JSA


日本の科学者 総目次

Vol1(1965.12-1967.3)  Vol2(1967.5-1968.3) Vol3(1968.7-1969.6) Vol4(1969.7-1969.12)
Vol5(1970)  Vol6(1971) Vol7(1972) Vol8(1973) Vol9(1974)

Vol.1 No.0(通巻0号)1965.12
<創立発起人総会の記録>
日本科学者会議創立宣言/よびかけ人代表あいさつ/議長団あいさつ/祝辞・メッセージ・祝電/経過報告/付・科学者の全国組織についてのよびかけ/日本科学者会議会則/当面の活動計画
決議 「日韓条約」の批准・アメリカ原子力潜水艦の日本「寄港」・ベトナム侵略への日本政府の協力に反対し、民主主義と学問研究の自由を守るための決議
閉会のあいさつ
 付 会員加入申込書

Vol.1 No.1(通巻1号)1966.3
<扉のことば>『日本の科学者』をみんなで育て、科学運動をひろげよう 神山恵三
現代科学の性格  坂田昌一
科学技術基本法案の批判的検討  川崎昭一郎
科学技術基本法案と権力による学問統制の危険  家永三郎
現場にみる科学技術基本法案の問題点  美園繁
私立大学の経営と教育・研究体制  渡辺睦
独占資本の復活と大学  芝田進午
<資料>科学技術基本法案(第4次案)/計画研究選定基準案
 科学技術基本法案についての声明
 日本学術会議第45回総会議事録抄
 「教科書検定違憲」訴訟・訴状全文
<動向>創立20周年の地団研/各地で進む「北京科学シンポジウム」
 世界科連のベトナム決議
<本の紹介>『科学論』  井尻正二
<投稿>毒ガス問題と科学の悪用

Vol.1 No.2(通巻2号)1965.5
<扉のことば>私学問題への若干の提言  松岡三郎
<論説>沖縄と教育  大河内一男
 学問の自由と大学と自治  高柳信一
 日本学術会議はどこへ行く−−16年の歴史の批判的回顧  井上清
<研究・教育体制の問題>大学教育に対する国家統制−−「大学設置基準改善要綱」について  細谷昂・佐藤郁生
 日米医学協力計画について  高橋三雄
 医学研究と無給医問題  金沢彰
<研究>ビタミンB1大量療法の薬効文献からは効くという論証は困難  高橋晄正
「科学時代の哲学」における近代主義  秋間実
アメリカ帝国主義の世界支配戦略とその論理  杉本昭七
<時評>緊迫するアジア情勢の特質  畑田重夫
 「国益」論に立っての在日朝鮮人の民族教育抑圧政策を批判する  森田俊男
<資料>学校教育法一部改正法案
<研究室からの通信>国土地理院の軍事作業と軍事研究
<動向>日本学術会議・農薬の軍事使用について世界の科学者に訴える
 ベトナム戦争にたいする物理学者の声明
<本の紹介>『生物化学兵器』  江上不二夫
 『稚魚を求めて』  檜山義夫
 『日本の薬学』  川瀬清
 『大学の自治の歴史』  川合章

Vol.1 No.3(通巻3号)1965.7
<扉のことば>行動の意義  舟木重
<論説>選挙区制と憲法問題  黒田了一
<新しい科学者運動の前進のために>日本科学者会議第1回大会・報告
 経過報告/科学技術基本法問題特別報告/新しい科学者運動の前進のために−−当面の活動計画/大会議事録・抄
<科学シンポジウム>現代科学の性格−−天文学の立場から  関口直甫
 「日本近代化論」の検討  木村礎
<いわゆる「建国記念日」に関するシンポジウム>考古学・古代史の立場から  直木孝次郎
 近代史・現代史の立場から  遠山茂樹
 憲法・教育基本法の立場から  星野安三郎
<資料>「紀元節」復活問題年表
<研究・教育体制の問題>「大学の自治」と大学の管理運営−−国立大学協会「大学の管理運営に関する意見」について  山崎真秀
<動向>6.27学者・文化人・労働者のつどい
 「教科書検定訴訟を支援する大阪集会」
 「教科書検定訴訟を支援する全国連絡会」第2回総会
 林学会シンポジウム林野庁の圧力で中止
<会告>日本科学者会議の対外名称の決定

Vol.1 No.4(通巻4号)1966.9
<扉のことば>旧紀元節の復活と科学  松島栄一
<論説>核兵器と科学者  三宅泰雄
・アメリカの争犯罪行為を告発する
 バートランド・ラッセルと戦争犯罪裁判  岩松繁俊
 (資料)バートランド・ラッセル平和財団・資料(1)
 (資料)アメリカのベトナム侵略戦争における毒ガスの使用・無差別爆撃は、国際法違反の犯罪行為  平野義太郎
<科学シンポジウム>坂田博士の『科学に新しい風を』と自然弁証法の問題  藤野渉
 気象予報の問題点  勝井辰宣
<研究>「公害」の共同研究をすすめよう  神山恵三
 東京都空気のガス汚染成分に対するガスクロマトグラフ法による研究  加藤龍夫
<研究・教育体制の問題>私学の民主化と組合運動  尾形憲
 「大学の自治」と大学の管理運営−−国立大学協会「大学の管理運営に関する意見」について(承前)
<時評>チフス事件の疑点  山田千昌
 第11回太平洋学術会議に出席して  牛来正夫
<動向・会のうちとそと>まとまりつつある松代地震調査
 東京支部シンポジウム「私学の悩みを語る」報告
 「奈良の都」を破壊する国道24号線バイパスについて
 都立大学阿部問題について
<本の紹介>『栽培植物と農耕の起源』  大橋幸成
 『イギリス工業法成立史論−社会政策論の歴史的再構成』  石畑良太郎
 『アメリカの中国観−それをゆがめるもの』  鈴木修次
 『アメリカの沖縄教育政策』  木下春雄

Vol.1 No.5(通巻5号)1967.1
<扉のことば>沖縄の子らの訴え  森田俊男
<論説>小笠原の現状と問題点−−沖縄問題と小笠原問題の関係  牧瀬恒二
 アメリカにおける学問の自主性,“学園の叛乱”,軍事研究  陸井三郎
 「資本論」百年,「帝国主義論」五十年にあたって  守屋典郎
 服部英太郎著作集によせて  大友福夫
・危機にある日本の研究体制
 日米科学協力の五カ年  神山恵三
 「科学技術振興の総合的基本方策に関する意見」における国立試験研究機関からみた問題点  長嶺晋吉
 「科学技術振興の総合的基本方策に関する意見」についての私達の意見  日本科学者会議京都支部常幹
 研究機関・大学の筑波集中移転をめぐって  岩佐安
 研究学園都市問題における教育大学の立場  大森昌衛
<投稿>医学における歪んだ科学−−不良薬品を追放せよ  増山明夫
<動向>数学者によるベトナム戦争反対の国際的署名運動
 ベトナム侵略反対・ラッセル国際法廷支持科学者集会
<本の紹介>『黎明期の日本地質学』  藤井陽一郎
 『新安保体制論』  花原二郎

Vol.1 No.6(通巻6号)1967.3
<扉のことば>科学批判の範囲は広く、課題は多い  編集委員会
<特集>日本の学問の現状と課題(1)
 日本の地震学の現状と課題  宮村摂三・藤井陽一郎 他
 日本の農学−−植物保護部門  湯嶋健・鈴木直治
 将来計画と研究体制  田中一
 「産業社会」論と「マルクス主義社会学−社会学の分野における当面する二つの問題」  河村望
<研究委員会報告>教科書検定制度・採択制度の現状と問題−主として自然科学系教科書について  原正敏
<科学シンポジウム>現代科学の性格と方法に関する若干の問題について−坂田論文を深めるために  高橋哲郎
<研究>水産におけるコールドチェインの諸問題  鈴木たね子・小泉正一
<誌上討論>私立大学をめぐる階級闘争−−尾形憲氏の批判にこたえる  芝田進午
<投稿>消費者の抵抗史の発掘  大門一樹

Vol.2 No.1(通巻7号)1967.5
<扉のことば>マンモス化した大学の泣きどころ  広根徳太郎
<論説>日本国憲法と恵庭事件
 恵庭判決と憲法裁判の限界  針生誠吉
 恵庭裁判関係年表  浦田賢治
<大阪科学シンポジウム−−科学を自主的・民主的に創造発展させるために>
 科学の歪曲を見きわめ真に科学を創造するために  室田敏行
 経済学の進歩をはばむ思想上の諸要因  見田石介
 物理学の分野からの発言  菅野礼司
 日本の地震学研究と科学のあり方  玉城逸夫
 医学研究の現状と問題点  日本科学者会議阪大分会医学部班
 伝統医学と日本におけるキム・ボンハン学説研究  藤原知
 医薬品開発の現状と批判  新薬学研究者技術者集団
<京都科学シンポジウム−−科学と教育における実用主義>
 中教審答申「後期中等教育の拡充整備について」にあらわれている教育思想をめぐって  貞広太郎
 国債発行擁護論の問題点  舟場正富
 工学研究と京大工学部の研究体制  広原盛明
<研究>拳銃から発射された黄銅製弾丸の腐食割れに関する実験報告  下平三郎
 弾丸試料の非破壊分析について  長崎誠三
<日本の大学問題−−教研集会大学教育分科会のための基調報告>
 (その1)大学教職員の立場と国内・国際情勢  福島要一
 (その2)大学をめぐる情勢  畠山英高
<動向>熱帯農業研究所をめぐる問題点

Vol.2 No.2(通巻8号)1967.8
<扉のことば>憲法と自衛隊  影山日出弥
<論説>核兵器の現状とベトナム戦争  服部学
<特集>日本科学者会議第2回大会報告
 経過報告/運動方針/分散会報告/分科会報告/研究分科会報告/全体会議議事録(抄)
・米軍の研究資金援助問題
 米軍の研究資金援助をめぐって  神山恵三
 米軍用特定5万分の1の地図製作とその日本地図事業への影響  国土地理院分会
 米軍にたいする軍用日本地図の提供と米軍による日本人科学者にたいする研究費提供の問題など−参議院決・予算委員会会議録より−  五十嵐顕
<公害問題の研究>各支部のシンポジウムより
 公害問題と科学者の責任−−第2回全国大会研究分科会での問題提起  宮本憲一
 四日市からの報告  吉田克巳
 臨床医の立場からみた職業病と「公害」問題  松浦真吾
 通産省公害研究の問題点  梶谷敬
 水質汚濁と農業公害について  佐藤治郎
<資料>日本学術振興会法案について
 日本学術振興会法の修正成立にいたるまでの経過概要  松島栄一
 日本学術振興会法案の法律的問題点  日教組大学部常任委員会
 日本学術振興会法案提出の背景と狙い、その問題点  日教組大学部
 日本学術振興会法成立にあたって  神山恵三

Vol.2 No.3(通巻9号)1967.12
<扉のことば>学者の“乞食根性”  松浦一
<論説>教科書裁判における私の証言  宗像誠也
 憲法訴訟と三権分立−−恵庭判決・朝日訴訟・地裁決定と首相の異議  和田英夫
<日本の学問の現状と課題(2)>教育学の現状と課題  小川太郎
 分子遺伝学の発展と今日の問題点  三瀬勝利
<研究>ABCC問題について  杉原芳夫
<時評>朝鮮大学校認可問題と日本人の立場  牧柾名
 人口問題の現状と将来  篠崎信男
<公害研究委員会報告>清水の空は日軽金のものではない  須藤恒二
 煙害と工場設置の立地条件としての気象−日軽金属清水電解工場設置について  矢野直
 カンキツに対するフッ素の害  尾形亮輔
 「公害」根絶の突破口、生命と真実を守る新潟水俣病闘争の新段階  小林勲
<資料>学術振興会の歴史  東北大農研班

Vol.2 No.4(通巻10号)1968.3
<扉のことば>科学研究費の官僚統制を告発する  神山恵三
<論説>思想統制とたたかう力  遠山茂樹
<特集>当面する大学の諸問題
 大学人をめぐる諸問題と諸情勢  福島要一
 大学の研究教育体制について  渡辺洋三
 この一年、大学をめぐる情勢と大学教職組のたたかい  畠山英高
 国大協第3常置委員会の「意見」についての批判的検討  渡辺洋三
 自由民主党の大阪市立大学に対する不当干渉問題をめぐる事実経過について  日本科学者会議大阪支部常任幹事会
 大学における教育・研究体制の現状−−国立大学の構成単位としての「講座制」について=東京大学の事例  山本潔
<時評>通貨危機と財政危機との共鳴作用−−43年度予算を考える  島恭彦
<特集>1967年度大阪科学シンポジウム報告(その1)
 地域開発政策批判  宮本憲一
 「公害」闘争における医学者の役割  水野洋
 「公害」闘争における法律家の役割  高村文敏
<対談>哲学の学び方−−自然科学者のために  見田石介・井尻正二
<動向>
<本の紹介>

Vol.3 No.1(通巻11号)1968.7
<扉のことば>科学者の社会的責任をはたすために  川崎昭一郎
<日本学術会議20周年記念特集>
 座談会 福島要一・牛来正夫両会員に日本学術会議20年の歩みを聞く  福島・牛来・神山・松島 他
 アメリカの侵略戦争犯罪を審判する−ラッセル国際法廷の成果とその歴史的意義  平野義太郎
 「明治百年祭」の問題点  荒井信一
<1967年度大阪科学シンポジウム報告(その2)>
 宅地開発と埋蔵文化財の保全  住宅問題グループP・S考古学の会
 サリドマイド運動に参加して  新薬学研究者技術者集団
<研究>岡本鑑定書批判  宮原・長崎・松井・原
<海外事情>芸術創造と科学技術研究の諸問題
 世界科学者連盟紹介
<時評>日本農業の構造問題をめぐって  大谷省三
 今後の「建国記念の日」反対運動について  菊地康明
 ルイセンコ論争をめぐって  八杉龍一・徳田御稔
<動向>
<本の紹介>

Vol.3 No.2(通巻12号)1968.9
<扉のことば>科学者の組織を強めよう  江口朴郎
科学研究費と学術審議会  山田英二
<日本の科学の自主的民主的発展のため日本学術会議に期待する>
 神山恵三、原善四郎、山口省太郎、塩田庄兵衛、三宅泰雄、美園繁、川崎健、神立誠、高橋碵一、森田俊男、渡辺睦、竹内峯、牛来正夫、江熊要一
<大学の自治問題>東大紛争と科学者会議  藤田勇
 九大における大学自治の新しい展望について  上滝陸生
 日大の民主化のたたかい  山川明
 現段階における科学の課題と科学者の任務について  鈴木安蔵
<日本科学者会議第3回大会報告>
 日本の科学者をめぐる現在の情勢/1967年度経過報告/1967年度活動の総括/1968年度活動計画
 財政問題について−宮城支部の経験から  日本科学者会議宮城支部事務局
 京都大学工学部分会の1968年度活動方針
<海外事情>オーストラリア科学者によるベトナム戦争に関する声明
 キューバ科学アカデミー国民委員会議長からのメッセージ
 バーナル平和図書館主催のロンドン化学生物兵器(CBW)会議
<資料>日本学術会議に関する資料
 科学研究費問題に対する各学会の態度

Vol.3 No.3(通巻13号)1968.12
<扉のことば>大学の自治について  島恭彦
<論説>大学問題の新段階  松島栄一
 当面の大学問題に関する日本科学者会議の見解
<特集>大学民主化運動の発展のために
 宗像誠也・伊ヶ崎暁生・岩尾裕純・北川隆吉・福田吉太郎・堀孝彦・東京教育大学分会・全国大学院生協議会
<研究>最近の原子力問題  田川一
稲作について−−育種の立場から  角田公正
青森県八戸地方における十勝沖地震災害とその問題点  加納博 他
第2回公害問題研究委員会(四日市)報告
ルイセンコ論争の意味するもの  三瀬勝利
<資料>日本学術会議第51回総会決定事項
 科学研究費補助金配分問題
 那覇港内海底土の放射能調査報告
<海外事情>1967年におけるソ連科学の成果と科学院の課題
<動向>「明治百年祭」批判
 新潟水俣病訴訟
<書評>

Vol.3 No.4(通巻14号)1969.2
<扉のことば>日本学術会議第52回総会から  神山恵三
<特集>大学問題
 座談会 当面する大学問題の現状と本質  山崎・桜木・藤原・松島 他
 北海道大学における学園民主化のたたかい  増淵法之
 国立研究機関を自主的民主的研究体制に発展させるために  重松孟
<研究>岡山県水島工業地帯の大気汚染  浜村憲克
日本農業生物学研究会の活動について  柳下登
<動向>「枯葉作戦」の中止を求める生態学者  伊藤嘉昭
宇宙開発の日米協力について−−学術会議の申入れ
<資料>日本学術会議第8期役員名簿
 日本学術会議第8期会員選挙得票結果一覧
 政党(自民・社会・民社・公明・共産)の大学政策

Vol.3 No.5(通巻15号)1969.4
<扉のことば>「沖縄を返せ」というためには  宗像誠也
<論説>沖縄・本土の科学者の連帯を−日本の学問伝統のひとつとして  森田俊男
 日本学術会議第53回総会にのぞむ  川崎昭一郎
<日本の学問の現状と課題(3)>日本の地質学の課題と展望  大森昌衛
<研究>諏訪湖の公害問題  桜井善雄
ある気象学者の伝記から見た気象史  日本科学者会議大阪気象台分会
京大理学部における民主化闘争  慈道裕治
南極観測体制の現状と東大ロケットの参加をめぐって  日本科学者会議東大宇宙航空研班
<学会・専門分野・各地の科学者の運動>
 分裂組織とたたかい正式発足をめざして努力する新建築家集団
 日本原子力研究所における研究者の権利と研究の自由にたいする弾圧について
 弾圧とたたかう日大教職員組合
 日教組教研集会「大学教育」分科会の討議に参加して
<海外事情>平和と民主主義,正義と社会進歩のためにたたかっている国際民主団体,各国民主団体へ!
<つうしんらん>
<書評> カルナップ『物理学の哲学的基礎』  秋間実
<大学の民主的改革案に関する資料>

Vol.3 No.6(通巻16号)1969.5
<扉のことば>安保問題と科学者
都立大学における自衛官受験拒否のたたかい  伊藤敬一
<日本の学問の現状と課題(4)>海洋開発問題
 海洋の「平和問題」について  三宅泰雄
 「海洋開発」と食糧問題  川崎健
 軍事的性格をにおわす海洋資源開発  重松孟
<研究>畜産経済の構造と問題  千葉燎郎
都市問題と大都市財政の危機について  吉岡健次
ルイセンコ問題の一考察  増淵法之
統計的認識と科学方法論  増山明夫
国公立大学婦人研究者の実態  久原由美子
<海外事情>米軍の化学兵器準備
<つうしんらん>
<学会・専門分野・各地の科学者の運動>北海道大学教育学部教授会の声明
 日本応用動物昆虫学会の軍事研究に関する決定
 熱帯農業研究センター(仮称)の新設
<資料>民主的科学者諸組織の規約
 1969年度活動計画
 日本学術会議第53回総会決定

Vol.3 No.7(通巻17号)1969.6
<扉のことば>大学立法阻止のため全科学者はたちあがろう
<日本の学問の現状と課題(5)>素粒子物理学の現状と課題  小川修三
 確率論の現状と課題  丸山儀四郎
<研究>「靖国神社法案」の内容と役割  佐木秋夫
「地域開発」政策の本質  藤原隆男
鶴尾昭氏を悼む  中島篤之助
<海外事情>軍事研究に反対するアメリカ科学者の研究ストライキ
<つうしんらん>
<書評>
<資料>大学問題についての中間報告案(全文)
 戦後日本大学問題略年表  日本学術会議大学問題特別委員会
 新文部事務次官通達についての学術会議声明
 総定員法に関する学術会議声明

Vol.4 No.1(通巻18号)1969.7
<扉のことば>日本科学者会議第4回大会の成果
<日本の学問の現状と課題(6)>現代国際政治学の諸潮流  巣山靖司・岡倉古志郎
 経済学の課題と展望  置塩信雄
<日本科学者会議第4回大会報告>
 1970年をまえにした日本の科学者をめぐる情勢の特徴/1968年度経過報告・活動総括/1969年度活動計画/全体会議の報告
 専門別懇談会の報告(物理学、工学、農学、海洋・宇宙開発問題、大学・教育問題)
 研究分科会の報告(大学問題、公害問題、安保・沖縄問題)
<研究>中村禎里『ルイセンコ論争』についての私の意見  伊藤嘉昭
<つうしんらん>

Vol.4 No.2(通巻19号)1969.8
<扉のことば>原水爆禁止と科学者
<特集>科学者の待遇・生活条件
 研究者の税金  大島正
 無給医局員の待遇をめぐる諸問題  古瀬和寛
 研究公務員の待遇問題について  岩佐安
 助手の待遇問題について  中野政詩
 日本学術会議臨時総会について 付・諸決議  山崎不二夫
<研究>教育課程改訂問題   川合章
日本の林業と科学・技術運動  前田満
会の運営について  日本科学者会議宮城支部
<海外事情>ソ連の大学における科学研究
<つうしんらん>
科学者は沖縄への毒ガス配備に抗議する

Vol.4 No.3(通巻20号)1969.9
<扉のことば>政府・自民党による議会制民主主義の破壊を糾弾し、大学法にたいして非協力の立場を貫こう
<特集>科学論
 研究者の自治の視点からみた大学問題  玉垣良三
 科学者の若干の問題について  加藤邦興
 哲学と科学方法論  秋間実
<日本の学問の現状と課題(7)>文学の研究・教育の現状とそれに対する不満  小場瀬卓三
<特集>第4回原水爆禁止科学者会議
 第4回原水禁科学者会議の報告 付・声明、アピール  草野信男
 日米安保条約体制の法的諸問題  松井芳郎
 研究体制と平和  江口朴郎
 化学生物兵器について  和気朗
 基地沖縄の毒ガス事故  安仁屋政昭
 人類の月面着陸と科学技術の進歩  藤井陽一郎
<つうしんらん>
<資料>第61回国会衆議院文教委員会・公聴会議録抜萃

Vol.4 No.4(通巻21号)1969.10
<扉のことば>国際反戦デーと科学者
日本科学者会議と新しい科学者運動  川崎昭一郎
<資料>科学者憲章
<研究>「未来学」についての批判的考察  河村望
マルクーゼと歴史の終焉  良知力
大学立法反対運動の総括とこんごの方針  日本科学者会議事務局
大阪支部の活動から  日本科学者会議大阪支部
暴力学生集団との闘いの経験  日本科学者会議京都支部
大学の自治について  高柳信一
<大学・教育問題資料(I)>大学における学術研究体制の整備についての基本的考え方(中間報告)  学術審議会
こんごにおける学校教育の総合的な拡充整備のための基本的施策について(中間報告)中央教育審議会
<つうしんらん>

Vol.4 No.5(通巻22号)1969.11
<扉のことば>公害問題における科学者の責任
科学者の国際連帯、科学の国際交流  和気朗
<世界科連ブラチスラバ・シンポジウム>塩田庄兵衛・杉本昭七・田口富久治
 ブラチスラバ・シンポジウム「科学と技術の関係」について
 ブラチスラバ・シンポジウムの感想
 日本代表報告・日本の公害
<日本科学者会議第4回全国公害問題研究委員会の報告(I)>
 富士川下流域公害問題についての声明
 地域開発分科会のまとめ報告  牛山積
 農業分科会のまとめ報告  須藤恒二
 公衆衛生と医学分科会まとめ報告  片村永樹
学科制・科学論(S共闘理論批判より)  京大理学部改革連絡会議
大学院生運動の歴史とその課題  全国大学院生協議会全国理事会
北大における「大学立法」反対運動と一部暴力学生との闘い  日本科学者会議北海道支部
大学の自治について(下)  高柳信一
<大学・教育問題資料(II)>
<書評>
<つうしんらん>

Vol.4 No.6(通巻23号)1969.12
<扉のことば>日米共同声明の危険な内容と今次総選挙の意義(1)
日本学術会議第55回総会について  神山恵三
<公害問題研究特集>
 新全国総合開発と火力発電所問題  舟場正富
 亜硫酸ガスによる農作物の収量低下機構について  谷山鉄郎
 荒川事故調査報告  荒川事故研究会
 石油工業と公害  宮城支部東北大学工学班
 大気汚染と医学  豊田隆謙
 「悪臭」による公害  林美代子・林智
 地盤沈下の原因探求史にみる科学と社会  藤井陽一郎
 戦前における公害問題  加藤邦興
<資料>日本学術会議第55回総会決定事項
<大学・教育問題資料(III)>教育の基本問題に対する産業界の見解(日経連)
<つうしんらん>

Vol.5 No.1(通巻24号)1970.1
<扉のことば>1970年初頭にあたり科学者の統一強化を訴える
<安保問題特集>座談会 70年安保体制と日本の科学  伊ヶ崎・神山・川崎・河村・杉本・松島・宮崎・和気
<資料>安保条約と日本の科学
<日本の学問の現状と課題(8)>工学部の現状と科学者運動の課題  日本科学者会議名古屋大学工学部班
<研究>戦前における科学運動の記録(I)  岡邦雄
<海外事情>世界科連ブラチスラバ・シンポジウムの報告(続)
<つうしんらん>
<書評>

Vol.5 No.2(通巻25号)1970.2
<扉のことば>言論・出版の自由を擁護しよう
中教審・高等教育改革基本構想試案の意図と本質  伊ヶ崎暁生
<研究>戦前における科学運動の記録(II)  岡邦雄
秋田大学医学部設置への期待と批判  西成辰雄
筑波研究学園都市と農学研究  重松孟
工学部における産学協同  日本科学者会議京大工学部分会
<海外事情>科学労働者の権利に関する宣言
<安保・沖縄問題のページ>  日本科学者会議沖縄支部結成大会より
<大学・教育問題資料(IV)> 中教審・高等教育の改革に関する基本構想試案
日経連・産学関係に関する産業界の基本認識および提言
東北大学理学部改革案
<つうしんらん>

Vol.5 No.3(通巻26号)1970.3
<扉のことば>中教審の「高等教育の改革に関する基本構想試案」に反対しよう
大学問題についての中間報告草案(上)  日本学術会議大学問題特別委員会
中教審「基本構想試案」と大学の改革  中田実
中教審「試案」と近代化路線批判  伊原英雄
創価学会・公明党の言論・出版抑圧問題についての覚え書  佐藤伸雄
<特集>1969年大阪科学シンポジウムの報告(安保・沖縄/大学/公害)
行政管理庁の農学研究機関への「勧告」を批判する  伊藤嘉昭
<つうしんらん>

Vol.5 No.4(通巻27号)1970.4
<扉のことば>学術会議第56回総会にあたって
科学者運動としての将来計画  高橋三雄
学術会議の民主的強化のために−−「核共闘」にたいする批判  川崎健
大学問題についての中間報告草案(下)  日本学術会議大学問題特別委員会
<「海洋開発」計画についてのシンポジウム記録>食糧政策からみた海洋開発  川崎健
 石油・天然ガス・鉱物資源からみた海洋開発  水野篤行
 政治・経済からみた海洋開発  岩尾裕純
<討論>科学は両刃の剣か  山田千昌
<つうしんらん>

Vol.5 No.5(通巻28号)1970.5
<扉のことば>日本科学者会議第5回大会の意義
技術者として生きるために  原善四郎
<特集>技術者論−−現場からの発言
 「自主技術開発」の中で悩む研究者  大阪工業技術試験所分会
 農業技術者をめぐる情勢とわれわれの態度  鴻巣農事試験場会員
 研究の自主的・民主的発展のために  水上宏
 科学者技術社の研究上の直接の利益につながる具体的な運動を  天谷和夫
<日本の学問の現状と課題(9)>地球化学の現状と課題  半谷高久
<研究>自殺と日本の社会構造  近沢敬一
科学技術振興総合計画法案要綱(試案)の検討  大阪工業技術試験所分会
中教審中間報告にたいする批判的検討  大阪支部大学問題特別委員会
核燃料再処理工場の東海村設置について  日本原子力研究所労働組合
民主的科学者諸組織の69年度活動総括と70年度活動計画(I)
<つうしんらん>
戦前における科学運動の記録(II)の一部書きかえ  岡邦雄

Vol.5 No.6(通巻29号)1970.6
<扉のことば>70年代の科学のあり方についての学術会議「申合せ」にこたえよう  川崎健
学術会議「申合せ」(70.4.24 )/学術会議勧告を行政に反映する組織/学術会議勧告の処理状況/科学研究将来計画/学術会議に対する諮問事項一覧
<日本の学問の現状と課題(10)>数学とその周辺  遠山啓
<研究>四次防をめぐる若干の問題  鷲見友好
総合科学としての公害研究へのアプローチ  日本科学者会議京都支部公害問題研究委員会
大淀ガス爆発事故調査報告と討論  日本科学者会議大阪支部公害問題研究委員会
<討論>「科学は両刃の剣か」に対して  宮原将平
<資料>学術会議56回総会学問・思想の自由委報告について  高橋一
<つうしんらん> 46

Vol.5 No.7(通巻30号)1970.7
<扉のことば>70年代と日本科学者会議の任務  塩田庄兵衛
<日本科学者会議第5回大会報告>  1969年度活動報告・総括/日本の科学者運動をめぐる1970年の情勢の特徴/日本科学者会議1970年度活動計画
<戦後の科学者運動(1)>第2次大戦直後の北海道大学における民主化運動  松浦一
二つの国際公害会議に出席して  柴田徳衛
科学者座談会「万国博を考える」
<つうしんらん>

Vol.5 No.8(通巻31号)1970.8
<扉のことば>核兵器完全禁止と科学者の責務
<座談会>70年代の科学のあり方をめぐって
<研究者白書運動>「研究者白書」活動の現状  日本科学者会議京都支部
研究者白書運動の中間報告  日本科学者会議宮城支部、日本科学者会議大阪工業試験所分会、他
国公立試験研究機関における研究管理の現状と問題点について  日本科学者会議東京支部国公研委員会
<研究>安中鉱害−−その経緯と現状、農業被害の問題点  平田煕
<討論>「科学は両刃の剣か」について  田中敬一
<つうしんらん>

Vol.5 No.9(通巻32号)1970.9
<扉のことば>“杉本判決”と学問・思想の自由(1)  高橋一
<大学・教育問題>中教審「初・中等教育の改革に関する基本構想試案」批判  岡本洋三
 私学助成の背景と問題点  野上修市
 夜間大学論  海野福寿
 戦後日本の経済成長と教育の反動化・軍国主義化について  橘博
 中教審中間報告における「大学多様化」  鰺坂真
<第5回原水爆禁止科学者会議の報告>
 70年代核問題の技術的側面  三宅泰雄
 核戦略の新段階  岡倉古志郎
 被爆者問題の25年間のまとめ・医学的側面  草野信男
 被爆者問題の25年間のまとめ・社会的側面  小川政亮
<研究>総合農政の問題点  井上完二
続荒川事故調査報告  荒川事故調査研究会
<つうしんらん>

Vol.5 No.10(通巻33号)1970.10
<扉のことば>専門をいかし、専門をこえた公害とのたたかい  原善四郎
<教科書裁判特集>
 杉本教科書判決の意義  城戸幡太郎
 教科書裁判の本質と杉本判決の意義  尾山宏
 判決「主文」とその解説  松島栄一
 判決後の文部省の態度とその問題点  山川洋一郎
 「文部省通知」(資料)とその批判  深山正光
 教科書裁判の画期的意義  家永三郎
東教大の学長専決体制を告発する「雨宮訴訟」  雨宮訴訟を支援する会
東工大職組裁判闘争と大学の反動化阻止のたたかい  日本科学者会議東京工業大学分会
<70年代における科学の自主的民主的発展をめざして>日本の巨大科学技術  三宅泰雄
<公害問題>公害問題における因果関係  小栗孝夫
光化学スモッグについて  日本科学者会議東京支部
<つうしんらん>

Vol.5 No.11(通巻34号)1970.11
<扉のことば>東京教育大学3教授への「辞職勧告」を撤回させるたたかいをひろげよう
<特集>筑波研究学園都市問題
 東京教育大学の「移転」問題と筑波新大学構想  浜林正夫
 家永氏ら三教授の「辞職勧告」問題  宮田清
 国立試験研究機関問題  岩佐安
 国立試験研究機関の現状と問題点  天谷和夫
 仙台国際研究学園都市問題について  中道琢郎
東北大学附置研究所に関するシンポジウムより  日本科学者会議宮城支部
「厚生省試験研究体制の現状と将来」案について  菅原孝雄・山本実
宮城支部ニュース50号を迎えて  日本科学者会議宮城支部
世界科連主催「若手研究者と現代社会に関するシンポジウム」について
<つうしんらん>
<書評>

Vol.5 No.12(通巻35号)1970.12
<扉のことば>財政活動強化月間を成功させて新しい年をむかえよう  美園繁
<特集>日本の原子力発電所問題
 日本の原子力問題  中島篤之助
 原子力開発と内部被曝の問題  佐々木俊作
 原子炉からでるトリチウムについて  樋口昌孝
 浜岡原発問題について  林弘文
 北海道における原発問題  石崎健二
飛鳥保存問題と歴風審・文保審の答申  山下一郎
<戦後の科学者運動>学術会議創立の頃  牛来正夫
世界科連執行委員会に出席して  塩田庄兵衛
全国公害研究委員会の成果と教訓  加藤邦興
<つうしんらん>
第2回日本科学者会議全国幹事会議事要録

Vol.6 No.1(通巻36号)1971.1
1971年を迎えて  松浦一、塩田庄兵衛
<座談会>70年代の科学者運動と『日本の科学者』の役割  岡倉・藤井・松島・室田・山崎、他
大学設置基準「改正」の意味するもの  伊藤忠士・影山日出弥
司法の反動化と教科書裁判の意義  荒井誠一郎
司法権の独立  家永三郎
司法の独立の擁護は国民自身の課題  尾山宏
<70年代における科学の自主的民主的発展をめざして>農学研究と研究推進構想  農学会員有志
<公害問題>富士公害問題の現状と課題  平野克明
メッセージ・日本科学者会議に期待する
<資料>大学改革の基本問題についての原則的な考え方  学術会議57総会
<つうしんらん>
第6期第3回全国常任幹事会議事要録
『日本の科学者』総目次(創刊号〜35号)

Vol.6 No.2(通巻37号)1971.2
<扉のことば>若手研究者シンポジウムを成功させよう  原善四郎
<特集>ベトナムにおける化学戦争
 「ベトナムにおける化学戦争に関する国際科学者会議」の報告  神立誠
 ベトナム化学戦国際会議の決議
 ベトナム化学戦国際会議への法律的観点からの報告  ファン・バン・バック
 第4次ベトナム調査団の報告  船崎善三郎
 ベトナムにおける化学戦についての報告  益田明典
世界科連第32回執行委員会における報告  レ・カク
科学者のアピール  世界科学者連盟
医科大学の急増と医育制度  朝倉新太郎
日本学術会議の科学者の待遇問題の取扱いについて  神山恵三
大学院生の研究と生活条件  全国大学院生協議会
<坂田昌一氏の死を悼む>坂田さんの想い出  宮原将平
 坂田昌一先生を偲ぶ  大貫義郎
 坂田昌一著書および論文リスト
<つうしんらん>

Vol.6 No.3(通巻38号)1971.3
<扉のことば>公害と生活環境破壊についての科学者および医師の宣言
「靖国神社法案」のその後の問題点  佐木秋夫
<日本の学問の現状と課題(11)>日本における金属間化合物の磁性研究の歴史と現状  東北大学金属材料研究所班
<公害研究>琵琶湖水質調査報告(1)  日本科学者会議京都支部公害問題研究委員会・日本科学者会議滋賀支部
銚子 520万 kW火力をめぐって  戸石四郎
銚子火力総合研究会について  中根千富
大学改革と助手の待遇改善  群馬大学内分泌研究所助手会
1970年大阪科学シンポジウムの報告  日本科学者会議大阪支部
<海外事情>除草剤の軍事利用に関するインドシナとアメリカ合衆国における最近の発展  E. W. パイファー
<つうしんらん>

Vol.6 No.4(通巻39号)1971.4
<扉のことば>日本科学者会議第6回大会を成功させよう  川崎昭一郎
沖縄の米軍毒ガス第一次撤去に立ち会って  和気朗
沖縄教育についての声明と訴え  沖縄の教育をうれえる13人の会
安中精錬所からの重金属排出について  加藤邦興
<資料>1970年代における総合的科学技術政策についての資料
<70年代の日本の科学と教育・宮城支部シンポジウムより>学術会議をめぐってのいくつかの問題点  渡辺浩
精神科学は公害とどうかかわりあうか  内田道夫
<公害研究>母乳への農薬の影響について  山田忠男
 大気汚染と呼吸器疾患  吉田克己
 琵琶湖水質調査報告(2)  日本科学者会議京都支部公害問題研究委員会・日本科学者会議滋賀支部
<つうしんらん>
<書評>

Vol.6 No.5(通巻40号)1971.5
<扉のことば>政治と科学  原善四郎
大阪府知事選挙をかえりみて  宮沢信夫
<70年代の科学の自主的民主的発展をめざして>シンポジウム「1970年代の日本の科学と若手研究者」の記録
「70年代の科学」の提起される根源と展望  藤井陽一郎
座談会・1960年代の医学界の出来事をふりかえって  日本科学者会議予防衛生研究所分会
<特集>軍国主義化
 教育の軍国主義化  星野安三郎
 『防衛白書』批判  河村望
大学教員の人事について  渡辺洋三
科学者と技術者の協力によって住みよい環境を  増田一真
<資料>枯葉剤に関する生態学者の見解
<つうしんらん>

Vol.6 No.6(通巻41号)1971.6
<扉のことば>日本科学者会議第6回大会決議より
出入国管理法案の問題点  小川政亮
司法反動化の現状  野上修市
再任・任官拒否の意味するもの  高木壮八郎
日本学術会議第58回総会報告  川崎健
<座談会>大阪府知事選をかえりみて
<戦後の科学者運動(3)>戦後日本資本主義論争  守屋典郎
<討論>労働と技術の諸問題  木本忠昭
ヘドロの富士川河川敷投棄批判  飯山賢治
“諮問第5号「1970年代における総合的科学技術政策について」に対す答申”について  川崎健
<つうしんらん>


Vol.6 No.7(通巻42号)1971.7
<扉のことば>沖縄協定と核問題
<日本科学者会議第6回定期大会報告>
 1970年度活動報告/総括/情勢報告科学者をめぐる情勢と第6回大会の意義/1971年度活動方針/世界科学者連盟への本会の加盟についての第6回大会への提案/日本科学者会議第7期役員名簿/日本科学者会議第7期参事名簿/日本科学者会議第6回定期大会議事要旨/日本科学者会議第7期第1回幹事会議事要録/第6回大会における討論から
<座談会>科学技術会議諮問第5号答申の検討

Vol.6 No.8(通巻43号)1971.8
<扉のことば>知らしむべし よらしむべし  北川隆吉
イタイイタイ病判決と因果関係論  牛山積
<座談会>中教審答申をめぐって
「筑波新大学のあり方について」の批判的検討  浜林正夫
<研究者白書運動>大学における「管理運営」の現状(I)  日本科学者会議京都支部
<戦後の科学者運動(4)>戦後日本資本主義論争  杉本昭七
第6回大会へのメッセージ・第6回大会諸決議
岡邦雄氏の逝去を悼む  山崎俊雄
日本科学者会議第7期第1回常任幹事会議事要録
<書評>

Vol.6 No.9(通巻44号)1971.9
<扉のことば>最近のニクソン政策と日本  浜林正夫
現段階における核問題  川崎昭一郎
原水爆禁止科学者会議に関する資料
原子力発電の安全性に関する申し入れ・公開質問書
<特集>70年代の日本学術会議に期待する
<研究者白書運動>大学における「管理運営」の現状(II)  日本科学者会議京都支部
教科書裁判−−国・文部省「控訴理由書」を批判する  坂本秀夫
<公害>玄米中のカドミウム濃度の許容基準1.0ppmの検討  浅見輝男
第7回全国公害シンポジウム分科会報告
学会のうごき
<つうしんらん>
<書評>

Vol.6 No.10(通巻45号)1971.10
<扉のことば>水俣病の総合的研究を強化しよう  加藤邦興
ドル・円問題の意味  渡辺佐平
<特集>70年代の日本学術会議に期待する(続)
<大学問題>名古屋大学医学部運営協議会の3年  神谷昭典
大学改革の現状と問題点  日教組大学部
世界科連シンポジウム「若手研究者と現代社会」に参加して  参加日本代表団
<資料>日本学術会議第9期会員選挙立候補者一覧
日本科学者会議第7期第2回全国常任幹事会議事要録
<書評>

Vol.6 No.11(通巻46号)1971.11
<扉のことば>沖縄臨時国会にあたって  川崎昭一郎
<特集>憲法問題
 日本国憲法論の歴史過程について  大江志乃夫
 「司法の危機」とはなにか  利谷信義
 憲法裁判  浦田賢治
<世界科連シンポジウム「若手研究者と現代社会」報告>世界科連会長E.H.S.バーロップ教授の開会演説
 資本主義諸国の若手研究者が当面している諸問題  A.ジェーグレ、L.J.ウェルズ
 社会主義社会における若手研究者  G.G.コトフスキー
 若手研究者の諸問題  ナレンドラ・シン
<研究者白書運動>大学における「研究活動」の現状  日本科学者会議京都支部
J.D.バナール教授の逝去を悼む  山田英二
「科学の科学」と「科学の社会史」−−バナールの仕事について  秋間実
沖縄問題と異国趣味  服部知治
「農用地の土壌の汚染防止等に関する法律施行令(政令第 204号)及び農林省令(第46,47号)」にたいする見解  日本科学者会議東京支部安中公害研究班
<つうしんらん>
<書評>

Vol.6 No.12(通巻47号)1971.12
<扉のことば>ベトナム科学者への支援基金を訴える  神立誠
<中部電力浜岡原子力発電所をめぐる研究報告集会>
 集会の経過と趣旨とまとめ  安藤実
 原子炉の安全性廣川俊吉
 原子炉安全専門審査会の報告書を批判する  林弘文
 発電所の安全性に関する一つの問題提起と組織的集団研究についての提案  林智・林美代子
 原子力発電と核兵器  甲斐義幸
 原発と地域開発−−静岡県東遠地区広域市町村圏との関連において  高橋清
 静岡県の電力  平野康夫
<世界科連シンポジウム「若手研究者と現代社会」報告>
 科学労働者の疎外  F.A.ファン・デル・ロー、H.P.ガラシェール
 ドイツ連邦共和国における「知的過剰生産」について−−数学者の例  ベルンヘルム・ボース
 若手研究者と社会体制  ヒエロニム・クビアク
若手研究者有志の討論結果
北海道の科学運動  日本科学者会議北海道支部
日本学術会議第59回総会の報告  川崎健
文部省科学研究費補助金の配分審査に関する問題について  天野和夫
故和島誠一先生の業績を偲んで  日本科学者会議岡山支部
和島誠一氏を悼む  松島栄一
緊急資料 自民党内閣部会報告書『日本学術会議について』(全文)
<書評>
日本科学者会議第7期第2回全国幹事会議事要録

Vol.7 No.1(通巻48号)1972.1
<扉のことば>沖縄への学術調査団派遣を成功させよう  北川隆吉
<特集>沖縄問題
 沖縄研究の諸問題−−社会科学部門  田港朝昭
  −−自然科学部門  長浜克重
      −−戦後資料の保存について  安仁屋政昭
琉球大学の国立移行問題  金城正篤
沖縄開発と「開発三法」  鎌田隆
 沖縄闘争の構造と課題についての一考察  吉村朔夫
 資料 公用地暫定使用法案についての土地法研究者の見解
<中部電力浜岡原子力発電所をめぐる研究報告集会より(その2)>
 敦賀原発見聞録より  村上昭浩
 中部電力浜岡原発反対運動をめぐって  笠原孝夫
 資料 浜岡における風船揚げ実験
 各地のうごき  柏崎(霜鳥誠一)/岩内(伊藤太郎)/若狭湾(佐藤文隆・西村一朗)/伊方(広野房一)/那智勝浦(布施慎一郎)/能登(飯田克平)/山口県(松尾博美)/鹿久居島(瀬島昭)
<海外事情>北ベトナムにおける高等教育と科学  アーサー・W・ゴールストン
1972年を迎えて  塩田庄兵衛
日本科学者会議第7期第3回全国常任幹事会議事要録
<書評>

Vol.7 No.2(通巻49号)1972.2
<扉のことば>第2回全国若手シンポジウムを成功させよう  石坂悦男
科学者の待遇について  坂寄俊雄
科学者と税金  北野弘久
<資料>学術審議会報告「大学等における学術研究条件の整備について」
紀元節復活6年  松島栄一
<座談会>川崎市生田の崖崩れ実験事故を検討する
新潟のタンカー事故について  茅原一也
日本学術会議第9期に期待する  川崎昭一郎
<資料>日本学術会議第9期会員選挙結果一覧
<書評>

Vol.7 No.3(通巻50号)1972.3
<扉のことば>『日本の科学者』50号を記念して
<特集>現代科学の課題と方法
 政治学の回顧と展望  田口富久治
 経済学−−経済学をただしく発展させるために  関恒義
 現代歴史学の課題について  土井正興
 文学の領域で  小場瀬卓三
 技術史研究の方法と課題  山崎俊雄
 和算の方法  大矢真一
 素粒子論の課題と方法  町田茂
 化学の課題と方法  高橋詢
 わがくににおける結核の諸問題  北錬平
 現代農学の課題と方法  津野幸人
<座談会>日本学術会議第9期の課題と抱負
学術会議の動き
ベトナム枯葉作戦に反対する米国科学者の運動  藤條純夫
日本科学者会議第7期第4回全国常任幹事会議事要録
<書評>

Vol.7 No.4(通巻51号)1972.4
<扉のことば>日本科学者会議への入会のおすすめ  原善四郎
<特集>関西の環境問題
 戦前大阪の公害問題  小田康徳
 新全総と革新自治体下の交通問題  平井都士夫
 香川県公害防止条例の性格  高村文敏
 びわ湖・淀川水系の水問題と公害  片方信也
 京都の市電をまもる運動  広原盛明
地下街の防災問題  北山啓二
「空港問題」と科学者の運動  正木明・堀謙二
<資料>日本学術会議第59回総会決定事項
日本科学者会議第7期第5回全国常任幹事会議事要録
<書評>

Vol.7 No.5(通巻52号)1972.5
<扉のことば>5.15を迎えて  北川隆吉
学術会議春の総会について  川崎昭一郎
25年目の憲法  星野安三郎
教育基本法25年の意義  鈴木英一
<研究・教育体制と筑波移転問題(1)>
 筑波移転「強行決定」の実情と問題点  日本科学者会議東京支部電子技術総合研究所分会
 筑波新大学と大学制度改悪  浜林正夫
都市に“みどり”を創造する科学  守山弘
地下街の環境・労働衛生問題  西山勝夫
北ベトナムの高等教育と科学  アーサー・W・ゴールストン
メドヴェジェフ著『ルイセンコ学説の興亡』について  村田紀
日本科学者会議支部事務局長全国会議報告
日本科学者会議第7期第6回全国常任幹事会議事要録

Vol.7 No.6(通巻53号)1972.6
<扉のことば>ベトナム人民支援のために  原善四郎
「沖縄」問題の新しい課題の解明のために  北川隆吉
第2回全国若手シンポジウム報告  山下正
<日本学術会議第61回総会から>
 日本学術会議第61回総会報告  小野周
 基本的姿勢の確立と組織の抜本的改革  岡倉古志郎
 国際学術交流の正しい発展のために  重沢俊郎
 資料 日本学術会議第61回総会決定事項
都市建設と地下街問題  住田昌二
秋田県小坂町における最近の鉱山公害  日本科学者会議秋田支部明和会中通病院
中教審路線の新局面  三宅英俊
筑波移転問題と「国土地理院の将来計画」  日本科学者会議国土地理院分会
東工大職組裁判闘争の意義と展望  日本科学者会議東京工業大学分会
社会主義における研究の自由  伊藤嘉昭
日本科学者会議第7期第7回全国常任幹事会議事要録

Vol.7 No.7(通巻54号)1972.7
<扉のことば>第1回原子力発電問題シンポジウムに際して  宮原将平
<日本科学者会議第7回定期大会報告>
 第7期活動報告・総括/情勢報告/第8期活動計画/大会諸決議/大会議事要旨/海外メッセージ/第8期第1回幹事会議事要録/大会討論から
学問と科学者のあり方  末川博
プレートテクトニクスと現代の地球科学  藤井陽一郎
いわき市山田川の水質汚染と底生動物  いわき高校公害研究会
日本生態学会「公害と自然破壊」シンポジウム報告  本谷勲
文部省科学研究費補助金問題  岡部利良
西ドイツの教育と研究  斎藤恭司
世界科連執行委員会に出席して  塩田庄兵衛
日本科学者会議第8期第1回常任幹事会議事要録

Vol.7 No.8(通巻55号)1972.8
<扉のことば>水俣病研究の全国シンポジウムを成功させよう  加藤邦興
<1972年全国シンポジウム「現代社会における科学と科学者」の報告>
 科学と科学者のあり方  江口朴郎
 70 年代の科学・技術のあり方  宮原将平
 自治体と科学者  宮本憲一
 国公立研究機関の役割  中島篤之助
<研究・教育体制と筑波移転問題(3)>
 国立農業試験研究機関における研究の合理化  岩田進午
 研究・教育体制と筑波移転問題シンポジウム報告  浜林正夫
現代資本主義の性格規定にかんする若干の問題  関恒義
文部省科学研究費補助金問題(下)  岡部利良
<緊急資料>戦争犯罪告発東京集会採択文書
戦争犯罪をいっそう残虐にエスカレートするニクソン政府と共犯者である日本政府・財界を告発する
ニクソンを糾弾する世界の良心への緊急アピール
戦争犯罪告発東京集会に参加して  和気朗
アメリカの最近の情勢と科学者運動  藤條純夫

Vol.7 No.9(通巻56号)1972.9
<扉のことば>ベトナム民主共和国の科学者を迎えて  川崎昭一郎
北爆下ベトナムの現状とベトナム科学者のたたかい  グィ・ニュー・コンツム
<第7回原水爆禁止科学者会議の報告>
 第7回原水爆禁止科学者会議声明
 国際政治の構造変動と核抑止力概念の危機  関寛治
 核抑止論と日本の核武装  山田浩
 原子力開発をめぐる諸問題  服部学
 アメリカの核脅迫政策とベトナム侵略の激化  坂井定雄
 内外の科学者の核兵器禁止運動  川崎昭一郎
第1回原子力発電問題シンポジウムの経過と成果  国府谷盛明
公害訴訟判決の現代的問題性  平野克明
PCBとカネミ油症の問題によせて  梅田玄勝
新潟沖タンカー事故のさいに使用された油中和剤の分析結果について  清水隆八・鈴木俊雄・外林武
バナール教授の思い出  アニタ・リメル
ハノイ大学学長コンツム氏をかこんで  浜林正夫
日本科学者会議第8期第2回常任幹事会議事要録
<書評>

Vol.7 No.10(通巻57号)1972.10
<扉のことば>沖縄問題について  正田誠一
<沖縄の教育研究体制・公害・土地問題の解明(日本科学者会議沖縄学術調査団調査報告)>
 沖縄学術調査特集にあたって  北川隆吉
 返還時における琉球大学国立移行問題  石坂・上間・金城・小林・杉尾・田港
 琉球大学国立移行関係年表  長浜・山本・吉田
 沖縄における水質汚染  上原・大井・小野塚・吉田
 沖縄の開発・公害・住民運動  石原・今村・小野塚・鎌田・林・水谷
 沖縄の土地問題  来間・小林
生野高山Cd公害の疫学的研究  吉岡金市
会財政のあり方  日本科学者会議宮城支部有志
ベトナムの宗教代表団を迎えて  佐木秋夫
カンボジアにおけるアメリカの枯葉作戦  三土正則

Vol.7 No.11(通巻58号)1972.11
<扉のことば>研究・教育条件改善のために  浜林正夫
<日本列島改造論批判特集>
 「日本列島改造論」の批判と民主的開発政策の展望  島恭彦
 むつ小川原開発の性格と住民  須藤泰秀
 新大隅開発計画と住民運動  高瀬雅男・鳥谷孝男
 “移転”機関から見た筑波研究学園都市  重松盂
捕鯨をめぐる諸問題  川崎健
東京都地震対策への提言  中央民主団体災害対策会議・新建築家技術者集団・日本科学者会議
研究院構想について  天野和夫
農業研究職公務員における日本と諸外国の生活状況の比較  渡辺久男
ある民間大企業における技術者の実情  寺田修治

Vol.7 No.12(通巻59号)1972.12
<扉のことば>会員拡大・財政強化月間を成功させよう  宮沢信夫
コペンハーゲン会議の報告  川崎昭一郎
日本学術会議第62回総会報告  田中一
<小選挙区制特集>
 小選挙区制の問題点  吉田善明
 戦後日本における小選挙区制のうごき  川村俊夫
 日本・諸外国における小選挙区制と実態  大川信明
<日本列島改造論批判特集(続)>
 国家独占資本主義と地域開発  池上惇
 水島臨海工業地帯の現状と問題点  河野通博
 「田中・改造論」の交通ネットワークづくりの問題点  平井都士夫
 「新全総」,「列島改造論」と国鉄  山口孝
日本科学者会議第8期第2回幹事会議事要録

Vol.8No.1(通巻60)1973.1
<扉のことば>「4次防」、「列島改造」の学術版−−日本学術振興会試案の危険性  岡倉古志郎
<教育問題特集>
 一般教育について  石躍胤央
 一般教育についてのつぶやき  田中実
 教育工学の諸問題  宮坂義彦
 入試制度改革の問題点  永原慶二
 過疎問題と学校統廃合  伊ケ崎晩生・小島喜孝
 学力評価をめぐって  秋葉英則
 大学における一般教育  山崎昌甫・嶋田正・喜里山博之・川口是・後藤賢一・田港朝昭・松島栄一
<座談会>日教組教育制度検討委員会報告をめぐって  梅根悟・岩尾裕純・大槻健・白井厚・須藤恒二・浜林正夫・松島栄一・山崎三郎
相互銀行ノーカーボン紙中のPCB測定結果
<特集>今日の水俣病問題
 シンポジウムの概要  後藤賢一
 水俣病訴訟の結審を終わって  馬奈木昭雄
 熊本水俣病のひろがり  二塚信
 チッソの地域支配  土肥秀一

Vol.8 No.2(通巻61)1973.2
<扉のことば>若手研究者の要求と知恵・情熱をひろく結集し、第3回全国若手シンポジウムを成功させよう  竹下睿騏
<科学論特集>
 唯物論と科学方法論  有尾善繁
 工学の課題と技術論  南浩志
 システム論研究序説  橘博
 「ブルジョア自然科学の衰退」と自然の弁証法の立場  藤井陽一郎
<座談会>科学・技術論の現代的課題  加藤邦興・田添一・芝田進午・関恒義・新道道隆・秋間実
「科学・技術論」活動  日本科学者会議愛知支部
哲学研究会報告  日本科学者会議大阪支部
大学院制度改革をめぐって  山田英二
<資料>政府にたいする日本科学者会議の要求および各政党から寄せられた回答
日本科学者会議第8期第3回常任幹事会議事要録

Vol.8 No.3(通巻62)1973.3
<扉のことば>「筑波大学法案」に反対しよう  浜林正夫
<特集>「情報化時代」マスコミ
 情報化の現状と問題点  高木教典
 情報管理と国民生活の変容  北川隆吉
 マス・コミへの権力の介入  稲葉三千男
 「情報化社会」におけるローカル・メディアの機能  須藤泰秀
<研究費問題>
 研究体制シンポジウム「日本の研究・教育体制の現状と将来」の報告
 大学予算のしくみとそれをめぐるたたかい  畠山英高
 昭和48年度科学技術関係予算についての二、三の問題  神山恵三
大学院制度の歴史と大学院生の地位  塩田和夫・竹内常善
第2回瀬戸内シンポジウム「瀬戸内の『開発』と公害」の報告  林謙次郎
<海外事情>米国科学者のインドシナ戦争への協力
日本科学者会議第8期第4回常任幹事会議事要録
<書評>

Vol.8 No.4(通巻63)1973.4
<扉のことば>第8回定期大会へむけて全国の創意をあつめよう  川崎昭一郎
国際通貨危機とその展望  佐藤定幸
<農学−−育種について>
 家畜育種の問題点  西田周作
 作物育種について  細田友雄
 作物育種の問題点−−とくに研究体制について  池橋宏
<今日の教育情勢と大学問題>
 「筑波大学法案」をめぐる若干の問題点  浜林正夫
 立教大学原子力研究所の縮小問題  服部学
 大学職員論の展開  松井博
 日本の国民教育の現状と課題について  森田俊男
 大学をめぐる制度的諸問題  岩尾裕純
コペルニクス生誕500年  島村福太郎
日本科学者会議第8期第5、6回常任幹事会議事要録
<科学者運動日誌>

Vol.8 No.5(通巻64)1973.5
<扉のことば>ベトナムと科学者  原善四郎
<ベトナム問題>
 戦争犯罪を追及して  森川金寿
 第6次ベトナム調査団報告  山崎不二夫
 ベトナムにかんする緊急国際会議に出席して 大崎平八郎 10
日本を中心とした科学者運動  川崎昭一郎
シンポジウム「70年代の科学・技術の発展と若手研究者の役割」の報告
日本科学者会議支部事務局長全国会議の報告
公害訴訟における法理論と科学  牛山積
小選挙区制の新たな局面  吉田善明
合評会『現代自然科学と唯物論弁証法』  秋間実・井原聡・大沼正則・佐藤七郎・道家達将・中川直哉・藤井陽一郎・三村坦・山崎正勝
筑波研究学園都市に航空機公害のおそれはないか  日本科学者会議気象研究所分会
「探究の科学」とは何か  高橋哲郎
<書評>
<科学者運動日誌>

Vol.8 No.6(通巻65)1973.6
<扉のことば>都市計画と科学者・技術者  石田頼房
<エネルギー問題>
 60年代の成長とエネルギー問題  川上正道
 核融合研究の現状  西川周二
<文化財保護問題>
 破壊寸前の伊場遺跡  和歌森太郎
 古代史と文化財  上田正昭
 雨滝山遺跡群の保存問題について  日本科学者会議香川支部
 文化財保護法改正の気運  松島栄一
<公害研究>いわゆる光化学スモッグの原因について  天谷和夫・南雲清
日本学術会議第63回総会の報告  大森昌衛
日本科学者会議第8期第7回常任幹事会議事要録
<書評>
<科学者運動日誌>

Vol.8 No.7(通巻66)1973.7
<扉のことば>新代表幹事に就任して  山崎不二夫
<日本科学者会議第8回定期大会報告>
 第8期活動報告/第9期運動方針書/大会諸決議/大会議事要旨/海外メッセージ/議長団のまとめ/三宅泰雄代表幹事の挨拶
<全国シンポジウム「農学・農業を考える」>
シンポジウムの経過とまとめ  日本科学者会議宮城支部
 “農業の第三次産業論”批判  服部知治
 生産現場と研究者  荒井成彦
 合成洗剤と水質汚染  八代勝美・兼子崇
建築学の現状と将来を考える  富樫穎
『日本の科学者』について  服部勉
日本科学者会議第9期第1回常任幹事会議事要録
<書評>
<科学者運動日誌>

Vol.8 No.8(通巻67)1973.8
<扉のことば>平和の問題について  江口朴郎
<1973年全国シンポジウム「社会と科学者」の報告>
 人類の未来と科学・技術  山崎不二夫
 公害と科学者  加藤邦興
 「森永ひ素ミルク」事件と科学者  中川米造
 革新自治体と科学者  庄司光
 ベトナム問題と科学者  川崎昭一郎
第8回原水爆禁止科学者会議声明
「筑波大学法案」審議をふりかえって  浜林正夫
文化財保護法改訂をめぐって  都出比呂志
関東大地震50周年をむかえての随想  宮村攝三
林業における私の科学運動  前田満
道路公団の提案に反論する  鈴木将
合評会『現代自然科学と唯物弁証法』への著者のコメント  宮原将平・岩崎允胤
<書評>
<科学者運動日誌>

Vol.8 No.9(通巻68)1973.9
<扉のことば>「地震対策学」の提唱  藤井陽一郎
<日照問題>都市問題としての日照問題  広原盛明
 日照確保の問題と自治体行政  石田頼房
 建築家建築技術者にとっての日照問題  大谷幸夫
 科学者・技術者運動としての日照問題  中林一樹
東京都地震対策への提言(第2次)  中央民主団体災害対策会議・新建築家技術者集団・日本科学者会議
第1回若手研究者夏の学校と概要報告
自主的創造的研究活動の発展と研究者の養成  日本科学者会議宮城支部
日本科学者会議公害部の発足によせて  渡辺昂
16年目の大学ノート  大谷省三
大学財政にみる格差と貧困  佐藤博明
暴力集団による日本学術会議の審議妨害について  川崎健
日本学術会議第63回総会における事態について全国の原子核研究者に訴える
原子炉事故論文処分事件について  日本科学者会議日本原子力研究所分会
資料 「原子炉の設置に係る公聴会」について原子力委員会への申し入れ
<書評>
<科学者運動日誌>

Vol.8 No.10(通巻69)1973.10
<扉のことば>モスクワ世界平和会議の開催によせて  川崎昭一郎
<第8回原水爆禁止科学者会議報告>
 原水爆禁止科学者会議のあゆみをかえりみて  江口朴郎
 核戦力の現状  坂井定雄
 核実験からのフォールアウト  猿橋勝子
 最近の核爆発実験に関するいくつかの問題について  服部学
 核兵器禁止運動と科学者  三宅泰雄
 第8回原水爆禁止科学者会議に出席して  市川富士夫
国際環境保全科学会議について  本谷勲
「長沼訴訟」と自衛隊違憲判決  野上修市
原子力発電問題をめぐる最近の活動  安斎育郎
民間研究所における研究者の現状とたたかいの方向  西田哲
日本学術会議第10期会員選挙の有権者登録をかならずおこなおう
日本科学者会議第9期第2回常任幹事会議事要録
<書評>
<科学者運動日誌>

Vol.8 No.11(通巻70)1973.11
<扉のことば>最近の右翼の動きる見る  高橋しん一
世界科学者連盟第10回総会における国際シンポジウム「社会における科学者」に参加して  川崎昭一郎
最近の内外諸事件をめぐる一考察  畑田重夫
<シンポジウム「PCBをめぐる諸問題」>
 シンポジウムの概要  押川元重
 PCB中毒をめぐる諸問題について  梅田玄勝
 カネミ油症裁判の報告  川淵秀毅
 PCBシンポジウムに参加した私の感想  重松孟
<座談会>「科学の危機」と科学者の立場  牧二郎・秋間実・大沼正則・新道道隆・西村肇・藤井陽一郎
<科学者運動日誌>

Vol.8 No.12(通巻71)1973.12
<扉のことば>加速化するインフレと科学者の立場  関恒義
<特集>大学問題
 大学問題の現段階とその歴史的特質  伊ケ崎暁生
 最近の政府・文部省の大学政策の特徴  浜林正夫
 筑波大学法と大学の改革  畠山英高
 私立大学の研究・教育条件  尾形憲
 私学公費助成運動の現状と問題点  野田正穂
 北大「環境科学研究科」大学院構想および法学部再編成について  小出達夫
 関西大学の助手、副手問題  日本科学者会議関西大学分会
日本学術会議第64回総会報告と感想  大森昌衛
資料 日本学術会議第64回総会会長経過報告より
日本側6団体の招待によるベトナム祖国戦線代表団の訪日について
日本科学者会議第9期前半期の支部活動について  宮沢信夫
日本科学者会議第9期第2回幹事会および第3回常任幹事会議事要録
<書評>
<科学者運動日誌>

Vol.9 No.1(通巻72)1974.1
<扉のことば>自然保護について  長崎明
<世界科学者連盟シンポジウム「社会における科学者」の報告>
 シンポジウム参加の感想  参加日本科学者会議代表団
 社会における科学者−−新しい問題、新しいアプローチ、新しい責任  E.H.S.バーロップ
 社会的責任は科学者の道義的責任である  K.ブラタノフ
 西ヨーロッパにおける科学・技術発展の諸問題  P.ショセピ
 社会主義社会における科学者の課題と位置  W.カールワイト
 地方自治体と科学者の役割  宮沢信夫
 日本における若手研究者の状態  三村坦
 日本の若手研究者運動について  馬場政孝
<天皇制問題>
 天皇における諸問題  藤間生大
 「天皇制問題」についてのアンケート調査より
生野鉱山周辺におけるカドミウム等の重金属汚染  浅見輝男・本間慎・田辺晃生・畑明郎
日本科学者会議第9期第4回常任幹事会議事要録
<科学者運動日誌>
<書評>
『日本の科学者』総目次 36号(1971.1)〜71号(1973.12 )

Vol.9 No.2(通巻73)1974.2
<まえがき>第1回「科学者白書」の発刊にあたって  藤井陽一郎
<座談会>日本の科学の未来と科学者の責任  古在由重・三宅泰雄・川崎昭一郎・神山恵三
<科学と科学者の現状>
 現代における政治学の課題  巣山靖司
 社会科学の現状  水田洋
 大学制度−−大学再編成−−大学院改革とその背景  並木美喜雄
 国公立試験研究機関  川島威
 日本学術会議  川崎健
 日本学術振興会  福島要一
<科学者運動の動向>
 日本科学者会議の諸活動
 A 日本科学者会議の沿革、全国規模の活動
 B 日本科学者会議都道府県各支部の活動
 政府にたいする日本科学者会議の要求
 若手研究者の運動
<資料>
 1 日本の科学者−−その量的構成
 2 科学者運動年表−−日本科学者会議のあゆみとともに
 3 日本学術会議の主要な勧告・声明より

Vol.9 No.3(通巻74)1974.3
<扉のことば>新年度にむけて会員拡大を訴える  塩田庄兵衛
<特集>民主主義をめぐる諸問題
 現代における民主主義と自由  田口富久治
 民主的経済像の基礎理論  関恒義
 思想・文化における民主主義の問題  河村望
 資料 暴力による民主主義の危機にあたって訴えに
防衛医大設置の危険なねらい  日本科学者会議防衛医大問題研究会
長沼裁判と科学者  国府谷盛明
放射能汚染測定データ捏造問題をめぐって  安斎育郎
霞ヶ浦の水利用と水質汚濁  日本科学者会議茨城大学農学部分会
安中鉱害による養蚕被害の原因  本間慎・重松孟
故小川太郎氏を悼む  川合章
<世界科学者連盟シンポジウム「社会における科学者」の報告>
 人類に役立つ科学  I.I.アルトボレフスキー
 社会における科学者の変化しつつある役割  P.ボスクマ
 現情勢における核問題と科学者の社会的責任  川崎昭一郎
<書評>
<科学者運動日誌>

Vol.9 No.4(通巻75)1974.4
<扉のことば>科学技術行政の退廃  三宅泰雄
日本分析化学研究所の虚偽を分析する  三宅泰雄・猿橋勝子
データねつ造を生んだ土壌  角田道生
<シンポジウム「『公害』をめぐる学際的研究の方法論」報告>
 企画・組織・運営にあたって  秋間実
 公害問題の集団研究  林智
 法律学の立場からみた学際的研究の発展  牛山積
<特別資料>科学研究労働者の地位にかんする国際文書
漁業資源をめぐる諸問題  川崎健
農耕地の重金属汚染による農作物の被害について  平田煕
日本科学者会議第9期第5回常任幹事会議事要録
<書評>

Vol.9 No.5(通巻76)1974.5
<扉のことば>国民生活の危機と科学者  島恭彦
<国民生活の危機と科学者>
 資本主義の危機と経済学の課題  池上惇
 エネルギー“危機”の背景  近藤完一
 反科学主義のゆくえ  大沼正則
科学者運動のいっそうの発展をめざして−−日本科学者会議支部事務局長全国会議より
<自然保護・文化財保護シンポジウムより>
 シンポジウムのあらまし  原善四郎
 都市の自然  重松孟
 広域連続揚水発電「紀伊計画」  森川博
 銚子・九十九里の自然保護  戸石四郎・宇野栄・延原肇
 結語  長崎明
環境地球化学研究方法論  半谷高久
鐘淵化学工業と油症事件の性格  加藤邦興
日本科学者会議第9期第6、7回常任幹事会議事要録
<科学者運動日誌>

Vol.9 No.6(通巻77)1974.6
<扉のことば>日本の医学を考える  丸山博
<特集>医学をめぐる諸問題
 森永ヒ素ミルク中毒事件と医学  中川米造
 生活と労働に根ざした学問のすすめ  山田信也
 新幹線公害と高速道路問題へのとりくみから  中川武夫
 懇談会 今日の医学・医療問題
<特別資料>科学研究労働者の地位に関する国際勧告草案
政治と科学者  岩尾裕純
政府の科学技術行政を分析する  天谷和夫
環境放射能調査・評価体制をめぐる動き  中島篤之助
原水禁運動の統一的発展のために  佐久間澄
日本科学者会議第9期第8回常任幹事会議事要録
<書評>

Vol.9 No.7(通巻78)1974.7
<扉のことば>新事務局長に就任して  神山恵三
<日本科学者会議第9回定期大会報告>
 第10期運動方針書/大会諸決議/大会議事要録/メッセージ
「技術革新」と刑法「改正」  桜木澄和
沖縄の米軍基地と都市計画  三村浩史・安藤元夫
第4回全国若手シンポジウムの報告
山崎三郎先生を追悼して  高橋詢
山崎三郎先生のことども  松島栄一
<科学者運動日誌>

Vol.9 No.8(通巻79)1974.8
<扉のことば>原水爆禁止と科学者  小川岩雄
<1974年全国シンポジウム「国土と科学者」の報告>
 日本における産業構造の編成  川上正道
 食糧、農業問題  梶井功
 瀬戸内問題  沢田允明
 科学技術政策のあり方  沢田昭二
新設私立医科大学における教育・研究の現状  新川六郎
われわれの望む研究教育体制発展の方向  坂東弘治・松本賢一・山田英二
「技術革新」と刑法「改正」  桜木澄和
玄米中のカドミウム濃度の許容基準1.0ppmの検討(その2)  浅見輝男
日本科学者会議第10期第1回常任幹事会議事要録
<科学者運動日誌>
<支部だより>

Vol.9 No.9(通巻80)1974.9
<扉のことば>研究教育の危機打開に補正予算を  浜林正夫
<25周年を迎える日本学術会議>
 日本学術会議の意義について  神山恵三 2
 日本の学術行政と日本学術会議−−科研費問題  神立誠
 日本の学術行政と日本学術会議−−長期計画  田中一
 国際環境保全科学会議を1年後にひかえて  本谷勲
 科学研究者の地位に関するユネスコ勧告案と日本学術会議  岡倉古志郎
<1974年全国シンポジウム「国土と科学者」の報告>
 日本におけるエネルギーの利用と資源問題  渡辺昂
 科学者団体の運動論をめぐって  室崎益輝
 民主主義と自由をめぐる保守と革新の争点  河村望
参院選前後の経済情勢の問題点  関恒義
「技術革新」と刑法「改正」  桜木澄和
<書評>
<科学者運動日誌>

Vol.9 No.10(通巻81)1974.10
<扉のことば>若手研究者の問題について  町田茂
<1974年原水爆禁止科学者会議>
 核軍拡と核拡散の現状  小川岩雄
 核兵器と地球環境の放射能汚染  三宅泰雄
 核兵器開発の現段階  豊田利幸
<大学院の現状と改革構想>
 広島大学における大学院問題  大森正信
 中央大学大学院の実情と諸問題  金子貞吉
 長津田移転計画と東工大のゆくえ  栗原学
 大学院改革と院生の要求運動の問題  品部義博・太田和敬
わが国における合成洗剤による環境汚染の深刻な現状と対策について  小林勇
深谷昌次先生の死を悼む 日本科学者会議東京教育大学農学部分会
日本科学者会議第10期第2回常任幹事会議事要録
<書評>
<支部だより>

Vol.9 No.11(通巻82)1974.11
<扉のことば>窓を開けよう  神山恵三
<座談会>戦後の平和の課題と科学者運動  草野信男・古在由重・田沼肇・三宅泰雄
<科学者をめぐる情勢と日本科学者会議の役割>
 科学者運動の理念  川崎昭一郎
 原子力問題にみる政府の科学技術政策  小野周
 国民の科学への要求とこれからの公害研究  林智
<科学論・技術論>技術論論争によせて  中村静治
素粒子論と反科学主義  町田茂
電気通信研究所の現状と民主化について  日本科学者会議電気通信研究所分会
<随想>末川博・松浦一・島恭彦・塩田庄兵衛・猿橋勝子

Vol.9 No.12(通巻83)1974.12
<扉のことば>激動する政治情勢と科学者団体の役割  北川隆吉
<特集>婦人研究者問題
 婦人研究者問題の所在とその運動の歴史  坂東昌子
 婦人研究者の現状と課題  筧久美子
 婦人研究者の実態調査報告から  大木れい子
 『婦人研究者に対する心理的・社会的障害』−−M.S.ホワイト論文の紹介  飯田慈子
若手研究者運動の新たな飛躍のために  盛田常夫
若手研究者問題に対する一つの意見  末包昌太
<特集>水銀汚染
 日本の水銀汚染  加藤邦興
 水俣病認定と第3、第4の水俣病問題  斎藤恒
 水銀汚染源−−とくに水銀法ソーダ電解工場を中心にして  大森宏
<随想>「農業近代化」と農業の論理  大谷省三
日本科学者会議第10期第3回常任幹事会議事要録
<科学者運動日誌>
『日本の科学者』総目次72号(1974.1)〜83号(1974.12)