日本の科学者 総目次
Vol10(1975) Vol11(1976) Vol12(1977) Vo113(1978) Vol14(1979)
Vol15(1980) Vol16(1981) Vol17(1982) Vol18(1983) Vol19(1984)
Vol.10 No.1 (通巻84号)1975.1
<扉のことば>ユネスコの「科学研究者の地位に関する勧告」採択にあたって 野村平爾
<右翼・ファシズムと反共イデオロギー>
「昭和五十年」という年の始めに 松島栄一
経済危機とファシズム 関恒義
現代におけるファシズム研究の課題 佐々木隆爾
日本ファシズムのイデオロギー 北村実
パグウォッシュ会議の報告 牧二郎
日本学術会議第66回総会をめぐって 川崎健
日本学術会議第66回総会決定事項
日本学術会議第10期会員選挙結果一覧
安中鉱害における土壌汚染と指曲り症の相関 日本科学者会議群馬支部、他
<現地報告>足尾銅山閉山 宇都宮大学足尾問題研究会
一非常勤講師からの発言 高見真砂
<資料>原子力船むつに関する声明 試験研究機関労働組合連絡会議
<書評>
<支部だより>
Vol.10 No.2(通巻85号)1975.2
<扉のことば>大学院の新しい動き 山田英二
<交通の環境破壊>戦後における交通の基本問題 大島藤太郎
東京湾におけるタンカー事故について 渡辺健次
関西新国際空港計画と住民 岩本智之
名古屋都市高速道路の地下式化批判 日比野正己、中川武夫 藤田康二、横森求
茨木市の国鉄貨物新線問題 茨木貨物線問題研究会
同和教育と八鹿高校の生徒たち 矢川徳光
<特別資料>RECOMMENDATION ON THE STATUS OF SCIENTIFIC RESEARCHERS
日本科学者会議第10期第2回幹事会議事要録
<書評>
Vol.10 No.3(通巻86号)1975.3
<扉のことば>環境問題の現局面と科学研究の課題 本谷勲
<水資源と環境問題>
水資源開発とダム建設問題 持田紀治
地下水資源と地盤沈下 桑原徹
筑波研究学園都市と水問題 日本科学者会議気象研究所分会
三菱石油水島工場の重油流出事件について 瀬島昭
新素粒子発見について聞く
沖縄海洋博シンポジウムの成果 神山恵三
<「原子力船『むつ』をめぐる諸問題」シンポウムの概要>
原子力船母港化と漁業問題 川崎健
開発と原子力船 松原邦明
原子力船と住民運動 中村亮嗣
建築公害における住民運動ならびに市民運動への展望 松田誠
<日本学術会議だより>日本学術会議第67回総会報告
日本科学者会議第10期第4回常任幹事会議事要録
<支部だより>
Vol.10 No.4(通巻87号)1975.4
<扉のことば>工学に対する社会的期待 丸山益輝
<工学をめぐる問題>
航空における安全 日本科学者会議航空工学研究グループ
今日の電気通信技術開発の特徴と課題 日本科学者会議電気通信研究所分会
大型船の海難について 日本科学者会議船舶技術研究所分会
<日本の科学の課題と展望(1)>土木工学の現状と課題 横道英雄
日本の石油政策 谷原順夫
三菱石油水島製油所の重油流出事故にたいするとりくみ 布施慎一郎
世界の科学者 世界科学者連盟からの新年のメッセージ P.ビカール
「日本分析センター」設置問題 日本科学者会議公害資源研究所分会
ドント方式と単純比例配分方式との関係について 阿部克也
AF-2問題に対する見解 松代愛三
<随想>エックス線発見80周年 安斎育郎
<書評>
<支部だより>
Vol.10 No.5(通巻88号)1975.5
<扉のことば>世界の科学者運動と日本の科学者 川崎昭一郎
<学際的研究のあり方>
学際的研究と教養部の改革 後藤賢一
瀬戸内シンポジウムと学際的研究 河野通博
“生命科学の振興”とは 近藤洋一
<座談会>科学研究への期待と日本学術会議の役割 伊ヶ崎暁生・神山恵三・北田芳治・土井正興・浜林正夫・吉田武彦
広島大学の教養部改革・総合科学部創設問題 日本科学者会議広島県支部
国鉄胆振線第四長流川橋梁災害調査報告 日本科学者会議北海道支部
遺伝子移植実験の自己規制をめぐって 渡植貞一郎
世界の科学者 科学研究者の地位に関する勧告討議ノート
<日本学術会議だより>国際環境保全科学会議の準備について 本谷勲
日本科学者会議第10期第5、6回常任幹事会議事要録
Vol.10 No.6(通巻89号)1975.6
<扉のことば>ベトナムの完全勝利と今後の支援運動 川崎不二夫
<資源・食糧・農業問題>
世界の食糧問題 大谷省三
農業と食糧問題 吉武哲夫
成長の限界 別名 限界の成長 G.パヴェルツィヒ
現在の不況の基本性格 関恒義
<日本の科学の課題と展望(2)>素粒子発生のメカニズムを探る 丹生潔
広島大学の教養部改革・総合科学部創設問題 日本科学者会議広島県支部
流域下水道の問題点と課題 日本科学者会議京都大学衛生工学分班
浮遊粉じん測定法の現状と問題点 田森行男
<日本学術会議だより>第68回日本学術会議総会について 神山恵三
<支部だより>
Vol.10 No.7(通巻90号)1975.7
<扉のことば>被爆30年と科学者の責任 川崎昭一郎
<日本科学者会議第10回定期大会報告>
第11期運動方針書/大会諸決議/大会議事要録/メッセージ/大会参加者の感想
事務局長になって思うこと 山崎不二夫
公職選挙法「改正」案の問題点 野上修市
<資料>言論・表現の自由を規制する公職選挙法改正案に反対する声明
婦人研究者問題全国シンポジウムの意義 柴田悦子
CO汚染源としての高炉の位置 畑明郎・吉田文和・加藤邦興
岐阜県農村における公害問題 岩永忠勝
<随想>「教授」のいうことには「NO」といえ! 山口省太郎
<書評>
<支部だより>
Vol.10 No.8(通巻91号)1975.8
<扉のことば>婦人研究者問題について 猿橋勝子
<1975年全国シンポジウム「研究者養成の今日的課題」の報告>
科学研究における課題の発見と創造活動の展開 渡辺昂
経済学の領域における若手研究者養成問題と総合的発達の保障について 池上惇
医学研究者養成の現状と課題 山口雄三
シンポジウムのコメントと討論
世界の科学者 技術労働者労働組合国際会議に出席して 原善四郎
合成洗剤の安全性 油谷朝子・逢坂隆子・中居純子
最近の原子炉事故と監視体制の現状 林弘文
日本科学者会議第10回定期大会参加者の感想(続)
“核兵器禁止をねがう科学者フォーラム”に参加して 岩田進午
大学入試のあり方をめぐって 浜林正夫
<日本学術会議だより>資料 日本学術会議第68回総会決定より
<随想>原爆30年と僕の反省 菱沼達也
日本科学者会議第11期第1回常任幹事会議事要録
<合評会>『現代の自然観』 関口直甫・高橋詢・藤井陽一郎・三村坦
<支部だより>
Vol.10 No.9(通巻92号)1975.9
<扉のことば>研究企画部の発足にあたって 本谷勲
<座談会>世界資本主義の危機と多国籍企業 佐々木建・一ノ瀬秀文・関恒義・坂井昭夫・建部正義・長砂實
都財政危機と打開のみち 小沢辰男
私立学校振興助成法の問題点 野上修市
「原子力平和利用」の問題点と核兵器禁止への道 市川富士夫
ユネスコ勧告と研究の実態の対比表をつくろう 大槻真一
非常勤講師の生活・研究実態アンケート 京都婦人研究者連絡会議
<随想>会創立前後の思い出 横尾寿太郎
<書評>
<支部だより>
Vol.10 No.10(通巻93号)1975.10
<扉のことば>文部省「学術白書」の刊行によせて 浜林正夫
<軍縮と平和の問題>世界科学者連盟軍縮シンポジウムの報告
概要/分科会/核兵器をめぐる危険な情勢とその完全禁止の緊急性/世界の科学者への訴え 日本科学者会議代表団
平和科学研究センターの発足にあたって 丸山益輝
クロムによる職業病と環境汚染 福地保馬
<全国災害問題交流会の報告>
実行委員会問題提起 坂本竜三
水害における「天災論」と「人災論」 木村春彦
分科会報告
<日本の科学の課題と展望(3)>金属工学 日本科学者会議京都大学金属系班
見田石介先生の急逝を悼む 見田先生をしのぶ会
日本科学者会議第11期第2回常任幹事会議事要録
<合評会>『エネルギーの技術と経済』 渡辺昂・森杲・牛沢信人・若葉金三
<支部だより>
Vol.10 No.11(通巻94号)1975.11
<扉のことば>国民生活における真の幸福は何処に? 渡辺昂
<婦人研究者問題全国シンポジウムの報告>
まえがき/まとめ/基調報告/分野別分科会/交流会/問題別分科会/感想/アンケートより/アピール
風雪の報告 寿岳章子
<座談会>国際環境保全科学会議への期待を語る 福島要一・神山恵三・牛山積・西村肇・藤井陽一郎
公害研究 カナダにおける水銀汚染問題 原田正純・赤木健利・藤野糺
パグウォシュ・シンポジウムに参加して 山田英二
<日本の科学の課題と展望(4)>経済地理学の課題と展望 野原敏雄
<合評会>『歴史における民衆運動』 江口朴郎・松島栄一・松本彰・北川隆吉
Vol.10 No.12(通巻95号)1975.12
<扉のことば>日本科学者会議創立10周年によせて 広根徳太郎
<第5回若手研究者問題全国シンポジウムの報告>
シンポジウムのまとめ 盛田常夫
研究過程の合法則性 田中一
パネル討論の報告
分科会・交流会
婦人研究者のおかれている現状 日本科学者会議東京支部
資料 婦人研究者問題全国シンポジウムでの要求項目
<日本の科学の課題と展望(5)>建築学の発展過程とその性格 城谷豊
<日本学術会議だより>日本学術会議第69回総会について 吉田武彦
日本科学者会議第11期第3回常任幹事会議事要録
『日本の科学者』総目次84号(1975.1)〜95号(1975.12)
<支部だより>
Vol.11 No.1(通巻96号)1976.1
日本科学者会議創立10周年アピール
<扉のことば>10年目の新年を迎えた日本科学者会議のあり方 山崎不二夫
危機における経済学の課題 小谷義次
<特集>科学教育の現状と問題点
特集にあたって 山住正己
物理学における創造性の育成 小出昭一郎
後期中等教育における自然科学(化学)カリキュラムへの提言 安東毅
一生物学者のみた教育の問題 沢田允明
天文教育 関口直甫
数学教育の現代化についての私見 渡利千波
憲法からみた天皇 上田勝美
天皇制をめぐるイデオロギー的諸問題 河村望
国際環境保全科学会議を終えて 福島要一
<日本の科学の課題と展望(6)>経済学の課題と展望 池上惇
亜鉛製錬工場(群馬県安中市)による重金属等汚染農地における作物の生育、収量の減退について 谷山鉄郎
<書評>
<支部だより>
Vol.11 No.2(通巻97号)1976.2
<扉のことば>天皇と民主主義 長谷川正安
<日本科学者会議創立10周年記念集会から>
会10年のあゆみ 山崎不二夫
記念講演(要旨)「世界科学者連盟の30年と日本科学者会議の役割」 E.H.S.バーロップ
記念集会における挨拶・祝辞・メッセージ/記念集会参加者の感想
戦後30年と民主主義 塩田庄兵衛
戦後日本経済の展開と民主主義の危機 池上惇
思想・文化をめぐる戦後状況 真下信一
日本学術会議だより 「婦人研究者の地位に関するシンポジウム」について 町田茂
アメリカNational Institute of Healthの雇用機会平等に向けての差別撤廃行動計画 松崎慶子
<日本科学者会議委員会の活動紹介>
日本科学者会議第11期第2回幹事会議事要録
<合評会>『唯物論の新しい考えかた』 古田光・堀孝彦・吉田千秋・北村実
<書評>
<支部だより>
視界切りひらいた10年−写真でつづるJSA 1965−1975
Vol.11 No.3(通巻98号)1976.3
<扉のことば>今日の教育問題と科学者への期待 丸木政臣
<座談会>現代における民主的人間像 島田豊・大槻健・佐藤静夫・島村福太郎・北村実
<戦後日本の科学者運動史(1)>戦後日本の科学者運動史の時代区分と課題 藤井陽一郎
日本の原子力問題と原研労組の20年 市川富士夫
Heisenberg先生の思い出 山崎和夫
若手研究者問題−−私の経験 小川修三
活動と意識(上) A.H.レオンチェフ
<日本科学者会議委員会の活動紹介>
日本科学者会議第11期第4回常任幹事会議事要録
<合評会>『危機にたつ戦後世界』 井手啓二・坂井昭夫・塩田庄兵衛・田北亮介
<書評>
<支部だより>
Vol.11 No.4(通巻99号)1976.4
<扉のことば>科学者をめぐる生活問題 佐藤栄
昭和51年度予算案と国民生活 関恒義
<大学の財政問題>
最近における国の教育・大学予算の動向とその性格 伊ヶ崎暁生
昭和51年度国立大学予算の特徴と問題点 浜林正夫
私立大学の財政状況について 建部正義
<座談会>研究費の実態と研究のあり方を検討する
<特集>社会科教育の現状と問題点
社会科(政治・経済)教育の現状と問題点 影山清四郎
高校「倫理・社会」の現状と問題点 堀孝彦
高等学校世界史教育の問題点 太田秀通
一般教養歴史学担当の立場から 青木美智男
<随想>ユーゴ社会主義の労働者自主管理 守屋典郎
<日本科学者会議委員会の活動紹介>
<合評会>『公害と人間社会』 日本科学者会議愛知支部
<書評>
<支部だより>
Vol.11 No.5(通巻100号)1976.5
<扉のことば>『日本の科学者』に期待する 梅根悟
<総特集>科学の発展と『日本の科学者』
各分野の科学者運動と『日本の科学者』
科学者運動と住民運動 島恭彦
公害問題と『日本の科学者』 宮本憲一
原子力利用をめぐる科学者運動 安斎育郎
大学問題と『日本の科学者』 浜林正夫
研究体制と『日本の科学者』 重松孟
ベトナム反戦・平和の問題と『日本の科学者』 神立誠
社会変革と『日本の科学者』 盛田常夫
若手研究者と『日本の科学者』 室崎益輝
<座談会>『日本の科学者』100号のあゆみ 深谷鍋作・松島栄一・藤井陽一郎・川崎昭一郎・山崎不二夫・浜林正夫
『日本の科学者』と私 水田洋/宮原将平
アメリカの科学者にみる科学と社会 伊藤嘉昭
<合評会>『資本論』と現代資本主義 日本科学者会議福島支部
<書評>坂寄俊雄・高木督夫編著『現代日本の労働者』
柴崎達雄著『略奪された水資源』
Vol.11 No.6(通巻101号)1976.6
<扉のことば>科学研究基本法の制定・勧告をめぐって 和田英夫
<日本科学者会議創立10周年記念入選論文>
工学教育・研究の一断面 明智清明
大学での外国語教育と研究の歴史と現状 八木浩
<戦後日本の科学者運動史(2)>大阪における民科の活動 形野清貴
活動と意識(下) A.H.レオンチェフ
筑波研究学園都市移転機関の近況報告
<討論>数学教育の「現代化」の発展のために 梅津清二
「基準・アセスメント研究会」における集団研究の試み 林智
<日本科学者会議委員会の活動紹介>
日本科学者会議第11期第5、6回常任幹事会議事要録
<書評>
<支部だより>
Vol.11 No.7(通巻102号)1976.7
<扉のことば>原子力発電所と原子力をめぐる現在の課題 安斎育郎
<座談会>戦後日本の政治とロッキード問題 陸井三郎・田口富久治・木原正雄・佐々木隆爾・柴垣和夫・河村望
<世界の技術者の運動>
社会変革における技師、管理職員および技手の役割
スペインにおける技術労働者の状況と諸問題
ヨーロッパ共同体のISPRAユーラトム共同研究センターのイタリア労組に結集する労働者の活動
婦人技術労働者について
1930年代の理論化学研究に関する覚書 堀内寿郎
日本学術会議第70回総会を終って 吉田寛一
<資料>再び科学研究基本法の制定について(勧告)
<支部だより>
Vol.11 No.8(通巻103号)1976.8
<扉のことば>総合学術研究集会の意義 渡辺昂
<日本科学者会議第11回定期大会報告>
第12期運動方針書/大会諸決議/大会議事要録/来賓挨拶・メーセージ/分科会報告
<戦後日本の科学者運動史(3)>京都における科学運動 志岐常正
いわゆる“光化学スモッグ”の重症被害発生のメカニズムについて 天谷和夫
NO2環境基準について 日本科学者会議愛知支部
<書評>
<支部だより>
Vol.11 No.9(通巻104号)1976.9
<扉のことば>低成長と科学・技術 福島要一
<特集>日本の食糧問題と現実
水田の高度利用を阻害するもの 東正昭・上村幸正・櫛渕欽也・小林陽・高屋武彦・千坂英雄
消費拡大のなかで滅びゆく大豆作 堀江正樹・神山啓治
畜産振興とトウモロコシ、マイロ生産の断層 中村茂文
葬られたナタネ 杉山信太郎
むすびにかえて 吉田武彦
<日本の科学の課題と展望(7)>心理学の現状とそのあり方 玉川公代
アメリカ史研究の再検討−−アメリカ建国200年によせて 新川健三郎
<戦後日本の科学者運動史(4)>「創造」と「啓蒙」との谷間−−民科京都歴史部会の一時期 黒田俊雄
地学団体研究会の足跡 藤田至則
<合評会>『現代科学の展望』 日本科学者会議東京支部
<書評>近藤洋一・渡植貞一郎著『ホルモン・情報・生命』 重松孟
Vol.11 No.10(通巻105号)1976.10
<扉のことば>世界科連30周年と国際交流 塩田庄兵衛
<特集>日本の思想と文化
民主主義と日本の思想・文化 古田光
近代日本民衆史研究の意味 金原左門
日本文学からみた地理学発達の歴史 水岡不二雄
<婦人研究者問題シンポジウム>
西日本ミニシンポジウムの報告 井川真砂
これからの婦人研究者運動−東日本シンポに参加して 米田佐代子
<日本の科学の課題と展望(8)>ドイツ現代史研究にたずさわる者として 西川正雄
アメリカの大学みたまま 湯浅精二
<座談会>講座『現代人の科学』をめぐって 川上正道・佐藤七郎・関恒義・建部正義・藤井陽一郎・加藤哲郎・柴田章
<戦後日本の科学者運動史(5)>技術者運動と全商工 川島威
ポリオ闘争における民衆と科学者−−とくにその土着性 高橋実
<書評>飯島宗一・具島兼三郎・吉野源三郎編『核廃絶か破滅か』 沢田昭二
松沢武雄著『地震の理論とその応用』 村松郁栄
力武常次著『地震予知論入門』 浜田和郎
<支部だより> 日本科学者会議富山支部
Vol.11 No.11(通巻106号)1976.11
<扉のことば>天皇在位50年 永原慶二
<シンポジウム社会主義の現代的諸問題(上)>
政治的民主主義の検討課題 藤田勇
ソ連社会主義の現発展段階と経済民主主義 小野一郎
芸術創造の自由 草鹿外吉
中国社会主義研究の諸問題 上原一慶
日本資本主義の特質と社会主義像 池上惇
司会:長砂實
<公害・環境問題シリーズ(1)>文明社会の条件を考える−環境問題と科学者 林智
公害・環境問題シリーズの連載にあたって 編集委員会・公害研究委員会
<日本の科学の課題と展望(9)>政治学の現状をめぐって 加茂利男
山地・山麓の開発と災害−京都・比叡山地の例にみる 池田碩・志岐常正
クロム鉱さい処理対策の問題点−「粉じん二次公害論」の検討 小野塚春吉
東北地方における重金属公害の実態(資料)
京大宇治地区研究所群における院生の状況 日本科学者会議京大宇治分会
<戦後日本の科学者運動史(6)>素粒子・物性若手の運動−1954〜55年ごろ 廣川俊吉
<書評>木原正雄・長砂實編『現代日本と社会主義経済学』 大崎平八郎
斎藤稔著『社会主義経済論序説』 岩崎俊夫
<支部だより> 日本科学者会議鳥取支部
Vol.11 No.12(通巻107号)1976.12
<扉のことば>大学院のあり方の再検討を 浜林正夫
<特集>世界と日本の科学者運動
30周年を迎える世界科連第11回総会 川崎昭一郎
世界科連第11回総会に参加して 秋間実
科学の継承・発展と若手研究者運動 慈道裕治
婦人研究者の母性保護に関して 浅倉むつ子
院生運動の新しい課題について 前島康男
<シンポジウム社会主義の現代的諸問題(下)> 藤田勇・池上惇・小野一郎・上原一慶・草鹿外吉・長砂實
<公害・環境問題シリーズ(2)>文明社会の条件を考える−「環境問題と科学者」をめぐって 渡辺昂・西川栄一・本谷勲・福地保馬・北田芳治・林智
大学格差問題の一側面 槙亮一
北海道における野ネズミ防除と研究者の活動 前田満
原子力発電問題全国シンポジウムの報告 安齋育郎
<書評>和気朗著『ヒトと微生物のたたかい』 遠山千春
<本の紹介> 経済学史学会編『「国富論」の成立』 橋本昭一
『1974・75国民のための大学』日教組大学部教研第5、6回集会報告 槙亮一
<支部だより> 日本科学者会議沖縄支部
『日本の科学者』総目次96号〜107号
Vol.12 No.1(通巻108号)1977.1
<扉のことば>基礎科学のもつ意味 宮原将平
<特集>基礎科学をめぐる諸問題 基礎科学の特集にあたって 編集委員会
原子核・素粒子物理の将来計画をめぐる諸問題 長谷川武夫
化学における二、三の話題 中川直哉
農学における基礎研究−あわせてサバティカル・イヤーの要求運動を提唱する 伊藤嘉昭
数学研究の現代的意義と自主的発展をめざして 堤守
<日本の科学の課題と展望(10)>天文学の課題と展望(上) 日本科学者会議東京天文台分会
<科学者のあゆんだ道>新村猛氏に聞く(その1)
<公害・環境問題シリーズ(3)>地場産業と地域開発 山田定市
食糧資源として見た魚介類の利用 河井智康・竹内昌昭・鈴木たね子
<戦後日本の科学者運動史(7)>名古屋での科学者運動−−民科生物部会の活動を中心に 岡本尚
<書評>青木国夫ほか編『江戸科学古典叢書』全8巻 加藤邦興
芝田進午編『医療労働の理論』 山崎喜比古
江口朴郎著『現代の日本』 木村英亮
<支部だより> 日本科学者会議岡山支部
Vol.12 No.2(通巻109号)1977.2
<扉のことば>一機関長の感想 江川友治
<特集>国公立試験研究機関の役割
国公立試験研究機関の正しい発展のために 植村幸生
科学技術会議と国立試験研究機関 大槻真一
国立農試と公立農業試験研究機関との関係 日本科学者会議東北農試分会
公設試験研究機関のあり方 田辺澄生
電気通信研究所の役割 日本科学者会議電気通信研究所分会
<日本の科学の課題と展望(11)>天文学の課題と展望(下) 日本科学者会議東京天文台分会
<科学者のあゆんだ道>新村猛氏に聞く(その2)
ロッキード汚職と総選挙 関寛治
<公害・環境問題シリーズ(4)>地場産業と地域開発(討論) 宮本憲一・伊丹正博・河野通博・梶浦恒男・山田定市
<戦後日本の科学者運動史(8)>「民科」創設のころ 風早八十二
<書評>日本科学者会議編『現代の資本主義』(上・下) 徳重昌志
<支部だより> 日本科学者会議岐阜支部
Vol.12 No.3(通巻110号)1977.3
<扉のことば>中近東での平和の課題 江口朴郎
<特集>日本国憲法施行30周年
<座談会>憲法と科学者 山崎不二夫・籾山政子・川島威・中島篤之助・安田至誠、谷耕平・鈴木和雄・森宏二、司会:浦田賢治
日本憲法史論の視点−帝国憲法の解体と日本国憲法の生誕 浦田賢治
<科学者のあゆんだ道>新村猛氏に聞く(その3)
<公害・環境問題シリーズ(5)>原子力発電問題の本質と今後の展望 安齋育郎
若手研究者と科学運動−名古屋の都市高速道路問題にたいする3年間の実践 日比野正己
<戦後日本の科学者運動史(9)>
日本ミチューリン会とその運動の歴史 柳下登
<書評>渡辺洋三・長谷川正安・片岡・清水誠編『現代日本法史』 杉山隆
Vol.12 No.4(通巻111号)1977.4
<扉のことば>200カイリ問題と水産学 河井智康
<特集>科学の創造と総合化をめざして
農村医学の創造−−30年の医療活動をとおして 若月俊一
科学の総合化と科学者会議の創造活動−−総合学術研究集会の意義 山崎不二夫
<総合学術研究集会に参加して>
科学の綜合化・協同のより一層の発展を 北川隆吉
環境アセスメントの論議によせて 牛山積
日本の科学は国民の期待に応えているか 藤田敏夫
学術・研究体制と婦人研究者問題 中原佳子
総合学術研究集会報告一覧
末川博先生追悼の詞 浅井清信
科学者のあゆんだ道 新村猛氏に聞く(その4)
山本宣治50周忌と『山宣研究』 小田切明徳
<公害・環境問題シリーズ(6)>原子力発電問題の本質と今後の展望(討論) 中島篤之助・桂川秀嗣・北村洋基・野村秀和・角田道生
東大阪市における大気汚染について 中村勝一
<支部だより> 日本科学者会議群馬支部
Vol.12 No.5(通巻112号)1977.5
<扉のことば>大学院問題の理解のために 田中一
<特集>大学院の現状と課題
大学院制度史論 寺崎昌男
<大学院の現状>
東京大学総合大学院問題 原善四郎
東京工業大学における「新構想大学院」の現状と問題点 日本科学者会議東京工業大学分会
教育系大学の大学院問題 土屋基規
大学院生の現状と研究創造活動 京大院生協議会科学研究体制特別委員会
自主的・民主的な大学院政策を考えるために−−大学院問題シンポジウムの討論概要 岡本洋三
若手研究者運動の反省と展望−−第6回若手研究者問題全国シンポジウム成功のために 寿福真美
<日本の科学の課題と展望(12)>最近の宗教研究について−−覚え書き 日隈威徳
<公害・環境問題シリーズ(7)>公害裁判と科学者−−差止め理論への学際的アプローチ 牛山積
日向・新産業都市における労働者の工業開発事前健康調査 柳楽翼
金属公害研究の一つの試み 畑明郎
<書評>地学団体研究会編『地震と火山』 多田堯
<資料>中島篤之助氏への不当処分問題
和歌森太郎氏の死を悼む 松島栄一
<支部だより> 日本科学者会議長野支部
Vol.12 No.6(通巻113号)1977.6
<扉のことば>日本における学者と研究者 越智勇一
<特集>研究者をめざす人へ
現代に生きる歴史学研究者 遠山茂樹
経済学についての六つの話題 置塩信雄
宇宙生命化学のすすめ 大島泰郎・中川直哉
工学研究者の特異性とそのあり方 神保元二
『科学的認識の理論』をめぐって−−自然科学者と哲学者の対話−− 菅野禮司・岩崎允胤
研究組織論−−名古屋大学物理学教室制度の発展と今日の諸問題 小林ひろ美・小島成志・西岡英寿・松井哲男
<日本の科学の課題と展望(13)>遺伝子工学の未来とその選択 村上清史・小笠原直毅
カーターの新原子力政策で日本の原子力開発は危機に 村上隆
<公害・環境問題シリーズ(8)>公害裁判と科学者−−差止め理論への学際的アプローチ 宮本憲一・本谷勲・林智・牛山積・石田頼房・後藤滋・塚谷恒雄
<学術会議だより>第72回総会から 浜林正夫
<書評>古在由重編『知識人と現代』 石井伸男
見田石介著『資本論の方法』 一井昭
憲法会議・日本科学者会議共編『憲法を考える』 野上修市
地学団体研究会編『気象』 安田至誠
日本農業生物学研究会編『科学と生物教育』 二宮淳一郎
Vol.12 No.7(通巻114号)1977.7
<扉のことば>NGOシンポジウムの意義 三宅泰雄
<特集>環境アセスメント
環境アセスメントの方法と役割 西村肇
苫小牧東部開発と「環境アスメント」 福地保馬
環境アセスメント法制度の功罪 〔報告者〕山村恒年 〔討論者〕甲斐道太郎・磯野弥生・高柳信一・富井利安・室井力
環境影響評価とその法制度に関する見解 日本科学者会議
地球とエネルギー 西島国介
<戦後日本の科学者運動史(10)>戦後北海道の科学者運動略史 太田嘉四夫
婦人研究者と名古屋市長選挙 中田照子
婦人シンポへの期待 沢山美果子
<書評>貝塚爽平著『日本の地形』 藤井陽一郎
Vol.12 No.8(通巻115号)1977.8
<扉のことば>日本科学者会議定期大会に思う 本谷勲
<日本科学者会議第12回定期大会報告>
第13期活動方針書/大会アピール・特別決議/特別報告/分科会報告/来賓あいさつ
<座談会>核兵器廃絶と被爆者援護をめざして−−NGO主催「被爆の実相とその後遺・被爆者の実情に関する国際シンポジウム」への期待 三宅泰雄・佐久間澄・石田忠・伊藤壮 〔司会〕川崎昭一郎
公害問題と教育の課題 戸石四郎
水系保全と下水道 萩原昇
国立大学の婦人教務職員の実状について 川合葉子
<談話室>地球外文明との交信 森本雅樹
<書評>島恭彦著『インフレーション』 山田博文
第13期編集委員会発足にあたって 河村望
<支部だより> 日本科学者会議福岡支部
Vol.12 No.9(通巻116号)1977.9
<扉のことば>「くろうとの政治」と「しろうとの政治」 河村望
<特集>今日の大学−−理念と現実−−
<座談会>「大衆化」のなかの大学 藤岡貞彦・寺崎昌男・潮木守一・堀尾輝久・田中征男・浜林正夫
<大学共通一次テスト>
共通入試と青年教育 大田堯
宮城教育大学の入試改革 中村敏弘
“入試改善”について 尾形憲
<資料>科学技術会議の第6号答申に関する日本学術会議の見解
<科学者のあゆんだ道>松浦一氏に聞く(その1)
<日本の科学の課題と展望(14)>医学・医療の基本問題について 中川米造
農業における生物生産と技術改良−−水稲の多収を追求する−− 日本科学者会議東北大学農学部班・農学研究所班
知識集約産業論の一断面 西田哲
金熊寺川(大阪府南部)の水質汚染と環境破壊問題 日本科学者会議大阪支部大阪の水系環境保全研究会
<談話室>数物学会創立100年 小出昭一郎
投稿規定
<支部だより> 日本科学者会議山梨支部
Vol.12 No.10(通巻117号)1977.10
<扉のことば>NGOシンポジウムと最近の核兵器開発 小野周
<特集>200カイリ問題
200カイリ主張の背景と展開 松井芳郎
200カイリ経済水域と海洋汚染防止 富岡仁
日本漁業における200カイリ問題の歴史的教訓 河井智康
<座談会>200カイリ時代と水産食糧問題 東幹夫・川崎健・横関源延・中井昭 〔司会〕長谷川彰
<科学者のあゆんだ道>松浦一氏に聞く(その2)
<公害・環境問題シリーズ(9)>開発と災害 〔報告〕松村郁栄 〔討論〕風間輝雄・桑原徹・山崎文人・住田昌二・奥田穣
<小特集>農作物の冷害は技術で克服できるか
1976年冷害の元凶は現在の栽培技術か
冷害を生みだした経営構造は何か
北陸稲作と冷害
<支部だより> 日本科学者会議福井支部
Vol.12 No.11 (通巻118号)1977.11
<扉のことば>原水爆禁止と科学者 新村猛
<特集>原水爆禁止と科学者
原水爆禁止運動の新たな高揚にむけて 古在由重・陸井三郎 〔司会〕北川隆吉
核廃絶と科学者 沢田昭二
軍縮への新しいイニシアティヴ 杉江栄一
中性子爆弾の開発による新たな危機 安齋育郎
中性子爆弾 E.H.S.バーロップ
<原水爆禁止運動と私>
原水爆禁止運動の統一をめざして 田中一
運動統一のあしあとと要因 小笠原英三郎
愛知でのとりくみ 宮西敬直
原水爆禁止と私 儀我壮一郎
山口のヒロシマ 安部一成
<NGOシンポジウムに参加して>
自然科学・医学分科会の討論によせて 猿橋勝子
ひとりひとりの内面に突きささっての認識と運動と 堀孝彦
<紹介>『原爆被害の実相−−長崎レポート』 山手茂
『地域と科学者』被爆・核・広島特集 河村望
<科学者のあゆんだ道>松浦一氏に聞く(その3)
公害発生企業の戦後資本蓄積と技術革新−−川崎製鉄を事例として(上) 日本科学者会議東京支部公害史・公害論ゼミ
<談話室>簡易測定器の開発に取り組んで 天谷和夫
<書評>芝原拓自著『世界史のなかの明治維新』 宮地正人
茨城大学農学部霞ケ浦研究会編『霞ケ浦』 山崎不二夫
<支部だより> 日本科学者会議山口支部
Vol.12 No.12(通巻119号)1977.12
<扉のことば>日米核燃料再処理交渉に思う 中島篤之助
<座談会>日本の科学と科学技術政策−−科学技術会議の「長期的展望に立った総合的科学技術政策の基本について」(6号答申)をめぐって−− 高久清・植村幸生・岡倉古志郎・関恒義 〔司会〕藤井陽一郎
エネルギー問題を考える 奥山修平
<科学者のあゆんだ道>松浦一氏に聞く(その4)
<公害・環境問題シリーズ(10)>環境問題における生物学の役割 〔報告〕渋谷寿夫
科学と人間性 ハワード・L・パーソンズ
<会員の声>『日本の科学者』および総合学術研究集会はどうあるべきか 伊藤嘉昭
公害発生企業の戦後資本蓄積と技術革新(下)−−川崎製鉄を事例として−− 日本科学者会議東京支部公害史・公害ゼミ
<談話室>解雇に反対して12年 草野三夫
<合評会>『薬害スモン』をめぐって−−スモン=キノホルム薬害の提起したもの−− 〔司会〕手島陸久
<支部だより> 日本科学者会議北海道支部
『日本の科学者』総目次108号〜119号
Vol.13 No.1(通巻120号)1978.1
<扉のことば>学生の就職時に思う 広根徳太郎
現代の学問と「進化論」について 『日本の科学者』編集委員会
文明の進化 大沢八郎
進化論と近代アジア 小谷汪之
「発展」と「進化」−ある『哲学辞典』における説明の紹介− 秋間実
<科学者のあゆんだ道>矢川徳光氏に聞く(その1)
<環境と人間>東京におけるNO2測定運動 天谷和夫
<学術会議だより> 浜林正夫
<公害・環境問題シリーズ(11)>環境問題における生物学の役割 〔討論〕渋谷寿夫・小原秀雄・佐藤七郎・堀田満・水原洋城・本谷勲
<小特集>日本海地域
その過去と現在 内藤正中
その共通研究課題 三村浩史
シンポジウムの経過と討論のまとめ 岩男耕三
<談話室>生物進化学−−最近の話題から−− S.&N.
<書評>高林文彦著『量子論の発展史』 本田直文
医療経済研究会編『日本医療の進路』 上畑鉄之丞
マルクス主義研究セミナー編『マルクス主義研究年報:1977年版』 河村望
<支部だより> 日本科学者会議宮城支部
Vol.13 No.2(通巻121号)1978.2
<扉のことば>個性化と画一化 山住正己
<特集>今日の教育問題
現代日本教育の基本問題−現代の教育原理をもとめて− 藤岡貞彦
教育学の課題と展望 大田堯
高校理科教育について考える 高橋詢・小出昭一郎
大学前期課程における生命科学入門の工夫 湯淺精二
国立大学共通一次試験に対する高校生と父母の意見 小野忠俊
<科学者のあゆんだ道>矢川徳光氏に聞く(その2)
科学の継承・発展と今日の若手研究者問題 第6回若手研究者問題全国シンポジウム実行委員会
原発立地と地場産業−北海道共和町の農業構造と農民の対応− 三浦賢治
「環境影響評価」批判の重要性−姫路液化天然ガス基地建設計画の場合− 後藤隆雄
<資料>日本学術会議第11期会員選挙結果一覧
<談話室>アメリカのILO脱退 中山和久
<書評>服部文男編 史的唯物論と現代・第2巻『理論構造と基本概念』 細谷昂
武者小路公秀著『国際政治を見る眼』 安藤次男
消費生活研究所編『魚読本』 藪田洋一
<支部だより> 日本科学者会議福島支部
Vol.13 No.3(通巻122号)1978.3
<扉のことば>国連科学・技術会議(UNCSATD)について 岡倉古志郎
<特集>現代の危機と先進国
先進国首脳会議と世界的危機の深化 一ノ瀬秀文
ベトナム後のアメリカ外交論の展開−「多極」論から「相互協力・依存」論へ− 福田茂夫
現代の危機とイギリス 巣山靖司
国家独占資本主義の危機と国家の危機 田口富久治
現代の危機と民族解放運動 柴田政利
<科学者のあゆんだ道>矢川徳光氏に聞く(その3)
<環境と人間>現用SO2計をめぐる問題点とその点検 天谷和夫
<小特集>世界の大学問題−“Scientific World”より−
フランスの大学における研究の現状と課題 アンドレ・キャサロ シモーヌ・ルー
イタリアにおける社会不安と大学の危機 ロベルト・フィエッチ マルコ・フォンタナ
弔辞 小場瀬卓三学兄 井上正蔵
<談話室>東大寺大仏殿の修理工事 上野邦一
<書評>岡倉古志郎編著『非同盟・中立』 川端正久
<支部だより> 日本科学者会議千葉支部
Vol.13 No.4(通巻123号)1978.4
<扉のことば>東京教育大学の終焉 家永三郎
若手研究者の発達保障と就業権の研究のために 池上惇
科学研究における理論と実験 中川直哉
基礎科学としての経済学 坂井昭夫
<科学者のあゆんだ道>矢川徳光氏に聞く(その4)
<環境と人間>NOx汚染をめぐる諸問題と対策 天谷和夫
国連軍縮特別総会の準備 杉江栄一
<小特集>世界の大学問題−“Scientific World”より−
第三世界における高等教育 ラムダーネ・ワーヘス(河村望訳)
工業のおくれた国ぐににおける開発のための教育 ラム・プラサド(秋間実訳)
原子炉衛星と宇宙条約 松井芳郎
<談話室>持越鉱山のシアン流出事故 小林芳正
<書評>日本科学者会議編『今日の交通』 西山夘三
遠藤晃・坂野光俊・深井純一編『地域自治の政治経済論』 広原盛明
野原敏雄著『日本資本主義と地域経済』 青野寿彦
宇佐美正一郎著『緑と光と人間』 平田煕
<読者の声>
投稿規程
<支部だより> 日本科学者会議熊本支部
Vol.13 No.5(通巻124号)1978.5
<扉のことば>国連軍縮特別総会にむけて 安齋育郎
<特集>現代・学問のすすめ
文化としての科学のすすめ 小出昭一郎
現代の科学文明と工学の立場 杉田元宜
社会変動と現代社会学−「社会学」学から「社会」学へ− 北川隆吉
<科学者のあゆんだ道>今中次麿氏に聞く(その1)
近代日本における「国家」と「社会」・『ハーバート・ノーマン全集』の完結によせて 河村望
国連軍縮総会をめぐる問題点 藤田久一
<NGO軍縮国際会議*印象記>NGO軍縮国際会議とベルギー訪問 木村初男
NGO軍縮国際会議と西ドイツ遊説 小西悟
ルーマニアの5日間 森茂康
<資料>国連軍縮特別総会へのメッセージ
<座談会>地震災害とその総合的調査研究 桑原徹・羽鳥謙三・大屋鍾吾・本間慎・清瀬永・林弘文・中山俊雄・羽田野誠一
<談話室>キメラ的スモン「井上判決」 亀山忠典
<書評>山田喜志夫著『現代インフレーション論』 徳重昌志
中野徹三・高岡健次郎・藤井一行編著『スターリン問題研究序説』 海野八尋
渋谷寿夫著『自然と人間』 本谷勲
Vol.13 No.6(通巻125号)1978.6
<扉のことば>気象学と気象事業 神山恵三
<特集>気象学と気象事業
<座談会>静止気象衛星から天気予報まで 小平信彦・高石敬史・増田善信・棟方研・安田至誠 〔司会〕丸山健人
気象事業の危機と気象技術者のたたかい−全気象労働組合の運動を中心にして− 岡林一夫
気象学を志す人たち 安田至誠
<科学者のあゆんだ道>今中次麿氏に聞く(その2)
いわゆる“光化学スモッグ”の重症被害の原因について(I)−シアン説の根拠− 天谷和夫
「生命の起原・進化学会」見聞記 湯淺精二
NO2環境基準達成のための総合的対策−名古屋における自動車対策を中心に− 梶谷敬
<談話室>一教師と原子力問題との出あい 赤塚夏樹
<読書案内>日本気象学会『気象学への手引き』
柳田邦男著『空白の天気図』
岡林一夫著『天気図の見かた』
山本三郎・新田次郎著『雲』
北陸スモン訴訟判決に関する声明
<読者の声>
Vol.13 No.7(通巻126号)1978.7
<扉のことば>100年後のエネルギー問題 中川直哉
<特集>原子力問題
アメリカの核戦略と日本の原子力問題 陸井三郎
カーターの新原子力政策と日本の原子力開発 日本科学者会議原子力研究所分会
原子力発電のかかえる諸問題 林弘文
UCS(憂慮する科学者同盟)の原子力問題に関する活動 安齋育郎
科学者とマンハッタン計画の論理 立花誠逸
<科学者のあゆんだ道>今中次麿氏に聞く(その3)
メキシコ一カ月の旅(上) 伊藤嘉昭
いわゆる“光化学スモッグ”の重症被害の原因について(II)−シアン説の根拠− 天谷和夫
技術進歩と研究開発 大西勝明
<談話室>科学者と技術者 野口衛
<書評>空港問題合同研究会『「成田」の教訓と関西新空港』 加茂利男
日本科学者会議第13期全国委員会刊行物一覧
日本学術会議第11期各種委員会、同委員長・幹事一覧
Vol.13 No.8(通巻127号)1978.8
<扉のことば>日本科学者会議の創造活動 宮原将平
<座談会>コンピューターと社会 日本における計算機の科学と技術−その問題点 石田晴久・広瀬健・村田健郎・山田尚勇 〔司会〕有山正孝
<核兵器完全禁止と科学者>
核廃絶と科学者の役割 磯村英一
成果をおさめた代表団の活動 安齋育郎
国際世論の影響力と小国の影響力 水野宏
国連総会と各国代表部訪問 小和田哲男
代表団の活動−雑感と寸描 大橋裕
国連要請行動に参加して 西岡久靹
核兵器と原子力発電 市川富士夫
“国連”と“アメリカ”の印象 河野富士夫
<科学者のあゆんだ道>今中次麿氏に聞く(その4)
世界科学者連盟執行委員会の第39回会議について(上) 秋間実
メキシコ一カ月の旅(下) 伊藤嘉昭
<日本科学者会議第13回定期大会報告>
第14期活動方針書/決議・声明/分科会報告
第14期編集委員会発足にあたって 中川直哉
Vol.13 No.9(通巻128号)1978.9
<扉のことば>UNCSTD準備会議に参加して 北田芳治
「エネルギー問題と哲学」私記 秋間実
若者文化の諸相 中野収
社会・文化的変化と資本・経営の対応−新しい文化・社会関係の形成をめぐって− 北川隆吉
生物学における時間・空間−情報論的生物学の現代的意義− 渡植貞一郎
尖閣列島は日本固有の領土か 河合恒生
世界科学者連盟執行委員会の第39回会議について(下) 秋間実
<日本学術会議だより>第74、75回総会 浜林正夫
大気汚染の防止にむけて−環境基準緩和の強行と住民による監視体制− 天谷和夫
<国連要請行動に参加して>‘歴史はつくられる’−−印象断片 森本益之
アメリカ市民と交流して 加村崇雄
SSDについてのワルトハイム氏のコメント 杉江栄一
<談話室>長崎総合科学大学環境科学研究所の抱負 相澤龍
孫引きの話−フーリエ級数のギブス現象をめぐって 杉山宏
今年もたらこに禁止発色剤−違反見逃す国の規制値 岡崎昭平
<書評>浜林正夫著『魔女の社会史』 奈倉哲三
宮原将平著『物理学はどういう科学か』 江尻有郷
宮原将平著『物理学者の眼』 江尻有郷
J.W.S.プリングル編/小原秀雄訳『生物学と人間科学』 本谷勲
加藤・庄司・西山・半谷・山本共編『現代環境工学概論』 林智
山崎・大沼・菊池・木本・道家共編『科学技術史概論』 奥山修平
ゆきのした文化協会・日本科学者会議福井支部共編『父と子の原発ノート』 中川直哉
投稿規定
Vol.13 No.10(通巻129号)1978.10
<扉のことば>核兵器廃絶と科学者 小出昭一郎
<座談会>創立30年をむかえる日本学術会議 平野義太郎・西山夘三・山崎不二夫・伊豆利彦・浜林正夫 〔司会〕大森昌衛
日本学術会議の役割とその活動 渡辺洋三
文化としてのマス・コミュニケーション 佐藤毅
ブラジル見聞記 汲田克夫
<談話室>弁護人ぬき裁判法・闘争継続記 石川元也
ニュークリア・ハワイ 安齋育郎
人類の生存と軍縮への新たな道程−『国連軍縮特別総会最終文書』を読んで− 佐々木雄太
<座談会>国連軍縮特別総会に参加して−日本代表団の活動とSSDの評価− 杉江栄一・手代木渉・田中煕巳・市川富士夫・藤田久一
被爆記録写真のアメリカ巡業に参加して 酒井健次
<書評>R.C.オルドリッヂ著/服部学訳『核先制攻撃症候群』 宮西敬直
<読者の声>
Vol.13 No.11(通巻130号)1978.11
<扉のことば>私学財政について 細野武男
<特集>私大問題と国庫助成
日本の大学制度と私立大学 栢野晴夫
私学助成制度の民主的改革へ 林堅太郎
私立短期大学における若干の問題 松本節也
<シンポジウム“日本の食糧問題”> 日本科学者会議東京支部食糧政策委員会
日本経済と食糧問題 井野隆一 〔コメント〕栗原源太
食生活と健康にかんする諸問題 相磯富士雄 〔コメント〕橋本玲子
国土利用と農業 岩佐安 〔コメント〕関恒義 〔まとめ〕宮村光重
<小特集>大学入試を考える−共通一次試験の施行をまえに−
東京大学の場合 小野周
一橋大学の場合 永原慶二
宮城教育大学の場合 中村敏弘
名古屋大学の場合 福井崇時
福島大学の場合 鷲尾多三郎
鹿児島大学の場合 内沢達
まとめ 巽春男
<談話室>記念切手に見られる「元号」再登場 堀孝彦
<書評>日本科学者会議編『日本の食糧問題』(上下) 伊藤嘉昭
中山茂著『帝国大学の誕生』 細井克彦
「有事立法」策定の動きに思う 本谷勲
<資料>
Vol.13 No.12(通巻131号)1978.12
<扉のことば>有事立法、元号法制化と科学者の責務 浜林正夫
<特集>日本の災害
災害論と災害研究の課題−「自然」災害の社会性に関連して− 藤井陽一郎
宮城県沖地震の特性 鈴木次郎0
有珠山1977−78年の噴火−火山現象を中心に− 有珠山地質研究グループ
有珠山1977−78年の噴火−噴火による生物被害の調査− 高畑滋
「有事立法」の問題点 小栗実
薬事法の問題点と改正の方向 日本科学者会議東京支部医療と薬害問題委員会
<談話室>給水制限下の大学 安東毅
<書評>南清彦・梅川勉・和田一雄・川島利雄共編『現代都市農業論』 樫原正澄
日比野正己著『福祉のまちづくり』 萩田秋雄
『日本の科学者』総目次120号〜131号
Vol.14 No.1(通巻132号)1979.1
<扉のことば>スモン問題と人間の尊厳 片平洌彦
<特集>人間の尊厳
人間の尊厳と教育−教育基本法の人間観− 伊ヶ崎暁生
医学と生命の尊厳 中川米造
人間の尊厳−障害者の立場から 河野勝行
ベトナム以後の東北アジア 巣山靖司
西ドイツの非常事態法 芦田亘
<科学者のあゆんだ道>山崎不二夫氏に聞く(その1)
ヴェーラーによる尿素合成150周年を記念して カールハインツ・ロース(秋間実訳)
<日本学術会議だより>第76回総会 吉田武彦
「科学・技術・開発」シンポジウムに参加して 加藤邦興
世界科連のアルジェシンポジウム−科学・技術・開発−における特別委員会の声明 河村望訳
<資料>有事立法の策定に反対します
Vol.14 No.2(通巻133号)1979.2
<扉のことば>理想の図書館の要件 寿岳章子
<特集>図書館
図書館の特集にあたって 『日本の科学者』編集委員会
住民の学習権と「図書館の自由」 塩見昇
国の図書館政策−イギリスのばあい− 森耕一
公共図書館の発展を支えるもの 森崎震二
図書館を知るための本 大沢正雄
公共図書館における電算化の諸問題 砂川雄一
公共図書館施設の最近の動向 清水正三
データバンクと図書館−全国情報システムの展望− 石沢篤郎
<科学者のあゆんだ道>山崎不二夫氏に聞く(その2)
<談話室>電波望遠鏡とコンピューター 平林久
<水田利用再編と農業研究(上)>
第一次減反と水田利用再編対策 〔報告者〕梶井功 〔コメント〕田中洋介
減反の時代における農業技術 〔報告者〕吉田武彦 〔コメント〕片岡孝義
<読者の声>
Vol.14 No.3(通巻134号)1979.3
<扉のことば>地域と科学者 宮本憲一
<特集>地域に根ざして
次代への遺産−沖縄県立平和祈念資料館−地域文化施設づくりと科学者運動の役割− 大城将保
干潟を守る−千葉の干潟を守る会の活動− 石川敏雄
法律事務所と地域活動 渋田幹雄
地域問題研究の課題と方法 地域問題研究会
<科学者のあゆんだ道>山崎不二夫氏に聞く(その3)
発展する図書館づくり住民運動 久保輝巳
<談話室>技術者としての成長をめぐって 野口衛
<水田利用再編と農業研究(下)>
「水田利用再編」における作物生産上の技術的問題 〔報告者〕高橋均 〔コメント〕多田敦
総合討論
<書評>R.サゾ著『心理学とマルクス主義』 秋葉英則
投稿規定
<声明>私学における人事権・教学権の確立について
Vol.14 No.4(通巻135号)1979.4
<扉のことば>中国のベトナム侵入に思う 杉江栄一
<特集>中国を考える
四つの「現代化」と中国経済−その問題点と展望− 上原一慶
日本の中国研究にみられる疎外の現象−中国思想史学の場合− 重沢俊郎
中国の天文台を訪ねて 海部宣男
<科学者のあゆんだ道>山崎不二夫氏に聞く(その4)
電気自動車の評価をめぐって−省エネルギーと公害防止の面から− 芦村進一
「南太平洋における水素製造計画」の検討 日本科学者会議船舶技術研究所分会
<談話室>多摩川水害訴訟判決の示すもの 吉村勲
住友財閥の海外進出と「多国籍企業」化動向 中瀬寿一
軍縮にむけての科学者の役割−世界科学者連盟軍縮常置委員会に出席して− 川崎昭一郎
Vol.14 No.5(通巻136号)1979.5
<扉のことば>大学における「教育」 大谷実
<特集>大学・教育を考える
大学改革の動向 浜林正夫
名古屋大学の改革−その経過と特徴− 佐野勝隆・中田実
一般教育における総合コースの一つの試み 川崎十四三
男女ともに生活を考える家庭科教育 田中恒子
<科学者のあゆんだ道>住谷悦治氏に聞く(その1)
原子力エネルギーをめぐる諸問題 中島篤之助
<談話室>国立試験研究機関における学会旅費問題 天谷和夫
東京都地震対策への提言(第三次) 国土問題研究会・新建築家技術者集団・日本科学者会議
<書評>W・ヒントン著/春名徹訳『百日戦争』 阪口直樹
岐阜大学長良川研究会編『長良川』 大屋鍾吾
二つのパンフレット紹介 中川直哉
<資料>原子力発電開発に関する徹底的総括を要求する申し入れ書
Vol.14 No.6(通巻137号)1979.6
<扉のことば>若き研究者へ 三宅泰雄
<特集>現代学問のすすめ
平和学のすすめ 関寛治
経済学を学ぶ心構え 三宅義夫
国民のための社会福祉論をめざして 高島進
農学のすすめ 清水正治
数学発展の歴史に学ぶ−古代と現代を結ぶもの− 堤守
<科学者のあゆんだ道>住谷悦治氏に聞く(その2)
<生物としての人間の危機>ニホンザルの奇形−その実態・原因・背景− 好廣真一
子どもの身体機能と健康の危機−「子どものからだ」アンケート結果より− 阿部茂明
<談話室>原紙核研究所建設のころ−科学者と住民− 宮原将平
<わたしの大学院時代>サークル活動、研究そして結婚 山住正己
新制大学院と若手夏の学校のころ 玉垣良三
<書評>加藤睦夫・池上惇編『財政学概論』 阿部弘
安齋育郎編『図説 原子力読本』 服部学
Vol.14 No.7(通巻138号)1979.7
<扉のことば>筑波へ来て思うこと 藤井陽一郎
<特集>研究学園都市
「関西学術研究都市」構想−その現状と問題点− 大和田敢太・小淵港
広島大学の統合移転問題 大森正信
筑波問題と全商工 川島威
筑波の生活・研究環境 日本科学者会議茨城支部筑波研究学園都市懇談会
<科学者のあゆんだ道>住谷悦治氏に聞く(その3)
農業・農民問題を学ぶ意義 美土路達雄
<談話室>「核物質防護」と研究者の自由 舘野淳
<わたしの大学院時代>新しい型の研究者をめざして 池内了
植物の葉緑素定量による大気汚染度の検出 平井篤造
<日本学術会議だより>第77回総会 伊ヶ崎暁生
Vol.14 No.8(通巻139号)1979.8
<扉のことば>核兵器廃絶と平和利用三原則 中島篤之助
<特集>入試改革と共通一次
<座談会>今年の大学入試を終わって 小野忠後・永原慶二・福井崇時・鷲尾多三郎・和田彰男 〔司会〕浜林正夫
全教科の出題を採点する
【国語】 伊豆利彦・古宇田栄子
【倫・社】 堀孝彦・高野哲郎
【政・経】 真木実彦・高野哲郎
【日本史】 石躍胤央・本多公栄
【世界史】 土井正興・二谷貞夫
【地理】 森滝健一郎・高嶋伸欣
【数学】 柳原二郎・山岸雄策
【物理】 福井崇時・久保田芳夫
【化学】 阪上信次・盛口襄
【生物】 湯淺精二・岩田好宏
【地学】 倉林三郎
【英語】 滝沢正彦・上原重一
<科学者のあゆんだ道>住谷悦治氏に聞く(その4)
<書評>山崎隆三編『両大戦間期の日本資本主義』 加瀬和俊
<日本科学者会議第14回定期大会報告>
第15・16期活動方針書/決議・アピール
第15期編集委員会発足にあたって 中川直哉
Vol.14 No.9(通巻140号)1979.9
<扉のことば>事務局長就任に思うこと 安齋育郎
<特集>研究者としての自立とは何か
研究者の自立 田中一
研究者の自立を保障するもの 池上惇
研究とその周辺との区別 水田洋
研究者としての自立をめざして−電気通信研究所の場合− 田代耕治
研究者・技術者としての自立と民間企業 飯田綱夫
若手の自立について−一私大若手の立場から− 斉藤研吉
沖電気の指名解雇と撤回闘争 中屋重勝
<科学者のあゆんだ道>三宅泰雄氏に聞く(その1)
ネバダ核実験による被曝の問題 服部学
朝永振一郎博士を悼む 牧二郎
堀内寿郎先生の急逝を悼む 松井敏二
<書評>高野哲夫著『日本の薬害』 太田秀
H.トマス著/都築訳『ゴヤ 1808年5月3日』 熊田真幸
戸石四郎著『ふるさとを守り抜いた人々』 本谷勲
倉知・利根川・畑編『三井資本とイタイイタイ病』 原善四郎
アピール(第3回婦人研究者問題全国シンポジウム
)Vol.14 No.10(通巻141号)1979.10
<扉のことば>野尻湖発掘と科学の原点 海部宣男
<特集>野尻湖発掘
野尻湖発掘は何を明らかにしたか 歌代勤
科学運動としての大衆発掘 郷原保真
教育の場としての野尻湖の発掘 赤羽貞幸・小林忠夫・野村哲
<座談会>科学研究と国民の接点 麻生優・井尻正二・大森昌衛・海部宣男・亀井節夫・渋谷寿夫・仁科良夫
<科学者のあゆんだ道>三宅泰雄氏に聞く(その2)
米国スリーマイル島原発事故の問題点と教訓 赤塚夏樹
<談話室>「朝鮮は一つ」の声を高めるために 大崎六郎
<書評>飯田繁編著『インフレと金融の経済学』 稲葉進
正木健雄著『子どもの体力』 山本万喜雄
大学問題への二つの手引書 浜林正夫
Vol.14 No.11(通巻142号)1979.11
<扉のことば>国際児童年と教育 大田堯
<特集>国際児童年と教育
子どもの発達と環境 深谷しょう作
子どもの権利と人格の発達−ワロン誕生百年を記念して− 田中孝彦
子どもの身体発達の危機と教育の課題 円田善英
日本の子ども文化を考える 冨田博之
<大学問題シンポジウム「教員養成問題」>
教員養成の現状と動向 土屋基規
教員養成のカリキュラム 山田昇
教育大学における教科教育学 三上勝夫
一般大学の教員養成 長尾十三二
学生の立場から教員養成を考える 長谷川栄
シンポジウムのまとめ 宮原六介
<科学者のあゆんだ道>三宅泰雄氏に聞く(その3)
<談話室>教職等に関する大学生の意識調査 汲田克夫
ベトナム見聞記 広木克行
<書評>大木一訓著『雇用・失業の経済分析』 長谷川義和
Vol.14 No.12(通巻143号)1979.12
<扉のことば>アインシュタイン生誕百年 佐藤文隆
<特集>朝永振一郎博士をしのぶ
朝永振一郎先生の学風をしのぶ 牧二郎
朝永振一郎博士の啓蒙書 宮原将平
パグウォッシュ会議と朝永博士 小川岩雄
朝永さんと学術会議 福島要一
<特集>アインシュタイン生誕百年
一般相対性理論と天文学 古在由秀
アインシュタインと現代物理学 菅野礼司
アインシュタインに学ぶ 汲田克夫
アインシュタイン略年譜
<科学者のあゆんだ道>三宅泰雄氏に聞く(その4)
世界科連執行委員会に参加して 川崎昭一郎
<わたしの大学院時代>私と「院生規定」 神田健策
<書評>城丸章夫著『やさしい教育学』(上) 大麻南
秋間実・荒川泓著『現代科学の形成と論理』 小出昭一郎
『日本の科学者』総目次132号〜143号
Vol.15 No.1(通巻144号)1980.1
<扉のことば>80年代と科学者 広根徳太郎
<特集>科学者の課題
日本の未来と科学者 向坊隆
途上国との学術交流に力を 八木健三
人類絶滅の阻止と科学者 芝田進午
歴史学研究会のめざすもの 歴史学研究会委員会
環境の最適条件を求めて 木村春彦
80年代と建築家・技術者 高橋偉之
新しい薬学をめざして 高野哲夫
「かかわりを持つ」姿勢を 寿岳章子
これからの政治学と大学 横越英一
化学の未来にロマンを 吉川研一
『日本の科学者』をもっと面白く! 伊藤嘉昭
<座談会>日本科学者会議15年のあゆみ 大沼正則・神山恵三・川崎昭一郎・塩田庄兵衛・原善四郎・松島栄一・本谷勲・山崎不二夫 〔司会〕藤井陽一郎
<科学者のあゆんだ道>平野義太郎氏に聞く(その1)
国連科学技術会議の問題点と今後の課題 加藤邦興
<わたしの大学院時代>日本科学者会議と私の成長 伊藤太郎
アインシュタイン・ラッセル声明起草のころ E.H.S.バーロップ(奥山修平訳)
<本の紹介> 本谷勲
Vol.15 No.2(通巻145号)1980.2
<扉のことば>日本資本主義の現段階 木原正雄
<特集>日本資本主義の現段階
「日本資本主義の現段階」特集にあたって 『日本の科学者』編集委員会
戦後日本資本主義の現段階 大島雄一
日本資本主義の成功と破綻 柴垣和夫
経済危機とわが国労働組合運動の変化 高木督夫
80年代日本の国際経済関係 北田芳治
保守党支配体制の危機と「部分連合」政策の展開 高橋彦博
<科学者のあゆんだ道>平野義太郎氏に聞く(その2)
<科学者の課題>
真理を求める 宮崎繁樹
80年代に向けての会計学者の使命と役割 近藤禎夫
復権のための科学を 児島美都子
教育研究を魅力あるものに 山住正己
これからの科学者運動のいくつかの課題 明智清明
ルールをきめる人 森本雅樹
情報科学の課題 西澤輝泰
<日本学術会議だより>第78回総会 浜林正夫
<書評>福岡県自治体問題研究所編『水の博物誌』 山崎不二夫
北田芳治・相田利雄編『現代日本の産業政策』 海野八尋
富永幸生・鹿毛達雄・下村由一・西川正雄著『ファシズムとコミンテルン』 木畑洋一
<本の紹介>丸山健人著『高層の天気』 安田至誠
Vol.15 No.3(通巻146号)1980.3
<扉のことば>歴史の教訓と科学者 岡倉古志郎
<特集>日本をめぐる国際環境
安保体制と日米関係 田北亮介
中ソ対立と日中・日ソ関係 川本謙一
南北問題の背景と到達点 寺本光朗
朝鮮問題と日本 畑田重夫
中東問題と日本 中岡三益
<科学者のあゆんだ道>平野義太郎氏に聞く(その3)
<科学者の課題>危機の解明と政策提言を 大崎平八郎
原子力発電問題と私の意見−学術会議スリーマイル島事故問題シンポジウムによせて− 小出昭一郎・飯田克平
<資料>「米国スリー・マイル・アイランド原子力発電所事故の提起した諸問題に関する学術シンポジウム」−日本学術会議会員あての会長報告
<書評>百瀬宏著『ソビエト連邦と現代の世界』 高田和夫
Vol.15 No.4(通巻147号)1980.4
<扉のことば>1980年の技術革新論 神保元二
<特集>岐路に立つ技術革新
「岐路に立つ技術革新」特集にあたって 『日本の科学者』編集委員会
技術革新と社会 『日本の科学者』編集委員会「岐路に立つ技術革新」特集担当班
80年代の科学技術政策が研究者にもたらすもの 植村幸生
原子力にみるビッグプロジェクトの組織と管理 日本科学者会議原研分会
転換期における水産研究の展望 河井智康
<科学者のあゆんだ道>平野義太郎氏に聞く(その4)
平野義太郎先生を悼む 浜林正夫
80年代の科学・技術と南北問題 奥山修平
世界科連の二つの会合に参加して−−多国籍企業シンポジウムと軍縮委員会−− 伊藤太郎
<資料>世界科連軍縮委員会の声明
<談話室>行政の科学化をすすめよう 天谷和夫
バーロップ教授と世界科連 川崎昭一郎
バーロップ博士をしのぶ 福島要一
<わたしの大学院時代>院生時代に悔いなし 秋葉英則
<書評>浜林正夫・畠山英高編著『筑波大学』 大江志乃夫
ブアスタイン著/土生長穂・徳永俊明訳『内側からみたチリ革命』 高橋正明
Vol.15 No.5(通巻148号)1980.5
<扉のことば>“保養”と環境 神山恵三
<特集>現代学問のすすめ 自立をめざして
法学をまなぶために 長谷川正安
経済学の課題と新しい研究者への期待 米田康彦
現代の歴史学 太田秀通
産業考古学の現状と課題 山崎俊雄
レオロジー黙示録−回顧と展望− 中川鶴太郎
日本の生態学−問題点二つ− 伊藤嘉昭
基礎医学研究者の医学論、そして人生論 和気朗
<科学者のあゆんだ道>広根徳太郎氏に聞く(その1)
<「研究者としての自立とは何か」によせて>
集団的とりくみを 内藤正一
若手研究者の立場から 関一
私立大学での討論 日本科学者会議駒沢大学分会
<書評>A.D.バイエルヘン著/常石敬一訳『ヒトラー政権と科学者たち』 伊藤隆
A.ハント編/大橋隆憲・小山陽一ほか訳『階級と階級構造』 光岡博美
小宮昌平・吉田秀夫編『東京問題』 岩見良太郎
Vol.15 No.6(通巻149号)1980.6
<扉のことば>地方自治と住民運動 黒田了一
<特集>地方自治と住民運動
特集にあたって 『日本の科学者』編集委員会
地方自治発展の現段階 池上惇
参加と住民運動 広井敏男
「中間答申」と東京の自治 宮本享久
瀬戸内における住民運動と科学者運動 河野通博
ささやかな住民運動の経験から 浜林正夫
<科学者のあゆんだ道>広根徳太郎氏に聞く(その2)
技術先端産業における技術革新 現代技術セミナー電子工業研究会−エレクトロニクス−
<談話室>「アラスカ物語」と私 坪井守夫
車両の旋回幾何学−左折事故に関連して− 西山豊
<わたしの大学院時代>大学院時代に学んだこと 室崎益輝
<書評>山口定著『ファシズム』 栗原優
岡倉登志著『ブラック・アフリカの歴史』 宮治一雄
河相一成著『危機における日本農政の展開』 橋本玲子
<本の紹介>家永三郎編『日本の歴史』(全10巻) 有光友学
<資料>原子力発電問題についての和歌山アピール
<資料>郵便料金に関する要望書
Vol.15 No.7(通巻150号)1980.7
<扉のことば>研究図書館と利用者の態度 古島敏雄
<特集>研究図書館
戦後の大学図書館の歩み 松田上雄
年表
外国雑誌収集拠点校として−東京大学農学部図書館− 尾崎達助
医学図書館の発展を支えるもの(上) 岩本速雄
<図書集中化をめぐって−横浜国大の場合−>
集中化と研究機能 藤村淳
大学図書館の使命 雨森弘行
経済学の一研究者として 萩原伸次郎
大学図書館の現場から 矢野光雄
大学図書館と地域社会−京都府立大学生活文化センターの場合− 酒井忠志
運動としての図書館の近代化−私立大学(人文・社会系)の立場から− 細井五
情報集中化・機械化をめぐる諸問題 小野周
国の学術情報政策と大学図書館の機械化−現場の実務担当者から見て− 諏訪敏幸
大塚金之助先生と図書館の一断面 松井博
<科学者のあゆんだ道>広根徳太郎氏に聞く(その3)
<わたしの大学院時代>まことに珍しい経過 田中恒子
オパーリン博士をしのぶ 石本真
<日本学術会議だより>第79回総会 浜林正夫
<資料>科学者憲章について、ラッセル・アインシュタイン声明25周年に際して
<書評>片倉もとこ著『アラビア・ノート』 石田進
Vol.15 No.8(通巻151号)1980.8
<扉のことば>民間企業における研究権 本島勲
<特集>民間企業の研究者・技術者
民間企業の技術者・研究者と日本科学者会議 高原静夫
民間企業中央研究所における研究者の問題 日本科学者会議化学産業グループ
論理を求めて−民間企業会員懇談会の討論から 岩崎秀夫・岩崎文子
最近の薬害と技術者問題 高野哲夫
盗用「学位論文」訴訟と企業内研究者の権利 伊藤幸二
<科学者のあゆんだ道>広根徳太郎氏に聞く(その4)
世界科学者連盟第12回総会に参加して 川崎昭一郎
世界科連第12回総会のベルリーン・アピール 秋間実訳
<談話室>自然と社会の階層と類比 中川益夫
<書評>森岡孝二著『独占資本主義の解明』 大石雄爾
小野周・安齋育郎編『原発事故の手引』 庄野義之
中村政則著『近代日本地主制史研究』 玉真之介・小野雅之
<日本科学者会議第15回定期大会報告>
第16期編集委員会の発足にあたって 杉江栄一
Vol.15 No.9(通巻152号)1980.9
<扉のことば>科学者憲章について 伊ヶ崎暁生
<特集>80年代における地球科学の展望
特集にあたって 『日本の科学者』編集委員会
地球のテクトニクス研究の現状と方向−プレート・テクトニクスをめぐって− 志岐常正
プレートテクトニクスと地震 安藤雅孝
プレートテクトニクス問題について 藤田至則
プレートテクトニクスと地球科学の将来 藤井陽一郎
<科学者のあゆんだ道>浅賀ふさ氏に聞く(その1)
医学図書館の発展を支えるもの(下) 岩本速雄
医薬品産業における研究開発と研究者・技術者 柳田史
<談話室>海外技術協力を考える 日本科学者会議農業技術研究所分会
1970年代前半の日本経済−1974年〜75年恐慌・不況分析の一視点− 徳重昌志
現代日本資本主義危機の分析視点(上)−経済学者の課題:大崎「提案」に寄せて 石原忠男
若手研究者、若手諸団体に呼びかける OD問題の解決をめざす若手研究者団体連絡会
<書評>西田美昭編著『昭和恐慌下の農村社会運動』 家永三郎
山住正己著『教育勅語』 森武麿
第3回総合学術研究集会開催要綱
韓国の最近の事態について(声明)
Vol.15 No.10(通巻153号)1980.10
<扉のことば>学問と自分との関係を明確に 山住正己
<特集>大学教育再考
高等教育政策の現代的動向−1980年代のビジョンをめぐって− 細井克彦
<座談会>大学教育をどうすすめるか 伊藤高弘・加藤晴久・阪上信次・竹内常一・浜林正夫 〔司会〕田中征男
世界科連シンポジウム「現代世界における科学・技術に関する高等教育」 湯淺精二
<科学者のあゆんだ道>浅賀ふさ氏に聞く(その2)
<談話室>社会主義経済学会第20回大会の感想 斎藤稔
現代日本資本主義危機の分析視点(下)−経済学者の課題:大崎「提案」に寄せて− 石原忠男
ユーゴにおける研究生活から 小山洋司
民間企業の女性研究者・技術者の状況−民間企業会員懇談会によるアンケート調査から− 日本科学者会議東京支部民間企業会員懇談会
<書評>寺崎昌男・田中征男編著『大学教育』 米田康彦
宮原将平・川村亮編『現代の大学院』 山田康彦
伊藤嘉昭著『虫を放して虫を滅ぼす』 大竹昭郎
川端正久著『政治学と民族・植民地問題』 真鍋俊二
ズボンコ・シタウブリンゲル著/岡崎慶興訳『チトー・独自の道』 長砂實
<JSA出版だより>『福井の科学者』
投稿規定
Vol.15 No.11(通巻154号)1980.11
<扉のことば>科学の巨大化と科学者 小出昭一郎
<特集>交通機関の巨大化と社会
<座談会>交通機関の巨大化をめぐって 坂田公夫・在田正義・航空管制官・野口宏 〔司会〕中川直哉
鉄道における巨大化とは−新幹線輸送を中心として− 和田千里
空の大量輸送の現実−空の過密の実態と問題点− 全運輸省労働組合航空管制支部
航空機及び航空輸送の巨大化 日本科学者会議航空宇宙技術研究所分会
船舶の巨大化は何をもたらしたか 日本科学者会議船舶技術研究所分会
<科学者のあゆんだ道>浅賀ふさ氏に聞く(その3)
原水爆禁止1980年世界大会をふりかえって 安齋育郎
<談話室>第2回ヨーロッパ環境教育会議に参加して 杉浦公昭
東ドイツの一婦人研究者の成長 ベアーテ・メッファト(秋間実訳)
<資料>東京都環境アセスメント制度検討委員会答申に関する意見書
<書評>全運輸省労働組合著『異常接近(ニアミス)』 安田至誠
田尻宗昭著『公害摘発最前線』 浅見輝男
<短信>
<JSA出版だより>『神奈川の科学者』
Vol.15 No.12(通巻155号)1980.12
<扉のことば>第六大陸のNGO−良心と良識の連帯を求めて− 武者小路公秀
<特集>国連とNGO
国連の役割変化と非同盟諸国 松井芳郎
国連におけるNGOの位置 分田順子
NGOと軍縮運動 杉江栄一
最近のNGO運動について 山下史
<科学者のあゆんだ道>浅賀ふさ氏に聞く(その4)
80年代の科学技術政策をどうみるか−「昭和55年版科学技術白書」、「科学技術の史的展開から」− 植村幸生
80年代の技術開発動向をめぐって−国立研に何がもたらされるのか− 芦村進一 32
<わたしの大学院時代>研究者の成長ということ 空閑重則
科学論からみたプレート論争−「80年代における地球科学の展望」によせて− 桑原徹
『科学全書』刊行準備のなかから 『科学全書』常任編集委員会
<書評>川瀬清他編集『ノーモア・スモン』 川上武
吉田文和著『環境と技術の経済学』 渡辺昂
B.P.トーキン・神山恵三著『植物の不思議な力=フィトンチッド』 有馬泰絋
加藤九祚著『シベリア記』 中西治
カール・セイガン著/長野敬訳『エデンの恐竜』 大島泰郎
<短信>
<JSA出版だより>『地域と科学者』・『雑木林』
<会員の声>
『日本の科学者』総目次144号〜155号
Vol.16 No.1(通巻156号)1981.1
<扉のことば>1980年代の1つの宿題 広根徳太郎
<特集>80年代の科学
科学者とNGO−ユネスコ中心に− 川崎昭一郎
原子力開発と核兵器の拡散 ジョセフ・ロートブラット 〔解説〕安齋育郎
海外技術協力を考える−SEAFDEC調査部局の場合− 渡辺洋
科学・技術協力と技術移転に関する憲章(草案) 世界科学者連盟(奥山修平訳)
<若手研究者の声>
OD問題の解決のために 明石博行
数学に携わる若手の集団的成長をめざして 数学若手の会幹事会
錯体若手研究者の声 中沢浩
<座談会>科学と人間 秋間実・大沼正則・河村望 〔司会〕中川直哉
<大学問題シンポジウム「大学の制度改革を考える」>
学部新設の構想について 大谷明夫
島根大学文理学部改組の経過と問題点 杉元邦太郎
金沢大学法文学部の改組問題 橋本哲哉
神戸大学大学院文化学研究科(博士課程)の創設 長谷川善計
討論
激動のポーランド訪問記 大崎平八郎
<わたしの大学院時代>院生時代の悩み 寺田隆登
<書評>スミルノーフ・ザイツエフ著/川上洸・直野敦訳『東京裁判』 宮崎繁樹
<短信>
<JSA出版だより>
Vol.16 No.2(通巻157号)1981.2
<扉のことば>食糧の“Genetic Erosion"−全人類の危険 一ノ瀬秀文
<特集>日本の食糧問題−自給率向上をめざして−
日本の食糧問題−われわれはなぜ農産物自給率向上を主張するのか− 橋本玲子
日本の産業構造と食糧問題 関恒義
アメリカの食糧戦略と日本の独占資本 美土路達雄
食糧安保構想と国民食糧市場の統合 鈴木文熹
食糧自給率向上の技術的展望 吉田武彦
食糧自給率向上と畜産の飼料基盤 渡辺基
異常気象と食糧自給−東北地方の冷害にみる 石原愛也
<科学者の課題>大学図書館改革の視点 大学図書館問題研究会
<わたしの大学院時代>50年代後半の東大経済大学院 柴垣和夫
<学術会議だより>第80回総会 儀我壮一郎
<資料>日本学術会議第12期会員選挙結果一覧
<短信>
<JSA出版だより>『秋田の科学者』・『青森の科学者』
<書評>山田定市著『地域農業と農民教育』 秋山邦裕
加藤邦興ほか編著『自然科学概論』 永田忍
Vol.16 No.3(通巻158号)1981.3
<扉のことば>科学者の“自由”について 神山恵三
<特集>放射線被曝
隠される放射線被曝の恐怖 高原静夫
ヒトが放射線をあびるとどんなことがおこるか 日本科学者会議放射線医学総合研究所分会
使用済核燃料再処理工場の被曝問題 滝田一郎
“審美性改善”のために人工歯に添加されているウランによる放射線被曝 野口邦和・清水雅美・安齋育郎
工業高校電気科用教科書における原子力発電の安全性 大見興一
原発下請労働者の放射線被曝調査(その1)−東京電力福島第一原子力発電所− 大学一
<書評>前田哲男著『棄民の群島−ミクロネシア被爆民の記録』 服部学
安齋育郎著『からだのなかの放射能』 秋間実
松本直治著『原発死−一人息子を奪われた父親の手記』 鶴野晃
吉沢康雄著『放射線障害を語る』 太田静男
朝日新聞いわき支局編『原発の現場』 北村洋基
森江信著『原子炉被曝日記』 日本科学者会議京都大学原子炉実験所分会
堀江邦夫著『原発ジプシー』 岩崎秀夫
<対談>『現代社会と科学者』の刊行と科学者運動 安齋育郎・藤井陽一郎
<科学者の課題>10周年を迎えた文化財保存全国協議会 十菱駿武
第3回総合学術研究集会を終わって 本島勲
<短信>
<JSA出版だより>『第10回宮城科学シンポジウム報告集』
Vol.16 No.4(通巻159号)1981.4
<扉のことば>情報 杉田元宜
<特集>情報と人間
<座談会>情報化と国民生活 秋間実・上林茂暢・北川隆吉・高木教典 〔司会〕野口宏
現代資本主義と「情報−人間」問題−J・ワイゼンバウムとH.A.サイモンをとおして− 旗塚喜一・青木司
「情報化」をめぐる政策と行政 石坂悦男
プログラムの限界について 西沢輝泰
情報の技術論 板倉達文
世界科学者連盟の今後の方針−ルゲ事務局長の報告から− 日本科学者会議国際部訳
世界科連シンポジウム「軍縮と開発」 伊藤太郎
<わたしの大学院時代>短かかったが恵まれていた大学院時代 下野克己
中国訪問記−−現代中国のなかの孫文と辛亥革命−− 藤井昇三
<書評>堀部政男著『アクセス権とは何か−マス・メディアと言論の自由』『現代のプライバシー』 塚本三夫
ジョセフ・ワイゼンバウム著/秋葉忠利訳『コンピュータ・パワー−人工知能と人間の理性』 野口宏
サイエンティスト社編集部編『遺伝子工学10年の軌跡』 宗川吉汪
<短信>
<JSA出版だより>
Vol.16 No.5(通巻160号)1981.5
<扉のことば>80年代における科学者の責任 渡辺洋三
<特集>大学の自治
大学の自治と研究・教育の自由 伊ヶ崎暁生
学長・学部長等選挙と大学の自治−一橋大学の事例を中心に− 浜林正夫
大学の自治と学部の自治 寺崎昌男
「教授会の自治」の法的根拠 北川善英
公立大学と地方自治 佐々木一郎
大学の自治−経営と教学の対立 名古屋芸術大学教職員組合
私立大学の自治と教職員組合−駒沢大学における自治確立のたたかい− 古庄正
大学の自治と助手 飯山賢治
大学の自治と非常勤講師問題 川合葉子
<談話室>ほんとうの歴史が生まれてほしい 福島要一
「放送大学」についての問題点 副島健義
宇宙の進化−第3回総合学術研究集会特別講演から− 古在由秀
<短信>
<書評>芝田進午編『教育をになう人々』 佐貫浩
日本科学者会議第16回定期大会開催のお知らせ
Vol.16 No.6(通巻161号)1981.6
<扉のことば>産学協同−−a la Reagan 陸井三郎
<特集>危機の時代と国民
憲法と安保 星野安三郎
国民の憲法意識−第9条をめぐって− 上野裕久
金大中問題の意味するもの 矢沢康祐
イデオロギーとしての「日本文化」論 河村望
反動攻勢に抗して−分会の活動の記録− 日本科学者会議船舶技術研究所分会
科学者の権利侵害問題へのJSAのとりくみ−「科学者の権利抑圧とユネスコ勧告に関する集会」より 同集会準備委員会
北海道立総合経済研究所廃止反対闘争の経過と今後の課題 日本科学者会議北海道支部(旧)北海道立総合経済研究所班
科学者をめぐる最近の経済情勢の特徴 大西勝明
夏時刻の問題について 関口直甫
現代資本主義の構造的危機と73年石油危機−石原忠男氏の拙論批判への反論− 大島雄一
<短信>
<書評>小川修三・沢田昭二・中川昌美著『素粒子の複合模型』 松本賢一
坂寄俊雄・小倉襄二編『生活・社会保障と自治体』 平田和一
<JSA出版だより>『80年代と科学』
Vol.16 No.7(通巻162号)1981.7
<扉のことば>科学・技術の振興と諸科学の均衡ある発展 稲子恒夫
<特集>研究費問題
<座談会>研究費の現状とあり方 岩田進午・小野周・田森行男・浜林正夫 〔司会〕岡田正和
研究体制の変革を誘導する大型研究費 日本科学者会議科学・技術政策ワーキング・グループ
科学研究費の配分審査の問題点 宮原将平
大学の自治と大学財政−京都大学における実態から− 三井斌友
公設試験研究機関と研究費 松本吉弘・松本勝・高木信幸・斉藤朗
労働組合による研究費問題のとりくみ−人当研究費の増額と高率配分をめざして− 全運輸労働組合船舶技術研究所支部
原発下請労働者の放射線被曝調査(その2) 大学一
<談話室>中川益夫氏の「自然と社会の階層と類比」について 草刈英栄
一般教育の充実・高度化に関する一視点 吉村廣司
<わたしの大学院時代>大学院時代と試験場生活 小川紹文
<短信>
<JSA出版だより>
<書評>矢島武編著『日本稲作の基本問題』 津田渉
ジョン・サマヴィル著/芝田進午・立花誠逸訳『核時代の哲学と倫理』 杉江栄一
山田浩著『核抑止戦略の歴史と理論』 山田敬信
藤田勇著『社会主義社会論』 芦田文夫
Vol.16 No.8(通巻163号)1981.8
<扉のことば>敦賀原発の事故に想う 庄野義之
<特集>障害者問題と科学者
特集にあたって 『日本の科学者』編集委員会
人間工学の発展と障害者問題 土屋和夫
障害者問題と生活空間の科学 日比野正己
<障害とたたかいながら活躍する科学者の声>
障害を持つ研究者にも研究・教育の場を 高野哲夫
国際障害者年に思うこと−聴覚障害の法律家として− 松本晶行
視覚障害者と大学 加藤康昭
国際障害者年の経過・理念・課題 清水寛
<わたしの大学院時代>人びととの出逢い 宮地正人
世界科連第42回執行評議会に出席して 塩田庄兵衛
<短信>
<書評>柴田嘉彦著『社会保障の基礎理論』 小川政亮
佐藤正著『地域農政の指針』 太田原高昭
<日本科学者会議第16回定期大会報告>
第17・18期活動方針書/決議
第17期編集委員会の発足にあたって 杉江栄一
Vol.16 No.9(通巻164号)1981.9
<扉のことば>教科書問題と科学者 山住正己
<特集>軍縮と平和
特集にあたって 『日本の科学者』編集委員会
第2回国連軍縮特別総会について 桜井秀威
包括的核実験禁止について 服部学
核時代の平和教育 庄野直美
「核基地をなくす沖縄国際会議」に参加して 野原全勝
<資料>第4回科学者京都会議声明
軍縮問題に関する世界科連の3文書 日本科学者会議国際部訳
軍縮についてのノート ジョン・ダットン
世界科連第42回執行評議会決議
大統領指令59号と核戦争の危険 世界科連軍縮委員会
科学者のエートス カール・ハインツ・ロース(秋間実訳)
ブルガリアの婦人科学者 オルガ・ドゥリャノフスカ(秋間実訳)
民間企業の技術者・研究者の状況調査 東京支部民間企業会員懇談会
<私が出逢った一冊の本>主権在民の愛国心−高島善哉著『民族と階級』 服部知治
<連載小説>「凍てる知の泉」 風見梢太郎
<短信>
<書評>吉沢南著『ハノイで考える』 藤田和子
B・デスパーニア著/町田茂訳『量子力学における観測の理論』 荒川泓
金子幸彦・細谷新治・石川郁男・今井義夫編著『チェルヌィシェフスキイの生涯と思想』 海老原遙
<本の紹介>ヨハン・ベックマン著/特許庁技術史研究会訳『西洋事物起源』 木本忠昭
<JSA出版だより>
Vol.16 No.10(通巻165号)1981.10
<扉のことば>災害と科学技術 美土路達雄
<特集>敦賀原発事故
霜を履んで堅氷至る−なんとなくクリティカル 中島篤之助
ホンダワラによる放射能監視の手柄−敦賀原発事故に伴う浦底湾の放射能汚染− 野口邦和・松川康夫・安齋育郎
日常化する原発労働者の放射線被曝 安齋育郎
原発事故の報告・公表制度の問題点 渡名喜庸安
安全を左右するヒューマン・ファクター−機械と人間のかかわりから見た敦賀原発事故− 舘野淳・青柳長紀
「敦賀名産」のかげり−敦賀原発事故の地域経済への影響 重森暁
原発は最新技術の産物か−敦賀原発事故あれこれ 庄野義之
遺伝子操作の科学的意義 渡植貞一郎
カドミウム汚染の現状と対策 本間慎
カドミウム公害と科学毒性学の課題 泉邦彦
<私が出逢った一冊の本>技術をとらえる視座−三枝博音著『技術の哲学』 須藤浩行
<連載小説>「凍てる知の泉」 風見梢太郎
<書評>島崎稔著『社会科学としての社会調査』 鎌田とし子
<短信>
<JSA出版だより>
Vol.16 No.11(通巻166号)1981.11
<扉のことば>臨調答申と科学者 儀我壮一郎
<特集>80年代の日本資本主義の動向
資本主義の構造的危機と産業構造の転換 関恒義
生産自動化の進展と労働問題 林正樹
財政危機の構造と行政改革のねらい 鷲見友好
在米日系製造業企業の実態 平井規之
<談話室>日米「チチュウカイミバエ戦争」(?)に憶う 伊藤嘉昭
科学技術体制の反動的再編への始動−「56年版科学技術白書」について− 日本科学者会議科学・技術政策ワーキング・グループ
<対談>自由民権百年 遠山茂樹・松島栄一
<わたしの大学院時代>名古屋でもらった宿題 渡久山章
<連載小説>「凍てる知の泉」 風見梢太郎
<私が出逢った一冊の本>幾多の論争を生んだ書−武谷三男『辨證法の諸問題』 永田忍
<短信>
<書評>近藤薫樹著『人間−その発達と福祉のための生物科学』 小原秀雄
鰺坂真著『自由について』 川村仁也
山崎不二夫編『水資源を考える』 安東毅
長砂實・芦田文夫編『ソ連社会主義論』 酒井正三郎
建部正義著『管理通貨制度と現代』 吉川顕麿
<JSA出版だより>
Vol.16 No.12(通巻167号)1981.12
<扉のことば>日本学術会議をめぐる最近の情勢 大森昌衛
<特集>公害・環境問題−新たな前進を求めて−
<座談会>公害・環境問題の流れの中に何を確認するか 安東毅・牛山積・林智・本間慎・宮本憲一 〔司会〕本谷勲
環境教育をめぐる諸問題 本谷勲
<「環境」にとりくむ科学者の声−住民運動の中から−>
潜在的環境問題の解決と科学者の役割 林智
公害反対住民運動の展開 宮本憲一
日本科学者会議公害・環境問題委員会からの報告 本間慎
「技術立国」論の意味するもの 大槻真一
<談話室>ソ連邦第11次5カ年計画について 二瓶剛男
第4回婦人研究者問題全国シンポジウムをふりかえって 中田照子
<わたしの大学院時代>私立大学院での八年間の修業生活 佐々木允臣
<連載小説>「凍てる知の泉」(完) 風見梢太郎
<わたしが出逢った一冊の本>技術史の一方法−岩城正夫『原始時代の火』 山崎正勝
<短信>
<書評>川又淳司著『現代の科学−環境科学』 天谷和夫
<JSA出版だより>
『日本の科学者』総目次156号〜167号
Vol.17 No.1(通巻168号)1982.1
<扉のことば>平和と科学のために 飯島宗一
湯川秀樹博士の業績を偲ぶ 牧二郎
<特集>科学史のすすめ
「近代科学論」の諸問題 高山進
<コメント>19世紀後半の物理学と科学思想 渋谷一夫
<討論>
科学史における現代物理学 山崎正勝
<コメント>現代物理学の形成 兵藤友博
<討論>
科学史と自然科学教育 肱岡義人
<コメント>復原実験の意義 内田正夫
<討論>
オートメーションと生産過程の変動 高美好雄
<コメント>1912年・フォード自動車工場の場合 日野川静枝
<討論>
ドイツ民主共和国における科学史の教育と研究−−これまでの経験と今後の課題−− ハンス・ヴーシング ヴァルター・プルケルト(秋間実訳)
<談話室>変わらないことの効用−モスクワで考えたこと− 在田正義
<座談会>小貝川決壊と治水対策の課題 大屋鍾吾・坂本享・須藤清次 〔司会〕藤井陽一郎
<わたしの大学院時代>実り多かったオーバードクター時代 木村良夫
<書評>H.Mレスター著/大沼正則監訳『化学と人間の歴史』 梶雅範
柴谷篤弘著『今西進化論批判試論』 伊藤嘉昭
<短信>
<JSA出版だより>
Vol.17 No.2(通巻169号)1982.2
<扉のことば>教科書攻撃とわれわれの責務 家永三郎
<特集>教科書の危機と科学者
科学者と教科書問題−−朝永振一郎著作集を手がかりに−− 山住正己
教科書問題の核心 大槻健
理想の教科書づくりと現実 宇田川宏
教科書づくりの中でぶつかったこと 地学教育と理科・教科書 羽島謙三
現場教師の研究活動の昂揚こそ 小島昌夫
「などということもあって」という日本史教科書の文章 青木美智男
11.13「教科書に真実を!言論に自由を!そして平和を」「音楽と文化」わたしたちの集い参加記 横山伊徳
<わたしの大学院時代>若気の至りとどまらず 八木俊彦
学術シンポジウム「核戦争の危機と人類生存のための条件−ラッセル・アインシュタイン宣言の現代的意義を探る」その意義と科学者の課題 佐々木雄太
<資料>第2回国連軍縮特別総会の日程と暫定議題
婦人非常勤講師の研究生活改善をめざして 中川順子・松村尚子・河合葉子
<シリーズ OD問題の解決のために>(第1回)
OD問題とその現状 青木薫
OD問題の一視点 宮原将平
人文系OD第1号の1人として 佐々木潤之介
<短信>
<書評>宮村光重・吉田忠編『食糧の経済』 加瀬良明
巣山靖司著『ラテンアメリカ変革の歴史』 徳永俊明
アニバル・キハーダ=セルダ著/大久保光夫訳『鉄条網の国』 森下輝夫
「赤旗」社会部編『証言特高警察』 宮本武
Vol.17 No.3(通巻170号)1982.3
<扉のことば>軍事研究について考える 山崎不二夫
<特集>戦争と科学技術
戦争と科学者 川崎昭一郎
核兵器体系の現状 桂川秀嗣
日米軍事技術協力−−エレクトロニクスを中心として−− 武藤孝・井口弘
総合安全保障体制のなかの科学技術−−「技術立国」の一断面 植村幸生
「自由民権百年全国集会」雑感 安在邦夫
SSDの準備 藤田久一
<研究者をたずねて>男子技術総合研究所・野村晴彦氏に聞く
80年代改憲勢力の策略−−地方議会の「自衛隊意見書」決議−− 播磨信義
若手研究者の社会的自立をめざして 俵裕子
<シリーズ OD問題の解決のために>(第2回)
オーバードクターの生活実態と意識−−アンケートの分析結果から−− 丹生谷貴行
わたしたちの運動この10余年 渋沢透
<書評>梶谷善久著『水は生きている』 有馬泰絋
<短信>
<JSA出版だより>『東海地震と原子力防災』
Vol.17 No.4(通巻171号)1982.4
<扉のことば>ミネルヴァの梟(ふくろう) 福島新吾
<特集>現代社会主義を考える
ソ連社会主義の歴史と現状 木村英亮
中国社会主義建設の直面する課題 上原一慶
ポーランドにおける大学問題−−ウッチの学生ストライキとその『協定』について−−阪東宏
フランス左翼政権下の地方文献政策−−その歴史的拝啓を中心にして−− 川崎信文
『科学全書』の刊行と科学者運動 藤井陽一郎
住民要求にとまどう基礎科学者 月原冨武
オランダの核兵器反対運動と平和団体 大野節夫
第2回国連軍縮特別総会にあたって−−日本科学者会議の要求と訴え
<シリーズ OD問題の解決のために>(第3回)
「技術立国」・第二次臨調路線下のOD問題 明石博行
<短信>
<書評>坂東昌子・野口美智子・新山陽子編『女性と学問と生活−−婦人研究者のライフサイクル』 中村方子
川崎健・黒木三郎・藤巻正生編『日本の食糧』 橋本玲子
カルデリ著/山崎洋訳『自主管理と民主主義』 小山洋司
<JSA出版だより>
Vol.17 No.5(通巻172号)1982.5
<扉のことば>今日の大学教育 天野和夫
<特集>今日の大学−−教師と学生
学生の人格構造と生活意識 中野収
大学教員の実態−−私立大学の場合−− 井ケ田良治
学生と教師のポートレイト−−一つの思想史的サヴェイ−− 岩間一雄
外国語教育の現場から−−苦吟する教師たち−− 小西悟
いま、大学教師は−−日本科学者会議教育問題委員会のアンケート調査から 十枝修
<わたしの大学院時代>日本科学者会議から学んだもの 大成博文
太陽光利用洋上水素製造輸送計画の調査研究 日本科学者会議船舶技術研究所分会
<シリーズ OD問題の解決のために>(第4回)
私立大学のオーバー・ドクター問題とその対策 上川孝夫
婦人研究者とオーバー・ドクター問題 新山陽子
第4回総合学術研究集会(1982.11)−−その意義とねらい−− 塩田庄兵衛・林智
<短信>
<書評>スホムリンスキー編/十枝修・森重義彰・浜本純逸訳『少年期の教育−市民誕生−』 水内宏
水原洋城著『ニホンザル行動論ノート』 尾関周二
V.ジェルラターナ著 獄中ノート翻訳委員会訳『グラムシ獄中ノート』第1巻 後房雄
<資料>SSDに向けての国際連絡事務所(ILO)からの連絡
Vol.17 No.6(通巻173号)1982.6
<扉のことば>戦争を目的とする研究と科学者 原善四郎
<特集>災害予測の科学
自然災害問題にとりくむ日本学術会議 増田善信
地震予知の現状とその社会的側面 高橋博
気象予測の現状−−集中豪雨予報の限度から−− 岡林一夫
<司法反動化と法曹養成>
司法反動の現段階と憲法の危機 庭山英雄
法曹養成の現状と問題点 佐々木芳男
<シリーズ OD問題の解決のために>(第5回)
オーバー・ドクター問題と学術的プロフェッション 中山伸樹
諸外国における「OD」問題とその対策 高木修二
<資料1>第2回国連軍縮特別総会に核兵器禁止と軍縮を要求する国民署名への学長等の賛同署名
<資料2>世界科学者連盟軍縮委員会への日本科学者会議の意見書
<短信>
<書評>大崎平八郎編著『現代社会主義の農業問題』 松原昭
佐中忠司・佐中郁代著『「地方の時代」と広島』 坂本忠次
田中昌人・田中杉恵著『こどもの発達と診断1 遅児期前半』 荒野泰典
<JSA出版だより>
Vol.17 No.7(通巻174号)1982.7
<扉のことば>「日本資本主義発達史講座」刊行五十周年にあたって 松島栄一
<特集>転機にたつ自治体の試験研究機関
地方公設試験研究機関再編の動きと国の政策 芝忠
公設試験研究機関の全国動向と大阪 森靖雄
6号答申、第2臨調の先取りを行なう試験研究機関−−神奈川 高木信幸
試験研究機関職場の運動−−東京 室山丈夫
試験研究機関の動向と地場産業−−埼玉 馬渡富雄
工業技術センター統廃合反対の闘い−−新潟 細井昭吾
道立試験研究機関の実態と「行政改革」−−北海道 工藤勲
業務見直しと職員提案の内容−−神奈川県工業試験所 愛賢司
<談話室>米の飼料化について 村上毅
平和の危機と科学者の役割 佐久間澄
宇宙技術の軍事利用 的川泰宣
<資料>「核戦争の危機と核兵器廃絶に関する声明」 日本学術会議
<大学問題シンポジウム 一般教育・教養部改革の反省と展望>
一般教育の現状と課題 後藤賢一
岩手大学人文社会科学部の改組問題 日本科学者会議岩手支部
四年制一貫教育の諸問題 浅川淳
討論のまとめ 浜林正夫
<短信>
<JSA出版だりよ>『茨城の科学者』
Vol.17 No.8(通巻175号)1982.8
<扉のことば>「反核」運動と科学者 宮原将平
<研究者と健康>
自然のなかでの健康 神山恵三
現代の研究者と心の健康 石田一宏
<研究者をたずねて>古代の海岸線をさぐる 地質調査所・狛武氏に聞く
<ノーベル化学賞と量子化学>
量子化学の進歩−−ノーベル化学賞によせて−− 仲原一郎
理論化学の現状と問題点 戸川弘
教科書裁判最高裁判決について 家永三郎
<投稿>「共通一次試験」廃止の運動を 二谷貞夫
<資料>今こそ平和を求めなければならない−−核兵器廃絶と戦争防止を訴える科学者の声明
<書評>日本科学者会議編『核−知る・考える・調べる』 服部学
増島宏編『現代の思想構想』 小林丈児
轡田隆史著『ベトナム枯葉作戦の傷跡』、高野哲夫・藤本文朗編『戦争と障害者−ベトナムからの証言』 伊藤嘉昭
日本科学者会議編『食生活と健康』 藤原一也
マイケル・タンザー著/蕗谷硯児・蔵本喜久訳『資源戦争−燃料・鉱物をめぐるはてしなき抗争』 宮谷芳和
<短信>
<JSA出版だより>
<日本科学者会議17回定期大会報告>
第18期編集委員会の発足にあたって 伊藤嘉昭
Vol.17 No.9(通巻176号)1982.9
<扉のことば>分子遺伝学の発展と研究者の責任 田川邦夫
<特集>遺伝子操作を考える
遺伝子組みかえ−−生物学の実用と原理−− 宗川吉汪
遺伝子操作−−技術の特徴と問題点−− 吉川寛
遺伝子操作と生命観・倫理 中川米造
遺伝子工学と科学技術政策 石浜明
遺伝子工学に関する二三の問題点 松代愛三
<談話室>町並みの研究・町並みの保存 上野邦一
<第2回国連軍縮特別総会への要請行動に参加して>
日本が変われば世界が変わる 林智
スローガンにみるアメリカの反核運動−−ニューヨーク100万人集会の一側面−− 安達喜彦
「SSD」開催時のアメリカにて 中村方子
「草の根」ということ 金子ひろむ
通常兵器の軍縮の必要性 浅田正彦
<研究者をたずねて>大気拡散実験を飛躍的に発展させる 気象研究所・矢野直氏に聞く
新潟で水銀汚染を追って(上) 河辺広男
<私が出逢った一冊の本>研究に新しい路を開いてくれた本達 的場徳造
もっと声を−−国立大学教員の悲哀 伊藤嘉昭
<短信>
<書評>杉江栄一著『軍縮 平和の選択』 巣山靖司
井ケ田良治・保田芳昭編『私立大学を考える』 上田勝美
<JSA出版だより>
Vol.17 No.10(通巻177号)1982.10
<扉のことば>日立、三菱、IBM問題と日本の研究体制 田中一
<特集>日本学術会議の改革をめぐって
日本学術会議の足跡と課題 大森昌衛
日本学術会議の現状と問題点 浜林正夫
日本学術会議の改革案について 岡倉古志郎
<資料1>日本学術会議改革試案(ダイジェスト版)
<資料2>わが国の学術体制について−−日本学術会議改革問題を中心に−−
憂慮する科学者同盟の最近の活動 奥山修平
<第2回国連軍縮特別総会への要請行動に参加して>
SSD国民要請代表団に参加して 藤田久一
ボストン地区の反核運動 播磨信義
ボストンにて 石川捷治
ヨーロッパの反核運動−−イギリスを中心として−− 佐藤昌一郎
ボン6.10−−壮大な草の根の力を見た 佐々木雄太
<「シリーズ OD問題の解決のために」を読んで>(1) オーバー・ドクター問題雑感 宮西敬直
新潟て水銀汚染を追って(下) 河辺広男
<短信>
<書評>服部学著『核兵器と核戦争』 杉江栄一
清水潮著『海の微生物たち』 早野恒一
今野道勝著『家畜になった日本人』 安東毅
<会員の声>「学生の人格構造と生活意識」を読んで 一大学院生
Vol.17 No.11(通巻178号)1982.11
<扉のことば>教科書問題と科学者の社会的責任 永原慶二
<特集>研究体制再編のめざすもの
第2次臨調と研究体制再編の背景 日本科学者会議科学・技術政策ワーキング・グループ
国立農業試験研究機関における再編合理化 粕渕辰昭
工業技術と国立研究機関の再編 松井安俊
シンクタンク−−日米比較とその将来−− 近藤利文
海外における研究体制再編の動き 野口祐
<シリーズ 自治体試験研究機関の動向>第1回 山口県における再編整備と現段階 日本科学者会議山口支部県庁分会
教科書における歴史のわい曲−−文部省の検定と歴史の真実−− 矢沢康祐
<シリーズ『講座 今日の日本資本主義』の検討>第1回 第1巻『現代帝国主義体制と日本資本主義』 松石勝彦
<「シリーズ OD問題の解決のために」を読んで>(2) この10年と今後の展望 室崎益輝
<書評>橋本紀子著『女性の自立と子どもの発達』 本葉カツ子
<短信>
書評『戦争と障害者』に関して 高野哲夫
高野氏の反論について 伊藤嘉昭
<てがみ>
<JSA出版だより>
Vol.17 No.12(通巻179号)1982.12
<扉のことば>第二次臨調と大学 牧柾名
<特集>科学者の権利を考える
<座談会>科学者の権利をめぐって 大森昌衛・北田芳治・中島篤之助・原善四郎・伊藤嘉昭
全面勝利した富士電機の不当解雇撤回闘争 田上三郎
日立の解雇に反対する17年の闘いを終えて 草野三夫
福井工大における専制支配の実態と闘いの経過 高木秀男
山口県衛生研究所での不当配転撤回闘争−−その経過と教訓−− 岡田雅裕
<談話室>細胞はお互い同士を識別する 落合廣
霞ヶ浦に展開した総合学術研究 田渕俊雄
<シリーズ『講座 今日の日本資本主義』の検討>第2回 第2巻『日本資本主義の展開過程』 屋嘉宗彦
<「シリーズ OD問題の解決のために」を読んで>(3) オーバー・ドクター問題の取り組みの質的発展を 青木健一
オーバー・ドクター問題解決のための今後の課題 堀江伸
<短信>
<てがみ>
<書評>山下文男著『哀史三陸大津波』 羽鳥徳太郎
樋口健二著『闇に消される原発被曝者』 安田至誠
『日本の科学者』総目次168号〜179号
Vol.18 No.1(通巻180号)1983.1
<扉のことば>ともに生き残る道 小野周
<特集>日本の技術水準評価の視点
わが国における生産技術の現状とその特徴 神保元二
軍事技術と一般生産技術 木本忠昭
技術立国政策と創造力の育成 日本科学者会議船舶技術研究所分会
自主技術の発展と基礎研究 岡田正和
<シリーズ 自治体試験研究機関の動向>第2回 静岡県の試験研究機関の動き 日本科学者会議静岡支部農業試験場班
<江上不二夫博士をしのぶ>
江上不二夫先生をしのぶ−−最近10年の研究生活から−− 大島泰郎
スルファターゼから生命の起原まで−−江上先生の仕事と私−− 石本真
<シリーズ『講座 今日の日本資本主義』の検討>第3回 第3巻『日本資本主義の危機の構造』 増田壽男
拘禁二法案の問題点 村井敏邦
<「シリーズ OD問題の解決のために」を読んで>(4) 欧州共同体へのOD問題に関する「勧告」 青木健一
<書評>守本順一郎著・岩間一雄編『日本思想史(下)』 高田豊實
高橋成人著『イネの生物学』 吉田武彦
<てがみ>
<科学者つうしん>
<JSA出版だより>
Vol.18 No.2(通巻181号)1983.2
<扉のことば>軍縮教育国際シンポジウムに参加して 庄野直美
<特集>原発労働者の放射線被曝 <座談会>被曝労働と原子力発電(上) 安齋育郎・伊沢庄治・出井義男・岩尾裕純・斉藤征二・滝田一郎 〔司会〕安田至誠
軽水型原子力発電所労働者の放射線被曝によるリスク 安齋育郎・Rosalie Bertell
長崎豪雨災害の実態と今後の課題 日本科学者会議長崎支部災害調査委員会
長崎市の水害をみて−−都市の斜面災害について考える−− 大屋鍾吾
<シリーズ『講座 今日の日本資本主義』の検討>第4回 第4巻『日本資本主義の支配構造』 冨森虔児
研究生活を回顧して−−私の方法論−− 横田伊佐秋
がんの科学の到達点と展望−−遺伝子とその発現を中心として−− 亀山忠典
<私が出逢った一冊の本>体系の壮大さへの驚き 山田盛太郎『日本資本主義分析』 野原敏雄
<「シリーズ OD問題の解決のために」を読んで>(5) 実験系のオーバー・ドクターについて 山岸明彦
<短信>
<書評>ローゼンバーグ著/中尾ハジメ他訳『アトミックソルジャー』 原沢進
メドベージェフ著/梅林宏道訳『ウラルの核惨事』 鶴野晃
室崎益輝著『ビル火災』 西山夘三
<てがみ>
<科学者つうしん>
<JSA出版だより>
Vol.18 No.3(通巻182号)1983.3
<扉のことば>アセスメントから環境創造へ 宮脇昭
<特集>今日における科学者の社会的責任
生命工学の危機と研究者の社会的責任 秋元壽恵夫
世界の飢えと日本農業の責任 吉田武彦
社会科学者の現代的課題 大西勝明
科学の批判と哲学 佐藤和夫
細菌戦問題と昆虫学者の役割 藤條純夫
<談話室>マイコンを使う 安齋育郎
<座談会>被曝労働と原子力発電(中) 安齋育郎・井沢庄治・出井義男・岩尾裕純・斉藤征二・滝田一郎 〔司会〕安田至誠
技術立国論の技術論的考察 大沼正則
<シリーズ 自治体試験研究機関の動向>第3回 京都府の公設試験研究機関の概況 家次昭
大学における授業の改革−−私の経験から−− 木村良夫 36
<私が出逢った一冊の本>学問を通して生きるということ 末川博『生きるということ』 佐藤公代
<シリーズ『講座 今日の日本資本主義』の検討>第5回 第5巻『日本資本主義と財政』 岩波一寛
科学者と税金 三木義一
<世界のうごき>
<書評>川端正久著『コミンテルンと日本』 石川捷治
ニコライ・マトヴェーエフ著/草鹿外吉・藻利佳彦訳『科学のプリンセス』 岩崎文子
鶴見俊輔著『戦時期日本の精神史』 河村望
<科学者つうしん>
<JSA出版だより>
Vol.18 No.4(通巻183号)1983.4
<扉のことば>日米軍事技術協力と人間生存の危機 岡田正和
<特集>日本科学者会議−−ひとと活動
特集にあたって 『日本の科学者』編集委員会
参加券方式で盛り上がった「憲法と平和を考えるつどい」 平野公孝・小野義美
「鹿児島アピール」に空前の署名−−SSDへの鹿児島でのとりくみ 飯田泰雄
シンポジウム「基地と沖縄」の発展 今村元義
中海千拓をめぐる私たちの活動 保母武彦
千葉公害裁判と私−−簡易測定を通じてのつながり 天谷和夫
琵琶湖総合開発と住民運動 鈴木紀雄
太陽熱の洋上利用計画への取り組み−−分会主導で共同研究 日本科学者会議船舶技術研究所分会
研究者の75パーセントが会員−−南西海区水産研究所高知庁舎 小西芳信
月刊化が定着した分会誌『新しい風』 日本科学者会議武蔵野電気通信研究所分会
創刊には3年が必要だった−−民間企業会員懇談会会誌『源流』 安田至誠
分会誌『雑木林』は職場のオピニオンリーダー 日本科学者会議船舶技術研究所分会
ぼりばあ丸遺族の民事裁判勝利に手助け/アメリカの平和教育/新入院生歓迎講演会/
新会員歓迎茶話会で研究科交流/女性技術者から見た「現代的貧困」/名簿作りのことごと/
茨城支部自慢の種「分会交流会」/講演・執筆依頼にも例会で対応/
「科学ツアー」や「リンゴ狩り」で家族サービス/東京支部きき酒の会/「誰でも10匹」が宣伝文句のつり講座
<座談会>被爆労働と原子力発電(下) 安齋育郎・井沢庄治・出井義男・岩尾裕純・斉藤征二・滝田一郎 〔司会〕安田至誠
<シリーズ『講座 今日の日本資本主義』の検討>第6回 第6巻『日本資本主義と金融・証券』 建部正義
昭和57年版科学技術白書の批判的検討 日本科学者会議科学・技術政策ワーキンググループ
<書評>日本科学者会議編『現代の災害』 奥田穣
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<てがみ>
<JSA出版だより>
Vol.18 No.5(通巻184号)1983.5
<扉のことば>最近の憲法問題 長谷川正安
<特集>学問への道
天文学でやってきたこと 古在由秀
現代文明批判としての歴史学−−いままでの歴史学とこれからの歴史学 小谷汪之
迷ったときはまっすぐ進め−−金属研究者の経験から 山本悟
現代世界の危機と政治学の課題 田口富久治
昆虫と生化学−−怒れ、そして夢を追え 茅野春雄
戦争における除草剤・枯草剤:人および自然におよぼすその長期的影響に関する国際シンポジウム報告 木田盈四郎
枯れ葉作戦とベトナム−−一生態学者が考えたこと 本谷勲
<シリーズ『講座 今日の日本資本主義』の検討>第7回 第7巻『日本資本主義と労働者階級』 木元進一郎
宮原将平先生と私 岩崎允胤
宮原将平先生をしのぶ 宮台朝直
<私が出逢った一冊の本>現代金融資本研究の一方法 呉天降『アメリカ金融資本成立史』 池上惇
<書評>藤田勇著『ソビエト法史研究』 稲子恒夫
丸山真男著『後衛の位置から』 丸山敬一
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<てがみ>
<JSA出版だより>
Vol.18 No.6(通巻き185号)1983.6
<扉のことば>社会調査に思う 江口栄一
<特集>日本的経営の特質−−欧米とどこが違うか
特集にあたって 日本的経営から何を学ぶのか 『日本の科学者』編集委員会
企業集団と「日本的経営」−−法人資本主義の論理 奥村宏
下請生産構造と日本的経営−−国際的視点からみた日本の下請システム 池田正孝
日本的経営管理の特質 高橋由明
日本的経営と労資関係−−「日本的労使関係」の経済的基礎の検討を中心に 青山茂樹
<シリーズ 自治体試験研究機関の動向>第4回 千葉県の試験研究機関の現状と行政「改革」をめぐる動き 高橋治男
「マルクス没後100年」に寄せて 中山隆次
<大学問題シンポジウム「臨調・行革、行政監察と大学」>
臨調・行革と大学 浜林正夫
行政改革と農学研究・教育のあり方 沢恩
大学の事務機構の一元化 静岡大学職員組合工学部支部
<シリーズ『講座 今日の日本資本主義』の検討>第8回 第8巻『日本資本主義と農業・農民』 井野隆一
<書評>毎日新聞社外信部軍事問題・軍縮取材班編『東西軍事力』他3編 杉江栄一
大槻義彦著『エックス線』 安田至誠・吹田洋
<科学者つうしん>
<世界のうごき>
<てがみ>
Vol.18 No.7(通巻186号)1983.7
<扉のことば>科学者の特有な社会的責任と一般的な倫理 中川直哉
<特集>文化としてのスポーツ
スポーツと人間−−スポーツ社会学 唐木國彦
現代におけるスポーツ技術 江刺幸政
スポーツと教育 正木健雄
アマチュアリズムと日本のスポーツの危機 森川貞夫
スポーツ権運動の課題 広畑成志
<シリーズ 自治体試験研究機関の動向>第5回 山形県の動向と地域フロンティア計画 日本科学者会議山形支部自治体問題研究班
日本古代史研究の現状と課題 鬼頭清明
<私が出逢った一冊の本>研究態度の基本を学ぶ 西山夘三『これからのすまい−住様式の話』 城谷豊
<大学問題シンポジウム「臨調・行革、行政監察と大学」>
私立大学にたいする行政監察 手塚廣
行政監察と付置研究所−−時限付き研究組織との関連において 野田章
「日本学術会議法の一部を改正する法律案」についての声明 日本科学者会議
<シリーズ『講座 今日の日本資本主義』の検討>第9回 第9巻『日本資本主義と国民生活』 北川隆吉
<書評>島根大学地域分析研究会編『飫宇(おう)の入海』 大森昌衛
善本知孝著『木のはなし』 藤上輝之
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<てがみ>
<JSA出版だより>
Vol.18 No.8(通巻187号)1983.8
<扉のことば>1個1,000円のミカンはおいしいか? 秋間実
<特集>反核・平和・学問
医師の反核運動 浅野晴義
“反核”でつながる世界の文学者 伊藤成彦
<わが国における平和研究・平和教育>
日本平和学会−−創立10周年を迎えて 加藤俊作
国連大学−−国連平和年をめざして 武者小路公秀
上智大学国際関係研究所−−平和・軍縮研究を中心に 上智大学国際関係研究所事務局
広島大学平和科学研究センター−−開発問題の視点から 山田浩
長崎平和文化研究所−−被爆者・市民とともに 櫻井秀威
関東学院大学−−総合研究をめざして 小南祐一郎
茨城大学−−学生の要求をもとに 雨宮昭一
名古屋大学−−自主講座からカリキュラム編入へ 柴田敏之
海洋法条約をどうみるか−−2人の水産資源学者の討論 河井智康・田中昌一
<シリーズ『講座 今日の日本資本主義』の検討>第10回 第10巻『日本経済の民主的改革と社会主義の展望』 儀我壮一郎
<書評>川又淳司著『乳業技術論』 小野誠志
<日本科学者会議第18回定期大会報告>
第19・20期活動方針書/決議
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<てがみ>
<JSA出版だより>
第19期編集委員会の発足にあたって 伊藤嘉昭
Vol.18 No.9(通巻188号)1983.9
<扉のことば>事前協議の許術的性格 具島兼三郎
<特集>気候変動と長期予報
<対談>気候と気候変動−−なにが問題なのか−− 田宮兵衛・安田至誠
日本における長期予報の動向−−冷夏・暖冬の予報はできるか−− 能登正之
<談話室>イギリスだより 福吉瑛子
日本学術会議改革問題の経過と問題点 原善四郎
<資料>「日本学術会議法の一部を改正する法律案」に対する提案およひ採決
“IBM事件”の経済的背景−−グローバリズムと経済摩擦−− 宮脇孝久
住宅における生活用具の増加 江口敦子
日本の食糧問題と大企業の民主的規制 堀光興
<書評>鈴木祐司著『東南アジアの危機の構造』 松下洋
<科学者つうしん>
<世界のうごき>
<てがみ>
Vol.18 No.10(通巻189号)1983.10
<扉のことば>反核運動と私たち 柴田政利
<特集>現代のコミュニケーション
現代の言語・コミュニケーション論と人間の問題 尾関周二
新世界情報秩序と世界コミュニケーション年 須藤春夫
コンピュータとコミュニケーション 石沢篤郎
<私の大学院時代>自主的・民主的な雰囲気の中で 岩田進午
<小特集>今日のこども・教育問題とその研究課題
今日の子どもの状態と教育問題−−“学校と社会”問題への視角 高口明久
“子どもの発達の危機”をどうみるか−−発達研究の立場から 松原巨子
教育権論と発達における「階層」の概念 淀川雅也
反核・国際「チェイン・レター」の経過と反省 伊藤嘉昭
青少年非行と倫理学の課題 工藤綏夫
<書評>山口彦之著『作物改良に挑む』 山口秀和
吉田武彦著『食糧問題ときみたち』 田中房江
小林直樹著『憲法第九条』 佐藤尚史
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.18 No.11(通巻190号)1983.11
<扉のことば>日本の科学者の国際的責任 芝田進午
<特集>科学技術の国際協力を考える
発展途上国との科学技術協力の問題点 北田芳治
留学先としての日本−−統計から 斎藤哲夫
発展途上国との学術交流とその問題 八木健三
<談話室>アメリカにみる研究者環境 宮崎毅
<座談会>日本的経営の残された問題 青木茂樹・池田正孝・奥村宏・高橋由明・角瀬保雄
<シリーズ 自治体試験研究機関の動向>第6回 群馬県の試験研究機関の動向−−農業関係試験研究機関の統廃合をめぐって 折茂佐重樹
平和に対する責任を訴えるマインツ宣言−−自然科学者は新しい核武装の危険について警告する 横田伊佐秋訳
イギリス科学者のみた日本企業 北田芳治
<書評>A・グェルラ著/坂井信義訳『コミンフォルム時代』 木村英亮
古田光・鈴木正編著『近代日本の哲学』 田中収
池上惇著『民主主義日本の憲章』 浜林正夫
安孫子誠也著『エントロピーとエネルギー』 川合葉子
森章著『現代社会主義の会計構造』 谷江武士
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.18 No.12(通巻191号)1983.12
<扉のことば>日本学術会議問題について 三宅泰雄
<小特集>文学研究と翻訳の諸問題
文学をいかに科学的に読むか 法橋和彦
翻訳・通訳学の確立のために 八木浩
<声明>科学の軍事利用・軍学協同の推進に反対しよう 日本科学者会議
熱帯雨林帯の保護と熱帯農林学研究のありかたについて考える 伊藤嘉昭
日本的経営と高齢化社会 藤本武
分譲マンションの今後の問題点 梶浦恒男
福井工大高木助教授解任事件−−日本学術会議見解の意義 青木宏治
国立大学教員の賃金体系−−実態とかけはなれる教育職俸給表(一) 松山久義
公立大学の振興に対する国の助成について(要望) 日本学術会議
研究者養成の振興策について(勧告) 日本学術会議
<書評>唯物論研究協会編『哲学を学ぶ人のために』 鳥居広
砂原茂一著『医者と患者と病院と』 芦沢憲一
<科学者つうしん>
<世界のうごき>
『日本の科学者』総目次180号〜191号
Vol.19 No.1(通巻192号)1984.1
<扉のことば>医療と社会倫理 中川米造
<特集>第三世界と「戦争と平和」
第三世界と「戦争と平和」 巣山靖司
アフリカの軍事を考える 川端正久
中米・カリブにおける平和の問題 岡部廣治
化学進化研究の最近の動向−−オパーリン・ミラー以降 桜井通陽
高速道路の超低周波振動公害 長井務
世界科学者連盟第13回総会報告 北村実
パリ国際シンポジウム「科学と開発の危機」 広根徳太郎
<資料>世界の科学界へのアピール
原子力発電はどこまで安全か−−炉工学的安全性を中心として 舘野淳
<書評>吉良竜夫著『熱帯林の生態』、宮脇昭著『緑の証言』 本谷勲
松本剛著『野呂栄太郎』 鈴木正
尾関周二著『言語と人間』 石沢篤郎
幸野堯著『パレスチナへの道』 森垣啓土
<科学者つうしん>
< 世界のうごき>
<JSA出版だより>
Vol.19 No.2(通巻193号)1984.2
<扉のことば>学術会議改悪法の成立とわれわれの運動 原善四郎
<特集>地盤災害
災害問題と地盤 宅地災害問題連絡会
日本海中部地震による秋田県下被害概況 柴田豊吉
82年長崎豪雨災害その後 片寄俊秀
<談話室>「松川事件」の全体像を求めて 堀孝彦
世界に拡がる反核運動とその展望 佐藤昌一郎
いま、なぜ熱帯林(1) 本谷勲
「産・軍・学協同」を進める熊本大学大学院構想 日本科学者会議熊本支部熊本大学分会
日中分析化学合同討論会こぼれ話 中島篤之助
<書評>ジョン・リード著/野田隆他訳『反乱するメキシコ』 加藤英一
畑中和夫・福井英雄編『現代国家論』 金子道雄
ルネ・デュボス、ジーン・デュボス共著/北錬平訳『白い疫病−−結核と人間社会』 亀山孝二
ボブ・ジェソップ著/田口富久治他訳『資本主義国家−−マルクス主義的諸理論と諸方法』 池上惇
<科学者つうしん>
<世界のうごき>
<てがみ>
Vol.19 No.3(通巻194号)1984.3
<扉のことば>私立大学と国庫助成 山口正之
<特集>「パラダイム論」20年
パラダイムか科学的理念か 仲本章夫
現代物理学史とパラダイム論 兵藤友博
現代の経済学方法論の基本問題 関恒義
核分裂兵器と爆縮技術 岡本良治・中原純・森茂康
「産・学・官」連携を考える−−国立研をめぐる研究開発動向 高橋高子・芦村進一・三原啓
東京医科歯科大学事件−−経過・本質・改革の方向 日本科学者会議東京医科歯科大学分
今日の若手研究者運動と臨調・行革−−第9回若手研究者問題全国シンポジウムの報告 上川孝夫
世界最大の宇宙電波観測所をたずねて 古原はるみ
<書評>川崎健著『魚の資源学』 増井好男
張博・明智清明・塙健三共編『球状黒鉛鋳鉄−−基礎・理論・応用』 佐藤敬
和田典子著『子育てと家庭の役割』 羽渕三良
<世界のうごき>
<てがみ>
<JSA出版だより>
<科学者つうしん>
Vol.19 No.4(通巻195号)1984.4
<扉のことば>研究を楽しんでいるか? 畑敏雄
<特集>今日の大学院生
若手研究者の研究力量形成問題 佐伯胖
マスター大学院生の現状と要求 渡辺昭代
院生運動の歴史と現状 佐藤広美
有害金属汚染の現状と新たな展開−−懸念されるベリリウム汚染 浅見輝男
戦後民主主義の“いま”を問う 金原左門
<「パラダイム論」をめぐって>
パラダイム論は有効だ−−仲本論文へのコメント 伊藤嘉昭
数学方法論への唯物論的接近のために 江戸山也
東京大学での軍学協同の実態と問題点 日本科学者会議東京大学工学系院生の会
情報のもつ意味の増大とは何か−−昭和58年度版科学技術白書を読んで 石沢篤郎
第5回総合学術研究集会−−「4総学」の成果を発展させ、人間生存の展望をひらくために 岩尾裕純・志岐常正
<書評>日本科学者会議編『オーバードクター問題−−学術体制への警告』 町田茂
大崎順彦著『地震と建築』 村松郁栄
<科学者つうしん>
<世界のうごき>
<JSA出版だより>
Vol.19 No.5(通巻196号)1984.5
<扉のことば>核軍拡競争を逆行させるために John T. Edsall
<特集>私をかりたてたもの
学問を進める気概 杉山幸丸
一農業気象研究者のあすなろ記 内嶋善兵衛
戦争体験記録運動の15年 安仁屋政昭
一人の天文学者の“生き甲斐” 森本雅樹
「貧困化法則」論 下山房雄
近世宇宙史−−銀河形成論と宇宙の大構造 池内了
新材料の特性と限界−−アモルファスと結晶を中心として 岡田正和
<談話室>フライベルクと日本留学生 木本忠昭
<書評>町田茂・有尾善繁著『現代科学と物質概念−−対象性と自立性の弁証法』 仲本章夫
菅野礼司著『物理学の論理と方法−−古典力学から素粒子論まで』 村山昭浩
『井尻正二選集』 羽鳥謙三
ジュゼッペ・ボッファ著/坂井信義訳『スターリン主義とはなにか』 小野堅
下山房雄著『現代日本労働問題分析』 芹沢寿良
<科学者つうしん>
<JSA出版だより>
Vol.19 No.6(通巻197号)1984.6
<扉のことば>「技術立国」を考える 神立誠
<特集>水と健康
健康をむしばむ飲料水 小林勇
地下水汚染の現状 本間慎
飲料水源と水資源開発 須藤清次
水環境保全と経済発展 仁連孝昭
<談話室>音楽家から学ぶこと 舟橋喜恵
捕鯨と自然保護−−水産資源学の立場から 田中昌一
地方自治体の開発指導行政と町づくりの基本的方向 延藤安弘
新たな観点からの「パラダイム論」の議論を望む 菅野礼司
<書評>森下二次也監修『講座 現代日本の流通経済』第1巻、第2巻 薄井和夫
坂本幸四郎著『青函連絡船』 高石敬史
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.19 No.7(通巻198号)1984.7
<扉のことば>日本学術会議法改正と科学者 小川修三
<特集>多国籍企業の世界戦略
日本企業国際化の新動向と世界経済における日本の位置 杉本昭七
多国籍化しつつある日本の総合商社 杉野幹夫
インドにおける外国資本と外国技術 森野勝好
メキシコにおける外資系企業の活動と国際収支危機 草野昭一
<談話室>理想のワイン用ブドウを目指して 山川祥秀
教育職員免許法改正案の問題点 土屋基規
改訂高校学習指導要領と大学教育 安東穀
大学生の平和意識について−−九州・沖縄地区調査から 高田和夫
<書評>浜林正夫著『現代と史的唯物論』 太田秀通
平田重明著『埋もれた改革−−プラハの春の社会主義』 上島武
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.19 No.8(通巻199号)1984.8
<扉のことば>ある科学者の死 江川友治
<特集>全面核戦争と科学者
核戦争後の地球−−ワシントン会議の報告を中心に 野口邦和
映画「ザ・デイ・アフター」と太平洋から始まる核戦争の危機 海棠新
軍事技術と戦略−−米ソ核戦略の展開過程 安齋育郎
<談話室>ウプサラ大学に滞在して 市川瑞彦
共通一次的学生像−−定型化する受験行動と焦点を失う学習関心 石田純
<書評>北村実著『哲学と人間』 鰺坂真
久保貞次郎著『北川民次 美術の世界』 巣山靖司
<日本科学者会議会議第19回定期大会報告>
第20期活動方針書/決議
<科学者つうしん>
<てがみ>
<JSA出版だより>
第20期編集委員会の発足にあたって 高木昭作
Vol.19 No.9(通巻200号)1984.9
<扉のことば>地球史の一瞬を担う者として 碓井益雄
<特集>科学の新展開
行動生態学(社会生物学)の登場−−生態学の変革とその問題点 城田安幸
科学技術の応用は古代史研究に何をもたらすか 鬼頭清明
がん遺伝子 亀山忠典
<談話室>『解説科学文化史年表』と私 中川益夫
魂をうばわれた日本学術会議−−学術会議法改悪反対署名運動の顛末 三宅泰雄・原善四郎
新局面をむかえたオーバードクター問題−−学術審議会の答申と学術会議の勧告を中心に 上川孝夫・田畑謙二・中山一樹
湊正雄教授の急逝を悼む 八木健三
<書評>L.F.ハーバー著/鈴木治雄監修/佐藤正弥・北村美都穂訳『世界巨大化学企業形成史』 菊地重秋
関下稔・鶴田廣巳・奥田宏司・向壽一著『多国籍銀行−−国際金融不安の主役』 小西一雄
増田善信著『気象と科学』 角田道生
<科学者つうしん>
<てがみ>
<JSA出版だより>
Vol.19 No.10(通巻201号)1984.10
<扉のことば>限定核戦争論とレーガン政権 山田浩
<特集>テクノポリス構想と地域開発
いまなぜテクノポリスか 植村幸生
テクノポリス構想は地域開発か 蔦川正義
浜松地域テクノポリス構想−−その光と影 瀬川久志
大分「豊の国テクノポリス」 気賀沢忠夫
<科学の新展開>現代の物質観−−素粒子はどこまでわかったか 益川敏英
鹿屋体育大学構想の問題点 岡田猛
水爆とは何か−−ブースター効果とテラー・ウラム型配置 岡本良治・中原純・森茂康
84年人事院勧告と大学教員賃金の官民格差−−耐えがたき低水準打破は急務 西田美昭
<書評>前田隆一著『全人的人間像の科学論』 八木健三
<科学者つうしん>
<てがみ>
Vol.19 No.11(通巻202号)1984.11
<扉のことば>人間生存の課題と科学者 林智
<特集>ふたたび共通一次を考える−−実施6年をふまえて
わが国の大学入試制度の変遷 佐々木享
共通一次の問題点と改革の方向−−東海三県教組の数年のとりくみをふまえて 見崎徳弘
共通一次と地方大学 玉置伸ご
入試改革改善への三つの提案−−共通一次の存続を前提として 安東毅
<談話室>子ども部屋はいらないか 外山知徳
高齢化社会と生活空間整備の課題 片岡正喜
中米諸国における社会変革と民俗解放−−そのうねりの根源 徳永俊明
<第三世界の文学>ビルマの文学 南田みどり
クリスマス島の苦しみ アンナ・ロシッター/杉江栄一・林公子訳
イギリス通信 安富邦雄
<書評>グールド著/浦本昌紀・寺田鴻訳『ダーウィン以来−−進化論への招待』 増渕法之
ウォルター・アダムス編/金田重喜監訳『アメリカの産業構造(第6版)』 佐々木雅幸
<世界のうごき>
<科学者つうしん>
<JSA出版だより>
Vol.19 No.12(通巻203号)1984.12
<扉のことば>文明について 森宏一
<特集>高度情報通信システム
高度情報化社会論への疑問 桂敬一
INSと電電公社民営化問題 儀我壮一郎
高度情報通信システムと日米摩擦(上) 宮脇孝久
衛星通信の現状と将来 松本明
<対談>富士山頂の気象観測に憧れて−−自然現象を自分の目で見ることの重要さを語る 平井泰世・安田至誠
国民の歴史と世界史−−教科書問題によせて 西川正雄
学術情報システムで応えうるか−−学術情報流通体制の問題点 かみかた機械化研究グループ
<書評>ロナルド・J ・ヒル著/菊井禮次訳『ソ連の政治改革』 高山英男
ジャック・ハーラン著/熊田恭一・前田英三訳『作物の進化と農業・食糧』 吉田武彦
藤田晋吾著『なぜ科学批判なのか』 室田敏行
『日本漁業の民主的発展をめざして』 佐藤祐二
<科学者つうしん>
<てがみ>
『日本の科学者』総目次192号〜203号