」であるのか? 中村英夫
大学審議会部会報告(1990年10月31日付)を読んで 松岡武夫
<世界のうごき>パグウォッシュ会議で核兵器廃絶をめざす討論を開始 湾岸問題についても討論−−第40回パグウォッシュ会議の状況 原善四郎
<科学者の眼>日本学術会議について 丹生潔
<書評>小林好作著『動物たちの現代病』 三浦克洋
山崎正勝・日野川静枝編著『原爆はこうして開発された』 沢田昭二
湾岸戦争に関する声明 日本科学者会議/日本科学者会議事務局長談話/高知支部/愛知支部/茨城支部
平成3年度政府予算案における国立試験研究機関の学会出席旅費の「1/2係数撤廃」の拒絶に抗議する声明 日本科学者会議
<科学者つうしん>
Vol.26 No.5(通巻280号)1991.5
<扉のことば>石垣白保サンゴ礁・ウリミバエ・沖縄の今後 伊藤嘉昭
<特集><座談会>大学は変わるか−−大学の再編と若手研究者の課題 家永遵嗣・岩佐茂・岩田進午・塩谷光・鈴木剛・松丸和夫・山辺真人 〔司会〕新岡智
<談話室>「松代大本営」跡について 青木孝寿
<1991年1月15日緊急シンポジウム「中東危機の平和的解決への展望」より>国連・国際法と中東危機の解決−−国連安全保障理事会の討論を素材として 松井芳郎
肝炎患者の実態と医療行政 高畠譲二
防災運動の新たな構築−−災害問題交流会の15年とその総括 藤井陽一郎
「東ドイツ科学」はどうなるか? フリッツ・クライン
<科学者の眼>環境問題と新古典派経済学 平野喜一郎
<世界のうごき>21世紀と科学労働者の責任 科学者の権利と責任に関する宣言
大学審議会答申「大学教育の改善について」等に対する意見 日本科学者会議大学問題委員会
<書評>山田朗書『昭和天皇の戦争指導』 吉田裕
小川政亮著『社会保障権−−歩みと現代的意義』 遠藤隆久
<新刊紹介>
<映像紹介>
<情報>
<科学者のつうしん>
Vol.26 No.6(通巻281号)1991.6
<扉のことば>カリフォルニアのコメ事情 暉峻衆三
<特集>教育の荒廃と再生
学校(教育)の「荒廃」と「再生」への課題 柿沼肇
学校における自由の規律 若狭蔵之助
幼児期と知的教育 神谷栄司
学習障害児の現在 田中良三
<談話室>ソ連滞在中の被曝線量あれこれ 野口邦和
日本の対イラク経済援助 岡野内正
湾岸戦争と日本国憲法の統治原理−−財政支援と自衛隊機派遣に関連して 小沢隆一
国有林野事業の展開と国民のための森林づくり 野口俊邦
<科学者の眼>宇宙に人間は必要か 村瀬千明
<世界のうごき>科学研究の有害効果に対する基準と生態学的安定のための基本法の策定
<書評>巣山靖司編著『「米ソ協調」と湾岸危機・戦争』 平井文子
諫山博著『消えた巡査部長』 前田朗
暉峻衆三・小山洋司・竹森正孝・山中武士著『ユーゴ社会主義の実像』 斎藤稔
日本科学者会議東京支部編『これでいいのか東京−−極集中を検証する』 藤江昌嗣
掃海艇派遣に抗議する日本科学者会議事務局長談話
<教官公募>
<科学者つうしん>
Vol.26 No.7(通巻282号)1991.7
<扉のことば>日米安保の変質と90年代 星埜惇
<特集>ソ連社会主義経済の行方
ソ連経済改革−−背景・歴史・現段階 酒井正三郎
ソ連におけるモノ不足・インフレと財政破綻 中江幸雄
ソ連における環境・資源問題と技術 市川浩
ソ連の外向きの対外経済政策と外資本導入の現状 田中宏
<談話室>大学で超能力を講じる 安齋育郎
美浜原子力発電所2号機の事故について(上) 中島篤之助
教科書検定をめぐって−−社会科教科書執筆者の立場から 阪東宏
<ミニ特集:「環境と開発」シンポジウム「環境保全型エネルギー需給体系の展望」報告より>
エネルギーと地球環境の同時解決を目指して 川原昭宣
太陽水素エネルギーシステムのわが国の運輸交通機関への応用 平岡克英
<科学者の眼>「大学のマネージメント」を考える 新岡智
<書評>憲法理論研究会編『現代の憲法理論』 浦田賢治
重田澄男著『資本主義と失業問題−−相対的過剰人口論争』 荒井壽夫
訪問販売法問題に関する見解 日本科学者会議
日本科学者会議創立25周年記念広告
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.26 No.8(通巻283号)1991.8
<扉のことば>自由民権の伝統 関田英里
<特集>世界の「新秩序」と平和の課題
「ポスト冷戦」の世界秩序−−湾岸戦争が教えるもの 佐々木雄太
湾岸戦争と在日米軍基地−−日米安保体制の変容 佐藤裕二
湾岸戦争にみる軍事技術の新しい展開 阿部一雅
湾岸戦争後の世界と平和運動の課題 芦田亘
<談話室>ウィーンに行き文化の問題を考える 巣山靖司
美浜原子力発電所2号機の事故について(下) 中島篤之助
<科学者の眼>昆虫採集と自然保護 松井安俊
<日本科学者会議第26回定期大会報告>
<科学者つうしん>
第27期『日本の科学者』編集委員会の発足に当たって 巣山靖司
Vol.26 No.9(通巻284号)1991.9
<扉のことば>新しい理想を求めて 芝池靖夫
<特集>ゴミ・廃棄物をどう解決するか
廃棄物問題の現状と解決への展望 田口正己
都市行政から見たゴミ問題 吉川哲也
首都圏からの廃棄物移入の問題点−−東北地方における実態をふまえて告発する 大滝史郎
生分解性プラスチックの開発−−環境循環型材料をつくる 常盤豊
<談話室>「空気」を売る話 田中敏之
いろんな選挙の方法 西平重喜
イギリスの政治資金規制−−法規制の現状・意義・問題点(上) 田島泰彦
<ミニ特集:第18回東海シンポジウム「環境・開発問題と私たちのくらし」報告より>
第18回東海シンポジウムのねらいと成果 高山進
静岡県のゴルフ場問題−−現状と課題 伊藤通玄
ゴルフ場開発をめぐる法規制の問題点 村田正人
長良川河口堰をめぐる都市用水と財政負担の問題 富樫幸一
ブラジルへ行きませんか−−1992年6月国連環境開発会議 林智
<科学者の眼>日本社会における個人の尊重 篠原巌
<書評>高島進著『超高齢社会の福祉』 中西啓之
丸山博著作集『1.死児をして叫ばしめよ』『2.いま改めて衛生を問う』『3.食生活の基本を問う』 橋本宏子
小選挙区制の導入に強く反対し、衆議院定数の抜本的是正を求める声明 日本科学者会議
<世界科学者連盟ビェーロー会議での発言>湾岸戦争と科学者の社会的責任 長谷川正安
<科学者つうしん>
Vol.26 No.10(通巻285号)1991.10
<扉のことば>永続可能な開発のためのパラダイム・シフト 神山桂一
<特集>マスコミを考える−−そのゆがみの構造
NHKで何が起こっているか 高原純二
マス・メディアと戦争報道−−湾岸戦争の報道規制をめぐって 服部孝章
先進諸国のメディア産業と商業主義−−関西新聞社とKBSの事例に言及して 松尾博文
マスコミュニケーション理論の現代的展開と課題−−「記号化/解読」モデルの視点から 伊藤守
<談話室>『動物たちの現代病』余聞 小林好作
イギリスの政治資金規制−−法規制の現状・意義・問題点(下) 田島泰彦
分岐と接合の諸相−−ペレストロイカの現局面とソ連の政治と法 竹森正孝
ペレストロイカとソビエト文化 奥村剋三
家永教科書訴訟と最近の教科書検定 阪東宏
<世界のうごき>イギリスで軍事研究反対の科学者運動−−イギリスSANAの運動紹介 原善四郎
<科学者の眼>諸現象の本音と建前 森川滝太郎
<書評>古田元夫著『ベトナム人共産主義者の民族政策史−−革命の中のエスニシティ』 桃木至朗
ジェフリー・ハーフ著/中村幹雄・谷口健治・姫岡とし子訳『保守革命とモダニズム』 小野清美
<文献紹介>農薬汚染と食品の安全性 浅沼信治
<新刊紹介>
<科学者つうしん>
<教官公募>
Vol.26 No.11(通巻286号)1991.11
<扉のことば>水についての現代的課題 小林三衛
<特集>資源開発と地球環境
資源開発と環境影響−−石炭採掘による鉱害を例に 高橋一
ウラン資源の開発と利用をめぐって−−核燃料サイクル最上流部の問題点 坂巻幸雄
レアメタル資源の現状と問題点 小林幹男
資源管理とリサイクルの課題 植田和弘
<談話室>植物は歌が歌えるか? 岡本尚
湾岸戦争がもたらした環境破壊 谷山鉄郎
サステイナブル・ディベロプメント−−環境と開発の新しい関係を目指して 西川栄一
温度軸にみる自然の豊かさ 渡辺昂
J.M.Harrison博士を悼む 八木健三
<世界のうごき>世界科学者連盟第53回ビューロー会議会長報告 ジャン・マリ・ルゲ
<科学者の目>国際競争力のみで農業を評価してよいか 徳田博美
<書評>高橋祐吉著『企業社会と労働者』 青木圭介
吉田傑俊著『現代民主主義の思想』 梅垣邦胤
日本科学者会議創立25周年記念広告
研究基金による研究助成開始にあたって募金運動に一層のご協力をお願いします 日本科学者会議研究基金の創設と募金のお願い
1991年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項
自衛隊を海外に派兵するPKO協力法案等に反対する声明
<日本学術会議だより>
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.26 No.12(通巻287号)1991.12
<扉のことば>大学院生の研究条件 太田和宏
<特集>大学審答申と大学改革−−どう対応するか
大学改革の現状と課題 三輪定宣
一般教育と専門教育−−札幌大学教養課程カリキュラム改革を中心に 小山修
神戸大学における教養部の消滅−−経過と教訓 加藤二郎
大学の教育研究条件の現状と改革−−名古屋大学工学部の場合 日本科学者会議名古屋大学工学部班
<科学者の眼>環境教育のゆくえ 小川潔
<談話室>火の玉(ひとだま)の科学的解明 大槻義彦
<ミニ特集:日本科学者会議1991夏の学校>
「日本科学者会議1991夏の学校」の概要 片平洌彦
「JSA1991夏の学校」開校にあたって 小出昭一郎
特別講義I 科学研究の喜びと悩み 安齋育郎
特別講義II 日本科学者会議と私 原善四郎
バズセッションA、B、C、Dの報告、助言講師の感想 卒業論文
証券不祥事と大手4社の独占構造−−引受業務の独占こそ根本問題 岸広
<書評>加藤邦興・慈道裕治・山崎正勝編著『新版 自然科学概論』 村瀬千明
赤木三郎著『砂丘のひみつ』 奥村武信
江口圭一著『十五年戦争小史』(新版) 吉田守男
今こそ核兵器全廃の世論を 日本科学者会議
<新刊紹介>
<科学者つうしん>
<教官公募>
『日本の科学者』総目次276号〜287号
Vol.27 No.1(通巻288号)1992.1
<扉のことば>科学研究の羅針盤−免疫学に魅かれて 馬渕綾子
<特集>自然災害と人間生活
火山の噴火と災害−−その性質・予知・防災 小森長生
島原・普賢岳噴火災害の実態と対策 大屋鍾吾
地震と湾岸開発 室崎益輝
最近の水害裁判の現状と問題点 池田恒男
<科学者の眼>戦争責任を不問にした日本の国際貢献 斎藤勝弥
<談話室>地域住民による雑木林の復活の試み 森本信生
<ミニ特集:原水爆禁止1991年世界大会・科学者集会>
原水爆禁止1991年世界大会・科学者集会の報告 浜林正夫
核兵器システムの現状−−湾岸戦争・START・ブッシュ提案 沢田昭二
アメリカの「新世界秩序構想」と核戦略 浅井基文
「過労死問題」についての若干の考察 山田信也
藤後惣兵衛さんの死去を悼んで 飯田泰雄
<書評>島崎隆著『思想のシビルミニマム』 小池直人
守友裕一著『内発的発展への道−−まちづくりむらづくりの論理と展望』 山川充夫
<科学者つうしん>
Vol.27 No.2(通巻289号)1992.2
<扉のことば>科学における感性 河合聡
<特集>真のリゾートをめざして
リゾート開発への対応 瀬川久志
リゾート産業振興の背景とその現状 飯盛信男
国民生活の豊かさとリゾート 二宮厚美
都市と農村の交流と共生による地域づくり−−大資本・外来型・閉鎖型リゾート開発を超えて 守友裕一
<談話室>会員名簿 河内洋佑
現段階で社会主義をどう評価するか 関恒義
<ミニ特集:第13回東北地方区シンポジウム報告より>
第13回東北地方区シンポジウムについて 真木實彦
核燃と青森県の自治 神田健策
三沢米軍機F16の危険性−−事故の実態と住民運動の課題 佐藤裕二
在宅医療における安全性 北野浩二
大学改革に関する意見 日本科学者会議大学問題委員会
科学技術会議18号答申についての申し入れ書
<科学者の眼>満州事変60周年と国際連盟・国際連合 横田力
<書評>久野国夫著『現代資本主義の生産力構造』 仲村政文
種村完司・尾関周二・河野勝彦・亀山純生・太田直道著『「豊かな日本」の病理−−生活と文化のフィロソフィー』 津田雅夫
<日本学術会議だより>
日本科学者会議創立25周年記念広告
再びPKO 協力法案に反対する 日本科学者会議
<科学者つうしん>
Vol.27 No.3(通巻290号)1992.3
<扉のことば>地球に未来はあるか 岩間一雄
<特集>宇宙に進出する日本
日本の宇宙開発をたどる 的川泰宣
日本がめざす月・惑星探査 水谷仁
人間は宇宙でどう暮らせるか 大坪孔治
宇宙往還機の開発をめぐって−−現状と課題 穂積弘一
<談話室>クルマ偏重社会からの脱皮で安全・快適なまちづくりを−−山形県米沢市での経験 粟野宏
生物の多様性 本谷勲
社会主義経済の崩壊と転換を考える・旧ソ連の市場経済化・民営化を手掛かりに 溝端佐登史
<ミニ特集:第13回中国地方区シンポジウム>地球環境問題を考える−−環境問題と環境行政
<基調報告>地球環境問題を考える−−「地球環境問題」をどうとらえ、どう対処するのか 小西国義
児島湖の汚染 青山勲
環境行政と地方自治−−児島湖条例を手掛かりに 岡田雅夫
日本の環境行政 原野翹
ドイツの環境行政 高橋正徳
科学者の印税等の必要経費は44% 三木義一・松岡基子
<科学者の眼>国際的視野からみた米自由化問題 三島徳三
<書評>小出昭一郎著『ハイゼンベルク』 稲生勝
岩間一雄著『天皇制の政治思想史』 小畑隆資
1991年度日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ
<新刊紹介>
<科学者つうしん>
Vol.27 No.4(通巻291号)1992.4
<扉のことば>「文禄の役」(壬辰倭乱)400年に際して 長野暹
<特集>経済援助ODAの現実と課題
経済協力・ODA再考 和田幸子
政府開発援助(ODA)と技術移転 増田正人
援助が公害をひき起こした事例−−フィリピン・カラカ石炭火力発電所 小島延夫
<談話室>わたしたちの文化財と環境フォーラムから 小川潔
国連多国籍企業行動規準は成立するか 中村洋子
世界科学者連盟における日本科学者会議の活動・世界科連と日本科学者会議の創立 原善四郎
台風の研究はどこまで進んだか 岡村博文
科学技術会議第18号答申の問題点 野村康秀
<科学者の眼>レイテ島台風禍が日本に訴える事 八木俊彦
<書評>渡辺昂著『超流動から超伝導へ』 長岡洋介
藤田敏夫著『恐るべき自動車排ガス汚染−環境と健康を破壊するクルマ社会』 小野塚春吉
水俣病に対する不当判決に強く抗議する(声明) 日本科学者会議
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
Vol.27 NO.5(通巻292号)1992.5
<扉のことば>知的冒険とロマンは若手から 吉田千秋
<特集>若手研究者たちの現場
<対談>大学改革と現代科学の課題 益川敏英・大西広
若手 大いに語る 亀山統一・大野秀二・鈴木剛・今川明・門田英子・村中広志・山本正義
留学生から見た大学院 權赫泰・張宏明・白川美智子
若手による研究創造活動の現状と課題 山内茂雄・別役厚子
<談話室>留学生の日本語、ジョン万の英語 中須賀徳行
民俗理論の再検討−−スターリンと民俗問題 南野泰義
マルクスはほんとうに社会主義のもとでの「市場」の存続を想定していたか?−−本誌2月号に掲載された関論文への疑問 田中雄三
佐賀大学の一般教育と教養部をめぐる動向 豊島耕一
児童文学の現状と研究の展望−−読者論的研究の展開 萬屋秀雄
<科学者の眼>証券不祥事の後始末 北島健一
<書評>東海高等教育研究所編『大学再生の条件−−大学教育に新しい風を』 酒井博世
『日本のビッグ・ビジネス』(全12巻) 小栗崇資
『科学全書』刊行一覧
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.27 No.6(通巻293号)1992.6
<扉のことば>日本科学者会議の「科学技術政策提言」に期待する 小森田精子
<特集>国連環境開発会議と21世紀の環境
国連環境開発会議(「地球サミット」)−−ストックホルムからブラジルまでの20年 岩本智之
ブラジル会議(UNCED)日本政府レポートにおける欠落点 久野勝治
環境と開発に関する国連会議(UNCED)に提出した日本科学者会議(JSA)の報告について 林智
永続可能な発展と世界のNGOsの役割 西村忠行
<科学者の眼>サービス経済化の評価をめぐって 飯盛信男
<談話室>短歌と学生−−篠原三郎『歌集キャンパスの四季』を読んで 重本直利
自立の教育と共学家庭科の課題 田結庄順子
原子力地域振興の夢と実現−−福島県双葉町議会の「増設誘致決議」によせて 清水修二
生物種の多様性−−その実態と選別的自然保護論の危険性 鈴木邦雄
沖縄におけるリゾート開発の問題 新垣進
9総学へのご招待 第9回総合学術研究集会実行委員会
<書評>D.ハーヴェイ著/水岡不二雄監訳『都市の資本論−−都市空間形成の歴史と理論−−』 竹内裕一
<科学者つうしん>
Vol.27 No.7(通巻294号)1992.7
<扉のことば>理解の深さという次元 田中一
<特集>真の豊かさと交通システム
現代社会と交通 安部誠治
リニア、何が問われているのか 竹内智
今、海で起こっていること 在田正義
身体障害者と公共交通システム 鈴木実・河村洋
<談話室>身の回りの新規有害元素 宮崎章
十月革命期の二つの「臨時政府」−−民衆の夢. 「普遍的」民主主義と「革命の利益はすべての利益に優越する」原則とのはざまで 新美治一
東ドイツの社会主義的反対派文学者たちのその後−−ヴォルフ・ビーアマン、クリスタ・ヴォルフ、フォルカー・ブラウンなど 南守夫
大学設置基準の「改正」と大学改革−−長崎大学の場合 佐久間正
静岡大学の改革 田村貞雄
<教官公募>
<科学者つうしん>
Vol.27 No.8(通巻295号)1992.8
<扉のことば>JSA経営論 湯淺精二
<特集>世界平和と国際連合−−国連は平和の守り手となれるか
ポスト冷戦と国連による平和 杉江栄一
国連の理念と現実 松田竹男
南北問題と国連−−発展をめぐる議論の展開 岡田順子
日本外交の指導理念と「国連中心主義」−−憲法に基づく外交理念を求めて 横田力
<談話室>自然科学と弁証法 益川敏英
船舶と環境保全 塩出敬二郎
<科学者の眼>「生活大国」への変革? 豊泉周治
<書評>片平洌彦著『やさしい統計学−−保健・医学・看護関係者のために』 冨家孝
<日本科学者会議第27回定期大会報告>
第28期『日本の科学者』編集委員会発足に当たって
PKO協力法の国会通過に際しての日本科学者会議事務局長談話
<科学者つうしん>
Vol.27 No.9(通巻296号)1992.9
<扉のことば>地方大学の声 沢田允明
<特集>脳死・臓器移植を問う
脳死及び臓器移植問題に対する考察−−特に国民的合意形成の方法論について 森谷尚行
脳死、臓器移植 水谷弘
医学的・生物学的に脳死は人の死か−−生物学・医学の各専門家の考え方 黒須三惠
脳死移植の許容性と条件 中山研一
<談話室>音楽創造の衰退 柴田仁
大学改革と一般教育の必要性−−理科を例として 氏家良博
大詰めを迎える教科書裁判 横山伊徳
社会主義と女性解放−−その理論と現実 水田珠枝
圏央道茨城ルートの環境アセスメントにおける情報操作 飯島博
断熱膨張で宇宙は冷えるか?−−宇宙物理学への小さな疑問 渡辺昂
<科学者の眼>大学教育の有機的統一のために 池田貞夫
<書評>荒牧正也著『無限大にいどむ−−甦るくりこみ理論』 菅野禮司
PKO協力法反対声明
<科学者つうしん>
<教員公募>
Vol.27 No.10(通巻297号)1992.10
<扉のことば>学歴社会の克服 神阪博通
<特集>地球再生に向けて−−国連環境開発会議から
サステイナブル・ディベロプメントとNGOの役割 西川栄一
地球サミットと「資金問題」 水谷洋一
大気汚染・酸性雨調査の世界NGO ネットワークをめざして 天谷和夫・伊瀬洋昭
「持続可能な社会」を目指す大学環境教育 和田武
地球の宝アマゾン 小森長生
<談話室>戦時下の教師たち 小川浩八郎
シンポジウム「SSC計画への日本の参加をどう考えるか−−広範な科学者の合意を道をさぐる−−」報告(上) 岡田安正
科学・技術政策に関する提言(第2次案) 日本科学者会議科学・技術政策問題委員会
<ミニ特集:第6回東京科学シンポジウム報告より>
東京の市場 中川政彦
農のあるまちづくり 菊地滉
都民の食生活−−平成2年度国民栄養調査から 丹治革
水産加工業が漁業の発展に及ぼす効果 西岡不二男
<書評>唯物論研究協会編『社会主義を哲学する−−崩壊から見えてきたもの』 藤江昌嗣
日本科学者会議創立25周年記念広告
1992年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項
<読者のひろば>爽論騒論
<情報>
<科学者つうしん>
<教官公募>
Vol.27 No.11(通巻298号)1992.11
<扉のことば>自然科学から人間社会へ 河井智康
<特集>進化における個体の繁殖戦略
行動生態学とは−−その基本的な考え方と現状 粕谷英一
霊長類の子殺し要因論をめぐって 杉山幸丸
魚類の代替戦略−−繁殖行動・生活史の個体差をめぐって 桑村哲生
昆虫の精子競争 椿宜高
<談話室>ジェット機乗務員の宇宙線被曝 野口邦和
シンポジウム「SSC計画への日本の参加をどう考えるか−−広範な科学者の合意の道をさぐる−−」報告(下) 岡田安正
世界科学者連盟における日本科学者会議の活動・世界科連への日本科学者会議の加盟前後 原善四郎
人工化学物質と環境−−地球環境問題の化学的視点 田中敏之
農家の暮らしと環境を守るアイガモ農法 萬田正治
<書評>本間慎監修『データガイド 地球環境』 稲生勝
村瀬裕也著『教養とヒューマニズム』 尾関周二
<読者のひろば>爽論騒論
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.27 No.12(通巻299号)1992.12
<扉のことば>真の文明は−−水俣病問題に寄せて 坂東克彦
<特集>“市場経済”を解剖する
バブル崩壊と市場経済 山田博文
農業問題と市場経済 田代洋一
福祉サービスへの「民間活力」の導入 横山寿一
情報システムとしての市場経済 森岡真史
<談話室>超伝導か?超電導か? 渡辺昂
原水爆禁止1992年世界大会・科学者集会の報告 小野秀生
立命館大学国際平和ミュージアム創設の意義−−博物館のあり方にふれながら 雀部晶
日本科学者会議1992夏の学校 概要、開校あいさつ、メッセージ講演、クロストーク、バズセッション、来年に向けて
宇宙は断熱膨張で冷える−−本誌1992年9月号渡辺昂氏の疑問に答える 池内了
<書評>仲本章夫編著『認識・知識・意識−−現代的到達点を探る』 梅林誠爾
大崎平八郎著『戦中派からの遺言−−戦没者の鎮魂のために』 伊藤昌太
PKO協力法の廃止と自衛隊のカンボジア派兵の中止を求める(声明) 日本科学者会議
<読者のひろば>爽論騒論
<科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次288号〜299号
Vol.28 No.1(通巻300号)1993.1
<扉のことば>『日本の科学者』の国際的評価 塩田庄兵衛
<300号記念座談会>『日本の科学者』200〜300号歴代編集委員長おおいに語る 伊藤嘉昭・高木昭作・関恒義・巣山靖司
『日本の科学者』300号へのメッセージ
<現・前日本科学者会議事務局長から> 河井智康・山口孝
<日本科学者会議役員経験者から> 原善四郎・八木健三・本谷勲・安齋育郎・本島勲・林智・片平洌彦・五十子満大・坂巻幸雄
<各分野・職場から> 長谷川哲夫・小野耕二・松村修
<若手・女性研究者から> 沢山美果子・西野いずみ・神谷章生・長井佳代子
日本科学者会議の発展と「産官学協同」 西山夘三
核兵器のない世界をめざして−−第42回パグウォッシュ会議の報告 沢田昭二
<書評>大西広著『資本主義以前の「社会主義」と資本主義後の社会主義』 有井行夫
社会科学辞典編集委員会編『社会科学総合辞典』 八尾信光
声明 「佐川急便事件」の徹底究明と企業・団体献金の禁止を求める 日本科学者会議
『科学全書』刊行一覧
<読者のひろば>爽論騒論
<情報> <科学者つうしん>
Vol.28 No.2(通巻301号)1993.2
<扉のことば>長良川河口堰問題と研究者 高山進
<特集>大学の“評価”はどうあるべきか
大学評価のあり方を考える−−大学自治の知的基盤の強化を志向して 関正夫
大学自己評価の現状と課題 細井克彦
鹿児島大学水産学部の自己点検・評価について 松田恵明
立命館大学の自己評価について 佐藤善治
<談話室>市場経済と闇経済の狭間に息づく旧ソ連 溝端佐登史
種保存計画と動物園 並木美砂子
「原生林・里山・水田を守る全国集会」について 粟野宏・草刈広一
SD概念への疑問 中島篤之助
9総学とSD概念をめぐる論争 林智
SDは地球環境問題解決の指針になりうるか 岡田安正
科学者の印税等の必要経費は44% 三木義一・松岡基子
<書評>日本科学者会議東京支部環境アセスメント研究会編『道路環境アセスメントへの住民対応マニュアル』 小川潔
尾関周二著『遊びと生活の哲学 人間的豊かさと自己確証のために』 水原洋城
東京佐川急便事件申し入れ書
<日本学術会議だより>
<読者のひろば>爽論騒論
1992年度日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ
<科学者つうしん>
Vol.28 No.3(通巻302号)1993.3
<扉のことば>核燃料サイクル施設と地域づくり 神田健策
<特集>ビッグサイエンスと日本の科学
大規模化する科学と日本 海部宣男
巨大加速器SSC計画をめぐって 並木美喜雄
ヒトゲノム計画はビッグサイエンスか 宗川吉汪
日本の大学における基礎的生物学−−社会的存在としての−− 澤田允明
<談話室>鎌倉・今小路西遺跡の保存について 有光友學 30
第16回世界科学者連盟(WFSW)総会シンポジウム「科学・技術のための新世界秩序」 湯淺精二・原善四郎
第16回世界科学者連盟(WFSW)総会 湯淺精二・原善四郎
水俣病問題の正確な理解のために−−「司法救済システム」による被害者の早期全面救済をめざして−− 中島晃
環境基本法の制定にあたって 日本科学者会議
<書評>ア・ベ・ミグダル著/長田好弘訳『理系のための独創的発想法』 丹生潔
真木太一・真木みどり著『砂漠の中のシルクロード−−悠久の自然と歴史−−』 高畑滋
東京佐川急便事件の真相徹底究明と企業・団体の政治献金の禁止を求めるアピール
<読者のひろば>爽論騒論
<情報>
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.28 No.4(通巻303号)1993.4
<扉のことば>「地球の有限性」とサステイナブル・デベロップメント(SD) 森瀧健一郎
<特集>なぜ過労死はつづくのか
現代日本における企業社会の暴走と過労死 森岡孝二
過労死問題の医学的考察 上畑鉄之丞
過労死と日本的経営−−過労死を根本からなくすために 山下東彦
労働の意味と人間的に豊かな生活 尾関周二
<談話室>中国の旅−−ランナーの見たその素顔 在田正義
今日の巨大石炭火力発電所計画とアセスメントの諸問題 鈴木光弘・野田二次男・二平章
発展途上国への技術協力の課題−−インドネシア熱帯降雨林研究プロジェクトを通じて 前田満
フィリピンの農村開発問題と社会教育 神田嘉延
世界と日本の科学ジャーナリズム−−第1回科学ジャーナリスト世界会議に参加して 稲生勝
学術分野における国際貢献のあり方に関する見解(第1次提言) 日本科学者会議
<書評>神谷昭典著『日本近代医学の相剋−−総力戦体制下の医学と医療』 黒須三惠
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.28 No.5(通巻304号)1993.5
<扉のことば>世界史的大転換のなかで 明石博行
<特集>大学危機の時代に生きる若手研究者たち
大学危機と若手の困難 新庄真弓・山形定・熊野太郎・志田昇
大学・大学院改革と若手研究者 山下洋・野澤公雄
若手女性研究者と現実 杉本明子・武田公子
次代を担う研究活動 水野邦彦・塩見浩之・佐藤嗣道
<談話室>漢字認識の弁証法 松尾善弘
食システムの物質循環と環境問題 袴田共之
道路の環境影響評価におけるNOx 予測方法の問題点−−名古屋における高速道路の事例から−− 中川武夫
NO2問題ビデオ製作の意義 本谷勲
アメリカの教育改革とマイノリティーの子ども達 山口和孝
<書評>川田稔著『柳田国男−−「固有信仰」の世界』 岸本晴雄
唯物論研究協会編『運動の中の思想』 種村完司
定期大会までにもうひと回り研究基金を増やそう 日本科学者会議常任幹事会
<読者のひろば>爽論騒論
<情報>
『科学全書』刊行一覧
<科学者つうしん>
Vol.28 No.6(通巻305号)1993.6
<扉のことば>地域に根ざした科学技術 仲村政文
<特集>宇宙と人間
宇宙論の発展と現代的意義 池内了
宇宙の進化−−一つの石ができるまで 観山正見
現代宇宙論を支えるもの−−観測的宇宙論 佐藤修二
通俗版「宇宙のはじまり」 佐藤文隆
<談話室>日本が熱帯であった頃 糸魚川淳二
プルトニウムをめぐる諸問題 中島篤之助
プルトニウムは利用可能か−−高速増殖炉とサーマル利用 舘野淳
平和のための裁判 前田朗
自然科学の完全性と不完全性について 菅野禮司
<書評>松岡寛爾著『景気変動と資本主義』 吉原泰助
佐藤裕二著『検証・三沢米軍基地』 中谷敏太郎
小選挙区制導入に反対する緊急アピール
<読者のひろば>爽論騒論
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.28 No.7(通巻306号)1993.7
<扉のことば>公募制、その名に値する運用を! 小川富士枝
<特集>エイズと人権−−「薬害エイズ」と科学者の課題
東京HIV訴訟のめざすもの 生駒巌
「薬害エイズ」の世界の訴訟を中心とする動向と日本の特徴 内藤雅義
エイズ発生の初期における日本の血友病・血液製剤関係者の認識と対応 片平洌彦・佐藤嗣道
血友病治療と血液凝固因子製剤−−血友病患者の治療と生活からの考察 牧野忠康・本間玲子
<談話室>化学とポストモダニズム−−人間と自然 牛木秀治
カドミウム汚染とイタイイタイ病−−被害地域住民のたたかい 木澤進
ガットと世界食糧問題 橋本玲子
フラーレン研究とその盲点 粟野宏
札幌農学校の教育思想とその背景−−W.S クラーク博士を中心に 山本玉樹
<書評>吉田傑俊著『知識人の近代日本』 飯島伸彦
<文献紹介>エイズ問題の理解のために 片平洌彦
小選挙区制導入に強く反対し、企業・団体献金禁止と衆議院の定数抜本是正を求める(声明) 日本科学者会議
<読者のひろば>爽論騒論
<科学者つうしん>
Vol.28 No.8(通巻307号)1993.8
<扉のことば>トルコの近代化とクルド問題 青山裕一
<特集>「戦争と平和」とナショナリズム
現代におけるナショナリズムと平和 岩間一雄
旧ユーゴスラヴィアにおける民族紛争の遠因 小山洋司
EC統合とナショナリズム 岡村茂
アラブにおけるナショナリズムとパレスチナ問題 平井文子
<談話室>生活用洗剤による環境汚染と洗濯機の改善 小林勇
北大工学部死亡事故が明らかにした科学者・研究者の人権問題 大友詔雄
<書評>矢野功原作・前田朗監修『劇画 代用地獄』 三島聡
<日本科学者会議第28回定期大会報告>
<科学者つうしん>
Vol.28 No.9(通巻308号)1993.9
<扉のことば>国際協力研究と国際貢献 丹生潔
<特集>科学における国際貢献−−問題は何か
アメリカの科学技術戦略と科学における日本の国際貢献 増田正人
基礎科学分野における国際化の課題 海部宣男
農学分野での国際協力 高畑滋
<日本学術会議資料>学術分野における国際貢献についての基本的提言・附帯決議・会長談話
ラムサール釧路会議の成果と課題 八木健三
<談話室>病む人の心に学んだ半生 北田ヒデ子
脳波で、何がわかるか?−−棋士や気功師を含む健常者の脳波研究から 河野貴美子
朝鮮人強制連行と「従軍慰安婦」問題−−怠ってきた日本の戦後責任 空野佳弘
教養部改革−−名古屋大学の場合 近藤哲生
立憲主義と平和主義−−昨今の改憲論議を手がかりとして 横田力
<書評>建部正義著『マネー』 宮内拓智
長田好弘著『広がる情報通信』 伊藤隆
1993年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項
第29期『日本の科学者』編集委員会の発足にあたって
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.28 ・10(通巻309 号)1993.10
<扉のことば>地球環境問題と森林施業−−近代林学における空間と時間 有永明人
<特集>自然保護の基礎理念
自然生態系における攪乱と人間の役割 守山弘
自然はなぜ保護されなければならないか−−哲学からのアプローチ 武田一博
生物の多様性保全の視点 羽山伸一
非経済的な「自然の価値」 品田穣
<談話室>『科学全書』全50冊の編集を終えて 藤井陽一郎
道志村ゴルフ場建設差止訴訟 西村隆雄
無実と死刑の間−−死刑と誤判に関する一考察 宮本弘典
続・非核平和に生きる人権宣言のために−−原爆被害者と核実験被害者の援護・連帯 高木昌彦
国連の機構改編と対多国籍企業方針の提案 中村洋子
<書評>西條八束著『小宇宙としての湖』 小森長生
たたら研究会編『日本古代の鉄生産』 原善四郎
芝田進午編『戦争と平和の理論』 南野泰義
日本国憲法の民主主義の原則に反する小選挙区制導入に重ねて反対する(声明) 平民研連幹事団体会議
『科学全書』刊行一覧
<投稿規定>
<新刊紹介>
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.28 No.11(通巻310号)1993.11
<扉のことば>「新学力観」とはなにか 八木三男
<特集>子どもの権利条約
「子どもの権利条約」と新しい子ども観−−子どもに自由と責任を 河内徳子
教育無償化の課題 三輪定宣
アイヌの子どもと教育 市川守弘
在日朝鮮人と日本の学校 楠本孝
在日外国人の子どもの権利 三木恵美子
子どもの権利条約の国内実施をめぐる問題−−締約国の実施義務、条約実施のための一般的措置および、条約実施への公衆参加の意義 世取山洋介
<談話室>湿原を支える“土” 粕渕辰昭
<ミニ特集:原水爆禁止1993年世界大会・科学者集会>
原水爆禁止1993年世界大会・科学者集会「人間として核問題を考える」の報告 沢田昭二
ジョセフ・ロートブラット教授特別講演要旨 核兵器のない世界−−現実となるべき夢−−
『日本の科学者』独占インタビュー ロートブラット氏に聞く−−マンハッタン計画からの離脱
マンハッタン計画をめぐる新証言−−ロートブラット氏へのインタビューを終えて 稲生勝
対がん10カ年総合戦略−−問題の問題点 児玉昌彦
「学徒出陣50年」に想う 大崎平八郎
持続可能な開発は地球環境保全への道である−−岡田安正氏に答えて−− 八木健三
<書評>坂本重雄・山脇貞司編著『高齢者生活保障の法と政策−−地域社会の視点から』 橋本誠一
水収支研究グループ編『地下水資源・環境論−−その理論と実践』 須藤清次
日本国憲法の民主主義の原則に反する小選挙区制・公費政党助成に反対する声明 日本科学者会議
<読者のひろば>爽論騒論
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.28 No.12(通巻311号)1993.12
<扉のことば>哲学・思想研究と女性 亀山純生
<特集>女性が科学・技術の分野で共生するとき
日本における女性史研究とフェミニズム 荻野美穂
産婦人科医療における女医の役割 村口喜代
医療における女医の役割−−小児科医の立場から 田野みよ
分子レベルの進化機構 太田朋子
産休・育休代替非常勤講師獲得までの歩み−−愛知県立大学の場合 神田直子
<談話室>女性と科学−−女性研究者の二極分化 岡部みやこ
<ミニ特集:「政治改革」>
政治改革と憲法 近藤真
政治改革と民主主義−−政治改革を考える視点 飯島伸彦
トムスク−7再処理施設爆発事故調査報告−−旧ソ連の放射能汚染の実態 市川富士夫
科学の相対性と客観性 島崎隆
<書評>黒川正身著『ワクチンは安全か』 児玉昌彦
藤江昌嗣著『移転価格税制と地方税還付』 小栗崇資
井尻正二・秋山雅彦編著『化石の世界』 小森長生
1993年度日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ
小選挙区制導入に反対する声明
自衛隊法の一部改正案に反対する声明
<情報>
<科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次300号〜311号
Vol.29 No.1(通巻312号)1994.1
<扉のことば>あいまいな言葉 小倉久和
<特集>ファジィ
特集まえがき
ファジィ理論とファジィ制御 山辺真人
ファジィの産業への応用とファジィ家電製品 下間一成
ファジィ論理と古典論理 梅林誠爾
人はなぜ病気になるのか−−実践的医療をこころがけてきて思うこと 黒部信一
<談話室>世界哲学会に参加して 津田雅夫
日本科学者会議1993夏の学校
農業「新政策」に関する一考察−−新政策に欠けているもの・家族経営の視点 綱島不二雄
統一ドイツの右翼過激派−−その原因と背景 北村浩
ビルマ・難民・日本・・在日ビルマ人の難民申請における諸問題 渡邉彰悟
ヨーロッパ人名の表記にかんして 秋間実
<書評>千葉燎郎著『農産物市場問題の現段階』 三島徳三
ユン・チアン著/土屋京子訳『ワイルド・スワン』 白川昌之
小選挙区制導入に反対する声明
<科学者つうしん>
Vol.29 No.2(通巻313号)1994.2
<扉のことば>マスコミを考える学者・文化人 岩切信
<特集>現代ジャーナリズムの日本的特質−−その危機と再生を考える−−
特集まえがき 4
「情報」の収奪と「情報」による収奪−−「情報化」をめぐる現段階とその問題性 塚本三夫
皇室報道をめぐって 鰺坂真
政界再編と新聞報道−−『朝日』と『読売』の政局報道52日間 小畑隆資
ジャーナリズム報道をどう見るか 浅井基文
ジャーナリズム再生の条件を考える 桂敬一
<文献紹介>日本的ジャーナリズムを理解するために 桂敬一
<談話室>裁判と科学鑑定−−横浜人活事件の場合 今野宏
真の国際貢献を考える−−自衛隊を送るかわりに何をすべきか ダリルモエン
大学評価問題と大学の自治 水野浩雄
1916、1917年に発生した三重県四日市市ペスト流行について 上野陽里
SD概念をどう評価するか 東道利廣
科学者の印税等の必要経費は44% 三木義一・松岡基子
<書評>松井正樹編著『現代文明とフィロソフィー』 水野邦彦
田中雄三・溝端佐登史・大西広編『再生に転じるロシア』 宮地芳範
G.ニコリス、I.プリゴジン著/安孫子誠也・北原和夫訳『複雑性の探究』 渡辺昂
「政治改革」関連法案の廃案を要求する声明
「政治改革」関連4法案の廃案を求める声明
すべての会員が創立30周年大運動の成功にむけて勇躍して立ち上がろう
<投稿規定>
<情報>
<科学者つうしん>
Vol.29 No.3(通巻314号)1994.3
<扉のことば>ツキノワグマ調査の話 溝口紀泰
<特集>遺伝子の時代
特集まえがき
遺伝子診断の時代をいかに迎えるか−−遺伝子診断の倫理的側面 松山誠
遺伝子治療と倫理 中川米造
発癌における生命パラドックス 児玉昌彦
高等植物における遺伝子操作とその問題点 杉田史朗・平田豊・柳下登
生物進化の階層構造 山元晧二
解説ノート 児玉昌彦
<談話室>どのようにして「戦争責任」をとるか(ドイツからAさんへの手紙) 高橋礼二郎
<ミニ特集:第13回日本海シンポジウム報告より>
環日本海論と地域の国際化 保母武彦
日本海沿岸のC3I 軍事基地 佐藤裕二
ロシア極東地域における先住民族の森林利用と開発問題 菊間満
テレビ朝日問題に残された課題−−椿発言が問題提起しようとしたもの 立山紘毅
テレビ朝日・椿発言をめぐる諸問題 中田直人
国立試験研究機関のCOE育成策 岡田安正
<書評>田畑忍編著『近現代日本の平和思想−−平和憲法の思想的源流と発展』 小沢隆一
参議院における政治改革関連法案否決に際しての日本科学者会議事務局長談話
<科学者つうしん>
Vol.29 No.4(通巻315号)1994.4
<扉のことば>普遍主義的伝統の大胆な育成を! 堀孝彦
<特集>世界のなかの日本文化
特集まえがき
近代化のひずみ−−国家と個人の関係 北村実
西園寺公望の思想 岩井忠熊
日本の近代化と戦争責任=戦後責任論−−福沢諭吉のとらえ直し 安川寿之輔
鴎外文学における近代日本超克への道程−−西洋文化受容を通しての鴎外精神史 林正子
<談話室>ドイツでみたこと、考えたこと 長島隆
<ミニ特集:冷害と日本のコメ問題>
ウルグァイ・ラウンド農業合意案と日本農業 田代洋一
93年水稲冷害の特徴と教訓 本田強
米の不足と流通混乱 三島徳三
フェルマーの大定理と整数論 佐藤文広
置き去りにされた子どもたち−−ジャパニーズフィリピーノチルドレン問題とは何か 田島浩
秋間論文「ヨーロッパ人名表記に関して」を読んで 溝辺敬一
固有名詞の<読み表記>をめぐって 野崎敏郎
<書評>大野陽朗著『総合エネルギー論入門−−ヒトはどこまで生き永らえるか』 杉本大一郎
日本の民主主義の将来を憂慮する−−議会制民主主義をふみにじった「政治改革関連法」成立に抗議し、あくまでもその廃止を求める声明 日本科学者会議
世界科学者連盟第60回執行評議会採択二文書
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.29 No.5(通巻316号)1994.5
<扉のことば>高校入試の改変について 太田政男
<特集>科学の継承・発展と若手研究者
特集まえがき 4
1 研究者への道と研究力量の形成
問題意識の発展と歴史研究の楽しさ−−廃娼運動史研究に携わって 小野沢あかね
学問の楽しさと研究者としての成長 小島信晃
日本への留学と新しい社会での生活 宣在源
教育研究運動の「継承」のあり方について 平塚眞樹
2 科学研究の継承と後継者養成
国立試験研究機関の若手問題 松井安俊
大阪大学のカリキュラム改革と研究者養成 小森田精子
自然科学教育の危機を克服するために 斉藤実
医学部は何故封建的か 児玉昌彦
憲法を職場に生かすことと研究者の成長 日本科学者会議武蔵野通研分会幹事会
経済学教育と研究者養成機能 角田修一
若手研究者のロシア体験 岩田高広
<談話室>シベリア鉱物採集旅行記−−1993年10月 河内洋佑
倉敷公害裁判をめぐる「専門家」の役割−−被告企業弁護の「症例検討」批判 福田博・里美和彦・道端達也・松岡健一
I.プリゴジンの最近の研究と「科学的客観性」概念−−複雑系の自己組織化とカオス動力学系 安孫子誠也
自然科学の発展における絶対性と相対性 菅野禮司
自然弁証法研究を重視した物理学者−−宮原将平先生に学ぶ 解恩澤
<書評>西田周作著『観念論科学の批判』、 同「パラダイム論へのこだわり」(『自然・社会と人間−−回想の西田周作−−』所収) 井上隆義
島崎隆著『ヘーゲル弁証法と近代認識−−哲学への問い』 木村博
荻野富士夫著『昭和天皇と治安体制』 前田朗
星野重雄・西岡昭夫・中嶋勇著『石油コンビナート阻止−−沼津・三島・清水 二市一町住民のたたかい』 林弘文
<読者のひろば>爽論騒論
<科学者つうしん>
Vol.29 No.6(通巻317号)1994.6
<扉のことば>フィリピンとの共同研究について 土生長穂
<特集>ソ連崩壊後の世界経済
ポスト「冷戦」とその世界について考える 巣山靖司
アメリカの通商政策における「自由貿易」と「地域主義」 中本悟
欧州連合(EU)の拡大と90年代統合路線の見直し 田中素香
ロシア・東欧の市場経済化と世界経済 田中宏
<談話室>CERNでの研究 丹生潔
新中間層の解体と変貌 明石博行
玄米中のカドミウム濃度の許容基準1.0ppmの検討 (その3) 浅見輝男
日本列島形成史−−テクトニクスにおけるパラダイムの変換 八尾昭
「大学危機」の時代における若手研究者の生活・研究状態−−北海道大学・大学院生アンケート調査の分析 大学院生状態分析プロジェクトチーム
<書評>細井克彦著『設置基準改訂と大学改革』 三輪定宣
篠原三郎著 歌集『教師稼業』 佐藤博明
<情報>
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.29 No.7(通巻318号)1994.7
<扉のことば>医師でない医学研究者は正当に評価されているか? 刈田啓史郎
<特集>自然現象研究の前に立ちはだかる壁
特集まえがき
より確かな地球観をもとめて 小森長生
地球環境を理解する難しさ 木村龍治
土は連続体と見なせるか? 岩田進午
海洋生物資源推定の障壁と展望 河井智康
<談話室>いま、なぜ「稲作起源」なのか? 藤原宏志
輸入米は安全なのか? 山口英昌
北海道のプレートと1993年北海道南西沖地震 本谷義信
雲仙火山災害の特徴と災害対策の諸課題 宮入興一
第6回世界湖沼会議と霞ヶ浦 高村義親
<書評>舘野淳著『異端の化合物−−不定比性とはなにか』 楠田貢典
田中利幸著『知られざる戦争犯罪−−日本軍はオーストラリア人に何をしたか』吉田裕
岸本晴雄・津田雅夫著『現代人間論への視座』 別所良美
<読者のひろば>爽論騒論 29
<投稿規定>
<科学者つうしん>
Vol.29 No.8(通巻319号)1994.8
<扉のことば>トップ・クォーク確認に寄せて 沢田昭二
<特集>いまこそ平和憲法の輝きを−−90年代護憲・平和運動の課題
特集まえがき
日本の戦争犯罪と戦争責任・戦後補償 纐纈厚
世界法廷プロジェクトの概要と運動の現段階 小松浩
アメリカの覇権主義と東アジアの軍事同盟 須田博
憲法運動としての憲法訴訟−−市民平和訴訟の報告 澤藤統一郎
90年代の戦争と平和 金子勝
<文献紹介>憲法問題を理解するために 前田朗
<談話室>学童疎開の子どもたち 山部恵造
大学院改革と環境科学の役割−−独立大学院の改組問題からの検討 武田泉
北海道南西沖地震調査の概報 日本科学者会議災害問題研究委員会
<書評>ジョセフ・ガーソン、ブルース・バーチャード編著/佐藤昌一郎監訳『ザ・サン・ネバー・セッツ−−世界を覆う米軍基地』 加藤英一
沼田真著『自然保護という思想』 粟野宏
井口民樹著『愚徹のひと丸山千里−−「丸山ワクチン」の苦難と栄光』 児玉昌彦
<日本科学者会議第29回定期大会報告>
<教員公募>
<科学者つうしん>
Vol.29 No.9(通巻320号)1994.9
<扉のことば>自由と規制−−コメ貿易の自由化と食管制度 渡辺基
<特集>コメ貿易の自由化と日本農業
特集まえがき 4
貿易ルールとコメ自由化問題 佐藤秀夫
コメ市場開放と国内稲作の行方 神田健策
食糧管理制度の役割と改善の方向 三国英実
消費者市民の求める食と農の政策 大嶋茂男
<談話室>もしも水田がなくなったら 田渕俊雄
<緊急レポート>住民を欺くアセスメント−−新名古屋火力発電所7、8号系列設置事業の事例 中川武夫
急増する子どものアレルギー−−特に食物アレルギーについて 木村牧子
臭化メチルによる環境汚染とオゾン層の破壊 泉邦彦
セミパラチンスク報告−−核実験被害に関する第1回国際会議に出席して 高木昌彦
<書評>森岡孝二編著『現代日本の企業と社会−−人権ルールの確立をめざして』 川人博
重田澄男著『社会主義システムの挫折−−東欧・ソ連崩壊の意味するもの』 井手啓二
1994年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項
憲法を否定する「有事立法」に反対する声明 平和と民主主義の研究団体連絡会議
第30期『日本の科学者』編集委員会の発足にあたって
<科学者つうしん>
Vol.29 No.10(通巻321号)1994.10
<扉のことば>税の常識・非常識 岩波一寛
<特集>若い世代の成長と大学入試
特集まえがき
大学入試の現状と高校教育 八木三男
燃え尽きと不完全燃焼との共存−−複々線化入試のもたらすもの 村上俊雄
高校教育と大学教育の接点 小林健一
大学入試とその大学教育 (大学生) への反映−−理系の場合 飯塚勝
学生の変化とその原因を探る−−文系の場合 大西広
予備校 (受験産業) は生徒を育てるか 熊野太郎
<談話室>モンゴルでの生活−−最初の30日 坂巻幸雄
第10回総合学術研究集会の成功に向けて 10総学実行委員会
核不拡散条約体制と北朝鮮の「核疑惑」をめぐる「制裁」問題 青柳長紀
いま医療現場で何が起きているか 児玉昌彦
普通教育論研究ノート 武田晃二
<書評>清水修二著『差別としての原子力』 岡田知弘
田中雄三編著『脱社会主義経済の現状』 櫻井公人
木村晋介・鈴木利廣編『人権ガイドブック』 新村繁文
松浦総三著『天皇裕仁と東京大空襲』 前田朗
第31・32期研究委員会の設置申請について
<科学者つうしん>
Vol.29 No.11(通巻322号)1994.11
<扉のことば>行政と科学, 技術 本島勲 3
<特集>考古学と埋蔵文化財問題
特集まえがき
考古学研究の前進 石部正志
危機に立つ埋蔵文化財の現状と問題点 小笠原好彦
文化財保存運動の発展と新しいまちづくり 勅使河原彰
「天皇陵」と文化財保存 今井堯
<談話室>風のような家族 八木三男
原水爆禁止1994年世界大会・科学者集会「核兵器・環境・人間」の報告 小出昭一郎
マンガはなにと闘うか−−マンガ文化の脱権威主義 中西新太郎
文化シャッター生命保険金引渡請求訴訟−−団体定期保険は誰のものか 阿部浩基
マスコミの偏向報道を国民がただすために−−本誌3月号掲載論文で論及されたわが党の見解への批判にこたえて 改正充
<書評>福吉勝男編『ドイツ観念論と現代』 岩佐茂
柴崎達雄・君枝著『ジャワ原人200年の旅−−ピテカントロプスをめぐる人びとの物語』 吉田尚
角瀬保雄著『新版 新しい会計学』 野中郁江
<読者のひろば>爽論騒論
<科学者つうしん>
Vol.29 No.12(通巻323号)1994.12
<扉のことば>怒れる学者たちであれ 寿岳章子
<特集>超能力
特集まえがき
新・新宗教と若者−−「超能力」はどう使われたか 柿田睦夫
現代「超能力」批判−−神秘主義への陥穽 安齋育郎
「超常現象」の史的考察 下坂英
科学理解の問題としての「超能力」現象 佐野正博
<文献紹介>超能力問題を考えるための参考文献 佐野正博
<談話室>北海道の風土に根ざしたゆとりある酪農−−「マイペース酪農」の実践 小河孝
南アフリカ発、木星・SL・9彗星衝突観測報告 関口和寛
「おいしい水」商法を科学する 小森田精子
栄養学からみた「健康食品」情報 星野貞夫・佐藤七郎
Linus Paulingの思い出 渡辺昂
<書評>種村完司著『知覚のリアリズム−−現象主義・相対主義を超えて』 仲本章夫
神奈川大学評論編集専門委員会編『医学と戦争−−日本とドイツ』 児玉昌彦
ルワンダ難民支援を名目とする自衛隊派遣に反対する声明 平和と民主主義のための研究団体連絡会議
<科学者つうしん>
『日本の科学者』総目次312号〜323号