緊急シンポジウム「福島第一原発で何が起きているか」

 久留米大学天神サテライト(アクロス福岡5階)

内 容:
(1)「福島第一原発事故の経過からみえてくるもの」
   岡本良治(九州工業大学教授)
(2)「原発事故時の緊急対策の要点はなにか」
   森 茂康(九州大学名誉教授)
(3)「放射線は人体にどのように影響するか」
   本庄春雄(九州大学教授)
(4)討論
参加費:無料 
主 催:日本科学者会議福岡支部(http://jsa-t.jp/local/fukuoka/)
    核問題研究委員会
    福岡環境研究会
連絡先:日本科学者会議福岡支部事務局長
    小早川義尚 九州大学大学院理学研究院
    電話:092-642-3901
E-mail: kbykwrcbアットマークkyushu-u.org

岡本氏の発表資料が下記にあります。
http://web.me.com/emiyoshi3/JSA_Fukuoka/Nuclear/entries/2011/4/17_symposium4_17.html

ダムシンポジウム「福岡県の無駄なダムを考える」

(福岡・アクロス福岡 東オフィス5F 久留米大学サテライト)

ダムシンポ:福岡県のダム見直し・検証は形式だけか
        コンクリートからヒトへ! どこへ行った

日 時:2011年3月5日(土)午後1時半〜
場 所:アクロス福岡 東オフィス5F 久留米大学サテライト
テーマ:福岡県の無駄なダムを考える

 問題提起:
1.福岡県内の水事情とダム見直しの経緯:蔦川 正義 氏(佐賀大学名誉教授)
2.福岡県内のダム事業にこれまでにどれだけ公費が使われてきたか:
             三浦 紀彦 氏(福岡県自治体問題研究所会員、県庁OB)
3.伊良原ダムの真実:緒方 順年 氏(祓川の環境を守る会・代表)
4.五カ山ダムの計画「福岡市の水は売るほどある」:
             河内 俊英 氏(久留米大学・筑後川水問題研究会)
5.小石原川ダムはいらない:うきは市民の会

主催:筑後川水問題研究会・(社)福岡県自治体問題研究所
共催:JSA福岡支部環境研究会
問合せ先 092-472-4675(宮下、T/F 自治体問題研究所)

[問題点の概要]
 昨年秋、国土交通省は「できるだけダムに頼らない治水への転換を進める」方 針のもと全国84か所のダム見直しを始めました。
 福岡県内では、二つの県営ダム(五カ山ダム、伊良原ダム)と水資源機構が建 設予定の小石原川ダムが「ダム建設事業検証に係わる検討の場」に乗せられました。無駄なダムを見直す重要な機会です。しかし、 福岡県は検討の期限に余裕があるにもかかわらず、3か月という短期間の公開されたわずか2回の「検討の場」を経て、市民・県 民、地元の意見はろくに聞かずに、さる1月末に「ダム建設が最良の方策」という回答を発しました。また小石原川ダムの検討は未了 ですが、地元の意見・実態に踏み込んだ検討は行われていません。
   治水対策としての見直しは、昨今の水害がダム建設で対応できるのか、建設の 基礎となる洪水流量は再検討されたか……などの基本問題に立ち戻る必要がありますが、無視されたまま数十年前の根拠ですすめら れています。加えて「多目的ダム」(治水と利水)としての建設理由を維持するために、無駄な水道用水の開発が引き続き強調され ています。現在でも福岡市の水道水は、ピーク使用時でさえ浄水能力の約4割は過剰となっています。市民の皆さんは、これ以上の 余剰水を開発し続け、より高い水道料金を支払いますか?
 根本的な見直しは、県民として事態をしっかり考え、あらゆる場で意思を表明 することだと考えます。その意思表示の絶好の機会として、この春には知事選挙、議会選挙が目白押しです。各地の実態報告を基に して身近な水問題・ダム建設問題を考えましょう。

『日本の科学者』2月号読書会

日 時:2011年2月14日(月) 午後2時〜午後5時
場 所:アミカス(南区高宮3-3-1 西鉄天神大牟田線「高宮駅」西口すぐ)
内 容:『日本の科学者』2月号<特集>科学リテラシーについて,その他

http://web.me.com/emiyoshi3/JSA_Fukuoka/Dokushokai/Dokushokai.html

エネルギー研究会

日 時:2011年2月5日(土) 午後2時〜午後5時
場 所:あすみん(中央区大名3-6-46 福岡市立青年センター 5F)
内 容:『世界』1月号<特集>原子力復興という危険な夢

http://solid.mech.kyusyu-u.ac.jp/~aono/jsa_fukuoka_energy/

環境研究会

テーマ:「インドネシア・イスラムと民主主義」
講 師:佐々木拓雄 氏(久留米大学)
日 時:2011年1月29日(土) 16時〜18時
場 所:久留米大福岡サテライト(中央区天神 アクロス福岡 5F)

http://web.me.com/emiyoshi3/JSA_Fukuoka/Kankyoken?kankyoken.html

環境研究会

テーマ:「筑後川四大井堰」
講 師:佐々木敏夫氏(小郡市郷土史研究会)
内 容:筑後川中流域に江戸時代に建設された四大井堰の建設の歴史について

日 時:2010年11月27日(土) 16:30〜
場 所:アクロス福岡久留米大学サテライト(福岡支天神)

エネルギー研究会

http://solid.mech.kyushu-u.ac.jp/~aono/jsa_fukuoka_energy/

日 時:2010年9月18日(土)14〜17時
場 所:NPO共同事務所「びおとーぷ」
    (福岡市博多区博多駅前3-6-1 小森ビル4F)

舘野他編『どうするプルトニウム』(リベルタ出版)第3章を勉強する予定です。
関心のある方の参加をお待ちしています。

問い合わせ先: http://jsa-t.jp/local/fukuoka/

福岡環境研究会

日時:2010年7月10日(土)17時〜18時半
場所:アクロス福岡・東オフィス5階(久留米大学天神サテライト)
講師:土肥勲嗣氏(九大法学部・院生・博士課程)
テーマ:「公共事業と政治参加ー熊本県川辺川ダム開発を事例としてー」
概要:
 政権交代後、国土交通省は従来のダムを中心とする河川政策の転換を
模索していますが、本当に変わるのでしょうか。熊本県の川辺川ダム開
発の事例を通して、今後の河川政策の方向性を検討します。
参加費:100円
担当:JSA福岡支部・近藤加代子(九州大学大学院芸術工学研究院)

連続講演会

日 時:5月9日(日)15時30分〜17時30分
場 所:久留米大学福岡サテライト(天神・アクロス福岡東オフィス5F/092-737-3111)
講 師:鈴木右文氏(九州大学)「生成文法による現代英語の分析」
    (もう1名,環境関連のお話しをして頂く方に交渉中です)
  なお,講演会終了後,懇親会を行います.参加ご希望の方は事務局までご連絡下さい.
        事務局:092-583-8839

福岡環境研究会

「日本の食糧・農業問題と環境・エネルギー革命」

日時:2010年3月6日(土) 16時〜18時
場所:アクロス福岡久留米大学サテライト(福岡市天神)
   (東オフィス5階、場所問い合わせ092-737-3111)

講師:梅木利巳氏(東京農工大元教授)

参加自由、当日会場へ
参加費:100円

福岡環境研究会(連絡先:河内0942-31-7535)

【内容要旨】
 CO2排出増大による地球温暖化(環境破壊)は、化石エネルギーへの過剰」な依存と深くかかわっているので、
人類が直面している地球規模の災害を克服するためには現下の環境破壊型経済システムを革命的に転換することが
緊急の課題であるとする多様な主張がある。
 この報告では、この問題に包括的に接近するのではなく、食料と農業は、この課題にどうかかわるかという視点に
限定して考えてみたい。近年の世界的食料危機には、多様な要因が影響しているが、地球温暖化やエネルギー問題が
大きな影響を及ぼしている。
 また、日本でも温暖化の影響とみられる作物の減収、品質劣化、産地移動などが始まっている。これらの変動に
短期的・技術的に対応する道も大事であるが、基本的には再生可能エネルギーの開発と、その農業的利用、国産(地域)
主軸の脱石油型農業、地域循環型農業を構築して、環境保全型経済システムに移行することが基軸でなければならない。

エネルギー研究会

日 時:2010年2月27日(土)
     2010年3月20日(土)

『日本の科学者』読書会

日 時:2010年2月8日(月)
     2010年3月8日(月)

福岡環境研究会

日 時:2010年1月16日(土)16時〜
会 場:アクロス福岡 久留米大学サテライト(東オフィス5階)
講 師:蒲田 理氏(薬学博士)
     「食べることの意味について」
   サプリメントの過剰宣伝はゆがんだ資本主義の側面でありヒトの食生活の退化ではないか.
    このような視点で現在の食事の問題点とサプリメントだのみの日常を考えるきっかけを与えてくれるものと思います.

「JSA九大第二回例会」のお知らせです。どなたでも御参加になれます

日 時:12月8日(火) 18:00〜
場 所:九大箱崎キャンパス 農学部1号館4F 471教室
講 師:高木正見 教授  九大農学研究院生物的防除研究施設
タイトル:諫早湾干拓地における農業の展開

諫早湾干拓事業は昭和61年に着工され、平成11年に潮受堤防が完成し干拓地造成工事
が開始され、次いで農地整備事業が行われた後、平成20年4月から本格的に農業が開始
された。本干拓地はその全部が畑地(一部、施設栽培)で、1区画6haという広大な面積に、
ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、キャベツ等の野菜と牧草が栽培され始めている。
総面積647haという大面積の畑作地は、わが国においては北海道以外では初めてで、ここが
今後どのような農耕地に変貌していくかは、わが国農業の未来にも大きな影響を与えると
考えられる。病害虫の侵入がゼロからのスタートで、有機栽培や減農薬栽培を行いやすいと
されている一方で、いったん病害虫が侵入した場合に、単一作物の大規模栽培地に蔓延し、
激甚な被害を与える危険性もはらんでいる。始まって2年目の諫早湾干拓地における農業の
現状と今後の展望について紹介する。
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講演終了後に箱崎で懇親会を行います.
箱崎地区のJSA会員は是非ご参加下さい.
また,講演終了後の懇親会に参加の方は,以下まで連絡下さい.

中野(農学部附属農場)
TEL & FAX: 092-612-2870
Mail: nakano@farm.kyushu-u.ac.jp

『日本の科学者』12月号読書会

日時:12月7日(月) 14:00〜17:00
場所:びぉとーぷ

エネルギー研究会(第34回)

日時:11月28日(土) 14:00〜17:00
場所:びぉとーぷ

『日本の科学者』11月号読書会

日時:11月9日(月) 14:00〜17:00
場所:びぉとーぷ

2009年度 第29回 福岡県自治体フォーラムの御案内

<基調テーマ>
世界と日本、地域自治体・住民の未来を語る
・・・09年総選挙の意味とこれからの課題・・・

主催:社団法人 福岡県自治体問題研究所
第29回 福岡県自治体フォーラム実行委員会
  (JSA福岡支部共催)

〒812-0011 福岡市博多区博多駅前1-19-3
TEL・FAX 092-472-4675
メールアドレス jiti@ked.biglobe.ne.jp

日程 11月8日(日) 9時半受付 開会10 時、 閉会16時
会場 西南学院大学2号館
参加費 1,000円(ただし学生、障がい者は300円、介添者無料)

【会場】
西南学院大学(福岡市早良区西新6-2-92)
駐車場がありませんので地下鉄、バスを御利用ください。
【交通】
バス
  博多駅バスセンター〜修猷館前…約35分
  天神〜修猷館前…約20分
 ※修猷館前バス停から徒歩5分
地下鉄
  福岡空港〜西新駅下車…約17分
  博多駅〜西新駅下車…約12分
  天神〜西新駅下車…約8分
※地下鉄西新駅から徒歩5分

<全体会>(10時から12時15分まで・西南学院大学 2号館511番教室)
記念シンポジウム
  世界と日本、地域自治体・住民の未来を語る
 ・・・09年総選挙の意味とこれからの課題・・・
講師  ◎石川捷治・久留米大学法学部教授
         (九州大学名誉教授、政治史)
    ◎山家悠紀夫・暮らしと経済研究室主宰(元神戸大学教授・元第一勧銀総合研究所専務理事、エコノミスト)
コーディネーター
    ◎西堀喜久夫・九州国際大学教授(財政学)

つくろう 学ぼう 住民が主体の地方自治

<分科会>(13時10分から16時まで・西南学院大学 2号館5Fと6F)
 各分科会で講師のお話、参加者からのレポート、討論、交流をおこないます。
講演・報告テーマ……講師・報告者
(1)社会保障の財源問題と消費税
      ……山家悠紀夫・暮らしと経済研究室主宰
  ○現場からのレポート
  (籾井・重税反対実行委、丸林・福建労、北園・県社保協、宮崎・県政研)
(2)「密約」・米軍再編と憲法・国民の生活
  ○「密約」問題からみる新政権の課題
      ……石村善治(福岡大学名誉教授
  ○地域からみた米軍再編
      …ソマリア・博多港・福岡空港・築城・芦屋・大刀洗
               ……酒見辰正(平和委事務局長)
(3)これからの日本の食料・農業問……コーディネーター平川一郎
  ○食料自給率と国民の意識……樋口泰範(元うきは市教育長)
  ○貿易自由化と日本の食料……山口和宏(佐賀大学)
  ○EUはどうして100%を達成できたか
    ……三上禮次(元九州芸工大学)
(4)ここまで歪んだ日本の税制…新政権と地方財政危機打開の方向
          ……講師 桑野義政税理士、助言者 西堀喜久夫
   ○現場からのレポート(県、市町村、業者、議員)
(5)子どもと貧困問題……コーディネーター牧忠孝(高法研)
   ○幼児教育の現場から……原井恵美子(保母、福岡市政研)
   ○小中学生の現状(学校・地域)……西恵美子(養護教諭)
   ○私学高校生の実態
        ……浅井繁樹(県私学助成をすすめる会事務局長)
(6)新政権誕生とこれからの地方自治・道州制問題
          ……講師 宮下和裕、助言者 石川捷治
   ○道州制の問題点とこれからの地方自治
               ……宮下和裕(研究所事務局長)
   ○唐津の大型合併の現実と今後の課題……金嶽栄作(唐津市労連)
   ○福岡県下における定住自立圏構想の現状と問題点
               ……三浦紀彦(研究所会員)
(7)どうする転換期のまちづくり…日本の常識は世界の非常識
  ○問題提起……蔦川正義(佐賀大学名誉教授)
  ○福岡市のコミュニティ施策と住民自治のまちづくり
              ……横山孝雄(福岡社会教育研究会)
  ○こんな唐津をつくりたい……浦中耕一郎(佐賀自治労連)
  ○日本の景観を壊しているのは誰か
              ……石井吉弘(福岡・住環境を守る会)
  ○地域密着型介護基盤の整備と地域の絆(きずな)再生へ
   …大牟田市での高齢者が住みよいまちづくりの実践
              ……牧嶋誠吾(同市・長寿社会推進課)

第1回JSA例会@九大

以下のように第一回JSA例会@九大として,最近,高 原ソフト界面プロジェクトを立ち上げられた高原淳 教授に最近の研究に関してお話を伺うことになりま した.表面・界面の材料設計などに興味をお持ちの 方はぜひご参加下さい.
日 時:10月16日(金)17時より
場 所:伊都キャンパス・ウェストゾーン総合学習プラザ第10
    http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/ito/ito.html
演 者:高原 淳 教授(先導物質化学研究所)
講演タイトル:「ソフトマテリアルの表面・界面の特徴を生かした材料設計と機能特性」
<講演の概要>
 液晶、ゲル、界面活性剤、合成高分子、生体高分子、エラストマーなどの軟らかい材料「ソフトマテリアル」で形成される表面と界面は身の回りの至る所に存在し、主として有機高分子で形成され、有限の厚みと、特徴的な動的特性、さらにそれ自身が能動的な機能を有しています。本講演ではソフトマテリアルの表面・界面の特徴を生かした材料設計について講演者らの最近の研究を紹介します。
連絡先:三好 永作
総合理工学研究院(筑紫キャンパス)

福岡支部 環境研究会

日時:09年1月10日 (土曜日)16時〜
会場ア:クロス福岡久留米大学サテライト(東オフィス5階 092-737-3111)
講師:青野雄太(九大工学部・助教)
テーマ:九州における自然エネルギー資源と利用可能性について
参加費:100円・申込不要当日会場へ
問い合わせ:河内俊英(0942-31-7535久留米大学・生物学教室)

 地球温暖化の原因は、人間活動による温室効果ガスの増加であることが明らかになった。温室効果ガスは主に枯渇性資源の消費によって生じる。
 我が国においてはエネルギー資源のほぼ95%が枯渇性資源によって占められ、そのうちの約半分が石油である。これら枯渇性資源はいずれ生産量の減少、あるいは枯渇を迎える。したがって、石油をはじめとする枯渇性資源の消費の漸減と、自然エネルギー資源を基盤にした社会の構築への取り組みが必要であると考えられる。
 JSA福岡エネルギー研究会ではエネルギーと食糧の問題を中心に議論を行なってきた。その中で、一つ言えるのは、自然エネルギーや食 糧の収量は地理的自然条件に大きく依存するということである。現代の地理的自然条件を超えた経済活動は枯渇性資源が可能としているとも言える。したがって、地理的自然条件の範囲で行う人間活動、地産地消が自然エネルギー社会の必要条件といえるだろう。
 本講演では九州を一つの地域として取り上げ、九州地域における自然エネルギー量を推定する。そして、推定した自然エネルギー量を元に現代社会と自然エネルギー社会の相違について考察する。

福岡支部、環境研究会

日時:2008年11月15日16時〜18時
場所:アクロス福岡久留米大学サテライト(東オフィス5階)
講師:藤本 登氏(長崎大学准教授)
テーマ:「これまでの環境教育これからの環境教育」

講師の藤井氏はドイツ、タイをはじめ海外の環境教育にも詳しく、海外での取り組みを交えた話が聞けると思います。
またこれまで行われてきた我が国の環境教育の課題を考慮し、発展させたこれからの環境教育のありかたへの道筋を話してくれます。

福岡環境研究会
連絡先:河内 俊英(久留米大学)

福岡環境研究会9月例会のご案内

テーマ:「最近の都市災害の傾向と回避のために」
講 師:多賀直恒(山口福祉文化大学教授・元福岡大学教授)
日 時:9月27日(土曜日)午後16:30〜18:30
場 所:久留米大学福岡サテライト
(天神・アクロス福岡東オフィス5F)092-737-3111(会場)
参加費:100円

内容の要約:
 中国の四川地震の被害状況を見て日本とは違う? 東北の地震被害は福岡の地 震とは違う?と思いませんでしたか。いずれも山岳地帯で発生した地震被害で した。毎年のように日本各地では風水害が生じています。日本の水害と欧州の 水害は基本的に違う構造を持っています。最近の都市災害を見て我々は何を学 ぶことが出来でしょうか。
 その表れた被害現象から被害を避けるため防ぐための教訓を学び将来の対策に 活かすことを考えます。福岡では、1999年に集中豪雨による水害を経験しまし た。2005年には震度VIの地震に驚愕しました。
最近の地震被害や都市水害を通して、都市で生活する住民にとって何を学びど のような対策を考えておけばよいかを事例を通して検討しましょう。
 都市の人口が集中し施設が密集しライフラインが複雑にネットワーク化されて いる現在、安全で安心して暮らす都市環境を整備するには、災害を回避するに は何をすべきかを真剣に考えて見る必要があります。

福岡環境研究会  河内 俊英(久留米大学)
キーワード:最近の都市災害 その傾向と特徴 住民の住民意識 マスコミの報道 自然現象と災害の関係 都市構造の変化 福岡水害と福岡地震 想定外 の地震と発生確率 災害を回避するには

最近の都市災害 ⇒ 震害と水害、土砂災害に限定しても、日本各地、九州で激甚災害が発生。  原因は、成熟社会で本来人間が持っている本能を失っている。 生存のための自己保護本能・自己選択自己決定の意識がない 依存意識が強く 誰かがやってくれる、誰かが助けてくれる、危険を顧みずに自己責任を忘れて
その傾向と特徴 ⇒ 殆どが過去の経験の再現 
教訓が活かされていない住民の住民意識 ⇒ 間違った災害観と自己選択自己決定の精神の欠如 
依存 意識に泥酔災害情報の伝達 ⇒ 情報化時代で情報は多いが必要な情報の選択がないマスコミの報道 ⇒ 記者・アナウンサーの視点と学識経験者の解説
 マスコミの質問に専門外のことを安易に無責任に答える、一市民としての意見なら善いのだが、専門家として専門外の答えをする、常識的な対応には辟易する 本来であれば、社会に対して先見性を持ってオピニオンリーダーとしての発言が期待される。
自然現象と災害の関係 ⇒ 自然現象に人間活動が介在して雑賀が発生する。
都市構造の変化 ⇒ 密集と高層化 アスファルトとコンクリート 軟弱地盤と低平地 ネットワーク
 地震に対して 地盤構造と造成地盤
 風水害に対して 都市地盤表面の人工的な加工と被服が地盤の持つ保水機能と貯水機能を減退させている
 土砂災害に対して 森林の植林以後の放置による荒廃 安易な伐採と山岳道路林道の建設による自然地形の崩落
福岡水害と福岡地震 ⇒ 最近の都市水害の典型 断続的な降雨と突然の集中豪雨 都市構造の脆弱化 非常事態への行政・民間の無防備 災害が繰り返される 教訓が活かされない 行政の防災予算の不足
想定外の地震 ⇒ 日本の中では過去に地震被害の少ない地域であった。 対策と意識が希薄であった。
発生した震害は、いずれも過去の地震被害の経験があるものであった。特徴と
して、 ビルのガラス窓のガラスの落下 ブロック塀の倒壊による死者の発生 旧基準 RCアパートの崩壊 マンション入り口扉の開閉不能 玄界島の斜面地形の崩壊  老朽木造家屋の崩壊 家具の転倒
地震の発生確率 ⇒ 
災害を回避するには ⇒ 基本的には、ハードの対策とソフトの準備 
1 ハード対策 住い住宅の対策 
2 ソフト対策 近隣の人間関係 相互扶助のコミュニティーの形成
3  意識対策 災害環境を周知

福岡環境研究会6月例会ご案内

テーマ:目から鱗の長生き免疫学
講 師:浦川豊彦
    (医学博士、元 オックスフォード大学・ロンドン大学上級研究員) 
    (日ポリ化工(株)温熱療法研究室主任研究員)
日 時:6月29日(日曜)15時〜17時
場 所:久留米大学 福岡サテライト
    (アクロス福岡・東オフィス5階)
お問合せ先:福岡環境研究会事務局
       河内 俊英 0942-35-3311(久留米大学医学部)
       近藤加代子
【要約】
 免疫学は、19世紀半ばからパスツールを開祖として急速に発展してきました。 ワクチンや抗血清の実用化です。20世紀後半には胸腺リンパの役割が解明され、細胞間伝達物質のインターフェロンを含むサトカインが次々に発見されました。更にゲノム時代になって、遺伝子・分子レベルの研究が進み、免疫現象のすべてが解明されるかのように見えました。ところが現実は、アトピーや花粉症をはじめアレルギー性疾患・難病が爆発的に増え、ステロイドや鎮痛剤での症状緩和を主眼とする臓器別・分析的西洋医学では治癒に到りません。この*「木を見て森を見ず」の現代医科免疫学*の反省として生まれたのが、全体像をとらえる画期的な免疫学です。それは1995年頃、新潟大学の 安保(あぼ)教授らが自律神経系と免疫系との間には以前考えられた以上に密接な関係があることを解明した*「白血球の自律神経支配の法則」*です。この新しい免疫学は*心と体をつなぐ*「*自律神経免疫学*」もしくは、共同発見者の名前を冠して「福田−安保」理論とも呼ばれています。即ち大脳皮質の高度な精神活動である心のありようが、大脳辺縁系、視床下部、次いで自律神経系を経由して免疫系に強く影響していることが明らかになりました。 同時に、免疫システムが古い免疫系と、生物の上陸後に新たに付け加わった 胸腺経由の新しい免疫系との二重構造になっていることを解明しました。肩 こりから癌までの病因として、過剰ストレス→交感神経の緊張持続→アドレ ナリン過剰分泌→血流低下・低体温と顆粒球増多→活性酸素放出→組織破壊 ・臓器障害→慢性疾患→短命を明らかにすると同時に、リラックスの副交感神経刺激によってリンパ球とのバランスを取ることで治癒・長寿への道筋を 明らかにしたのです。本格的な高齢化社会を迎えようとする中で、この免疫学は薬に頼らず自己治癒力を引き出す理論的基礎となることが予想されます。

福岡支部
 シンポジウム「平和と憲法について考える」


日時:2008年5月11日(日) 15時15分〜17時30分
場所:久留米大学福岡サテライト(天神・アクロス福岡東オフィス5F)
講師:三好永作氏(九州大学)・・・ファスレーン365 に関するお話
   出水 薫氏(九州大学)・・・憲法に関するお話

福岡環境研究会3月例会ご案内
テーマ:農家から学んだ農業経営


講 師:平川 一郎
    (旧福岡県農業総合試験場・元九州東海大学教授)
日 時:3月22日(土)16:00〜
場 所:久留米大学 福岡サテライト
    (アクロス福岡・東オフィス5階)
 農業を巡る情勢は厳しくなっております。温暖化による生産条件の変動の下での作柄の低下、バイオエタノールによる価格の高騰などと外国に依存するという形での食料供給の方向が怪しくなっております。
 その中で日本の農業は厳しい状況に置かれ、後継者不足、高齢化とその担い手は減少し、農地の荒廃と共に日本農業の存続に厳しい状況をもたらしております。
 日本の農家に期待するところが大でありますが、その農家の経営について、私は農村を歩き、800戸を超える農家の調査を行いました。 少し古いデータですが、その調査した農家の意見を持って、食料生産をささえる日本の農家を存続させる農業経営の問題を検討して見たいと考えます。
 例えばある酪農家は「牛が太っているので少し餌を減らしたら」という助言に対して、農家は「牛を痩せさせてまで、儲かろうとは思わない」と 答えました。この気持は生物生産を行う者にとっては重要ですが、 同時に今の資本主義的な経営者としてはどうでしょうか。また別の施設野菜農家は「私の役割はキュウリの樹体、ハウスの温度湿度の管理が重要で、 キュウリを収穫するなどの単純作業は、安い雇用労働がある限り、雇用で対応する」と言われました。経営者として技術のポイントを責任持って対応する姿が目に浮かんできます。
 このような形で農家、そして農業経営者のあるべき姿を、そして具体的な自然条件、社会経済的な条件の下で、具体的な作目を採択し、その技術を採択して頑張って居る農家の姿を探ってみたいと思います。(平川 一郎)

福岡環境研究会1月例会のご案内

テーマ:バイオエネルギー問題と食糧問題
講 師:梅木利己氏(元九州国際大学教授)
日 時:1月5日(土曜日)午後4時〜
場 所:久留米大学福岡サテライト
    (天神・アクロス福岡東オフィス5F)
参加費:100円
再生できないエネルギーの限界と代替エネルギーへの期待が拡大しています。
そのような状況の中で、脱石油対策としてバイオエネルギーの開発・利用が世界的に問題となっています。バイオ燃料の一つであるエタノールはサトウキビやトウモロコシを原料にしており、バイオエネルギーの需要の増大は、食糧との競合を引き起こすことになります。エタノール原料農作物や関連農産物の需要変動が、食糧問題に鋭敏に深刻な影響をもたらすのです。
この問題は、エネルギーの選択をめぐる長期的な背景と現状の脱石油対策としての短期的背景の2つを視野に入れて分析する必要があると思われます。
この課題を「食糧問題と直接関係するバイオエネルギー」に焦点をあててお話いただく予定です。

福岡環境研究会7月例会

養護学校の体験から
講 師:堤 静雄
日 時:2007年7月28日(土)午後4時〜5時30分
場 所:久留米大学福岡サテライト
     (天神・アクロス福岡東オフィス5F/Tel:092-737-3111)
参加費:100円
「養護学校の体験から」
1)視野の広がり 社会観の広がり
    白黒の世界からカラーの世界へ
    施設の多さ
       関心がなければ目に入らない 花もそうだった
2)数学(担当科目は数学)
   好意的な周囲の誤解  ここでこそ真の数学教育
     「数学の授業ができなくなったね」
   問題点がよく見える
     順序数と集合数
   現場教員の遅れもある
     専門外 教科書よりも遅れ
     時計の読みの指導
3)英語と日本語
   英語の方が発音しやすい人もいる
4)能力の凹凸
   自閉症者の特別の才能
     カメラのような記憶力
       曜日 時刻表 電話帳 写真の記憶
     同時処理と継次処理
   ダウン症者
     社交的 LD 空間認識
5)ADHDの原因と環境問題
6)養護学校批判
   教科の手抜きという批判
     誤解と正解がある
   原因に無関心
     虫歯があってこそ歯医者の存在価値 
     自閉症の人からの反論 傷害とは何か 少数が障害者か
学校教育の諸問題
  調停機関の設置
保護者とのトラブルに対して
       複数の教員による授業を
  数学教育は登山


福岡環境研究会9月例会
 電磁波の生体への影響と予防原則


講 師:岡本良治(九州工業大学)
日 時:2007年9月1日(土)午後4時〜5時30分
場 所:久留米大学福岡サテライト
    (天神・アクロス福岡東オフィス5F/092-737-3111)
参加費:100円
私たちはケータイ、電磁調理器、電子レンジ、電気シェーバーなど、さまざまの電気製品を使用し、それらの利便性を享受しています。また、一部ではケータイ中継基地局や高圧送電線の近くに居住する場合もあります。近年、電磁波の健康への影響について国内外で一般市民の関心が高まっています。
本講演では、まず、電磁波の生体への影響に強い関心を持った動機を紹介し、次に、電磁波の生体への影響に関連る基礎知識を解 説します。さらに、電磁波の生体への熱的影響と非熱的影響、非熱的作用の機序をめぐる論争点を説明します。関連して、放射線の生体への影響との類似点を解説します。
最後に、水俣病など過去の教訓、現在の科学的知見の有効性・不確実性と予防原則、関連する行政のあり方、企業の社会的責任、科学者の社会的責任を含むまとめを行います。

福岡環境研究会6月例会のご案内
テーマ:学生の主体性を培う修学環境とは
      ― 学生相談の視点から ―

講 師:田中健夫(九州大学)
日 時:6月30日(土曜日)午後5時〜6時30分
場 所:久留米大学福岡サテライト
    (天神・アクロス福岡東オフィス5F/092-737-3111)
参加費:100円
大学教育といえども、学生の主体性に任せることはできなくなってきています。私立大学はもちろん、法人化された国立大学においても、 修学環境を整え、学生教育を充実させなければならない状況です。

今回、田中先生がお話くださる主な内容は、
・ 最近の学生は、自分のことを「生徒」と呼んでいる?
・ 大学生活への適応や自己評価の規定因として“学業(修学)”の   文脈はきわめて重要
・ 学生相談の機能と来談状況の実態
・ 学生期ごとの修学上の行き詰まりの諸相(入学期/中間期/卒業期)
・ 大学教育へとつなぐ視点             
などです。

学生相談の実践を通して見えてくる大学生の実態と大学教育の課題などについてのお話がうかがえるものと思います。また、 大学生に限らず、「大人」には理解しにくい現代の青年一般にも通じるところが多々あると思われます。「このごろの若い者は・・・」と言う前に、ぜひご参加ください。

福岡支部談話会の御案内

近年、大学教員の多忙化などのため、福岡支部に限らず JSA の会員が減っています。その一方で、憲法「改正」の動きや格差社会、環境破壊などの問題は重要性を増しており、科学者 会議は今まで以上にその活動が期待されています。
このような状況の中、東京支部では第16回総合学術会議の地元開催を機に、久しぶりに会員が増勢となりました。これは東京支部の地道な勧誘活動の成果ですが、一方で科学者会議の 存在意義を再確認できたと言えると思います。
福岡支部幹事会でも活動活性化について検討しました。その結果、会員が顔を合わせる場をつくることと、入会の呼びかけを兼ねて、談話会を開催することにしました。
当面は6月と9月に行なわれる福岡環境研究会の例会に講師を派遣し、共催という形にしたいと思います。交通の便の良い天神アクロスで開催します。お近くの友人とお誘い合わせの上、是非ご参加下さい。

 

JSA福岡支部読書会の案内

日時:6月11日(月)14:00〜17:00  
場所:福岡NPO共同事務所「びおとーぷ」
   博多区博多駅前3-6-1小森ビル4A,Tel.092-433-5523せりたさん取次,または藤井
   (08039609981)
「日本の科学者」の特集は若手・院生の研究紹介です.
談話室(生井兵治);生存競争,レビュー(高倍鉄子);遺伝子組替え植物研究の必要性は面白い短編.憲法シリーズ(4)憲法改悪
論議の歴史と現状(小澤隆一)は有益と思います.
読書会終了後懇親会も予定しています.

 

福岡支部 環境研究会4月例会のご案内

テーマ:「循環型地域社会形成に関する参加型社会システムと市民行動について
     〜地域の産廃問題への取り組みから〜」
講 師:近藤加代子(九州大学芸術工学部・環境経済学)
日 時:2007年4月21日(土) 16時〜17時30分
場 所:久留米大学福岡サテライト
    (天神・アクロス福岡東オフィス5F/092-737-3111)
参加費:100円

JSA福岡支部 「読書会」の案内

日時:1月8日(月)14:00〜17:00  
場所:福岡NPO共同事務所「びおとーぷ」
(博多区博多駅前3-6-1小森ビル4A,Tel.092-433-5523)

 前回決めましたように,来年は「びおとーぷ」で会合を持つことにしました.前回配布した地図を参考にしてください.JR博多駅改
札口から会場までゆっくり歩いて9分でした.バス停は「駅前4丁目」です.会議室では飲食が出来ますが,フロアー全体が禁煙です.
さらに詳しい規則は後日お知らせします.
 今月の特集は科学に突きつけられた4つの難問です.宇宙と生命の起源は長期的な問題ですが,記憶のメカニズムと地球温暖化は身近
な恐ろしい問題をふくんでいるようです.

 会終了後懇親会をします(場所未定).
 今年の計画を話し合いたいと思います.
○ 「日本の科学者」の論文についての批判,コメント等を文書にして投稿すること,
○ 「日本の科学者」の他に著書あるいは研究成果について話題提供すること,
○ 夏の合宿のテーマなどいかがでしょうか.

福岡支部 「読書会」報告

日時:12月11日(月)14:00〜17:00  
場所:九州大学西新プラザ 小会議室
 遺伝子組み替えに関する概要が把握できた.この技術は未熟であるので,研究やその成果の実施は慎重に進める必要があることを再
確認した.特に金川貴博論文「デフェンシン産生の遺伝子組替えイネが高感染性のヒト病原菌を生み出す」に指摘されている危険性は
重要である.また専門外の分野から見る重要性を指摘してある点も注目したい.
 読書会の会場の変更について議論した.会場費として各自半年分5千円徴収する必要があるが,会員の平均としての交通の利便等を考
慮して,「びおとーぷ」にした.(藤井 哲)

福岡支部 「日科読書会」の案内

日時:12月11日(月)14:00〜17:00  
場所:九州大学西新プラザ 小会議室
12月号の特集は遺伝子組み替え作物をめぐる諸問題です.遺伝子組み替え作物については無条件な反対論.楽観論もあるようですが,慎重に考えなければならない問題が提起されています.専門外でも理解困難な論文ではないようですので,基本的なところについて共通の理解を得るように議論したらいかがでしょうか.16総合学術集会の報告もできると思います.

福岡支部 「日科読書会」報告

日時:11月13日(月)14:00〜17:00  
場所:九州大学西新プラザ 小会議室

アメリカの特定の宗教集団が,初等教育に進化論の否定を持ち込むのに,執念深く活動していることが明らかにされた.そのための手段として知的設計論(ID論)などが考え出されている.それは,幸いなことに科学者からは否定されている.
入会権について,東南アジヤ諸国の実例も挙げて議論された.
北朝鮮の核実験に関連する資料が配布された.
(藤井)

 福岡環境研究会12月例会のご案内

テーマ:クラインガルテン(家庭菜園)は日本の自給率をアップする
講 師:河内俊英氏(久留米大学医学部)
日 時:2006年12月2日(土) 16:00〜
場 所:久留米大学福岡サテライト
    (天神・アクロス福岡東オフィス5階/092-737-3111)
概 要:自給率の低い日本の自給率アップの決め手の1つとして家庭菜園が考えられる。これからは大量にでるまだ元気な団塊世代の定年者のもてあますパワーを市民農園での趣味と実益を兼ねての家庭菜園に励むことで有効に利用できる。また、自分でつくった農産物は無駄に捨てたりない。このようなことが、自給率のアップにもなるし、生ゴミの有効利用にもつながる。これらのシステムづくりも含めて考えてみたい。また、その基盤となる市民農園の実態も少し紹介したい。


日本科学者会議福岡支部
 読書会「日本の科学者」10月号報告

日時:10月2日(月)14:00〜17:00  
場所:九州大学西新プラザ 小会議室
 青柳論文の「原子力発電を巡る内外の動きと核燃料サイクルの諸問題」について,森が報告した.資料として,吉井「原子力エネルギー依存型からの転換を」を梅木が説明した.
 9月号の資料 研究者の「権利・地位宣言」と「倫理綱領」について,科学者の独善と取られる表現は好ましくないとの意見があった.(藤井)


日本科学者会議福岡支部
 読書会「日本の科学者」11月号

日時:11月13日(月)14:00〜17:00  
場所:九州大学西新プラザ 小会議室
11月号の特集は宗教と現代科学です.懇親会などで宗教が話題になったことがありますが,今回は本格的な哲学的議論になると思います.他にも興味ある論文がありますが,宗教問題に集中したらいかがでしょうか.発言の用意がない方に司会をお願いします.

日本科学者会議福岡支部
 研究発表会


日時:2006年5月13日(土) 午後2時45分〜4時45分
場所:九州大学西新プラザ(国際交流プラザ) 中会議室
※2時30分まで会議を開催しています。
 研究発表会にご参加の方は30分過ぎにご来場ください。
発表者とテーマ:
 藤井美保さん「海外の短期高等教育に学ぶ−日本型コミュニティ・カレッジの可能性−」
 藤井 哲さん「エネルギーと持続可能な社会−エネルギー研究への誘い−」

◆福岡支部
第2回福岡支部談話会のお知らせ


 福岡支部では、幹事会の開催に合わせて談話会を開催しています。1回目は12月に行
い、約10名の方にご参加いただきました。懇親会と併せて活発な意見交換を行うことが
できました。引き続いて、第2回談話会を下記の日程で計画しております。会員に限らず
どなたでも参加いただけますので、皆様お誘い合わせの上お越しください。

日時:2006年2月13日(月) 18:00-19:00
場所:九州大学箱崎地区農学部組合室
  (中央図書館の北川にある、生協店舗のある農学部の建物の西側1階入口(当日張り
紙します)から入り、すぐ右側の部屋
話者:萩島 哲 氏
演題:「バロック期の年風景画を読む」
対象:会員に限らずどなたでも。周囲の方々をお誘いください。

※入場は18時直前です(定刻まで同会場で会議をしております)。
※談話会の後、自発的に懇親会が行われるかもしれません。
※今後も継続できるよう、話題提供してくださる方を事務局では常時募集しております。