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大学教員・研究者への「任期制」導入・法制化に反対する運動を一層発展させよう(アピール)

 政府・文部省は今通常国会において,広範な大学教貝・関係団体の反対の声を無視し,「任期制」の導人・法律制定を強行しようとしています.また,国立試験研究機関の研究者に対しては,人事院の「意見の申し出」にもとづいて,その制度化が強行されようとしています.
 私たちはこうした緊迫した状況に対し,反対の立場から本日の「研究者・教員への任期制導人を許さない」シンポジウムを開催し,あらためて様々な角度から,その危険な問題点・背景について討論・分析し認識を深めました.
 私たちは,「学問の自由」「大学の自治」を擁護し,21世紀の日本の科学技術・教育制度を充実させる立場から,今回の大学教員・国公立試験研究機関の研究者への「任期制」導人・法制化に強く反対し,政府が法案の国会提出をやめるよう要求するとともに,今後一層反対運動を広げ,強めることを誓うものです.
 1997年2月22日
    「研究者,教員への仕期制導人を許さない」シンポジウム
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