JSA

『日本の科学者』 目次


2003年1月号 Vol.381 通巻420号
<扉のことば>・原爆症認定訴訟をめぐって  野口邦和 
<特集>ヒトゲノム
・ヒトゲノム研究とその課題  清水信義
・ヒトゲノム対話  宗川吉汪
・遺伝子医療−幹細胞による再生医療の可能性  福田哲也
・遺伝子情報における生命倫理問題  黒須三恵
<談話室>・阿波の遍路散歩道  福澤健治
<シリーズ:新世紀を拓く>第25回 ・文化人類学からみたジェンダー研究  川原ゆかり
<論文>
・日本の支援による初めてのベトナム障害児教育教員養成−ホーチミン市師範大学障害児教育学科第一回卒業式を終えて−  藤本文朗・森澤允清・斎藤文夫
・戦後改革期における教育課程編成と教師−広島県・本郷地域教育計画を中心に−  福井雅英
<本>
・片山善博著『自己の水脈−ヘーゲル「精神現象学」の方法と経験』  小池直人
・中塚明著『これだけは知っておきたい 日本と韓国・朝鮮の歴史』  八瀬清志
・銚子の自然誌編集委員会編『銚子の自然誌−生き物と環境のガイドブック』  本谷勲
・岩井忠正・岩井忠熊著『特攻−自殺兵器となった学徒兵兄弟の証言』  大日方純夫
<学術情報>  日本科学者会議学術体制部
薬事行政の中核的業務を民間に委ねる「独立行政法人医薬品医療機器総合機構法案」に強く反対する(声明)  日本科学者会議
書籍進呈のお知らせ(第3回)
第39・40期研究委員会設置の提案募集  日本科学者会議研究企画部
<科学者つうしん>
投稿規定


2003年2月号 Vol.382 通巻421号
<扉のことば>・教育学について思う  宮野安治 
<特集>山陰の古代遺跡の保存と自然保護
・山陰地方における文化財保存運動の成果と課題  田中義昭
・山陰の遺跡と弥生社会像の転換−妻木晩田遺跡の調査成果によせて−  松木武彦
・遺跡と里山の一体的保全−妻木晩田遺跡の事例にもとづいて−  八木俊彦
・妻木晩田遺跡の保存運動  松本正孝
<談話室>・セクシャル・ハラスメント被害者を守って  屋富祖建樹
<シリーズ:新世紀を拓く>第26回 ・地域貢献と学生  友野哲彦
<論文>
・初期人類進化をめぐる最近の諸問題  後藤仁敏
・鹿児島国際大学三教授懲戒解雇事件の性格と支援の呼びかけ−研究者の人権擁護と「市民的ネットワーク」−  鹿児島国際大学三教授を支援する全国連絡会
<研究室から>・微粒子工学の基礎と応用  神谷秀博
<本>
・吉岡吉典著『史実が示す日本の侵略と「歴史教科書」』  伊藤喜良
・小倉寛太郎著『自然に生きて』  宮川清三郎
<科学者つうしん>
投稿規定


2003年3月号 Vol.383 通巻422号
<扉のことば>・日本の民主的スポーツ運動:1963−2003  伊藤高弘
<特集>アメリカの世界戦略と日本
・グローバリゼーション下の日米経済関係  今宮謙二
・ブッシュ政権の核兵器使用計画  杉江榮一
・「核態勢見直し報告」の虚構と地下貫通核爆弾の危険性  沢田昭二
・アメリカの世界戦略と日本の有事法制  河井智康
<談話室>・偏差値70の哀しみ  山本敏郎
<シリーズ:新世紀を拓く>第27回 ・スポーツの社会史  坂上康博
<論文>
・ゲノムビジネスと遺伝子特許  隅蔵康一
・「ケア」をめぐる問題点  上野哲
・放射性物質による環境汚染を防ぐために  浅見輝男
<本>
・佐藤真人・中谷武・菊本義治・北野正一著『日本経済の構造改革』  徳重昌志
・東京高等教育研究所・日本科学者会議編『大学改革論の国際的展開−ユネスコ高等教育勧告宣言集』  佐久間英俊
・伊ケ崎暁生著『学問の自由と大学の自治』  船寄俊雄
・パブリックリソース研究会編『パブリックリソースハンドブック−市民社会を拓く資源ガイド』  八瀬清志
<学術情報> 日本科学者会議学術体制部
<科学者つうしん>
北朝鮮のNPT脱退宣言に当たっての声明−核兵器廃絶こそが今日の世界平和の焦点である−  日本科学者会議平和問題研究委員会


2003年4月号 Vol.384 通巻423号
<扉のことば>・ノーベル賞雑談  長田好弘
<特集>薬害肝炎
・薬害肝炎訴訟  山崎健
・ウイルス肝炎と集団訴訟−一石野立場から−  与芝真
・肝炎の医原的性格と厚生行政の責任  安井重裕
・衛生行政の無作為が起因する肝炎の蔓延:公衆衛生研究の立場から  西三郎
<談話室>・漢字のくくり  魚住和晃
<シリーズ:新世紀を拓く>第28回 ・タンパク質の立体構造から生命の仕組みを探る  山縣ゆり子
<論文>
・「武力攻撃事態対処法案」の構造  金子勝
・「危害分析重要管理点」方式による食のリスク管理の課題−牛肉の生産流通過程のHACCPシステムを中心として  佐々木悟
<研究室から>・学び続ける人々と出会う旅  井上えり子
<本>
・菅野礼司著『科学はこうして発展した−科学革命の論理』  岡本正志
・西條八束著『内湾の自然誌−三河湾の再生をめざして』  稲生勝
あなたも投稿しませんか−若手研究者の会員の方々へ  『日本の科学者』編集委員会
<科学者つうしん>
投稿規定


2003年5月号 Vol.38No.5 通巻424号
<扉のことば>・毛沢東の予言  安井三吉
<特集>学位
・日本の学位制度−小史の試み−  寺崎昌男
・近年の学位制度改革の動向と直面する課題−学位をデグリーとして機能させるため−  舘昭
・自然科学系における学位と就職問題−一研究室での経験から  森井俊行
・教育学系連合大学院における博士学位  田中喜美
<談話室>・紀伊丹生川ダム建設の中止について  石神正浩
<シリーズ:新世紀を拓く>第29回 ・民俗学の再生へ向けて  島村恭則
<論文>
・公立大学法人化のゆくえ  光本滋
・若手研究者・大学院生の研究交流−「JSA 夏の学校2002 in 山形蔵王」−  「JSA 夏の学校2002」実行委員会
<読者のひろば>爽論騒論 ・科学的に気になる表現  菅野礼司
<本>
・長崎誠三著『作られた証拠−白鳥事件と弾丸鑑定』  今野宏
・田口正己著『現代ごみ紛争−実態と対処』  青木和光
・岩崎允胤著『日本近代思想史序説〔明治期前篇〕』上・下  大日方純夫
<学術情報>  日本科学者会議学術体制部
<科学者つうしん>
日本科学者会議第35回定期大会のお知らせ
2002年度日本科学者会議研究基金助成決定のお知らせ


2003年6月号 Vol.38No.6 通巻425号
<扉のことば>・環境・公害と教育  石崎健二
<特集>大リストラを斬る!
・小泉構造改革と戦後史的リストラ  二宮厚美
・純粋持株会社NTTの11万人リストラの実態  岩崎俊
・非正規・不安定就業とともに生きる−雇用流動化と若年層の意識をめぐって  中西新太郎
・大学のリストラと国家産業戦略への従属  細井克彦
・今日のリストラをどう見るか−−労働運動からの視角  大木一訓
<談話室>・素材の発見−文人としての資格と認識  塩見邦彦
<シリーズ:新世紀を拓く>第30回 ・環境経済学の課題大島堅一
<論文>
・食の国際化と食品添加物行政  三浦敏明
・名護市総合計画における内発的発展の模索  横山哲朗
<研究室から>・エンゲルスの「唯物史観」再考−歴史の「一般法則」をめぐって  北村寧
<本>
・森章著『ロシア会計の歴史と現代』  谷江武士
・塩田庄兵衛著『二十一世紀へのバトン−塩田庄兵衛の八十年』  船寄俊雄
<科学者つうしん>
あなたも投稿しませんか−若手研究者の会員の方々へ−  『日本の科学者』編集委員会


2003年7月号 Vol.38No.7 通巻426号
<扉のことば>・学会地図−科学者コミュニティ−の指標  坂東昌子
<特集>光(ひかり)
・ひかりと物質  堀江一之
・マン・マシン・インターフェースとしてのディスプレイ  八瀬清志
・光診断学の幕開けとその未来  田村守
<談話室>・現場における新高等学校学習指導要領  佐藤恒久
<シリーズ:新世紀を拓く>第31回 ・X線科学新時代を目指して  富江敏尚
<論文>
・90年代のEU共通運輸政策における自然環境情報収集の有効利用  天野圭二
・食品安全行政の法原理  徳田博人
・宇宙史における地球文明  小暮智一
<本>
・円道まさみ著『アメリカってどんな国?』  大西広
・京都大学教育学部第二期生有志著<教育学者たちの自分史>『あの頃の子どもたち−五十年後から見た−戦中戦後の教育体験』  太田素子
・鰺坂真著『科学的社会主義の世界観−社会と生きかたを見つめて』  南有哲
・前田朗著『ジェノサイド論』  石神正浩
<学術情報>  日本科学者会議学術体制部
<科学者つうしん>
米国の先制攻撃戦略に加担する「有事法制」法案に強く反対する  日本科学者会議
「平和と民主主義」の確立に背く危険な「国立大学法人法案」の廃案を強く求める(声明)  平和と民主主義のための研究団体連絡会議幹事団体会議


2003年8月号 Vol.38No.8 通巻427号
<扉のことば>・私にとっての原爆体験  佐藤裕二
<特集>異議あり!! 「戦争国家」への道
・日米安保条約」体制の改変と国家改造  金子勝
・教育の国家主義化−教育基本法「改正」問題を中心に−  三輪定宣
・新聞は戦争責任を忘れたのか−−マスメディアの体制化の一考察  島田三喜雄
・有事法制と国民生活の「国家監視」化  倉持孝司
<談話室>・和歌山市における産業廃棄物中間処理施設建設反対運動  山崎由可里
<シリーズ:新世紀を拓く>第32回 ・研究と科学者運動についての想い・三題−研究上の論争・論争の存立基盤の研究・研究における方法論−  小沢隆一
<研究室から>・すばる望遠鏡での観測の話  青木和光
<本>
・瀬戸昌之著『環境学講義−環境対策の光と影』  宮川清三郎
・桜井善雄著『水辺の環境学C 新しい段階へ』  高山進
・広木詔三編『里山の生態学−その成り立ちと保全のあり方』  稲生勝
・和田寿博・河音琢郎・上瀧真生・麻生潤著『学びの一歩−−大学の主人公になる』足立泰久
日本科学者会議第35回定期大会報告、大会宣言、決議、役員・参与名簿
第26回原子力発電問題シンポジウムのおしらせ
<科学者つうしん>


2003年9月号 Vol.38No.9 通巻428号
<扉のことば>・日本における理科教育とセンター試験  佐々木厚
<特集>「日本人」とは何か
・日本人起源論の史学史  工藤雅樹
・人骨から日本人ルーツを探る  松下孝幸
・「日本人」はどうつくられたか  大日方純夫
・法律学的日本人−「ネーション・ステート」について考える  広渡清吾
<談話室>・「ヨーロッパ・スポーツ憲章」の改正−セクシャル・ハラスメントと児童虐待  功刀俊雄
<シリーズ:新世紀を拓く>第33回  ・環境倫理への美学的アプローチ  三崎和志
<論文>
・自然は内在的価値をもつか−−環境倫理論争をめぐって高田純
・北海道経済から見た「地域定住権」の課題  奥田仁
<本>
・鈴木聡著『世代サイクルと学校文化−大人と子どもの出会いのために』   山田康彦
・西尾達雄著『日本植民地下朝鮮における学校体育政策』  橋本伸也
・新原昭治著『「核兵器使用計画」を読み解く−アメリカ新核戦略と日本』  堺英二郎
一海知義著『閑人侃語』  船寄俊雄
<学術情報>  日本科学者会議学術体制部
2003年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項(概要)
投稿規定
<科学者つうしん>


2003年10月号 Vol.38No.10 通巻429号
<扉のことば>・冷戦期の議論の見直し  山崎正勝
<特集>宇宙論
・進化する宇宙論  須藤靖
・宇宙背景放射測定の最前線(WMAPの成果)  小松英一郎
・遠方超新星による宇宙膨張の測定  安田直樹
・宇宙の地図を作る  嶋作一大
[コラム] どうなった? 宇宙年齢問題  須藤靖
[用語解説]  青木和光
<談話室>・「研究者病」とその薬  落合滋子
<シリーズ:新世紀を拓く>第34回  ・学ぶに値する「自然科学教育の実践」を求めて  吉埜和雄
<論文>
・株主価値重視のコーポレートガバナンス  高田太久吉
・日本ケミファにおける技術者・研究者の権利侵害について−製薬企業における研究者の業績剽窃と抹消事件−  丹生淳郷
<研究室から>・自分なりの情熱を教育研究の原点に  矢ケ崎克馬
<本>
・東京建築カレッジ「池袋北口職人大学」編集委員会編『池袋北口職人大学』  鈴木剛
・暉峻淑子著『豊かさの条件』  伊藤順子
<科学者つうしん>
第39期『日本の科学者』編集委員会の出発にあたって  船寄俊雄


2003年11月号 Vol.38No.11 通巻430号
<扉のことば>・教育基本法の危機は憲法の危機  浪本勝年
<特集>わが国の地震防災研究の到達点−関東地震80周年にあたり
・日本列島の地震とその予知研究  茂木清夫
・関東地方の地震  岡田義光
・東海地震防災対策の幾つかの問題点  石橋克彦
・東南海・南海地震に備えて  安藤雅孝
<談話室>・「新たな共同性」をひらくことばの教育〜沖越比較研究の試み〜  村上呂里
<シリーズ:新世紀を拓く>第35回  ・ナノテクノロジー  井上貴仁
<論文>
・原水爆禁止2003年世界大会・科学者集会の報告「人類の岐路に立ち核兵器と戦争のない未来を展望する」  三井斌友
・自衛隊の『日本軍』化−「改正 自衛隊法」の考察−  金子勝
<本>
・曽根ひろみ著『娼婦と近世社会』  長島淳子
・上田信著『トラが語る中国史−エコロジカル・ヒストリーの可能性』  石神正浩
・上野俊樹著『上野俊樹著作集』全5巻  佐久間英俊
<学術情報>  日本科学者会議学術体制部
<科学者つうしん>


2003年12月号 Vol.38No.12 通巻431号
<扉のことば>・禁煙教育のすすめ  宗川吉汪
<特集>地域と共に生きる大学
・ある市立短期大学の軌跡  前田憲
・地域主体の環境保全型農業への取り組み−大潟村における研究者と農業者の共同研究プロジェクト−  近藤正
・庄内地方におけるカラス公害への対策  後藤三千代
・精神障がい者の作業所づくり  相沢與一
・地域と共に歩む長野大学  石原剛志
・黒部川の出し平ダムおよび宇奈月ダムから排出されるヘドロと漁業問題  田崎和江
・兵庫県南部地震による地震被害とその教訓  田結庄良昭
・大学を核とした新しいまちづくりの試み  飯野公央
・諫早湾干拓と有明海異変  東幹夫
・ 21世紀の平和研究の課題と平和問題ゼミナールの試み  木村朗
・基地の島で平和を考える−学習と教育実践の20年  堺英二郎
<談話室>・変革期のロシア考古学に想う  加藤博文
<シリーズ:新世紀を拓く>第36回  ・21世紀の薬学と生薬学をめざして  牧野利明
<論文>・イラク戦争と中東の未来  栗田禎子
<研究室から>・産業考古学と技術史教育〜産業遺産の保存と活用〜  高橋伊佐夫
<読者のひろば>爽論騒論 ・専門学校における教職員・学生の権利を巡って〜福祉系専門学校の実態から〜  湯澤哲也
<本>
・日本科学者会議思想・文化研究委員会編『道徳を問い直す−『国民の道徳』批判』  堀孝彦
・中山徹・杉山隆一/保育行財政研究会編著『保育所の第三者評価−どこが問題か』  渡邉保博
・長田好弘著『近代科学を築いた人々』上・中・下  青木和光
・佐々木稔編『火縄銃の伝来と技術』  梶雅範
書籍進呈のお知らせ(第5回)
<科学者つうしん>
あなたも投稿しませんか−若手研究者の会員の方々へ
『日本の科学者』総目次2003年