『日本の科学者』 目次
2001年1月号 (Vol.36 1 通巻396号) |
<扉のことば> 総合科学技術会議の発足に思う 岩佐茂 |
<特集> 素粒子研究の最前線 |
エネルギーの極限に挑む 長島順清 |
究極の統一理論を求めて 坂東昌子 |
21世紀の素粒子物理学 駒宮幸男 |
素粒子物理が宇宙の開闢を解く 佐藤勝彦 |
投稿規定 |
<談話室> 「何となく」という日常性 村山士郎 |
シリーズ「新世紀を拓く」の連載開始にあたって 船寄俊雄 |
<シリーズ:新世紀を拓く> 第1回 脳の科学 河野貴美子 |
<論文> 「研究の方法」に院生の強い関心−JSA夏の学校2000 in KYOTO 近藤宏一 |
<本> 『製糸女工の教育史』 三上和夫 |
『情報通信−グローバル化する21世紀のデジタル・インダストリー』 宮川勝 |
日本科学者会議への入会の呼びかけ |
<科学者つうしん> |
第37・38期研究委員会設置の提案募集 |
2001年2月号 (Vol.36 2 通巻397号) |
<扉のことば> 20世紀後半の化学 中川直哉 |
<特集> 現代社会と少年犯罪 |
少年法「改正」をどう見るか−迷走する少年非行・少年法問題 前田朗 |
90年代日本における少年期暴力の社会的脈絡 中西新太郎 |
今日の少年非行から見えるもの 野田正人 |
少年事件のうらにあるもの〜新競争主義への反抗〜 折出健二 |
<談話室> ナショナル・トラストを訪ねて−望むべき国民経済を求めて− 四元忠博 |
<シリーズ:新世紀を拓く> 第2回 ビッグサイエンス 河合秀幸 |
シリーズ「新世紀を拓く」今後の予定 船寄俊雄 |
<論文> ナチズム・戦争の記憶とドイツの現在〜ベルリン・ホロコースト警告碑とユーゴ空爆をめぐる論争から〜 南守夫 |
ベトナム中部における1999年水害−被害調査とハザードマップ作り− 立石雅昭 |
<本> 藤本武著『イギリス貧困史』 岡田章弘 |
斉藤弘子・鶴田敦子・朴木佳緒留・丸岡玲子・望月一枝・和田典子著『ジェンダー・エクィティを拓く 家庭科』 井上恵美子 |
<科学者つうしん> |
第37・38期研究委員会設置の提案募集 |
2001年3月号 (Vol.36 3 通巻398号) |
<扉のことば> メディア統合と新しい公共性概念 丸山不二夫 |
<特集> 危機に立つ大学と教員養成 |
独立行政法人化と教育系大学・学部の統廃合問題 森田龍義 |
教育職員養成審議会の描く教師像 山口和孝 |
学力低下問題と日本の教育・教員養成 小林昭三 |
教育基本法見直しと教員養成 土屋基規 |
<シリーズ:新世紀を拓く> 第3回 環境法の課題 北山雅昭 |
<談話室> 数学的思考法−文系学生に発想の転換を教える 西山豊 |
<論文> 第50回パグウォッシュ会議「戦争の原因を消滅させるために」 沢田昭二 |
国立大学の独立行政法人化と「国立大学法人」問題 三輪定宣 |
<本> 水谷洋一(CASA気候変動戦略研究会座長) 編著『2001年地球温暖化防止シナリオ』 林智 |
真下悟・灰田宗孝・平山達著『水といのちの解体新書』 田所啓弘 |
21世紀生協理論研究会編『現代生協改革の展望−古い協同から新しい協同へ』 木村忠彦 |
賀来健輔・丸山仁編著『ニュー・ポリティクスの政治学』 北村浩 |
<科学者つうしん> |
2001年4月号 (Vol.36 4 通巻399号) |
<扉のことば> 自由と規律 吉岡龍馬 |
<特集> コンピュータと科学 |
コンピュータ・シミュレ−ションによる分子設計・反応制御 平尾公彦 |
DNA分子の折り畳み:モデルと実像 吉川研一 |
不均一系(多成分多相系)と複雑系化学物理 牛木秀治 |
コンピュータ実験から見た新しい宇宙像 宮路茂樹 |
<シリーズ:新世紀を拓く> 第4回 森林病理学の到達点と展望 亀山統一 |
<談話室> 大学紛争の今日的意味 松川康夫 |
<論文> 大学自治と法人格−ドイツの大学制度を参考に− 岡田正則 |
キルケゴール VS.ヘーゲル−アブラハムを巡って− 東城国裕 |
<本> 谷江武士・青山秀雄著『電力産業−自由化と原発で転機を迎える電力産業』 宮原恒あき |
村瀬裕也著『人間と道徳』 高田純 |
村上哲生・西條八束・奥田節夫著『河口堰』 糸魚川淳二 |
香坂隆夫+難病のこども支援全国ネットワーク編『腎臓病の子どもたち』、勝呂宏+難病のこども支援全国ネットワーク編『ぜんそく・アトピーの子どもたち』 池上幸江 |
<科学者つうしん> |
2001年5月号 (Vol.36 5 通巻400号) |
<扉のことば> 21世紀初頭の若者思潮 千喜良稔 |
<特集> わが国の科学技術政策−科学技術基本法・基本計画と教育・研究 |
新保守改革と科学技術基本法体制の新局面−産業政策・科学技術政策・学術政策の今日的状況− 明石博行 |
第2期科学技術基本計画の問題点 JSA科学・技術政策委員会科学技術基本計画検討ワーキンググループ |
TLOと大学における産学連携をめぐる若干の問題 木本忠昭 |
独立行政法人に変わる国立研究機関 JSA国公立試験研究機関問題委員会 |
<談話室> 過疎地域における子育て支援−鹿児島県南薩地域での調査から− 郷地二三子 |
<シリーズ:新世紀を拓く> 第5回 哲学史から反−新自由主義と平等主義へ 竹内章郎 |
<論文> 学習が参加であるということの意味」−科学教育の国際的パラダイム変換といきいき実験 川勝博 |
電波天文学の創生と発展 鷹野敏明 |
<本> 中西啓之・篠崎次男・石川満著『介護保険と住民運動』 堀江紀子 |
トーマス・ゴールド著、丸武志訳『未知なる地底高熱生物圏−生命起源説をぬりかえる』 石神正浩 |
声明 日本科学者会議 |
<科学者つうしん> |
日本科学者会議第34回定期大会開催のお知らせ |
2000年度日本科学者会議研究基金研究助成決定のお知らせ |
2001年6月号 (Vol.36 6 通巻401号) |
<扉のことば> 1000バイのイカ 羽渕脩躬 |
<特集> 環境の価値とはなにか? |
環境の破壊と貧富の差の拡大 瀬戸昌之 |
環境の価値と諸科学の総合 山根卓二 |
環境政策は環境の価値を反映できるか 栗山浩一 |
<シリーズ:新世紀を拓く> 第6回 新・歴史と民族の発見−Is a「新しい日本人」possible ? 星乃治彦 |
有明海のノリ被害と諫早湾干拓 東幹夫 |
<談話室> 標本が語る人間の叡智 小林身哉 |
<論文> 相対主義的科学論と理科の「教育改革」 田辺勝義 |
愛知万博−これまでとこれから 糸魚川淳二 |
総合学術研究集会の四半世紀をふりかえる 林智 |
<本> 倉地克直・沢山美果子編『男と女の過去と未来』 曽根ひろみ |
青木俊昭・齋藤雅道・青山悦子著『流通』 宮川勝 |
『日本の科学者』編集委員会からのお願い |
投稿規定 |
<科学者つうしん> |
2001年7月号 (Vol.36 7 通巻402号) |
<扉のことば> 政策科学と政策批判−林業政策を例として 笠原義人 |
<特集> 新養生訓 |
養生論の原像とその歴史的射程 寺崎弘昭 |
こころの健康:身体論から 齋藤孝 |
現代版食養生 池上幸江 |
スポーツを楽しむ 樋口満 |
<シリーズ:新世紀を拓く> 第7回 私の「政治学」の原点−偶然の中の「必然」? 神谷章生 |
<談話室> 韓国の家族・女性・ネットワーク 山根真理 |
<論文> 科学者運動・住民運動−中海干拓問題から考える− 保母武彦 |
九州南部から南西諸島の自然と人々の暮らし−植物たちのメッセージ− 堀田満 |
<本> 浅見輝男著『データで示す 日本土壌の有害金属汚染』 本間慎 |
野村秀和編著『生協への提言−難局にどう立ち向かうか−』 玉置雄次郎 |
前田朗著『戦争犯罪論』 増子捷二 |
浜六郎他著『薬のチェックは命のチェック』 寺岡章雄 |
<科学者つうしん> |
『日本の科学者』編集委員会からのお願い |
2001年8月号 (Vol.36 8 通巻403号) |
<扉のことば> 米国の大学の学内保育所を尋ねて 石渡眞理子 |
<特集> 地域から見すえる核と平和 |
核兵器廃絶をめざすNGOの動向 鎌田定夫 |
長崎原爆松谷訴訟の意義と残された課題 富塚明 |
日蘭戦争原爆展への軌跡 平野伸人 |
軍事化の現段階と佐世保の位置−軍事フェティシズム時代からの脱却を求めて− 川原紀美雄 |
<談話室> 「本」という贈り物 沢山美果子 |
<シリーズ:新世紀を拓く> 第8回 戦後史の中の戦争責任問題 吉田裕 |
日本科学者会議第34回定期大会報告/大会決議/役員・参与名簿 |
<科学者つうしん> |
第25回原子力発電問題全国シンポジウムin札幌のお知らせ |
原水爆禁止2001年世界大会・科学者集会のお知らせ |
2001年9月号 (Vol.36 9 通巻404号) |
<扉のことば> 業績主義の蔓延を憂い、学際的人間学の発展を願う 増子捷二 |
<特集> 歴史教育と教科書 |
20世紀における日本の教科書問題 安田浩 |
「新しい歴史教科書をつくる会」教科書の思想的特質 山田朗 |
国際比較のなかの歴史教育と教科書 二谷貞夫 |
ナショナリズムの「癒し」と「覚醒」の歴史教育に抗して 目良誠二郎 |
<談話室> 独立行政法人化−3カ月後の産総研 八瀬清志 |
<シリーズ:新世紀を拓く> 第9回 タウニュートリノ研究と大学 丹羽公雄 |
<論文> 中国東北部(旧満州)における戦争遺跡の日中共同調査 菊池実 |
九州の地震災害と環境 角田寿喜 |
<研究室から> お茶のルーツ 大森正司 |
<本> 橋本紀子・朴木佳緒留・村瀬幸浩編『ジェンダーフリーの絵本−こんなのへんかな?』『ジェンダーフリーの絵本−生きるってすてき』 井上えり子 |
望田幸男・碓井敏正編『グローバリゼーションと市民社会−国民国家は超えられるか』 北村実 |
<科学者つうしん> |
第37・38期『日本の科学者』編集委員会の発足にあたって 船寄俊雄 |
2001年10月号 (Vol.36 10 通巻405号) |
<扉のことば> 学問の自由と大学の自治 伊ケ崎曉生 |
<特集> 財政赤字をどうするか |
財政赤字と維持可能な社会 鶴田廣巳 |
財政再建不能論と低利・百年国債の日銀引き受け 岩下有司 |
社会保障と財政、国民の負担−充実した公的介護制度を展望して 横山純一 |
地方財政赤字と地方自治 平岡和久 |
<談話室> 住民投票 都丸泰助 |
<シリーズ:新世紀を拓く> 第10回 社会構造変容と教育−「教育改革」と教育学 乾彰夫 |
<論文> 原水爆禁止2001年世界大会・科学者集会の報告「科学者と市民の共同で21世紀早期の核兵器廃絶を」 中須賀徳行 |
日本を滅ぼす教育−大学の教員養成教育の現場から理科教育の将来を考える− 板垣秀幸 |
<研究室から> マグマの含水量を見積もる試み 浜田盛久 |
<本> TEES研究会編『「大学における教員養成」の歴史的研究−戦後「教育学部」史研究−』 岡野勉 |
上田耕一郎著『戦争・憲法と常備軍』 森田満夫 |
<科学者つうしん> |
「遠山プラン」に対する見解 日本科学者会議 |
小泉首相の靖国神社参拝に強く抗議し、今後の首相・閣僚の参拝中止を求める(事務局長談話) |
2001年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要綱(概要) |
投稿規定 |
2001年11月号 (Vol.36 11 通巻406号) |
<扉のことば> 「靖国神社小泉参拝」の客観的目的・効果は何か 片平洌彦 |
<特集> 人と野生生物の共存 |
絶滅の危機にある野生生物の現状と保護対策の問題点 小原秀雄 |
ダムや大規模宅地開発などによる生物多様性の減少−−とくに猛禽類に重点をおいて 吉田正人 |
日本の絶滅危惧植物種−海洋島の固有種を中心に− 小野幹雄 |
人間活動とプランクトン:深海のプランクトンを探る 菊池知彦 |
<談話室> キャンパス・セクシュアル・ハラスメントに取り組む 武田万里子 |
<シリーズ:新世紀を拓く> 第11回 心理学の自分史 白井利明 |
<論文> 現代警察法の論理と警察法改正 原野翹 |
分子進化と表現形進化の関係−生命の本質− 白井浩子 |
<研究室から> 学生が自主的に学ぶ環境をどうつくるか 奥村弘 |
<本> 日本科学者会議編『科学者・研究者・技術者の権利白書−その理念と実態−』 宮川清三郎 |
<科学者つうしん> |
2001年度日本科学者会議研究基金研究助成応募要項(概要) |
<読者のひろば>爽論騒論 |
2001年12月号 (Vol.36 12 通巻407号) |
<扉のことば> 時代を読む−太平洋戦争開戦60年− 飯田克平 |
<特集> 現代日本の民主主義 |
新しい民主主義を考える視点−政治哲学の議論から− 伊藤恭彦 |
議会制民主主義と選挙制度 藤野美都子 |
住民投票の挑戦−参加・熟慮・情報公開− 上田道明 |
日常のなかの民主主義−現代日本の市民社会と民主主義− 山田竜作 |
<談話室> 等身大の地震地質−生活感覚にあった調査が必要− 清水大吉郎 |
<シリーズ:新世紀を拓く> 第12回 社会学から社会環境論へ 浅野慎一 |
<論文> 「まちづくりと交通」を考える−大都市におけるモータリゼーションの論理と交通政策の課題− 近藤宏一 |
<研究室から> 共同作業としての学生指導−稚内北星学園大学 斉藤吉広 |
<読者のひろば>爽論騒論 |
遺伝子組み換え植物への不信感 多羅尾光徳 |
政府の安全無視−企業擁護行政は「狂牛病」だけではない−Natureの評論紹介 浅見輝男 |
<本> 『私立大学の財政分析ができる本』 中嶋佐恵子 |
『新 人間性の危機と再生』 木下孝司 |
<科学者つうしん> |
『日本の科学者』総目次2001年 |
米軍によるアフガニスタンへの軍事攻撃について−軍事攻撃で国際的テロリズムを根絶することはできない− (事務局長談話) |
「新しい『国立大学法人』像について (中間報告) 」に対する見解 日本科学者会議 |